「同棲でペットを飼うときの注意点は?」
「事前にどんなことを確認すべき?」
同棲きっかけでペットを飼うカップルは多いです!お互い犬や猫に癒やされれば、同棲生活も円満にいきやすいです。
しかし、ペットを飼う前に確認すべきことは多いです。高い飼育費用が生活費を圧迫して、最愛のペットとお別れするケースもあります…。
そこで当記事では、同棲中にペットを飼うときの注意点について解説します。おすすめのペットも紹介しています。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。
同棲生活でペットを飼うメリット
同棲中にペットを飼うメリットを実際に同棲でペットを飼ったことのある人の体験談と一緒に紹介します。
・一緒にいる時間が増える
・2人の絆が深まる
・別れのストッパーになる
・寂しさを紛らわせられる
会話や笑顔が増える
ペットとのやり取りが増えて、互いに共通の話題ができるので自然と会話が増えます。
動物は癒やしを与えてくれる存在です。一緒に遊んだり、可愛らしい一面が見られるので、笑顔も増えて楽しい日々を過ごせます。
同棲生活が長いほど会話量は減りやすいので、マンネリ化防止にうってつけです。
一緒にいる時間が増える
ペットを飼い始めると、自然と家に早く帰るようになります。
お世話はもちろんのこと、かわいいペットに早く会いたいという気持ちが強くなるので、家にいる時間が多くなります。
ペットを飼い始めることで、新しい趣味やライフスタイルができるので、パートナーとの時間も増えます。
2人の絆が深まる
ペットという共通の宝物ができるので、自然と2人の距離が近づいて絆が深まります。
ペットを飼うことで2人が親の役割を担うことになります。お世話は子育てに近い感覚が生まれて、ペットを通して自分たちも成長します。
パートナーの自分より弱いものへの対応が見れるので、将来のことを考えるきっかけにもなります。
破局を止めるストッパーになる
ペットを飼うと簡単に別れられない状況になるので、しっかり話し合う機会が作れます。
どちらが引き取るのか、誰かに預けるかなど、ペットに与える影響を考えると自分たちの都合だけで別れられません。
ペットとの悲しい結末を迎えないためにも、しっかりと話し合うことが必要です。
寂しさを紛らわせられる
パートナーが出張や旅行で家を空ける日があっても、ペットが一緒なら寂しくありません。
また、家を空けるパートナーとしても、ペットがいることで安心して出かけられます。
お部屋で一緒にペットと遊べば、孤独感が紛れてネガティブな感情を生みにくいです。
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ペットを飼うと起こる5つのデメリット
同棲生活でペットを飼うとさまざまなメリットが生まれますが、以下の5つのようなデメリットも起こる可能性もあります。
ペットをお家に迎え入れるときは、デメリットまできちんと確認しましょう。
・お世話の負担が偏りやすい
・同棲解消の際に引き取りで揉めやすい
・ペットのスペースが必要になる
・気軽に旅行に行きづらくなる
飼育費用がかなりかかる
ペットのお世話にはかなりの費用がかかって生活の負担になります。
エサ代やペットシーツ代だけでなく、健康を保つための医療費などもかかります。
月々でかかる費用の目安は犬が約10,000円、猫は約7,000円かかります。
経済的に生活していけるのかや、費用はどう分担するのかをパートナーと話し合いましょう。
ワクチンは定期的に打つ必要がある上、病気や怪我をした場合は多額の治療費がかかることがあります。
お世話の負担が偏りやすい
一緒にお世話をしていこうと決めても、帰宅時間の都合でエサやりやトイレ掃除など、お世話の負担が片方に偏ってしまうことがあります。
特に、散歩が必要なペットを飼う場合は、いつどちらがするのかなど役割分担をする必要があります。
お互いが人任せにならないように、お世話することが大切です。
仕事や環境の変化があったときは、役割分担を見直しましょう。
