記事の監修：石塚 ネット不動産「イエプラ」所属

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街の住みやすさや治安

最終更新：2024年6月10日

大田区は、高級住宅街として有名な「田園調布」をはじめとした閑静な住宅街が多く、地域住民の結びつきが強い区です。

大田区独自の子育て支援制度が豊富で、仕事と子育てを両立させたい家庭へのサポートに注力している区として有名です。

太田区は本当に子育てしやすい街なの？という疑問を、子育て制度や待機児童数、治安やファミリー向け物件の家賃相場などから解決していくので、ぜひ参考にしてください！

大田区は子育てに向いているエリア

大田区は、区からの子育てのサポートが充実していて、家賃相場も低めなので生活しやすく子育てにおすすめの区です。レジャースポットが多く、自然に囲まれているため遊ぶ場所にも困りません。

区の中には、平成30年1月～11月にかけて「警察に通報されるような犯罪」が1件も起きていない田園調布など、治安の良いエリアがあるのも特徴的です。

子育ておすすめ度
子育て支援の多さ
治安の良さ
買い物のしやすさ
ファミリー向けの家賃相場

太田区の、治安や買い物のしやすさ、ファミリー向け物件の家賃相場について解説します。子育て支援については、のちほど別で紹介します。

太田区の治安は23区中8位

大田区は東京23区の中で8番目に治安が良いエリアです。大きな事件が少なく治安が良い方ですが、自転車窃盗や万引きが目立ちます。

23区の順位付けは、平成30年の警視庁の犯罪データと住民基本台帳をもとに作成しています。

大田区は地域住民の結びつきが強いので、不審者がいるとうすぐにうわさが広まる治安が良いエリアが多いです。

ただ、工場の街として有名な「蒲田」付近は、お店が豊富で買い物には便利ですが、駅前にはパチンコ店やアダルト向けDVDの販売店などがあるので子育て向きのエリアではありません。

買い物のしやすさ

大田区はアトレ大森店やグランデュオ蒲田などが代表的な買い物スポットです。

さらにお隣が神奈川県ということもあり、もう少し先に足を伸ばせば川崎で買い物ができるので、洋服や家電の買い物にも困りません。

ファミリー向け物件の家賃相場

太田区のファミリー向け物件の家賃相場は、23区の平均より少し安いです。

品川区に近い石川町や、田園調布などは家賃相場が高いです。

反対に、他のエリアは家賃相場が比較的安いので、ファミリーにもおすすめです。ただし、家賃だけを優先すると治安の悪いエリアに住むことになってしまいがちので注意しましょう。

