「福島市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「福島県 福島市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
福島市はどんな街?
福島市について | |
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所在地 | 福島県 北部 |
人口(2022年 9月1日現在) |
278,404人(123,031世帯) 男性:135,967人、女性:142,437人 |
面積 | 約767.7km² |
都市部への アクセス |
▶東北新幹線 福島駅~東京駅:約1時間30分 福島駅~仙台駅:約25分 ▶車 川口JCT~福島西IC:約2時間50分 福島飯坂IC~仙台宮城IC:約45分 |
住まい情報 |
1R~1LDK:4~5万円前後 2~3LDK:6~8万円前後 |
移住支援制度 |
①福島市UIJターン移住支援金 ②福島市移住準備支援金 ③プレ移住サポート事業補助金 ④湯めぐりパスポート など |
自然・施設 |
・花見山公園 ・あづま総合運動公園 ・浄土平 ・福島競馬場 ・UFOふれあい館 ・飯坂温泉、土湯温泉、高湯温泉 ・福島児童公園SFCももりんパーク ・子どもの夢を育む施設「こむこむ」 ・ふくしまスカイパーク など |
独自ポイント |
・1年を通してお祭りやイベント多数 ・移住支援が手厚い ・子育て環境充実 ・移住ワンストップ相談窓口 など |
自然が豊かな福島県の県庁所在地
写真提供:福島市
福島市は、福島県の北部に位置する県都です。四季の移ろいを感じられる豊かな自然があり、東京に日帰りで行き来できる利便性も備えています。
田舎暮らしと都会暮らしの、どちらのメリットも備えたバランスの良さが魅力です。
他県からの移住者も年々増えていて、2021年度は前年比約3.6倍の254人が移住しています。
福島市は「フルーツ王国」として有名
写真提供:福島市
- ・桃
- ・さくらんぼ
- ・梨
- ・ブドウ
- ・りんご
- ・お米
- ・日本酒など
夏は暑く冬は寒い気候を生かして、多種多様なおいしい果物が育てられています。くだもの狩りが楽しめる観光農園もたくさんあります。
市内には農産物の直売所や、県内産の野菜を使った料理を提供する飲食店も多く、充実した食生活が送れます。
個性的な温泉郷が3つもある
写真提供:福島市
福島駅からアクセス良好な飯坂温泉の他にも、1,400年以上の歴史がある土湯温泉、山奥の秘湯の雰囲気が漂う高湯温泉があります。
魅力的な温泉郷は、観光客だけでなく地元の人にも親しまれています。特に、飯坂温泉には9つの風情溢れる公衆浴場があり、地元の方々が日常的に利用しています。
福島市の5つの住みやすさポイント
- 便利な住環境が整っている
- 交通の便が良く都心にも行きやすい
- 子育て支援が手厚い
- 自然を生かした遊び場が充実
- 東京と比べて住居費を抑えられる
①便利な生活環境が整っている
県庁所在地ならではの便利な住環境が整っています。特に中心部と住宅街が広がる地域は、買い物スポットや飲食店、娯楽施設の数が多く利便性が高いのが特徴です。
車移動が基本ですが、整備された市街地は平坦で自転車での移動もしやすいです。市内を回る「ももりんバス」には1回100円で乗れます。
冬場の雪は、会津地方などの県西部よりは少ないです。多くて30~40cm程度の積雪です。雪が積もる日は除雪車が走ったり、地域で協力して雪かきをしています。
②交通の便が良く都心にも行きやすい
移動手段が豊富で、東京には新幹線で約1時間半で行けます。中には、福島市から都心まで通勤する人や二地域居住する人もいます。
インターチェンジが複数あり車での移動も便利です。高速バスでも空港や他県までスムーズに移動できます。
③子育て支援が手厚い
- ・高校3年生まで医療費と入院費が無料
- ・多子世帯の保育料や学童保育利用料などの助成が手厚い
- ・病児預かりなどのサポート体制が充実
- ・無料の遊び場や公共施設が多数 など
0歳から18歳までの医療費助成や第2子以降の保育料の軽減など、経済面の子育て支援が手厚いです。
保育・教育施設は大学まで揃っていて、医療機関も充実しています。屋内の遊び場や、子育て支援センターなどの相談窓口も豊富です。
福島市の子育て環境は「福島市子育てポータルサイト」で詳しく確認できます。
④自然を生かした遊び場が充実
写真提供:福島市
市街地を少し離れると山・川・湖・海の自然を生かしたレジャースポットがあります。
公園やスポーツ施設も揃っていて、気軽にバーベキューなどのアウトドアや運動に出かけられます。
山並みや紅葉の絶景が魅力の観光道路「磐梯吾妻スカイライン」の周辺でのドライブやツーリングも人気です。
⑤東京と比べて住居費を抑えられる
東京と比べると土地代が安く、賃貸と購入どちらも住居費を抑えられます。同じ予算でも広々とした家に住めます。
内陸地のため自然災害のリスクも抑えられます。都心にアクセスしやすく、マイホームを購入する場所として魅力的な地域です。
