「下関市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな町への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都心を離れて地方に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「山口県 下関市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
下関市はどんな町?
下関市について | |
---|---|
所在地 | 山口県 西部 |
推計人口(2023年 4月1日現在) |
245,823人(114,315世帯) 男性:114,377人、女性:131,446人 |
面積 | 約716.18km² |
他都市への アクセス |
▶電車 新下関駅~博多駅:約30分(山陽新幹線:こだま) 新下関駅~新大阪駅:約2時間20分(山陽新幹線:さくら) ▶車 下関市~福岡市中心部:約1時間30分 下関市~福岡空港:約1時間30分 ▶下関市の交通アクセス詳細はこちら |
住まい情報 | ▶下関市空き家バンク |
移住支援制度 |
①移住支援金 ②下関市移住者向け住宅購入支援事業 ③定住奨励金 など |
自然・施設 |
・海峡ゆめタワー ・火の山公園などの自然公園多数 ・城下町長府 ・唐戸市場、カモンワーフ ・リフレッシュパーク豊浦 ・角島大橋、角島 ・豊田湖 ・巌流島(舟島) ・蓋井島 ・六連島 ・下関市立しものせき水族館「海響館」 ・福徳稲荷神社、赤間神宮など神社仏閣 ・キャンプ場、ゴルフ場 ・ボートレース下関 ・温泉施設多数 ・下関市立美術館 ・旧下関英国領事館 など |
独自ポイント |
・山口県最大の都市 ・お祭りやイベントが豊富 など |
海と山の自然が豊かな山口県の中心都市
下関市は、本州の再西端に位置する人口20万人以上の中核市です。山口県でもっとも人口が多く、古くから九州と本州の玄関口として栄えています。
下関駅付近を中心に利便性が高い市街地が整備されていて、福岡県北九州市と「関門都市圏」を形成しています。海と山の自然が豊かで、都市と自然どちらの魅力も感じられる町です。
1年を通して温暖な気候で、プレートの境界から離れているので地震が少ない地域です。国内や海外へのアクセスの良さや安全性から、拠点を構える企業も多いです。
海鮮などの特産品が豊富
- ・水産物5大ブランドをはじめとした海鮮
- ・アスパラガスやトマトなどの野菜
- ・桃や梨などの果物、お米
- ・菊やユリなどの園芸品
- ・牛乳 など
下関市は水産物5大ブランド(ふく、うに、くじら、いか、あんこう)をはじめとした海の幸が有名です。ふくとは「ふぐ」のことです。
農業も盛んで、市内のスーパーや直売所では採れたての旬の野菜や果物が手に入ります。新鮮でおいしい食材に囲まれて充実した食生活が送れます。
歴史的な名所や文化施設が多数ある
下関市は古くから歴史の転換点となる出来事の舞台になってきました。源平の戦いで有名な「壇ノ浦」や、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の舞台の「巌流島」などです。
市内には「長府」地域を中心に、歴史的な建造物や昔ながらの町並みが残っています。美術館や資料館など、地域ならではの歴史や文化を感じられるスポットがたくさんあります。
伝統的なお祭りやイベントなど、1年を通して楽しみが多いです。移住の下見などで下関市に足を運ぶ際は、イベント情報も確認しておくと良いです。
下関市の5つの住みやすさポイント
- 生活に必要なお店や施設が市内に充実
- 博多まで約30分で他都市にも行きやすい
- 子育てしやすい環境が整っている
- 海と山の多様な自然環境がある
- 住まいの選択肢が多い
①生活に必要なお店や施設が市内に充実
下関市は県内トップクラスの都市で、生活に必要なお店や施設が揃っています。コンビニやスーパーはもちろん、大型のデパートやショッピングセンターが複数あります。
都会からの移住でも大きなギャップを感じずに便利に生活できます。学校や病院の数も多く、ファミリーでの移住にピッタリです。
移動や買い物の際は車があったほうが便利ですが、市内の主要施設を回れる生活バスや乗り合いタクシーなどの公共交通も充実しています。
②博多まで約30分で他都市にも行きやすい
新下関駅から山陽新幹線に乗れば、福岡市博多区まで約30分で行けます。何でも揃っている都会まで行きやすいのは大きなメリットです。
新幹線や在来線、高速バスやフェリーなど移動手段が豊富です。複数の空港にアクセス良好で、全国の主要都市にアクセスしやすいです。
③子育てしやすい環境が整っている
- ・小中学生の医療費助成がある(令和5年10月から高校生まで拡充予定)
- ・1~2歳児または高校生などの子どもがいる世帯に市独自の応援給付金を支給
- ・自然公園や屋内の子どもの遊び場が豊富
- ・一時預かり保育や病児保育などのサポート
- ・母子健康手帳アプリの配信 など
下関市の利便性が高く自然もある生活環境は子育てにピッタリです。さらに市が子育て支援と教育に力を入れていて、子どもの年齢に応じてさまざまなサポートが受けられます。
