「23平米は何畳?」
「間取り例やレイアウトのコツは?」
お部屋は広すぎると持て余しますし、家賃も高くなってしまいます。賃貸で借りるなら、自分に合った丁度いい広さで快適に暮らしたいですよね。
しかし23平米と言われても、実際に使える広さがイメージできず選ぶのが難しいという人がほとんどです。
そこで当記事では、23平米が何畳なのか、どんな間取りなのかを解説しています。レイアウトの実例もあるので参考にしてください。
- 23平米は専有面積が14畳の広さ
- キッチンなどを除いた生活スペースは7.5畳ほど
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
23平米は専有面積が約14畳
物件情報に23平米(23㎡)と記載があったお部屋は、基本的にお風呂やトイレを含むお部屋全体の専有面積が約14畳です。
広さの計算方法は「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」で、1畳当たり1.62平米と決められています。そのため、23㎡と記載されているなら「23÷1.62=約14畳」で計算します。
専有面積とは、マンションやアパートなどで、居住者だけが自由に利用できるお部屋の内部の面積のことです。そのため、キッチンやお風呂・トイレなどの設備も含まれています。
実際に住むスペースは約7.5~8畳
専有面積23平米は約14畳ですが、キッチンやお風呂・トイレなどを抜かした居室部分は約7.5~8畳で、やや広めです。
キッチンなどの居室以外のスペースが広めで、約6畳(10~11㎡)あるので、風呂・トイレ別になっているお部屋が見つかりやすいです。
キッチンスペースが4畳ほど広いお部屋でも、お風呂・トイレなどで3畳ほどなので居室は7畳ほどあります。
23平米で一人暮らしするなら、よほど広いお部屋に住みたいと考えない人でなければ、特に広さを気にしなくても快適に暮らせます。
地域による面積の違い
物件情報に掲載されている平米数は、1畳当たり1.62平米と決められていますが、地域によって畳のサイズが微妙に違います。
以下は、畳の種類ごとの大きさと、よく使われる地域の一覧です。実際に住むお部屋が、どのくらいの広さかの参考にしてください。
13畳の面積 | 1畳の広さ | 使われる地域 | |
---|---|---|---|
中京間 | 27.95㎡ | 182cm×91cm | 東京・愛知など |
江戸間 | 29.9㎡ | 176cm×88cm | 東日本 |
団地間 | 32.03㎡ | 170cm×85cm | 全国の公団住宅・アパート |
本間(京間) | 25.37㎡ | 191cm×95cm | 関西・中国などの西日本 |
23平米の間取りは1Kが多い
23平米の間取りは1Kがダントツで多かったです。ワンルームや1DKも探せますが、1Kの半分以下しか物件数がありませんでした。
不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」を使って、実際に23平米にどんな間取りがあるかまとめてみました。
物件数(東京23区内) | |
---|---|
ワンルーム | 502件 |
1K | 1827件 |
1DK | 330件 |
1LDK | 2件 |
23平米で一人暮らしするなら、家賃を重視の人はユニットバスのお部屋を、設備重視の人はお風呂・トイレ別や室内洗濯機置き場などの条件で探しましょう。
居室の広さは、どのお部屋も6畳~8畳あるので特に気にする必要はありません。
また、ワンルームに次いで1DKのお部屋が多いので、自炊をよくする人は選択の幅を広げてみてください。ただし1DKは1980年代に流行った間取りなので、築年数は古いです。
実際の23平米のお部屋の内装写真
不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」に掲載されている、23平米のお部屋を紹介します。
玄関側に水回りがあるワンルーム
芦花公園の「メゾン川瀬A棟」というワンルームのお部屋です。
玄関側にキッチンやお風呂などが集まっているので、室内がかなり広く感じます。実際の居室は7.5畳ほどです。
正方形に近いワンルーム
落合南長崎の「ブランシェ哲学堂公園」というワンルームのお部屋です。居室が正方形に近いため狭く見えますが、6.8畳ほどあります。
玄関側にキッチンやお風呂、トイレが集まっているので、実質1Kのように利用できます。
23平米の1DK
