お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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レオパレスのメリットとデメリット|実際の体験談や物件の特徴を徹底解説!

レオパレスのメリットとデメリットは?のイメージイラスト

レオパレスに住むメリットデメリットは?
契約するときの注意点はある?

レオパレスは全国で賃貸物件を展開していて、募集されている物件も豊富です。初期費用が安かったり、家具家電が充実していて人気です。

しかし、レオパレスは「壁が薄い」「騒音が気になる」といった悪い意見も目立ちます。

そこで当記事では、レオパレスに住むメリットとデメリットを解説します。住んでいる人の赤裸々な感想、入居費用や住むまでの流れなどもまとめています。

レオパレスのメリット・デメリットの結論
  • 家具家電代や初期費用を抑えられるのが主なメリット
  • 家賃が相場より高い、退去費用が必ず発生するなど、デメリットもある
  • 来店不要でお部屋を探したいならスミカがおすすめ


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監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

レオパレス物件に住む主なメリット

・家具家電が備え付け
・初期費用が相場よりも安い
・ネット環境が整っている
・連帯保証人が不要
・短期間だけ入居できる
・初期費用や家賃の割引キャンペーンが多い

以下でそれぞれ解説します。ただし、物件によって多少の違いはあるので、細かい部分は申し込みの前に担当スタッフに確認しましょう。

家具家電が備え付け

・テレビ
・冷蔵庫
・洗濯機
・電子レンジ
・エアコン
・カーテン
・テーブル
・椅子

ほとんどのレオパレス物件では、家具や家電が備え付けられています。レオパレスに設置されているのは、上記のような家具・家電です。

物件によって付いているものは変わります。また、築年数の新しいレオパレスであれば製品も新しいものがあることが多いです。

上記の家具・家電を自分で買い揃えると、10万円近くかかってしまいます。初めての一人暮らしや単身赴任での引っ越しであれば、引っ越しにかかる費用を抑えられます。

備え付けの家具や家電が壊れた際には、無料で修理や交換をしてくれます。ただし、故意や過失による故障の場合は修理代がかかります。

初期費用が相場よりも安い

レオパレス物件の多くは敷金と仲介手数料が0円です。一般的に、敷金、仲介手数料はそれぞれ家賃1ヶ月分かかるので、家賃2ヶ月分の初期費用を抑えられます。

ただし、敷金が0円になるお部屋は専有面積が30㎡未満のお部屋だけです。

ネット環境が整っている

レオパレスの物件には「レオネット」というレオパレスの居住者専用のインターネットサービスが用意されているので、入居後に個別でネット環境を整える必要がありません。

一人暮らしの場合、毎月のインターネット利用料は5,000~6,000円ほどですが、レオネットであれば1ヶ月2,268円なので、約3,000円ほど安く済みます。

「レオネット」のサービスの一環として「L MOVIE」というビデオ配信サービスが利用できます。

動画配信サービス大手の「U-NEXT」の提供で、映画・ドラマ・アニメ・音楽ライブなどいろいろな番組が楽しめます。

連帯保証人が不要

連帯保証人が不要のイメージイラスト
成人さえしていれば、レオパレス物件を借りるのに連帯保証人は不要です。ただし、入居時にレオパレスが指定する保証会社に加入する必要があります。

未成年の人がレオパレス物件を借りる場合には、保証会社を利用するかどうかにかかわらず、連帯保証人を立てる必要があります。

短期間だけ入居できる

レオパレスには通常の賃貸契約とは別に、最短30日以上で入居期間を指定できる「マンスリー契約」があります。短期間で退去できるため、一時的な居住先として利用できます。

マンスリー契約の場合、家賃と水道光熱費は全額前払いです。契約手続きや入居中の追加費用が不要なので、計画的に次の引っ越し先の準備ができます。

初期費用や家賃の割引キャンペーンが多い

キャンペーン例
・トリプルゼロ
・物件限定最大家賃2ヶ月分無料
・短割(短期プラン割引)
・友だち割

レオパレスは1年通していろいろな割引キャンペーンをおこなっています。

「トリプルゼロ」というキャンペーンでは、敷金、礼金、仲介手数料、日割家賃、前家賃、鍵交換代が無料の物件があります。家賃4ヶ月分ほどの費用が節約できます。

「友だち割」は同じアパートに同日に申込みすると、人数に応じで入居費用が割引されるキャンペーンです。友達じゃなくても、先輩・後輩や親族でも大丈夫です。

2人(2部屋)契約で1人につき15,000円、3人(3部屋)契約で1人につき25,000円と割引額が大きいのもポイントです。

期間限定のキャンペーンもある

期間限定キャンペーン例
・お部屋情報メール登録で1万円値引き
・フレッシャーズ新生活応援キャンペーン
・引っ越し応援キャンペーン
・ノベルティグッズプレゼント

まレオパレスは1年を通して期間限定のキャンペーンもおこなっています。

入居費用の割引だけでなく、ギフトカードが当たるキャンペーンやノベルティグッズのプレゼントなどもあるので、少しでもお得に契約したい人にはおすすめです。

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レオパレス物件に向いている人の特徴

・短期間だけ住みたい
・初期費用の安さが最優先
・他の住人の生活音や騒音が気にならない
・防犯性の高いお部屋に住みたい
・外国人が多くても平気
・家具家電を自分で揃えるのが面倒