同棲解消の際に引き取りで揉めやすい
万が一、パートナーと別れることになると、ペットをどちらが引き取るかで揉めることがあります。
次のお互いの生活次第では、ペットを飼うことが難しい場合もあります。
その場合は、家族や友人に引き取ってもらうか、譲渡会で他の飼い主に譲渡できます。
悲しい結末を迎えないように、飼う前に話し合っておきましょう。
大事な家族に会えなくなるので、飼い主に与える喪失感も大きいです。
ペットが過ごしやすい環境が必要になる
同じ空間でペットと過ごすには、心地良い環境を作る必要があります。
ある程度お部屋に余裕があり、スペースが確保されたお部屋でないとペットも人間もストレスになります。
賃貸の場合は退去のこともあるので、お部屋をきれいに保たなければなりません。
ペットのイタズラで壁や床が傷ついたり、汚れやシミができてしまうと退去の際にトラブルになりやすいです。
気軽に旅行に行きづらくなる
ペットを飼っていると、長時間留守にして出掛けることが難しくなります。
そのため、ペット同行ができない旅行や里帰りなどに行きづらくなります。
ペットも旅行に連れていけますが、ペット可のホテルを探したり、ペット用の費用を支払ったりと、かなり手間が増えてしまいます。
ペットと暮らす際の注意点
ペットを飼うなら、以下で紹介する注意点をクリアできているか、確認しておきましょう。
1つでも当てはまらない場合、自分たちの生活が苦しくなったり、ペットに悪影響を与えるかもしれません。
・経済的にペットを飼える余裕があるか
・面倒を見る時間があるか
・最後まで責任をもって飼えるか
・近くに獣医やペットホテルがあるか
・ペット可物件を選んでいるか
お互いの了承はあるか
必ず飼う前にパートナーと相談して、ペットを飼いたいという認識を共有しましょう。
犬や猫などは10年以上一緒に生活していくので、それなりの覚悟が必要です。
どちらかが飼いたいからと言っても、パートナーが動物アレルギーをもっていることもあるので、必ず相談しましょう。
経済的にペットを飼える余裕があるか
ペットを飼うには、それなりに費用がかかることを覚えておきましょう。
自分たちの生活費に加えて、ペットの飼育費用が上乗せされます。
毎月のエサ代だけでなく、病気やケガをした際は高額な医療費が必要になります。
自分の生活だけでギリギリの人だと、万が一のときのお金が支払えないので、ペットを飼える余裕があるのか確認しておきましょう。
面倒を見る時間があるか
ペットを飼おうと考えている人は、経済的な余裕だけでなく、時間にも余裕があるか確認しておきましょう。
両者ともにペットと一緒にいる時間を取れない場合は、しつけができずに留守番中にトラブルになる可能性があります。
仕事が忙しいカップルでもエサやりや掃除、ペットと遊ぶ時間を作れるなら飼えます。
最後まで責任をもって飼えるか
ペットが寿命を全うする間、きちんと飼えるのかよく考えましょう。
犬や猫は、長いもので15年以上生きます。その間、自分たちのライフスタイルは変えられず、行動を制限されることが多くなります。
もし、寿命までの間に引っ越したり別々に暮らすようになる予定があるなら、ペットを飼うのは避けたほうが良いです。
近くに獣医やペットホテルがあるか
家の近くに動物病院やペットホテルがあると安心です。
ペットが急に体調を崩してしまった場合や、家を空けてお世話ができない状況がでてきます。
引越しやお部屋探しの際に、周辺施設にペット用の施設があるかどうか調べてみましょう。
ペット可物件を選んでいるか
ペットを飼うのであれば、必ず「ペット可」の物件を選んでください。ペット不可のお部屋でペットを飼ってトラブルになった場合、強制退去や罰金を請求されることもあります。
ペット可物件でも大家さんによってはNGな動物もあるので、不動産屋に相談してみましょう。
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」なら、飼育可能なペットを管理会社に直接確認してくれます!
