「中津川市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「岐阜県 中津川市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
中津川市はどんな街?
中津川市について | |
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所在地 | 岐阜県 東南部 |
人口(2023年 7月末現在) |
74,707人(31,623世帯) 男性:36,690人、女性:38,017人 |
面積 | 約676.45km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 中津川駅~名古屋駅:約1時間(特急) 中津川駅~東京駅:約3時間(特急・新幹線) ▶車 中津川市~名古屋市:約1時間 ▶交通アクセスの詳細はこちら |
移住支援制度 |
①移住支援金 ②空き家情報バンク ③住宅取得支援 など |
自然・施設 |
・県立自然公園 付知峡 ・富士見台高原 ・苗木城跡 ・馬籠宿 ・にぎわい特産館 ・多数のキャンプ場 ・鉱物博物館 ・中山道歴史資料館 ・子ども科学館 など |
独自ポイント |
・リニア中央新幹線が開業予定 ・就業や子育ての支援が手厚い など |
自然豊かで利便性も備えた街
中津川市は岐阜県の東南端、長野県との県境に位置する自然豊かな街です。市内には中央アルプスや恵那山、清流木曽川などの四季折々の絶景を望める場所が多数あります。
生活に必要な施設が揃った市街地は他都市にもアクセスしやすく、田舎すぎず、都会すぎないバランスの良い住環境が整っています。
中津川駅~東京駅間を約60分で結ぶリニア中央新幹線の開業を予定していて、今後のさらなる発展が注目されています。
農産物などの特産品が豊富
- ・栗や栗きんとんなどの加工品
- ・トマト・ナスなどの野菜
- ・アユなどの川魚
- ・五平餅
- ・そば など
中津川市は和菓子の「栗きんとん」発祥の地で、栗の栽培が盛んです。他にも豊かな自然と綺麗な水を生かして、さまざまな農産物が育てられています。
清流「付知川」は渓流釣りの名所で、アユやアマゴ、イワナなどの川魚が食べられる施設も多いです。
地元産の新鮮・安全な食材は、中津川駅前の「にぎわい物産館」などの直売所やスーパーで手に入れられます。
歴史や文化を感じる街並みや催しも魅力
中津川市は古くから交通の要所として栄えた地域で、今でも歴史を感じる街並みが守られています。また、お祭りや地歌舞伎など、1年を通してさまざまな催しがあります。
日本を代表する作家「島崎藤村」の出身地としても有名です。生活の便利さや自然環境の他にも、著名人にゆかりある名所や中津川市ならではの魅力がたくさんあります。
中津川市の5つの住みやすさポイント
- 市内に生活に必要な施設が揃っている
- 都会や観光地にアクセス良好
- 子育てしやすい環境が整っている
- 理想の生活環境が見つかりやすい
- 都会と比べて住居費が抑えられる
①市内に生活に必要な施設が揃っている
市内にコンビニやスーパーなど、毎日の買い物に必要なお店が揃っています。「ルビットタウン中津川」などの大型ショッピングセンターや、総合病院もあります。
市内には1回200円で乗れるコミュニティバスが9地区で運行しています。中心部から離れた場所に住んでも車があれば便利に生活できます。
仕事場や学校も揃っている
整備された市街地や工業団地を備える中津川市には、サービス業や製造業、農業など多様な仕事があります。保育・教育施設も十分な数があります。
近隣の市町村に通う人もいますが、移住を検討するうえで市内に通勤・通学先を見つけやすいのは魅力です。
②都会や観光地にアクセス良好
お出かけなどで都会に行きたいときは、特急なら約1時間で名古屋まで行けます。
名古屋から新幹線に乗れば東京や大阪にもアクセスしやすいです。リニア中央新幹線開業後はさらに便利になります。
車に乗れば土岐市のアウトレットモールやイオンモールまで約40分、下呂温泉まで約1時間など、日帰りできる範囲に観光スポットが多いのも魅力です。
③子育てしやすい環境が整っている
- ・中学校3年生修了まで医療費の助成がある
- ・一時預かり保育などのサポート体制が充実
- ・子育て支援センターなどの親子交流施設が豊富
- ・高校へのバス通学定期券の購入費を助成 など
中津川市は医療費の助成や病後児保育など、子育て世帯に嬉しい支援が充実しています。
豊かな自然があり、公園やスポーツ施設の他、室内での遊び場も揃っていてのびのびと子育てできます。
