「茂木町の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「栃木県 茂木町」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
茂木町はどんな町?
茂木町について | |
---|---|
所在地 | 栃木県 南東部 |
人口(2023年 8月1日現在) |
11,157人(4,381世帯) 男性:5,513人、女性:5,644人 |
面積 | 約172.69km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 茂木駅~東京駅:約2時間30分(新幹線利用) 茂木駅~宇都宮駅:約1時間30分 ▶車 東京駅周辺まで:約2時間 宇都宮駅周辺まで:約50分 水戸駅周辺まで:約50分 茨城空港まで:約1時間 ▶路線バス 茂木駅~宇都宮駅:約1時間15分 |
住まい情報 | 空き家バンク物件情報 |
移住支援制度 |
①新築住宅固定資産税助成 ②空き家改修事業補助金 ③民間賃貸住宅家賃助成事業 ④移住おためし住宅 など |
自然・施設 |
・鎌倉山 ・大瀬やな ・モビリティリゾートもてぎ ・昭和ふるさと村 ・道の駅もてぎ ・並松運動公園 ・ふみの森もてぎ ・茂木町民体育館 ・いい里さかがわ館 ・八雲神社 など |
独自ポイント |
・国内最大級のサーキットがある ・就業や創業の支援が手厚い など |
豊かな自然がある利便性を備えた町
茂木町は、栃木県の南東部に位置する緑豊かな町です。真岡鐡道の終着駅で、休日は全国でも珍しい現役のSL(蒸気機関車)が走っています。
SLの他に国内最大級のサーキット場がある場所としても有名で、イベントの際には県外からも多くの人が訪れます。
中心部の住宅地には、生活に必要な施設がコンパクトにまとまっています。首都圏や空港の100km圏内で、県内外にもアクセスしやすい利便性を備えています。
ゆずやアユなどの特産品が豊富
- ・ゆず
- ・アユ
- ・いちご
- ・しいたけ
- ・お米
- ・栃木牛 など
茂木町はゆずの名産地として知られていて、町のマスコットキャラクターのモチーフにもなっています。
また、清流那珂川のアユの漁獲量は全国第1位を誇ります。特産品が豊富で、町内のスーパーや直売所で新鮮な食材が手に入れられるのも魅力です。
茂木町の5つの住みやすさポイント
- 便利なショッピングセンターがある
- 県都の宇都宮市にアクセスしやすい
- 子育てしやすい環境が整っている
- レジャースポットが豊富で楽しみが多い
- 都市部よりも住居費が抑えられる
①便利なショッピングセンターがある
中心部に「かましん もぴあ店」があり、大きなスーパーや100円ショップ、ドラッグストアなどが揃っていて便利です。映画館も備えています。
他にもコンビニや商店が点在していて、毎日の買い物は町内で済ませられます。
町内の移動は車があったほうが便利ですが、1回300円で乗車できる町営の予約制乗り合いタクシー「めぐるくん」も走っています。
②県都の宇都宮市にアクセスしやすい
県庁所在地の宇都宮市まで車だと約50分、路線バスだと約1時間15分で行けます。宇都宮市に通勤する人は多く、真岡鐵道で近隣の真岡市や益子町にも通いやすいです。
特別な買い物があれば宇都宮駅の周辺で何でも揃います。宇都宮~東京間は新幹線で約50分で、都心へのアクセスもスムーズです。
③子育てしやすい環境が整っている
- ・18歳までの医療費に助成がある
- ・保育園と認定こども園の給食費無料
- ・第2子以降の保育料が無料
- ・一時預かり保育などのサポートが充実
- ・チャイルドシート購入費補助 など
茂木町は子育てに関する経済的な支援や、一時預かり保育・育児相談などのサポート体制が充実しています。
親子で遊べる場所が屋外・屋内ともに多いです。保育・教育施設や医療機関も揃っていて、安心して子育てができます。
茂木町の詳細な子育て環境は「茂木町子育て支援パンフレット」にまとまっています。子育て世帯は要チェックです。
④レジャースポットが豊富で楽しみが多い
市街地を少し離れれば、山や川の豊かな自然があります。車で1時間ほどで茨城県の海にも遊びに行けます。
キャンプ場やゴルフ場などのレジャースポットが豊富で、お出かけの選択肢が多いです。田舎と言っても退屈しない環境があります。
⑤都市部よりも住居費が抑えられる
都市部と比べると土地代が安く、同じ予算でも広々とした家に住めます。
住宅を購入する場合は、町指定の金融機関で住宅ローンを組むと、金利の引下げや上限5万円の利子補給が受けれられる制度もあります。
他にも移住に関する補助金があるので、自分が受け取れる補助金の有無は移住前に確かめておきましょう。
茂木町の移住支援制度について
- 新築住宅固定資産税助成
