「北杜市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな町への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「山梨県 北杜市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
北杜市はどんな町?
北杜市について | |
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所在地 | 山梨県 北西部 |
人口(2023年 2月1日現在) |
45,913人(21,934世帯) 男性:22,491人、女性:23,422人 |
面積 | 約602.48km² |
都市部へのアクセス |
▶電車(特急利用) 小淵沢駅~新宿駅:約2時間 小淵沢駅~名古屋駅:約3時間10分 小淵沢駅~甲府駅:約25分 ▶車 須玉IC~新宿:約2時間 小淵沢IC~名古屋:約2時間30分 須玉IC~静岡:約1時間40分 |
住まい情報 | ▶空き家バンク物件情報はこちら |
移住支援制度 |
①移住支援金 ②定住促進就職祝金制度(令和5年度で終了) ③子育て世代マイホーム補助金 ④奨学金返還支援事業助成金 ⑤転入子育て世帯家賃補助金 ▶北杜市支援制度一覧はこちら |
自然・施設 |
・八ヶ岳高原 ・ハイジの村 ・みずがき湖(塩川ダム) ・みずがき山自然公園 ・高根クラインガルテン ・オオムラサキセンター ・清春芸術村 ・八ヶ岳やまびこホール ・長坂コミュニティステーション ・ゴルフ場、スキー場 ・スキー場、スケート場 ・温泉施設、神社仏閣 など |
独自ポイント |
・山梨県最大の面積でエリアごとの魅力が豊富 ・子育て支援、移住支援が手厚い など |
自然豊かで住みやすい町
北杜市は山梨県の北西部に位置する自然豊かな町です。日本百名山の1つとして有名な「八ヶ岳」などの山々に囲まれ、いつでも美しい山岳景勝地を眺められます。
スーパーやホームセンターなど日用品を購入できるお店が揃っており、普段の買い物に困ることはありません。直売所や道の駅へ行けば、新鮮な地元の食材が安く手に入ります。
山や森に囲まれているため夏でも涼しく快適な地域です。日本海側の雪雲は八ヶ岳や南アルプスによって遮られるため、雪は年に2~3回と比較的少ないです。
3つの日本一を誇る北杜市
北杜市は「ミネラルウォーター生産量」「日照時間」「国蝶オオムラサキの生息」の3つの日本一を誇っています。
日本名水百選は北杜市から3ヶ所も選ばれています。市内にある道の駅では水汲み場が設けられ、おいしい湧き水がいつでも飲めます。
また、北杜市は降水量が少なく晴れが多いので非常に過ごしやすいです。日本の平均日照時間は年間約2,000時間と言われていますが、北杜市は2,500時間を超えています。
北杜市の5つの住みやすさポイント
- 都市部へのアクセスに優れている
- 土地柄を活かした農作物が盛りだくさん
- 子育て支援に力を入れている
- 自然を楽しむレジャーが充実
- 都市部よりも住居費が抑えられる
①都市部へのアクセスに優れている
市内には中央自動車道の須玉IC、長坂IC、小淵沢ICと3ヶ所のインターチェンジがあります。首都圏から車で約2時間、中京圏から約2時間半と交通アクセスが良いです。
また、中部横断自動車道の開通により、静岡方面へのアクセスも良くなりました。
電車の場合は中央本線と小海線が利用できます。中央本線の特急あずさ号なら新宿駅から約2時間と、日帰りが十分可能です。
市内の生活は車移動が基本ですが、路線バスやデマンドバスも整備されています。「バス停の近くに住む」など、物件選びを工夫すれば車なしでも生活できます。
②土地柄を活かした農作物が盛りだくさん
- ・蕎麦(そば)
- ・浅尾ダイコン
- ・りんご
- ・トマト
- ・ブルーベリー
- ・枯露柿(干し柿)
- ・米(白州米/武川米)
- ・日本酒
- ・ウィスキー
- ・ワイン