ときわ台の「ホールインザウォールときわ台」という1DKのお部屋です。居室は6畳ですが、ダイニングキッチンが5.5畳と広めです。
1DKの間取りの場合、キッチンスペースが4.5畳~8畳未満と広めなので、自炊をよくする人や、食器棚や冷蔵庫などを全部キッチンに置きたいという人におすすめです。
23平米のお部屋に住んだことのある人の感想
23平米のお部屋に住んだことある人に、実際の住み心地はどうだったか聞いてみました。居室の広さが7畳前後あるので快適に暮らせますが、掃除が面倒という声もありました。
23平米と広さが近いお部屋の比較
23平米と広さが近いお部屋の、居室部分のみを「カリモク60シミュレーター」で比較してみました。家具家電のサイズはすべて統一して配置しています。
20平米は一人暮らしでは平均的な広さ
20平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約6~7畳です。
居室が6畳ほどなので、一人暮らしでは平均的な広さがあります。シングルベッドやテレビボード、タンスを置いても床に座って作業をするスペースが確保できます。
荷物が多い人でも、アルミラックを組み立てて収納スペースを増やすなど工夫をすれば、かなりの量の荷物を片付けられます。
25平米は一人暮らしだと広めに使える
25平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約7~8畳です。
居室が7~8畳と広めなので、シングルベッドとテレビボード、タンスを置いてもかなりスペースが空きます。
友達をお部屋に呼ばない前提であれば、ダブルベッドと1人掛け用のソファーを置いたり、収納棚を仕切り替わりにお部屋を2分割し、趣味のスペースを多めに確保しても良いです。
30平米はソファーを置いてもかなり余裕がある
30平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約10畳とかなり広めです。
シングルベッドとテレビボード、収納棚2つと1掛けのソファーを置いてもかなりのスペースが空きます。
ダブルベッドをお部屋の中に置いて、恋人と同棲をしても狭すぎると感じることはありません。
30平米になると、キッチンスペースが広めになっている1DKや、居室が2つある2Kのお部屋も見つかります。
23平米の居室のレイアウト例
23平米のお部屋の居室部分のレイアウト例を紹介します。広いからといって、あれもこれも家具を配置してしまうと手狭になるので、何か1つコンセプトを決めてみましょう。
大きめのソファを配置したレイアウト
お部屋の中に人を呼ばないこと前提であれば、2人掛けの大きめのソファーを配置できます。
長方形タイプのお部屋は、一番奥にシングルベッド、その手前にソファー・テーブル・テレビ台を配置すれば、ドア前の空間が確保できます。
正方形タイプのお部屋は、一辺の壁に家具が沿うように配置し、お部屋の真ん中にソファーを設置することで、ソファーの後ろ側にスペースが空くので動線が確保しやすいです。
仕切りで生活空間を分けるレイアウト
ベッドと平行になるように本棚や収納棚を設置すれば、寝る場所と生活空間を分けられます。ベッド部分が棚の陰になるので、明かりで目が覚めるという人におすすめのレイアウトです。
生活空間部分に、ソファー・テーブル・テレビ台などを配置しても良いですし、厚手のラグやクッションボードを敷きつめて、床に寝転がれるスペースを作るなど色々なレイアウトができます。
ちなみに、仕切りに使う棚の奥行は、30cmほどのものがおすすめです。奥行30cmもあれば、マンガを1列収納できます。
セミダブルベッドを配置したレイアウト
横幅が広いセミダブルやダブルベッドを配置しても、空間に余裕があります。
シングルベッドのサイズは95×195cmですが、セミダブルは横幅が120cm、ダブルベッドは横幅が140cmあるのでゆったり寝れます。
大きめのベッドを配置してもお部屋の半分ほどの空間が空くので、テレビボードやテーブル、収納棚なども配置できます。
大型テレビを設置したレイアウト
映画やゲームが好きな人は、大型のテレビを配置しても良いです。防音性が高いお部屋であれば、小型のスピーカーを置いてダイナミックな音を楽しめます。
小さめのソファーや座椅子を置いても良いですし、ベッドに座ってテレビを見ても良いので、自分の好きなようにレイアウトしやすいです。
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