大田区は子育て支援制度が充実している

大田区の子育て支援制度は充実しています。

児童手当や一時出産金という基本的な制度から、子ども支援センターや保育サービスアドバイザーといった、大田区にしかない独自の制度が豊富に用意されています。

上記の中で、主な子育て支援制度について、詳しく解説していきます。

子ども医療費助成制度

子ども医療費助成制度は0歳から中学生までの子どもが対象の医療費の自己負担分と入院時の食事療養費の標準負担額を助成してもらえる制度です。

区内に住民登録をしており健康保険に加入していれば、利用できます。ただし、入院時の食事代はいったん家庭で負担し、後日に還付請求する方式です。

認証保育所保育利用料助成

認証保育所保育利用料助成制度は、東京都の認証保育所にお子さんを預けている保護者に対して支払われる保育利用助成制度です。

受け取るためには、保護者と子どもの両方が大田区に住民票があることや、認証保育所と月160時間以上の月極利用契約を結んでいるという条件があります。

出産・育児支援事業「かるがも」

出産・育児支援事業かるがもは、助産師や保健師の専門職の方々が妊婦さんや家族の方へのサポートをおこなう制度です。

妊娠届を提出した際に、専門職の方と出産についての不安や生活についての面談が受けられるほか、「妊婦さん・子育て応援グッズ」が後日郵送で送られてきます。

また、相談に外出するのが難しい出産後でも、専門職の方が生後4ヶ月の赤ちゃんがいる家庭に訪問し相談やアドバイスをしてもらえます。

子ども家庭支援センター

子ども家庭支援センターは、子どもと家庭に関する手厚いサポートを受けられる施設です。

子どもに関する相談だけでなく、登録している会員同士で子どもを預けたり預かったりできる「ファミリーサポートおおた」や一時保育の「キッズなルーム」を開設しています。

おおた子育てナビ

おおた子育てナビは、子育てに関する行政の情報から地域の情報、民間サービスなどの情報が全てまとめられたサイトの名称です。

わざわざ外出しなくても、スマホやPCから子育てに関するまとまった情報を閲覧できるので、出産直後などは重宝します。

太田区の待機児童数は23区中ワースト4位

大田区の待機児童の数は、23区中ワースト4位にはいるほど多いです。

平成30年4月の時点で待機児童が250人おり、東京23区内で世田谷区、江戸川区、目黒区に次いで4番目です。

しかし、平成29年4月の時点では572名だったので、待機児童を減らす改善に力を入れていることが分かります。

具体的には、保育所の新規開設です。大田区は毎年保育所を増設しており、令和2年の4月までにあと14個の保育所を開設する予定です。

子育てにおすすめなレジャー施設

公園やプールなど子どもが体を動かして遊べる場所を4ヶ所ピックアップしたので、どういうレジャー施設があるのか参考にしてください。

スペースアスレチック トンデミ ヘイワジマ

出典：https://bandainamco-am.co.jp/
スペースアスレチック トンデミ ヘイワジマは、子どもがトランポリンやクライミング、ロープウォークなど、体を動かして楽しめる施設です。

子どもだけでなく大人も一緒に楽しめるので、子どもとのスキンシップを図るのに最適です。

城南島海浜公園

出典：http://seaside-park.jp/park_jonan/
城南島海浜公園は、キャンプやバーベキューができるだけでなく、砂遊びや水遊びができる砂浜や家族連れで楽しめる公園があります。

さらに、東京港に出入りする大型船や羽田空港から発着する飛行機を間近に見れます。

羽田空港

羽田空港の第1旅客ターミナルには、子どもが遊べるキッズコーナーやおもちゃ、キャラクターショップが用意されています。

展望デッキを訪れれば、飛行場を飛び立つ飛行機を間近に見られるほか、カフェでアイスクリームを食べることもできます。

萩中公園プール

萩中公園プールは、年間通じて利用できます。冬場でも温水の室内プールが利用できるので、泳ぐのが大好きな子どもには嬉しい施設です。

プール以外にも公園内には遊具や自転車に乗れるエリアもあるので、自転車に乗る練習をすることもできます。

太田区で子育てにおすすめの駅3選

大田区の中でも、とくに子育てにおすすめの駅を3つ紹介します。大田区に住もうと考えているファミリーの人は、ぜひ、参考にしてください。

鵜の木駅

鵜の木駅は、昔ながらの個人商店やチェーン店が軒を連ねている「鵜の木商店街」があり、スーパーや飲食店が豊富にあるので、お買い物や外食に便利なスポットです。

治安が良く、東急多摩川線が使えるので、渋谷駅まで約19分、横浜駅まで約26分で行ける都心や、横浜市内へのアクセスが非常に良い駅です。

鵜の木駅の物件を探す

田園調布駅

田園調布駅は、東急東横線と東急目黒線の2路線が乗り入れていて、都内や横浜方面へアクセスしやすいのが特徴です。

スーパーが少ないので、電車を利用して買いに行く必要がありますが、犯罪発生率が非常に低く治安が良いため、子どもを育てる環境としては好条件の立地です。

田園調布駅の物件を探す

大森駅

大森駅は、商業施設が充実していて、飲食店が多いのが特徴の駅です。

休日に買い物やカフェを楽しむことができるほか、ファミリー向けのアパートや住宅が多いので、比較的理想に近いお部屋を探せます。

大森駅の物件を探す

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