子育て世帯は、移住前に中津川市の「安心・子育てガイド」をチェックしておきましょう。助成制度や子育て環境について詳しくまとまっています。
④理想の生活環境が見つかりやすい
同じ中津川市でも地域ごとに特色があり、都市と自然のバランスが異なります。
中心市街地の近くと、レジャースポットが豊富な地域どちらにも住宅地があり、人それぞれ違う理想的な住環境が見つかりやすいです。
⑤都会と比べて住居費が抑えられる
都会と比べると土地代が安く、賃貸と購入どちらも家にかけるお金を抑えられます。予算が同じでも広さや内装にこだわって家を探せます。
必要に応じて都会に気軽にアクセスできて、住居費を抑えられるのは魅力です。移住に伴って補助金を受け取れるとさらにお得です。
中津川市の移住支援制度について
- 移住支援金
- 空き家情報バンク
- 住宅取得支援
①移住支援金
東京23区に居住または東京圏に居住し、東京23区に通勤していた人は、単身だと60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金を受け取れる可能性があります。
また、18歳未満の子どもがいる子育て世帯には加算額があります。支給にあたって、東京での居住の条件や、就業や起業、テレワークなど職業ごとの条件を満たす必要があります。
②空き家情報バンク
中古物件も含めて住まいを探す場合は「空き家情報バンク」を利用しましょう。
空き家情報バンクとは、空き家を有効活用するために売りたい・貸したい人と買いたい・借りたい人を繋ぐ制度です。
相場より安く住める物件情報が見つかったり、リフォーム費用の補助を受けられる場合があります。
③住宅取得支援
中津川市では、人それぞれの事情に合わせたさまざまな住宅取得支援が受けられます。
特に、結婚5年以内の若者世帯やマイホームの購入に関する制度が手厚いです。
移住を考えている人は、以下リンク先を参考に自分が対象の支援制度を確認してみてください。また、申請する前に市の担当課にも相談しましょう。
中津川市のおすすめスポット5選
- 苗木城跡
- 県立自然公園 付知峡
- 富士見台高原
- 鉱物博物館
- 馬籠宿
①苗木城跡
自然石を利用した石垣が特徴的な遠山氏の居城「苗木城」の跡地です。貴重な近世城郭として国史跡に指定されています。
かつて天守があった山頂の展望台からは、中津川のシンボル恵那山や木曽川、市街地を一望できます。
山頂までの標高差は約170mで気軽に登れます。ふもとの「苗木遠山史料館」や、春に約700本の桜が咲く「苗木さくら公園」など、周辺にも見どころが多いです。
②県立自然公園 付知峡
清流付知川をはじめとした豊かな自然が魅力の観光名所です。市街地の喧騒を離れて滝を眺めたり、ひのきの原生林に囲まれてリフレッシュできます。
キャンプ場や温泉施設もあり、県内外から多くの人が訪れます。季節ごとに表情を変える風景が美しく、フォトスポットとしても人気があります。
③富士見台高原
笹の景色が広がる標高1739mの美しい高原です。山の中腹まで車で行けて、山頂からは日本アルプスを360度見渡せます。
中津川市には多様な自然があり、本格的な山登りから気軽なアウトドアまで幅広く楽しめる魅力があります。
④鉱物博物館
中津川市の「苗木地区」は全国有数の鉱物の産地で、鉱物博物館には市内で発掘された水晶やトパーズなどの鉱物が展示されています。
鉱物や地域の地質について学べる常設展示の他、さまざまな企画展示やイベントが開催されています。
市内には他にも、電気やエネルギーについて学べる「子ども科学館」や趣のある歴史資料館など、子どもから大人まで楽しめる博物館が複数あります。
⑤馬籠宿
江戸の雰囲気を感じさせる街並みが魅力の歴史ある宿場町です。郷土料理が食べられるお食事処やおしゃれなカフェが立ち並んでいます。
馬籠宿にある「藤村記念館」では、島崎藤村に関する貴重な資料や、日本遺産に指定されている島崎藤村宅(馬籠宿本陣)跡を鑑賞できます。
中津川市には豊かな自然や歴史や文化を感じられるスポットなど、見どころがたくさんあります。移住の下見などで訪れる際には、ぜひ散策してみてください。
最新情報は中津川市定住情報ポータルサイト「中津川に住もう!」で確認できる
移住・定住に関する疑問点は、中津川市の定住情報ポータルサイト「中津川に住もう!」を見れば解消できる内容が多いです。
中津川市の住まいや仕事に関する情報の他、すでに移住した人の体験談などがわかりやすく紹介されています。移住相談の窓口も充実しています。
心配ごとがあれば事前に相談して、移住情報を手に入れましょう。