レオパレス物件に住むのに向いている人の特徴を以下にまとめました。複数当てはまる人は、レオパレスの物件を検討しても良いでしょう。

レオパレスに住みたいと思った人のために、探し方を詳しく紹介します。

レオパレスの探し方

レオパレスの物件の探し方は2種類あります。

1つは、レオパレスの公式サイトから検索する方法です。普通の部屋探しサイトと同じように、スマホやパソコンから、自分の住みたいエリアや条件を入力して探せます。

2つ目は、近くのレオパレスセンターか、レオパレスの公式加盟店である「レオパレスパートナーズ」に直接行ってスタッフと一緒に探す方法です。

部屋探しが初めてでいろいろ相談しながら決めたい人は、直接お店に行くのがおすすめです。

レオパレスに似た物件はほかにもある

家具家電付きやロフト付き、ネット回線が無料なお部屋などレオパレスに似た物件は、普通の賃貸でもたくさんあります。

レオパレスのみに絞らないほうが、物件数がたくさん出てきて自分好みのお部屋に出会いやすいです。

レオパレスはデメリットが多い

・壁や床が薄い物件が多い
・エアコンが3時間で切れる
・ネット回線が遅い時間帯がある
・退去時に「基本清掃料」が必ずかかる
・備え付けの家具家電が古い場合がある
・家賃が相場より高めの物件が多い
・訪問販売員が来ることが多い

壁や床が薄い物件が多い

足音がうるさいイラスト
レオパレスのお部屋は壁や床が薄く、隣のお部屋の生活音や上の階の足音が、普通の賃貸よりも聞こえやすいです。スーパーのビニール袋の音まで聞こえるという噂もあるほどです。

最近では「ノンサウンドフロア」という遮音性の高い床材を使ったレオパレスが建てられています。従来のレオパレスよりも衝撃を抑えられる造りなので、生活音が聞こえにくいです。

生活音や足音が気になる人は、ノンサウンドフロアが使われたお部屋を探すと良いです。

エアコンが3時間で切れる

レオパレス物件で2002年~2015年3月までに設置されたエアコンは、3時間連続で利用すると自動的に電源が切れるようになっています。

ただし、2018年7月に「エアコンが勝手に切れる」という苦情が大々的に報道されたことを受けて、レオパレスの公式サイトで自動電源オフの設定の解除方法が掲載されました。

ネット速度が遅い時間帯がある

レオパレス居住者用のネットサービスである「レオネット」は、1つの回線を物件の入居者全員で共有して使うものなので、利用者が増える時間帯になると回線速度が遅くなります。

とくに夜の8時~23時頃が、もっとも回線が圧迫されます。回線が遅くなるとYoutubeやNetflixの動画は読み込みが終わらず、画面が黒いまま何十分も固まったままになります。

動画視聴やネットゲームを楽しめないだけでなく、簡単な調べものやネットサーフィンでも非常にストレスを感じます。

ただ、レオネットを解約して、自分で光回線などの別の契約に切り替えることは可能です。

退去時に費用が必ずかかる

退去時の立ち会いの風景のイラスト
レオパレスは退去時に「基本清掃料」がかかります。料金は間取りや広さによって変わりますが、1Kの25㎡未満の家具なしで27,540円、家具ありで30,780円です。

