お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

13平米は何畳?一人暮らしで実際に使える広さはどのくらい?

13平米は何畳?のイメージイラスト

13平米は何畳?
間取り例やレイアウトのコツは?

お部屋は広すぎると持て余しますし、家賃も高くなってしまいます。賃貸で借りるなら、自分に合った丁度いい広さで快適に暮らしたいですよね。

しかし13平米と言われても、実際に使える広さがイメージできず選ぶのが難しいという人がほとんどです。

そこで当記事では、13平米が何畳なのか、どんな間取りなのかを解説しています。レイアウトの実例もあるので参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

13平米は専有面積が約8畳

居室が5畳のお部屋
出典:Room Clip

物件情報に13平米(13㎡)と記載があったお部屋は、基本的にお風呂やトイレを含むお部屋全体の専有面積が約8畳です。

広さの計算方法は「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」で、1畳当たり1.62平米と決められています。そのため、13㎡と記載されているなら「13÷1.62=約8畳」で計算します。

そもそも専有面積とは、マンションやアパートなどで、居住者だけが自由に利用できるお部屋の内部の面積のことです。そのため、キッチンやお風呂・トイレなどの設備も含まれています。

実際に住むスペースは約5~5.5畳

専有面積13平米は約8畳ですが、キッチンやお風呂・トイレなどを抜かした居室部分は約5~5.5畳と狭いです。

シングルベッドとテレビボード、衣類ケースにローテーブルを配置してしまうと、かなり手狭になるので荷物が多い人だと窮屈です。

12平米のお部屋とほぼ体感的な広さは変わりません。そのため、荷物が少ない人や、最低限の家具を置けば十分という人でないと、お部屋の中が片付かないです。

地域による面積の違い

物件情報に掲載されている平米数は、1畳当たり1.62平米と決められていますが、地域によって畳のサイズが微妙に違います。

以下は、畳の種類ごとの大きさと、よく使われる地域の一覧です。実際に住むお部屋が、どのくらいの広さかの参考にしてください。

8畳の面積 1畳の広さ 使われる地域
中京間 13.25㎡ 182cm×91cm 東京・愛知など
江戸間 12.39㎡ 176cm×88cm 東日本
団地間 11.56㎡ 170cm×85cm 全国の公団住宅・アパート
本間(京間) 14.59㎡ 191cm×95cm 関西・中国などの西日本
検索で見つからないお部屋を探せる不動産屋
「イエプラ」は
検索で見つからない
お部屋を探します
イエプラの特徴
  • 検索で見つからないお部屋探します
  • 仲介手数料基本0円
  • 上場企業が運営で安心

13平米の間取りはワンルームが多い

13平米の間取りは、キッチンスペースを多く取ってしまうと居室部分が5畳以下になるため、ほとんどのお部屋がワンルームです。

不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」を使って、実際に13平米にどんな間取りがあるかまとめてみました。

物件数(東京23区内)
ワンルーム 674件
1K 204件
1DK 0件
1LDK 0件

※2019/12/03「ATBB」のデータより

1Kのお部屋は、ワンルームの3分の1ほどの数しかないので、なかなか理想に近いお部屋を探せません。

内装にこだわらず、とにかく家賃が安いお部屋に住みたい人であれば、ストレスなく13平米のお部屋で暮らせます。

実際の13平米のお部屋の内装写真

不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」に掲載されている、13平米のお部屋を紹介します。

13平米の一般的なワンルーム

クアルト上井草の内装写真

上井草の「クアルト上井草」というワンルームのお部屋です。写真に写ってない部分にキッチンがあるので、居室部分は5.5畳ほどです。

正方形に近い間取りなので壁面が広いですが、壁一面に家具を配置してしまうとお部屋の中央のスペースがかなり狭くなります。

ロフト付きワンルーム

ファサードクロスの内装写真

新井薬師の「ファサードクロス」というワンルーム+ロフトのお部屋です。見える範囲の室内は狭く感じますが、ロフトが3畳あるので、実質8畳ほどの空間を使用できます。

ロフト付き1K

プラザ・ドゥ・ブーケの内装写真

北池袋の「プラザ・ドゥ・ブーケ」という1K+ロフトのお部屋です。ロフトのはしごが部屋の真ん中にあるためレイアウトしにくそうですが、ロフト部分が4畳と広めに作られています。

プラザ・ドゥ・ブーケは収納スペースがないお部屋なので、居室かロフトのどちらかに荷物を収納したほうが良いです。

おすすめ人気記事
お部屋探しの裏ワザのアイコン
スーモやホームズにない物件を探す裏ワザ!
記事を読む ▶

おとり物件が少ないサイト3選のサムネイル
不動産屋の悪質な広告「おとり物件」が少ないサイト3選!
記事を読む ▶

13平米のお部屋に住んだことのある人の感想

13平米は、12平米のお部屋同様に押入れやクローゼットの収納スペースがほぼありません。そのため、とにかく家賃を抑えたい人や、荷物が少ない人、家には寝に帰るだけの人におすすめです。

