「昭和村の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かなまちへの移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「福島県 昭和村」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
昭和村はどんな村?
昭和村について | |
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所在地 | 福島県 南西部 |
人口(令和2年国勢調査に基づく推計) | 1,182人(613世帯) |
面積 | 約209km² |
都市部へのアクセス |
▶車 昭和村~会津若松市:約1時間10分 昭和村~郡山市:約2時間 |
住まい情報 |
・空き家バンク制度 ・村営住宅 |
移住支援制度 |
①移住促進住宅取得支援事業補助金 ②ふるさと定住報奨金 ③田舎暮らし体験住宅 など |
自然・施設 |
・御前ヶ岳 ・矢ノ原湿原 ・水芭蕉としらかばの杜 ・奥会津昭和の森キャンプ場 ・交流・観光拠点施設 喰丸小 ・道の駅 からむし織の里しょうわ ・からむし工芸博物館 ・昭和温泉しらかば荘 ・小中津川気多神社 ・慈眼山観音寺 など |
独自ポイント |
・からむしとかすみ草の名産地 ・伝統工芸を通した地域おこし など |
山々の大自然に囲まれた美しい村
昭和村は、福島県の南西部にある農山村です。映画「ハーメルン」のロケ地で、美しい豊かな自然がある村として広く知られています。
村には昭和にタイムスリップしたような建物がいくつも残っています。レトロな雰囲気やのどかに広がる田園風景には、都会にはない魅力があります。
冬には雪が積もる特別豪雪地帯です。生活には慣れが必要ですが、村が好きになって都会から移住する人も増えています。
からむし栽培が盛ん
「からむし」は伝統織物の原料になるイラクサ科の多年草で、昭和村は本州唯一のからむしの生産地です。村内で加工まで行われています。
からむし織は独特のハリがもたらす涼しい着心地が人気で、国の伝統的工芸品にも指定されています。
多種多様なかすみ草が育てられている
昭和村ではからむしの他にも多種多様な「かすみ草」が育てられていて、栽培面積、夏秋期の出荷量ともに日本一を誇ります。
移住する人の中には、からむしやかすみ草の新規就農に挑戦する人もいます。
伝統工芸の担い手を育成する取り組みや体験イベントも多く、移住を歓迎してもらえる雰囲気があります。
昭和村の5つの住みやすさポイント
- そのままの自然が残っている
- のびのびと子育てができる
- 車やバスで市街地に30~40分で行ける
- 都市部と比べて生活費を抑えやすい
- 移住支援が手厚い
①そのままの自然が残っている
山と清流に囲まれた住環境は、都会の喧騒から離れた生活を始めたい人にピッタリです。
また、登山やキャンプ、川遊びや渓流釣りなど多様なレジャーが楽しめます。
景色の綺麗なサイクリングコースもあります。季節ごとに表情を変える絶景を味わいながら、アウトドアで健康的な生活が送れます。
②のびのびと子育てができる
自然が豊かな昭和村では、大自然の中でのびのびと子育てができます。18歳年度末まで子どもの保険診療が無料なのも嬉しいポイントです。
都会の人口が密集した生活と異なり、騒音トラブルの心配がありません。地域の目があるので治安の面でも安心感があります。
子育て世帯は、以下のリンク先や「子育て支援ガイドブック」で事前に子育て環境をチェックしておきましょう。
③車やバスで市街地に30~40分で行ける
近隣市町村の市街地に、車やバスで30~40分で行けます。特に、約40分で行ける「会津田島駅」周辺は、大型スーパーなどの買い物環境が充実していて便利です。
車の場合、会津地方の中心都市「会津若松市」に約1時間10分、福島県トップクラスの都市「郡山市」にも約2時間で行けます。