北杜市では日照時間の長さや、土地柄を活かした農作物の栽培が盛んです。特に北杜市のキレイな水で打った蕎麦は「香りが良くおいしい」と、地元の人や観光客から愛されています。
日本3大ブルーベリー産地としても有名で、7~8月頃にはブルーベリー摘みが楽しめることでも有名です。
ワイン特区にも認定されており、市内にはワイナリーが多数点在しています。手間暇かけて作られたワインは様々な料理によく合います。
③子育て支援に力を入れている
- ・子育て応援金の支給(出産祝金)
- ・保育料の第2子以降完全無料化
- ・チャイルドシートの購入補助
- ・おむつ支給
- ・子育てイベントの実施
- ・育児に関する相談室の運営
北杜市は、令和4年11月1日に子育て世代から選ばれる地域を目指して「子育てするなら北杜」宣言をしています。経済的な補助や医療施設が整っていて、安心して子育てできる環境です。
子育てに関する相談がワンストップでおこなえる「ネウボラ推進課」や「子育て情報サイト」など、サポート体制が充実しています。
子どもはもちろんのこと、親同士が交流できる「つどいの広場」が開催されています。情報交換や友達作りのきっかけになるので、移住先での孤独感など不安が軽減できるはずです。
④自然を楽しむレジャーが充実
トレッキングや水遊びなど、自然の中で楽しむレジャー施設が充実しています。中でも「美し森」は山頂まで徒歩15分ほどで気軽なハイキングコースとして人気です。
6月上旬から中旬にかけては約1,000本のレンゲツツジが咲き誇り、オレンジ色の鮮やかな光景が見られます。
他にもカヤックやスノーシューなど、春夏秋冬様々なアクティビティが体験できます。
⑤都市部よりも住居費が抑えられる
都市部より土地や建物の価格が安く、住居費が抑えられます。都心で広い家を建てるのは難しいですが、北杜市なら広々とした庭や駐車場付きの一軒家が建てやすいです。
新築にこだわりがなければ空き家バンクを活用するのも手です。リフォーム費用を踏まえても、大幅に費用を抑えられる物件が見つかるかもしれません。
北杜市への移住者の声
実際に北杜市に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
自然豊かで静かに暮らせる
北杜市には山や湖の豊かな自然環境があります。都会では味わえない空気や水のキレイさ、静けさを求める人の移住先として人気です。
市内には「県立まきば公園」や「ハイジの村」など子どもが遊べるレジャー施設が充実しており、のびのび子育てしたいファミリーにおすすめです。
遊べるスポットが多い
北杜市は観光事業にも力を入れています。ひまわり畑や渓谷など自然を楽しめるスポットだけでなく、ワインの蒸留所や博物館など見どころがたくさんあります。
特に高根町・大泉町・長坂町・小淵沢町を有する「八ヶ岳南麓エリア」にはおしゃれな飲食店が多数があり、地元の食材を使用したおいしい料理が楽しめます。
「田舎すぎて出かける場所がどこにもない」とはなりにくいため、移住者でも安心して暮らせるはずです。
北杜市の移住支援制度について
- 移住支援金
- 定住促進就職祝金制度(令和5年度で終了)
- 子育て世代マイホーム補助金
- 奨学金返還支援事業助成金
- 転入子育て世帯家賃補助金
①移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は単身だと60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金を受けられる場合があります。
子育て世帯は18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます。就職の他、起業やテレワークも対象になる場合があります。詳細は以下のリンク先でチェックしてみてください。
②定住促進就職祝金制度(令和5年度で終了)
北杜市内に住んで、市内事業所などで正社員として就職すると祝金がもらえる場合があります。祝金の額は、新規学卒者は3万円、U・Iターン者は2万円です。