- 空き家改修事業補助金
- 民間賃貸住宅家賃助成事業
- 移住おためし住宅
①新築住宅固定資産税助成
新築住宅を建築または購入する際は3年間、最大10万円まで固定資産税相当額の助成が受けられます。
助成を受けるためには、物件の延床面積が50m²以上などの条件を満たす必要があります。
新築のマイホームを検討している人は、詳しい内容をチェックしておきましょう。
②空き家改修事業補助金
「茂木町空き家情報バンク」に登録された物件を購入する場合、改修や家財の処分にかかった費用に対して補助金が出る制度があります。
特に、町外から移住する子育て世帯に手厚い制度になっています。中古も含めて物件の購入を検討している人は要チェックです。
③民間賃貸住宅家賃助成事業
移住・定住のために民間賃貸住宅に住む人は、条件を満たすと最大36ヶ月間の家賃補助が受けられます。
金額は単身だと最大で7千円、家族世帯だと1万5千円、子育て世帯だと2万円です。
「町営団地馬門住宅」専用の助成金もある
町営団地馬門住宅(特別公共賃貸住宅)に住む子育て世帯または新婚世帯は「若者世代移住定住促進事業」の対象になります。
子育て世帯は37ヶ月以降も補助金が受けられる制度です。中学生以下の子どもがいる子育て世帯と、婚姻から1年以内の新婚世帯は詳しい内容をチェックしておきましょう。
④移住おためし住宅
茂木町には移住おためし住宅「もてぎ暮らし館」があります。最短1泊~最大1ヶ月、実際に滞在して住みやすさや町の雰囲気を確かめられます。
利用料は1泊2千円で、16~30泊は3万円です。家具・家電が揃っていてホテルに泊まるよりもリーズナブルです。
興味がある人は、以下のリンク先で備え付けの設備や、利用するときのルールをチェックしてみてください。
茂木町への移住者の声
実際に茂木町に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
移住のサポート体制が充実している
移住するうえで住まいや子育て環境などの質問がある人は「もてぎ暮らしサポートセンター」に相談できます。
茂木町は補助金の種類が多く、移住・定住しやすいサポート体制が整っています。
就業の他、創業・起業や新規就農の支援も手厚いです。移住して新たなチャレンジを始めたい人は、以下のリンク先もチェックしてみてください。
地域の方がとても親切
子育て支援センターなどの親子で交流できる施設がたくさんあり、地域の繋がりが自然にできていきます。
都会の子育て環境が心配な人の移住先としてもおすすめです。地域の目があるので治安や防犯面の安心感もあります。
茂木町のおすすめスポット5選
- 鎌倉山
- 大瀬やな
- モビリティリゾートもてぎ
- 昭和ふるさと村
- 道の駅もてぎ
①鎌倉山
標高216mの低山ですが、山頂からは那珂川や町並みを一望できます。冬には県内でも珍しい雲海の景色が見られます。
遊歩道が整備されていて、家族でのハイキングに最適です。四季折々の美しい風景を見に、町外からも登山者や写真家が訪れる場所です。
②大瀬やな
茂木町にはアユの「やな漁」を体験できる那珂川最大のやな場があります。シーズンの夏から秋にかけて、多くの観光客で賑わいます。
那珂川でアユ釣りをしたり、食堂で新鮮なアユの塩焼きや田楽が食べられます。歩いてすぐの「白糸の滝」も見どころです。
③モビリティリゾートもてぎ
自然を活かしたアスレチックや、クルマ・バイクのアトラクションで遊べる施設です。モータースポーツ世界大会の会場にもなっています。
キャンプ場やコテージ、大浴場併設のホテルなどの宿泊施設も揃っています。子どもから大人まで、日帰りでも泊まりでも楽しめるスポットです。
④昭和ふるさと村
廃校を改築したグランピング施設です。コテージや露天風呂が連なっていて、気軽にキャンプやバーベキューを楽しめます。
施設内にある「昭和ふるさと館」は、旧木幡小学校の木造校舎で、国の有形文化財に指定されています。
昭和のロマンを感じながら、市街地の喧騒を忘れてゆっくりできるスポットです。
⑤道の駅もてぎ
地元の新鮮な野菜が買える直売所や、休憩室を兼ねた防災施設を備えた道の駅です。真岡鐵道を走るSLを間近に見られる場所にあります。
洋菓子工房やレストランなどの施設が充実していて、食事や休憩にピッタリです。茂木町に訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する最新情報は「もてぎ暮らし」で確認できる
「もてぎ暮らし」は、茂木町への移住・定住を考えている人向けのポータルサイトです。住まいや子育て環境などの情報がわかりやすく紹介されています。
質問があれば、もてぎ暮らしサポートセンターや町に問い合わせが可能です。オンライン相談にも対応しています。
移住に関する心配ごとは事前に解決して、お得な移住情報を手に入れましょう。