「南相馬市の住みやすさは？」
「移住するとどんなメリットがある？」

ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。

当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「福島県 南相馬市」をご紹介しています！ぜひ参考にしてください。

南相馬市はどんな街？

南相馬市について
所在地	福島県 浜通り北部
人口 (2023年6月1日現在)	56,712人(26,449世帯) 男性：29,888人、女性：26,824人
面積	約398km²
都市部へのアクセス	▶電車(特急利用) 原ノ町駅～いわき駅：約1時間10分 原ノ町駅～品川・上野駅：約3時間30分 ▶車 南相馬IC～いわき中央IC：約1時間 南相馬IC～東京：約4時間
住まい情報	1～2DK：4～5万円前後 2～3LDK：5～7万円前後
移住支援制度	①福島県12市町村移住支援金 ②移住検討時の交通費・宿泊費支援 ③移住相談コンシェルジュ など
自然・施設	・南相馬市馬事公苑 ・夜の森公園 ・はらまちユッサ ・NIKOパーク ・福島ロボットテストフィールド ・大悲山 ・烏崎海浜公園 ・宝蔵寺などの寺院 ・南相馬市博物館 など
独自ポイント	・移住体験施設「お試しハウス」 ・農家民宿 など

海と山に囲まれた自然が豊かな街

出典：南相馬市移住定住サイト

南相馬市は、福島県浜通りの北部にある自然が豊かな街です。太平洋の影響で、夏季は涼しく冬季は暖かい気候です。

東北地方には豪雪地帯が多いですが、南相馬市は雪かきがほとんど必要ない降雪量です。1年を通して過ごしやすいです。

馬事文化が引き継がれている

出典：南相馬市観光情報サイト

1,000年以上の歴史がある「相馬野馬追」というお祭りが有名で、夏には約400騎の騎馬武者を見に全国から多くの観光客が訪れます。

お祭りが近づくと、乗馬の練習に向かう馬を公道でも見かけられます。馬を飼育している家庭も多い地域です。

復興に力を入れている

東日本大震災からの復興に力を入れていて、伝統を守るだけでなく新しい取り組みに積極的な街です。

「福島ロボットテストフィールド」ではロボットの研究開発がおこなわれています。自然・馬・ロボットの街として成長を続けています。

南相馬市の5つの住みやすさポイント

①都市部へのアクセスが良い

出典：南相馬市観光情報サイト

車や電車で、福島県いわき市や宮城県仙台市まで1時間強で行けます。仙台空港を使えば全国の都市部にも出やすく便利です。

常磐線の特急で、東京まで乗り換えせず3時間半ほどで行けるのも魅力です。

②生活に必要な施設が充実している

出典：イオンスーパーセンター

市内には大型スーパーやコンビニ、学校や病院など生活に必要な施設がすべて揃っています。

近隣の都市部に出やすいうえに、市内から出なくても特に不便はありません。

③子育て支援の制度が手厚い

南相馬市では、18歳になって最初の3月31日を迎えるまでの保険診療分にかかる自己負担額と入院食事代が実質無料です。

子育て支援センターや子育て支援アプリなどのサポートが充実しています。豊かな自然環境の中で安心して子育てできます。

▶南相馬市の子育て情報の詳細はこちら

④地元の特産品が豊富

出典：南相馬市観光情報サイト

農業が盛んで、お米や野菜・果物が特産品です。新鮮でおいしい農作物が、市内に多数ある直売所などで安く買えます。

⑤都心より住居費が抑えられる

都心と比較して家にかけるお金を大幅に抑えられます。都心と比べると、家賃なら2～3万円、購入なら1,000万円単位で費用が安いです。

移住に伴う住まい探しの際は、空き家バンクもチェックしてみてください。さらに費用が抑えられる場合があります。

▶南相馬市の空き家バンクの詳細はこちら

南相馬市に移住した方の声

出典：南相馬市 公式ホームページ

南相馬市に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。

自然が豊かで地域の人が優しい