子どものために移住を考えているファミリーは、下関市にどんな子育て支援施策があるか詳しくチェックしておきましょう。
④海と山の多様な自然環境がある
下関市は海の他にも山や湖、温泉などの多様な自然環境があります。市街地から少し離れると、キャンプ場やゴルフ場など自然を生かしたレジャースポットがいくつもあります。
自然の中でのびのび遊べる場所が多く、アウトドアが好きな人に最適です。自然が少ない都会での子育て環境を見直したいファミリーの移住先としてもおすすめです。
⑤住まいの選択肢が多い
下関市は都市部なので賃貸物件の募集が多いです。慣れない土地に家を買うのが心配な人でも移住しやすいです。
住宅購入の支援制度も手厚いです。補助金の申請には条件や期限があるので、自分が対象の支援制度は詳しい内容を事前にチェックしておきましょう。
下関市の移住支援制度について
- 移住支援金
- 下関市移住者向け住宅購入支援事業
- 定住奨励金
①移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、単身だと60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金を受けられる場合があります。
移住支援金を受け取るためには、就業や起業、テレワークなどの条件を満たす必要があります。詳細は以下のリンク先でチェックしてみてください。
②下関市移住者向け住宅購入支援事業
下関市に転入して市内に住宅を建築または購入する場合、物件の広さや依頼する業者などの条件をすべて満たすと最大で150万円の補助金が出ます。
物件が新築かどうかや家族構成などで補助金額は異なります。移住に伴ってマイホームの購入を検討している人は要チェックです。
③定住奨励金
移住する地域などの条件を満たす世帯は、1世帯につき10万円の定住奨励金が受け取れます。住まいが賃貸でも対象の制度です。
下関市は他にも仕事に関する支援や定住促進住宅「豊北ハイツ」などの移住サポートが充実しています。
移住・定住を考えている人は、以下の「移住・定住に係る支援制度一覧」のリンク先で最新情報をチェックしておきましょう。
下関市のおすすめスポット5選
- 海峡ゆめタワー
- 唐戸市場・カモンワーフ
- 火の山公園
- 城下町長府
- 巌流島(舟島)
①海峡ゆめタワー
1996年に関門海峡のランドマークとして建てられた全長153mのタワーです。下関駅から徒歩約10分の海沿いにそびえ立ち、季節のイベントの際には特別なライトアップが行われます。
最上階には世界初の全面ガラス張り展望室があります。143mの高さから、瀬戸内海や関門海峡、九州の山々などを一望できます。
展望室には「縁結び神社」があります。日中の景色だけでなく、夜景が綺麗なデートスポットとしても有名です。
②唐戸市場・カモンワーフ
唐戸市場は、下関漁港や全国各地で水揚げされた魚介類が集まる卸売市場です。名産のふぐはもちろん、タイやハマチなどの市場としても有名です。
新鮮な海鮮は、全国的に珍しく一般向けにも販売されています。食堂や農産物の直売所も備えていて、食事や買い物に多くの人が訪れます。
近隣の大型商業施設「カモンワーフ」にもレストランやお寿司屋さんが充実しています。周辺にも観光スポットや文化施設が多数あり、何度行っても楽しめる場所です。
③火の山公園
火の山公園は、標高268mの「火の山」の山頂にある広大な自然公園です。山頂からの眺望や、春に満開になる約1,000本の桜など見どころが多いです。
市街地からアクセスしやすく、車かロープウェイで山頂まで気軽に登れます。頂上まで徒歩だと約30分でハイキングにも向いています。
市内には、他にも自然豊かで四季折々の花々が美しい公園がたくさんあります。子どもとの散歩や、健康のための運動をする場所に困ることはありません。
④城下町長府
中心部から少し離れた長府エリアには、江戸時代にタイムスリップしたような町並みが残っています。
「長府毛利邸」などの貴重な歴史的建造物や、仏殿が国宝に指定されている「功山寺」など趣のある神社仏閣が点在しています。
紅葉の名所やおしゃれなカフェも多く、歴史や落ち着いた町並みが好きな人にはたまらないスポットです。
⑤巌流島(舟島)
宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したことで有名な無人島です。唐戸から汽船が出ていて、船で約10分で上陸できます。
下関市には「蓋井島」や「六連島」といった自然あふれる有人島もあります。中心部での都市的な生活から、離島での自然に囲まれた生活まで選択肢が多いです。
地域によって都市と自然のバランスが異なるので、人それぞれの理想的な地方移住を実現できる場所が見つかりやすいです。
移住の不安は窓口に相談できる
移住に関する疑問や心配ごとは「下関市シティプロモーションサイト」を見れば解消できる内容が多いです。
疑問が残る場合は、移住の相談窓口「住まいる下関」に問い合わせてみてください。オンラインやLINEでの移住相談にも対応しています。
移住に関する質問・不明な点は事前に解決して、お得な最新情報を手に入れましょう。