実際に13平米のお部屋に住んだことがある人に、住み心地はどうだったのか聞いてみました。

ロフトがあったから狭さは気にならなかった
男性のアイコン3畳ほどのロフトがあったので、ある意味2Kみたいで快適でした。基本はロフトに布団と衣装ボックス、下にテレビ台と小さなこたつというレイアウトで過ごしてたけど、狭いって感じたことはなかったです。(男性/20代前半)
ベッドの上で生活するしかない
困り顔の女性のアイコン13平米ほどのワンルームに住んでるんですけど、クローゼットがなくて不便です。洋服タンスを室内に置いたらかなり狭く、家にいるときはベッドの上で生活するしかないです。(女性/10代後半)
はしごが邪魔で家具を配置しにくかった
困り顔の男性のアイコン見学したときは気にならなかったんですけど、実際住んでみたらはしごが邪魔で思うように家具が置けずに困りました。結局、四方に家具を配置したのでかなり圧迫感があり、大半をロフトで過ごしていました。(男性/20代後半)

自分に合った広さのお部屋をすぐに見つける方法

「どれくらいの広さのお部屋がいいか分からない」「ちょうどいい広さの物件が見つからない」という人は、チャット不動産屋に相談しましょう。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、LINEで最適なお部屋を提案できます。SUUMOやHOME’Sには載っていない未公開物件も取り扱っているので、お部屋探しの幅が広がります。

さらに、仲介手数料が基本無料です。初期費用を抑えて賃貸契約したい人はぜひ利用してみてください!

13平米と広さが近いお部屋の比較

13平米と広さが近いお部屋の、居室部分のみを比較してみました。「カリモク60シミュレーター」を使用して、家具家電のサイズはすべて統一して配置しています。

10平米はロフトがないとかなり狭い

10平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約3.5~4畳です。

10平米の家具配置例

居室が約3.5~4畳しかないので、シングルベッドを設置してしまうと、テレビボードとテーブルくらいしか置けません。

また、ほとんどのお部屋に押入れやクローゼットなどの収納スペースがついていません。そのため、10平米のお部屋に住むのであればロフトのお部屋でないと、かなり窮屈です。

15平米は一人暮らし出来るが少し狭い

15平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約4.5~5畳です。

15平米の家具配置例

居室が5畳近くあるので、少し狭いですが一人暮らしするうえで十分なスペースがあります。

シングルベッドやテレビボードを配置してもスペースに余裕があるので、洋服タンスや本棚などの家具を追加で配置できます。

18平米は一人暮らし向けでは一般的な広さ

18平米のお部屋は、お風呂やトイレなどの居室以外のスペースをのぞくと、居室の広さが約6畳です。

18平米の家具配置例

18平米は、一人暮らし向けのお部屋で良く見かける広さです。居室が約6畳あるので、ベッドやテレビボード、タンスや本棚も置けます。

天井近くまであるアルミラックを組み立てれば、かなりの量を収納できるので、荷物が多い人におすすめです。

狭いワンルームのレイアウト例

13平米に多いワンルームのお部屋のレイアウト例を紹介します。工夫ひとつで狭いお部屋でも快適になるので、参考にしてください。

背の低い家具で統一

13平米のワンルームのレイアウト
出典:インテリアハート

ベッドにテレビボード、洋服タンスに机などの背を低めに統一して、天井近くの空間を広めに確保するレイアウトです。ビジネスホテルに近い印象ですが、すっきりまとまります。

もう少し収納スペースが欲しい人は、下に収納できるタイプのベッドを購入しましょう。

セミシングルベッドで空間を確保

セミダブルを活用したレイアウト

一般的なシングルベッドは縦195cm×横97cmですが、セミシングルベッドは縦195cm×横80cmなので、約20cm分空間を広めに確保できます。

また、小さめのテーブルやテレビボードを配置すれば、床に座るスペースを十分に開けられます。

布団で作業スペースを広めに確保

布団でお部屋を広く使う
出典:Pacoma

寝具を布団にすれば、使わない時に片づけて作業用スペースを広く確保できます。

ちなみに、最近ネットなどで売っている、クッションになる布団収納袋を使えば、ソファーや座椅子のように使えるので便利です。

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトはこちら
follow us in feedly
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
お役立ちまとめページ
  • 東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑
  • お部屋探しの前に知るべき知識お部屋探しの前に知るべき知識
  • 家賃の上手な決め方家賃の上手な決め方
  • お部屋の間取りや広さについてお部屋の間取りや広さについて
  • 賃貸契約の初期費用について賃貸契約の初期費用について
  • 入居審査についての疑問解決入居審査についての疑問解決
  • 不動産屋を賢く利用する知恵不動産屋を賢く利用する知恵
  • 引っ越しに必要な費用について引っ越しに必要な費用について