「24平米は何畳?」
「間取り例やレイアウトのコツは?」
お部屋は広すぎると持て余しますし、家賃も高くなってしまいます。賃貸で借りるなら、自分に合った丁度いい広さで快適に暮らしたいですよね。
しかし24平米と言われても、実際に使える広さがイメージできず選ぶのが難しいという人がほとんどです。
そこで当記事では、24平米が何畳なのか、どんな間取りなのかを解説しています。レイアウトの実例もあるので参考にしてください。
24平米は専有面積が約14.5畳
物件情報に24平米(24㎡)と記載があったお部屋は、基本的にお風呂やトイレを含むお部屋全体の専有面積が約14.5畳です。
広さの計算方法は「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」で、1畳当たり1.62平米と決められています。そのため、24㎡と記載されているなら「24÷1.62=約14.5畳」で計算します。
そもそも専有面積とは、マンションやアパートなどで、居住者だけが自由に利用できるお部屋の内部の面積のことです。そのため、キッチンやお風呂・トイレなどの設備も含まれています。
実際に住むスペースは約7~7.5畳
専有面積24平米は約14.5畳ですが、キッチンやお風呂・トイレなどを抜かした居室は約7~7.5畳あるので、一人暮らしのお部屋としては広めです。
お風呂やトイレなどの居室以外のスペースが広めで、約5畳(約8平米)を占めています。そのため、お風呂・トイレ別になっていることが多いです。
お部屋によっては、キッチンも広めに作られていることがあるので、冷蔵庫や電子レンジ、食器棚をキッチンスペースに置けます。
逆にキッチンが2畳ほど狭いお部屋の場合は、24平米だと居室部分が8畳畳以上になっていることがあります。
地域による面積の違い
物件情報に掲載されている平米数は、1畳当たり1.62平米と決められていますが、地域によって畳のサイズが微妙に違います。
以下は、畳の種類ごとの大きさと、よく使われる地域の一覧です。実際に住むお部屋が、どのくらいの広さかの参考にしてください。
14.5畳の面積 | 1畳の広さ | 使われる地域 | |
---|---|---|---|
中京間 | 28.95㎡ | 182cm×91cm | 東京・愛知など |
江戸間 | 30.96㎡ | 176cm×88cm | 東日本 |
団地間 | 33.17㎡ | 170cm×85cm | 全国の公団住宅・アパート |
本間(京間) | 26.28㎡ | 191cm×95cm | 関西・中国などの西日本 |
自分に合った広さのお部屋をすぐに見つける方法
「どれくらいの広さのお部屋がいいか分からない」という人は、不動産屋を利用しましょう。
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24平米の間取りは1Kが多い
24平米の間取りは、ダントツで1Kが多かったです。キッチンが狭いけど、居室は広いほうが良いという人におすすめです。
不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」を使って、実際に24平米にどんな間取りがあるかまとめてみました。
物件数(東京23区内) | |
---|---|
ワンルーム | 402件 |
1K | 1503件 |
1DK | 479件 |
1LDK | 4件 |
※2019/12/09「ATBB」のデータより
24平米の1Kは、お風呂とトイレが別になっているか、キッチンが3~4畳と広めになっているお部屋が多いです。
居室部分は、ほとんどのお部屋が6畳以上あるので、一人暮らしでは十分な広さです。さらに広い部屋を探そうとすれば、居室部分や8畳や8.5畳のお部屋が見つかります。
また、専有面積が広いので、キッチンスペースが4.5畳~8畳未満ある1DKの物件数が増えてきています。
実際の24平米のお部屋の内装写真
不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」に掲載されている、24平米のお部屋を紹介します。
24平米のワンルーム
大久保の「斎藤ビル」というワンルームのお部屋です。キッチンと居室に仕切りがない分、お部屋が広々としています。
お部屋の中にキッチンがありますが、実質8.5畳も使えるのでかなり広いです。押入れが付いているので、荷物が多い人でも快適に暮らせます。
長細いタイプの1K