南相馬市は福島県内でも人口が多く、多様な求人があります。田舎暮らしへの憧れやだけでなく、就職や転職などUIJターンをきっかけに移住する人も多いです。

求人情報のチェックは以下サイトが参考になります。就職支援や助成金などのサポートも手厚いです。

南相馬市だからできることが多い

南相馬市に住めば、都心より住居費や生活費を大幅に抑えられます。

就職や転職に伴う移住だけでなく、住む場所が変わっても仕事が続けられるリモートワーカーなどにもおすすめの移住先です。

▶南相馬市に移住した人のインタビュー詳細はこちら

南相馬市へ移住する際の支援について

①福島県12市町村移住支援金

南相馬市への移住には、全国の地域と比べると倍額の支援金が出ます。金額は単身で最大120万円、2人以上の世帯なら最大200万円です。

支援金が手厚い「12市町村」とは、過去に原発事故で避難指示の対象になった地域のことです。南相馬市も含まれています。

仕事などの条件があるので、詳細は以下リンク先でチェックしてみてください。申請する際に不安がある場合は、コンタクトセンター(0570-057-236)にも事前に問い合わせましょう。

▶福島県12市町村移住支援金の詳細はこちら

②移住検討時の交通費・宿泊費支援

移住を検討するために12市町村を訪れる際の、交通費や宿泊費に補助があります。

補助を受けるためには、事前に12市町村移住支援センターの方と面談が必要です。現地を下見に行ってみたい人は、以下のリンクをチェックしてみてください。

▶移住検討時の交通費支援の詳細はこちら

③移住相談コンシェルジュ

移住に関する心配ごとや疑問点は「移住コンシェルジュ」にご相談いただけます。

コンシェルジュは20～30代の移住経験者です。現地かオンラインで話を聞けます。

営業時間は火曜日以外の10～17時です。南相馬市への移住に少しでも興味がある人は、詳細をチェックしてみてください。

▶みなみそうま移住相談窓口「よりみち」の詳細はこちら

南相馬市のおすすめスポット5選

①夜の森公園

出典：ふくしまの旅

桜の名所で、春には約300本のソメイヨシノが園内を彩ります。

広場や遊具があり、子どもを連れてゆっくり過ごすのにも最適です。南相馬市には公園施設が多く、外の遊び場には困りません。

②南相馬市馬事公苑

出典：南相馬観光協会

馬のトレーニング施設で、全国トップレベルの規模を誇ります。乗馬体験や馬術の大会など、さまざまなイベント会場になっています。

乗馬体験で馬と触れ合ったり、周辺ではバードウォッチングやフライングディスクなども楽しめます。

③南相馬市博物館

出典：南相馬市 公式ホームページ

南相馬市の郷土史や、自然に関する資料が展示されている博物館です。馬と人との暮らしの歴史も学べます。

展示の他に、化石探しや勾玉作りなどの体験イベントが定期的に開催されています。大人から子どもまで楽しめるスポットです。

④NIKOパーク

出典：NIKOパーク

子どもの年齢層によってエリアが分かれている遊び場です。知育も促すさまざまな遊具があります。

プレイリーダー(スタッフ)が常住していて、広い空間でのびのびと親子で遊べます。

⑤宝蔵寺

出典：南相馬市かしま観光協会

宝蔵寺は1,000年以上の歴史があるお寺です。落ち着いた雰囲気で、秋には紅葉が美しい散策スポットです。

南相馬市には、他にも歴史のある神社やお寺が多くあります。都会にはない風情を感じながら便利に暮らせます。

移住に関する情報やサポート体制が充実している

相談窓口や移住サイト
みなみそうま移住相談窓口「よりみち」	移住コンシェルジュに相談ができる
移住相談LINE	LINEのチャットボットで情報収集できる
南相馬市移住定住サイト	移住・定住についての情報がまとめてあるサイト
おだかる	南相馬市の南部「小高区」に特化した情報サイト

移住に関する情報が積極的にPRされていて、サポート体制も充実しています。

心配事や疑問点がある場合は、以下フォームから移住相談窓口に問い合わせてみてください。

▶みなみそうま移住相談窓口「よりみち」の問い合わせフォームはこちら