LINEから「家賃8円以下で猫を飼える物件が良い」と伝えれば、希望に合うお部屋を提案してくれます。動物病院などの周辺環境の相談にも乗ってくれるので安心です。
同棲生活におすすめのペット5選
同棲カップルにおすすめのペットを、5種類まとめてみました。
それぞれの特徴や飼育にかかる費用を記載しているので、何を飼おうか悩んでいる人は参考にしてください。
・猫
・ウサギ
・ハムスター
・セキセイインコ
犬
ペットとして人気がある犬は、散歩としつけをしっかりできるカップルにおすすめです。
特に「トイプードル」や「チワワ」など小型犬が人気です。
室内で飼えて一緒にいる時間が長くなる上、お手入れやお世話しやすい犬種が多いので大きな負担になりません。
ただ、犬は寿命が10~15年くらいなので、飼う際は最後まで責任を持って育てられるのか、もう一度考えましょう。
飼育にかかる費用
初期費用 (ケージ・トイレなど) |
約20,000円 |
---|---|
エサ | 約1,000円/月 |
トイレシート | 約150円/月 |
登録料 | 3,000円 |
狂犬病予防接種 | 3,500円 |
健康診断 | 約5,000~20,000円 (内容や地域で変動あり) |
ワクチン接種 | 5~6種 約5,000~7,000円/回 8~10種 約5,000円~10,000円/回 |
避妊・去勢手術 | 去勢 約15,000~30,000円 避妊 約20,000~50,000円 |
犬は他のペットと比べると、ケージやおもちゃなどを揃えた場合、初期費用が割高です。
狂犬病などのワクチン接種は2~3年ごとに打つ必要があります。
猫
猫は犬と違い散歩が必要なく、キャットタワーなど運動できる空間があれば十分生活していけます。
散歩をする時間がないカップルや、仕事などで家を留守にすることが多いカップルにおすすめです。
賃貸のお部屋に住む場合は、穏やかな性格の「スコティッシュフォールド」や「ラグドール」が人気です。
「ロシアンブルー」のような、あまり鳴かない種類もおすすめです。
飼育にかかる費用
初期費用 (おもちゃ・トイレなど) |
約15,000円 |
---|---|
エサ | 約500円/月 |
トイレの砂 | 約500円/月 |
健康診断 | 5,000~10,000/回 |
混合ワクチン接種 | 3種 約3,000~5,000円 5種 約5,000~7,000円 |
避妊・去勢手術 | 去勢 約10,000~20,000円 避妊 約15,000~30,000円 |
犬と同じように、健康診断やワクチン接種が必要になります。
ランニングコストとしてエサ代の他に、トイレの砂がかかってきます。
ウサギ
ウサギは鳴き声が小さく、臭いがあまり気にならないので、賃貸物件でも飼いやすいです。
また、散歩する必要が無いので、あまりペットのために時間を取れないカップルにもおすすめです。
ただ、環境の変化に弱いので、飼う部屋を変えたり引越しが多いと、変化に慣れず体調を崩してしまうことがあるので注意が必要です。
人気品種の「ネザーランドドワーフ」は活発で好奇心旺盛ですが、とても人懐っこい性格のウサギです。
飼育にかかる費用
初期費用 (ケージ・トイレなど) |
約6,000円 |
---|---|
エサ | 約2,500円/月 |
トイレの砂 | 約500円/月 |
トイレのシーツ | 約800円/月 |
ウサギは予防接種がなく、初期費用は抑えらています。
エサの牧草とペレットは少々高めですが、犬や猫よりはランニングコストが安いです。
ハムスター
ハムスターは他の動物に比べて低価格で手に入る上、ケージで飼うので掃除も簡単です。
さらに、鳴いたり吠えたりしないので、近隣住民に騒音の迷惑がかかりません。
人懐っこい性格である「ゴールデンハムスター」や「ジャンガリアンハムスター」は、初心者の人でも飼いやすいです。
ただし寿命が短く、平均で2~3年くらいしか生きられません。
飼育にかかる費用
初期費用 (ケージ・トイレなど) |
約9000円 |
---|---|
エサ | 約200円/月 |
トイレの砂 | 約300円/月 |
床材 | 約300円/交換時 |
ハムスターは最初の飼育環境を整えるだけなので、初期費用は高くありません。
また、ハムスターの居住空間は100円ショップの小物アイテムで作ることもできます。
セキセイインコ
セキセイインコはきちんとした飼育設備があれば、初心者の人でも飼いやすい動物です。
飼育スペースは基本的にケージの中で、毎日数時間は放鳥して遊ばせます。
セキセイインコは決まったところにトイレをしないのでお手入れが大変です。
また、ストレスにも弱いので常に清潔な環境を保つ必要があります。
初期費用 (ケージ・おもちゃなど) |
約15,000円 |
---|---|
エサ | 約1,000円/月 |
セキセイインコにかかるランニングコストはエサ代だけです。
日中はよく鳴いて部屋に響くので、賃貸の場合は防音対策が必要です。
他の動物より、懐くまでに少し時間はかかりますが、小さくて可愛らしいペットです。
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さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。
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