新規学卒者は卒業後1年以内に就職、U・Iターン者は40歳未満などの条件があります。詳細は以下リンク先で確認できます。
③子育て世代マイホーム補助金
子育て世代マイホーム補助金のメニュー | |
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子育て住宅購入費補助事業 | 新築・建売の購入に最大150万円、中古住宅の購入に最大100万円の補助 |
子育て住宅リフォーム費補助事業 | 増築またはリフォーム工事の費用に最大100万円の補助 |
子育て住宅ローン利子補給事業 | 住宅ローンの利子相当額を年20万円を限度に補助 |
北杜市に移住する子育て世代は住宅購入、リフォーム費用、ローンの利子補給いずれかの補助を受けられる場合があります。
補助金を受け取るためには家族構成や年齢、10年以上定住するなどの条件をすべて満たす必要があります。
移住に伴ってマイホームの購入を検討している人は、以下のリンク先で詳しい内容をチェックしておきましょう。
④奨学金返還支援事業助成金
奨学金の返還が途中の人が北杜市に移住する場合、年齢などの条件を満たすと奨学金の一部または全部を助成してもらえます。
求職者も対象になる制度なので、奨学金が残っている人は助成を受けるための詳しい条件をチェックしておきましょう。
⑤転入子育て世帯家賃補助金
15歳未満(中学3年生)までの子どもがいる世帯が民間賃貸住宅に移住する場合、条件を満たすと家賃補助が受けられます。
補助金額の上限は家賃の半分かつ月額2万円までです。最大12ヶ月(計24万円)分の補助金が受け取れます。
紹介した他にも移住支援制度が充実
紹介した他にも、起業や就農を検討している人向けの支援などが充実しています。北杜市での生活を体験できる「移住定住お試し住宅」もあります。
補助金は申請期日があったり、受付が終了してしまうこともあるので、こまめに情報収集しておきましょう。
北杜市のおすすめスポット5選
- 八ヶ岳高原
- ハイジの村
- みずがき湖(塩川ダム)
- 清春芸術村
- 多数の温泉施設
①八ヶ岳高原
八ヶ岳高原はトレッキングやサイクリング、天体観測など四季折々のアクティビティが楽しめるスポットです。
「赤い橋」や「黄色い橋」と呼ばれる大橋からは、紅葉や新緑の絶景が見れます。赤い橋の下流にある遊歩道には、獅子岩や天狗岩などの珍しい奇岩もあります。
②ハイジの村
アニメ「アルプスの少女ハイジ」の世界観が楽しめるテーマビレッジです。チューリップやバラなどの花々で彩られ、ハイジが住んでいるスイスの街並みが再現されています。
スイス産のチーズを使ったフォンデュや、アニメにも出てくる「白パン」などグルメも楽しめます。
③みずがき湖(塩川ダム)
出典:北杜市観光協会
みずがき湖は1998年に完成した塩川ダムの人工湖です。標高900mにあるため夏でも涼しく、お散歩コースとしてもおすすめです。
ビジターセンターには軽食がとれるレストランや土産物の取り扱いもあります。
④清春芸術村
出典:北杜市観光協会
廃校になった清春小学校の跡地に作られた「清春芸術村」には美術館やアトリエなど、アートにまつわる施設が集まっています。
大正14年に同校の校舎落成を記念し、校庭に植樹された約30本のソメイヨシノが今も残っています。樹齢80年を超す桜並木を一目見ようと、開花シーズンには多くの人が訪れます。
⑤多数の温泉施設
出典:北杜市観光協会
市内には多数の温泉施設があります。中でも大自然に囲まれた露天風呂からは富士山や南アルプスの風景、夜には満天の星空が眺められて心身ともに癒やされます。
日帰りで気軽に立ち寄れるので、移住の下見の際に訪れてみてはいかがでしょうか。
移住の不安は「いいじゃん、北杜市。」で解消できる
北杜市への移住に関して心配ごとや疑問点がある場合は、移住・定住ポータルサイトの「いいじゃん、北杜市。」を見ればほとんど解消できます。
疑問が残る場合はメールフォームからの問い合わせや「北杜市移住定住相談窓口」で対応してもらえます。
移住に関する質問・不明な点は事前に解決して、お得な移住情報を手に入れましょう。