「基本清掃料」とはつまりハウスクリーニング代なので、備えつけの家具家電を壊していたり、床や壁に傷をつけていると、さらに修繕費用がかかります。

一般の賃貸物件であれば、入居時に預けた敷金で退去費用はまかなわれますが、レオパレスは敷金0円なので退去時に全額を用意する必要があります。

備え付けの家具家電が古い場合がある

お部屋の備え付けの家具家電は、入居者が決まるたび新しく調達されるわけではなく、前回の居住者が使っていたものを使うことがほとんどです。

お部屋によっては何人もの入居者によって使われてきたために使用感があったり、設備として古いこともあります。

4年に1度は家具家電が新しいものに交換してくれるので、タイミングが良ければ比較的新しいものを使えることがあります。

家賃が相場より高めの物件が多い

家具・家電が備え付けられているので、周辺の同じような物件と比べると家賃相場が高いことが多いです。

自分で家具・家電を揃えるとなると10万円以上はかかるので、毎月の家賃は多少高くてもまとまった出費を避けたい人におすすめです。

長く住むことを考えると自分で家電を揃えたほうが安い場合もあるので、自分が使う家電の種類や居住予定年数で決めましょう。

訪問販売員が来ることが多い

レオパレス21の公式サイトのよくある質問に「訪問販売にご注意ください。」という項目があるほど、訪問販売員が来ることが多いです。

水質検査や、浄水器の設置・火災警報器の設置などの訪問販売が相次いているようです。

インターネットで調べてみると訪問販売する営業マンの間には「レオパレスに行けば売れる」というジンクスもあるそうです。

レオパレスに住んだ人の感想

良いと感じた人の感想

「家具備え付けだから自分で用意しなくて良い」「初期費用や退去費用が安かった」など、手軽に入居できる点や費用が抑えられたという点を評価している人が多いようです。

悪いと感じた人の感想

「壁が薄くてうるさい」「ネット回線が遅い」など、悪い評判のほうが目立ちます。

他には「スタッフの対応が遅い」「外国人が多くて文化の違いによるトラブルが多い」などが挙げられていました。

レオパレスの入居費用はいくら?

通帳と印鑑のイラスト

家賃の2.5~3ヶ月が必要

項目 費用
敷金 0円
礼金 家賃1ヶ月分
仲介手数料 0円
前家賃 家賃1ヶ月分
共益費 物件によって変わる
インターネット代(任意) 2,268円
鍵交換費用 10,260円
環境維持費 540円
抗菌施工費(任意) 17,712円
火災保険料(2年契約) 約18,000円

レオパレス物件に入居する際の費用を、項目ごとに一覧でまとめました。合計すると、家賃の約2.5~3ヶ月分くらいになります。

入居費用の項目ごとの詳細解説

入居費用の項目ごとに、どんな費用なのか解説します。

敷金

専有面積が30㎡未満のお部屋なら敷金は0円ですが、30㎡以上から家賃1ヶ月分かかります。

礼金

家賃1ヶ月分が必要です。ただ、なかには礼金0円のレオパレス物件もあります。

インターネット代

インターネットを使う人のみ必要な費用です。他社よりも月額料金が安いので、インターネットを使う人にはお得なサービスです。

鍵交換費用

基本的に10,260円かかります。ただ、新築のレオパレスの場合は前の入居者がいないため不要です。

環境維持費

地域清掃・下水道掃除にかかる費用です。自治会や町内会費の費用に充てられる料金で、毎月料金がかかります。家賃やお部屋に関わらず、一律で540円かかります。

抗菌施工費

細菌の繁殖を予防するためにかかる施工費用です。オプションなので断ることもできます。ただ、入居希望者が多い物件の場合は払わないと契約を断られることがあります。

火災保険料

火災保険には必ず加入しなければいけません。レオパレスの提供する保険は、約18,000円で加入でき、災害だけでなく、鍵の紛失や水まわりのトラブルなどにも対応してくれます。

家賃ごとの入居費用の目安一覧

家賃 入居費用
50,000円 約153,780円
60,000円 約173,780円
70,000円 約193,780円
80,000円 約213,780円
90,000円 約233,780円
100,000円 約253,780円

共益費は5,000円、火災保険料は10,000円で計算しています。希望の家賃帯だと、どれくらいの費用がかかるのか確認してみてください。

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レオパレスに住むまでの流れ

  1. 物件を探す
  2. 問い合わせする
  3. 内見する
  4. 契約する
  5. 鍵を受け取る

①物件を探す

まずは物件を探しましょう。お部屋探しに慣れている人は、レオパレスの公式サイトから探すのがおすすめです。

初めてのお部屋探しで不安な人は最寄りのレオパレスセンターか、レオパレスの加盟店である「レオパレスパートナーズ」に直接行ってスタッフと一緒に探すと良いです。

②問い合わせする

気になる部屋が見つかったら、電話やお問い合わせフォームから連絡しましょう。連絡するとレオパレスセンターから確認の電話がかかってくるので、日程を相談して決めます。

③内見する

スタッフと一緒に実際に内見に行きます。

防音性や、備え付けられている家具や家電の状態などしっかり確認しましょう。不明な点があったら遠慮なく質問して、不安要素をなくしていきましょう。

④契約する

契約時に必要なもの
・本人確認書類
・金融機関の通帳
・印鑑
・緊急連絡先
・契約金
・車検証(駐車場も契約する場合)
・初期費用(基本現金のみ・JALカードのみ利用可)

部屋が決まったら契約をします。

レオパレスの契約は大きく分けて2種類あります。1つは一般的な「賃貸契約」で、仲介手数料がかからない以外は普通の賃貸契約と変わりません。

もう1つは「マンスリー契約」というもので、90日から30日単位で利用できる「マンスリープラン」と最短30日から利用できる「短期プラン」、学生限定の「学割プラン」があります。

自分にあった借り方ができるので、スタッフと相談して決めましょう。

⑤鍵を受け取る

物件の鍵は、物件を取り扱うレオパレスセンターで受け取ります。受け取りには身分証明書が必要なので忘れずに持っていきましょう。

契約日よりも前に受け取ることはできません。また、鍵の受け渡し業務を行っていない日程があるので、引っ越しの日程を決めるときは注意してください。

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