配達や移動スーパーなどのサービスも活用すれば、工夫次第で便利に生活できます。また、日用品は村内の個人商店で揃えられます。
④都市部と比べて生活費を抑えやすい
昭和村に住むと都市部と比べて住居費が安かったり、外食が減ったりして、支出を抑えられる人が多いです。
育てた野菜や、釣った魚のおすそわけを通して交流ができるのも田舎ならではの魅力です。
⑤移住支援が手厚い
補助金などの経済的なサポートや田舎暮らし体験など、移住支援制度が充実しています。
昭和村への移住を検討している人は、受け取れる補助金の有無をチェックしておきましょう。
昭和村の移住支援制度について
- 移住促進住宅取得支援事業補助金
- ふるさと定住報奨金
- 田舎暮らし体験住宅
①移住促進住宅取得支援事業補助金
移住に伴って住宅を建築または購入する人は、条件を満たすと補助金が受け取れます。
年齢や家族構成によって加算額があり、最大140万円の補助金が受け取れる制度です。詳しい内容は、以下のリンク先でチェックしてみてください。
②ふるさと定住報奨金
5年以上定住の意思がある人の就職・結婚・出産や、空き家の改修に報奨金が出る制度です。
状況によって報奨金の金額や支給の条件が異なります。詳細は以下リンク先の表でわかりやすく紹介されています。
③田舎暮らし体験住宅
昭和村には「田舎暮らし体験住宅」があり、実際に住んで住環境や気候を確認できます。設備が揃った2階建ての戸建て住宅に、最短1週間、最長で1年滞在できます。
利用料金は1ヶ月未満まで週あたり5万円、1ヶ月以上からは月あたり7万円です。別途、消費税や水道光熱費がかかります。
地域の方に教えてもらいながら畑作業の体験もできます。興味がある人は、以下のリンク先で備え付け設備や利用ルールを確認してみてください。
昭和村のおすすめスポット5選
- 矢ノ原湿原
- 水芭蕉としらかばの杜
- 奥会津昭和の森キャンプ場
- 交流・観光拠点施設 喰丸小
- 道の駅 からむし織の里しょうわ
①矢ノ原湿原
約350種の多彩な植物や野鳥・昆虫の宝庫で、四季折々の景色が美しい湿原です。
村の天然記念物で、県の自然環境保全地域にも指定されています。
湧水が豊富で、特に「代官清水」と呼ばれる湧水は、村外から汲みに来る人も多い名水です。
②水芭蕉としらかばの杜
博士山のふもと、国道401号沿いに広がるしらかばの自然林です。ドライブやツーリングのついでに散策が楽しめます。
幻想的な雰囲気が漂うスポットで、春には水芭蕉、秋にはモミジなどの紅葉が見どころです。
③奥会津昭和の森キャンプ場
静かな空間で大自然を満喫できるキャンプ場です。遊歩道で森林浴をしたり、村を一望できる展望台からの絶景や、星空を見てリフレッシュできます。
炊事場やトイレ、コインシャワーなどの設備が揃っています。木々に囲まれたテントサイトやバンガロー・ケビン村が点在していて、好みのスタイルで楽しめます。
④交流・観光拠点施設 喰丸小
廃校を改修して、交流・観光拠点として生まれ変わらせた施設です。昭和に使われていた備品が残っている校舎内は、開館時間内に自由に見学できます。
カフェが併設されていて、不定期のイベントなどもあり村民の憩いの場になっています。
村を見学したいときは、電動アシスト自転車のレンタルがあるので活用してみてください。
⑤道の駅 からむし織の里しょうわ
地元の特産品が販売されている売店や、郷土料理が食べられる食事処がある道の駅です。
また、からむし織の体験施設や工芸博物館もあり、昭和村の伝統を感じられるスポットです。移住の下見などで昭和村を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する最新情報は公式ホームページで調べられる
移住に関する疑問は昭和村の公式ホームページを見れば概ね解消できます。
質問や心配ごとの相談をしたい場合は、窓口や電話の他、問い合わせフォームからも村役場に連絡できます。
心配ごとは事前に相談して、お得な最新情報を手に入れましょう。