梅ヶ丘の「シャトー梅ヶ丘」という1Kのお部屋です。細長いお部屋なので、奥行が広く見えます。実際の居室の広さも、8.2畳と広めです。
クローゼットが小さめですが、お部屋が広いのでハンガーラックを置いたり、壁面タンスを置いても空間に余裕があります。
お部屋が長細いので一番奥にベッドを配置し、ベッドに平行するように棚を置けば、お部屋を2分割できます。
24平米の1DK
京急蒲田の「初音ハイツ」という1DKのお部屋です。居室が6畳ですが、ダイニングキッチンが4.5畳あるので、一人暮らしするなら十分な広さがあります。
収納スペースがかなり広い押入れが付いているので、荷物が多い人にもおすすめです。
24平米のお部屋に住んだことのある人の感想
24平米のお部屋に住んだことある人に、実際の住み心地はどうだったか聞いてみました。居室以外のスペースが広めでゆったりしているという声がありました。
24平米と広さが近いお部屋の比較
24平米と広さが近いお部屋の、居室部分のみを「カリモク60シミュレーター」で比較してみました。家具家電のサイズはすべて統一して配置しています。
20平米は荷物が多すぎなければ快適
20平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約6~7畳です。
一人暮らしでは平均的な広さがあるので、あまりにも荷物が多い人でなければ快適に暮らせます。
シングルベッドやテレビボード、タンスを置いても床に座って作業をするスペースがあります。
荷物が多いという人は、ロフトベッドにしたり、壁際にアルミラックを組み立てて収納スペースを確保しましょう。
25平米は小さいソファーを置く余裕がある
25平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約7~8畳です。
居室が7~8畳と広めなので、シングルベッドやテレビボード、本棚を配置しても余裕があります。1人掛け用の小さなソファーであれば、配置しても窮屈になりません。
また、ベッドに並行になるように収納棚を配置すれば、お部屋の中を二分割できるので、寝室と生活空間を分けられます。
30平米は大型の家具を複数置いても余裕がある
30平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約10畳です。
シングルベッドとテレビボード、収納棚、1人掛け用のソファーを置いても、お部屋の半分近くのスペースが空きます。
大きめのセミダブルベッドやダブルベッド、2人掛け用のソファーを置けるくらい広いです。
30平米になると、キッチンスペースが広めになっている1DKや、居室が2つある2Kのお部屋も見つかります。
24平米のお部屋のレイアウト例
24平米のお部屋の居室部分、約8畳のレイアウト例を紹介します。どういうレイアウトにしようか迷っている人は、参考にしてみてください。
シンプルなレイアウト
ミニマリストやかなり荷物が少ない人は、シンプルなレイアウトにすれば、お部屋の中がかなり広々とします。
テーブルを置きたい人は、高さがあるコンパクトタイプのものか、大きめのローテーブルを配置して、空間にメリハリを出しましょう。
ちなみに、白熱灯なら白や薄いピンクなどの明るめな色で、黄色灯なら黒やブラウンなどの暗めな色で統一すると、すっきりとまとまります。
ダブルベッドを配置したレイアウト
広いお部屋で開放的に寝たいという人は、ダブルベッドを置きましょう。シングルベッドは横幅が95cmしかないですが、ダブルベッドだと140cmもあるのでかなりゆったりと寝れます。
ただし、ソファーやこたつなど大きな家具を複数置くと手狭になるので、ダブルベッド以外の大きな家具は、1~2つ以内に抑えましょう。
低い家具で統一して解放感を出すレイアウト
腰より低いくらいの家具で統一すると、8畳のお部屋がさらに広く見えて解放感が出ます。
もっとお部屋の中を広く使いたい人は、ベッドとソファーが兼任になる、ソファーベッドや脚付きマットレスタイプのものがおすすめです。
冬にこたつを出したい人向けのレイアウト
冬にこたつを出したい人は、ソファーをあきらめて少し大きめのこたつテーブルを配置しましょう。120cm×80cmほどのこたつテーブルであれば、お部屋の中が手狭になりません。
シングルベッドとこたつを置いても、テレビボードや収納棚を置く余裕もあります。
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