中古も含めて家を探す人は、空き家バンクの情報もチェックしておきましょう。相場より安く住める物件が見つかる場合があります。
福島市への移住者の声
実際に福島市に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
重要な施設が揃っていて便利に生活できる
市街地には都市機能が集まっていて、首都圏の生活が長くても、大きなギャップは感じにくいです。
住むうえで自然だけではなく利便性も求めている人にピッタリの住環境です。
のびのびと子育てできる
福島市は便利に生活できるうえに、人が多すぎず自然も豊かです。特に、子育てしやすさの評判が良いです。
ただ、評判は参考程度にして、住環境や気候は実際に現地に行って確かめたほうが良いです。
福島市の移住支援制度について
- 福島市UIJターン移住支援金
- 福島市移住準備支援金
- プレ移住サポート事業補助金
- 湯めぐりパスポート
①福島市UIJターン移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、単身だと60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金を受け取れる可能性があります。
また、子育て世帯は18歳未満の子ども1人につき30万円が加算されます。
支援金を受け取るためには、就業や起業・テレワークなど職業ごとの条件を満たす必要があります。詳しい内容は以下のリンク先でチェックしてみてください。
②福島市移住準備支援金
福島市独自の支援制度として、移住の際にかかった引越費用(引越業者等によるサービス費用)の一部の補助が受けられます。
県外からの移住で最大10万円、県内市町村からの移住でも最大5万円が補助されます。
ただし、ご自身で運搬した場合のレンタカー費用や、高速道路利用料、ガソリン代は対象となりませんのでご注意ください。
③プレ移住サポート事業補助金
移住体験活動のため民泊施設に2泊以上宿泊する場合に、1人1日あたり約3千円の補助金が受け取れる制度です。
暮らしをリアルに体験しながら、福島市への移住を具体的に検討できるチャンスです。
プレ移住サポート事業補助金の詳細や、福島市で受けられる移住支援制度のまとめは以下のリンク先で確認してみてください。
④湯めぐりパスポート
温泉地がある福島市ならではの支援制度もあります。継続的に移住相談をして移住された方など限定で「湯めぐりパスポート」の交付を受けられます。
市内の4つの公衆浴場で湯めぐりパスポートを提示すると、入浴料が無料になります。最長3年間使い放題のお得な制度です。
福島市のおすすめスポット5選
- 花見山公園
- 四季の里
- 摺上川ダム
- あづま総合運動公園
- UFOふれあい館
①花見山公園
桃源郷のような風景が鑑賞できる福島県屈指のお花見スポットです。桜や梅、レンギョウなど多種多様な花々が育てられています。
春のお花見の他にも、ハイキングにピッタリの場所です。山頂からは福島市の街並みや吾妻連峰などの山々を一望できます。
②四季の里
大規模な農村公園で、遊具のある広場や人工芝の屋内施設などで遊べます。休みの日には多くのファミリーで賑わいます。
園内の施設が充実していて、工芸館ではガラスの絵付け彫りやこけしの絵付けなどの体験ができます。
新鮮な食材を使った料理が食べられる農園レストランや、水車小屋でのアイスクリーム販売も人気です。地元の農産物が買える自由市の会場にもなっています。
③摺上川ダム
地域の生活を支える摺上川(すりかみがわ)ダムは「茂庭っ湖」として親しまれるダム湖を形成しています。
ダム湖では、カヤックやSUPなどのアクティビティが楽しめます。周辺にはキャンプ場や温泉施設があり、静かな場所で大自然に囲まれてリフレッシュできます。
④あづま総合運動公園
野球場やスタジアム、テニスコートやプールのある体育館があり、さまざまなスポーツに対応した運動公園です。
バッテリーカーなどで遊べるサイクルスポーツ広場や、県内でも珍しいクライミングウォールも備えています。
バラ園やアジサイ園もあり、家族でのお散歩や毎日の運動に最適な場所です。
⑤UFOふれあい館
「UFOの里」として知られる福島市飯野町にある珍しい施設です。UFOや宇宙人に関する展示を見たり、ラーメンが人気の食堂や展望風呂でゆっくりできます。
眺望が良い丘に建っていて、さらに登った場所にある「UFOコンタクトデッキ」からの景色は特に綺麗です。
観光や移住の下見で福島市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する心配ごとは移住応援サイトを見れば解消できる
移住に関する情報は、福島市の移住応援サイト「ふくがましまし ふくしまし」にわかりやすくまとまっています。
質問があれば「移住ワンストップ相談窓口」に問い合わせもできます。対面や電話、メールはもちろん、Zoomでのオンライン移住相談も可能です。
疑問があれば早めに相談してお得な移住情報を手に入れましょう。