「八戸市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「青森県 八戸市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
八戸市はどんな街?
八戸市について | |
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所在地 | 青森県 東部 |
人口 (2022年7月末現在) |
221,818人(110,081世帯) 男性:106,330人、女性:115,488人 |
面積 | 約305.5km² |
都市部へのアクセス |
▶新幹線 八戸駅~東京駅:約3時間 ▶飛行機 八戸~三沢空港~羽田空港:バスと飛行機で約2時間20分 |
住まい情報 |
1R~1DK:3~5万円前後 2~3LDK:5~7万円前後 |
移住支援制度 |
①八戸市移住支援金 ②UIJターン就職希望者対象助成金 ③あおもり移住倶楽部 など |
自然・施設 |
・種差海岸 ・蕪島 ・八戸公園 ・葦毛崎展望台 ・八戸屋台村みろく横丁 ・八戸市水産科学館マリエント ・八戸ポータルミュージアム はっち ・八戸市美術館 ・白浜海水浴場 など |
独自ポイント |
・国内有数の水産都市 ・東北最大級の工業都市 など |
都市と自然の調和が取れた街
写真提供:八戸市
八戸市は、住環境が整っていて、青森県の中でトップクラスに人口が多い都市です。中心部には商業施設やカフェ、飲食店やスーパーなどが揃っていて、生活には困りません。
一方、市内のあちこちには豊かな自然を活かした公園や河川敷があったり、太平洋に面した港町のため、美味しい海の幸が豊富であるなど、自然の恵みであふれています。
都会と田舎の良いところをどちらも感じられるバランスの良さが魅力です。
県内では雪が比較的少ない地域
八戸市は県内では雪が比較的少ない地域です。過去30年の最深積雪量を青森市と比較すると、青森市が約102cm、八戸市が約27cmで、4分の1ほどに収まっています。
40cmほど積もることもあるので、冬場の運転や生活に慣れは必要です。夏は偏西風(やませ)の影響で涼しく過ごせる日が多いです。
お祭りやイベントが多く活気がある
写真提供:八戸市
夏には300年以上の歴史がある「八戸三社大祭」が、冬には800年以上の歴史がある「八戸えんぶり」が開催されます。市民が中心となってお祭りを盛り上げています。
伝統を大切にしつつ、再開発が進むエリアも多いです。芸術や文化に関するイベントも多く、中心部には新しい美術館も建設されています。
八戸市の5つの住みやすさポイント
- 中心部に何でも揃っていて便利
- 空港や他都市にアクセスしやすい
- 子育てしやすい環境が整っている
- 海産物などの特産品が豊富
- 都心と比べて住居費が安い
①中心部に何でも揃っていて便利
中心部には買い物スポットや生活に必要な施設が何でも揃っていて便利です。
大型のショッピングモールや総合病院もあります。中心部に近い場所に住めば、田舎暮らしと言っても不便は感じにくいです。
エリアによる特色は、八戸市の移住者向けパンフレットでわかりやすく紹介されています。
②空港や他都市にアクセスしやすい
写真提供:八戸市
陸海空の移動手段があり、他都市にアクセス良好です。新幹線に乗れば仙台まで約70分、東京には約3時間で出られます。
三沢空港まで行けば東京や大阪、札幌などにもすぐに出られます。通勤やお出かけの選択肢が広げられるメリットがあります。
③子育てしやすい環境が整っている
- ・子どもの医療費の助成が手厚い
- ・病児保育などのサポート体制が充実
- ・子育てアプリの配信 など
医療費の助成や、保健師・助産師など専門職の方による相談体制が充実しています。豊かな自然の中で安心して子育てできます。
子育て世帯が移住を検討する際は、事前に子育て世帯が受けられる助成などを詳しくチェックしておきましょう。
④海産物などの特産品が豊富
- ・イカやサバなどの海産物
- ・いちご煮(ウニとアワビのお吸い物)
- ・りんごやブルーベリーなどの果物
- ・長芋やねぎなどの野菜
- ・八戸せんべい汁 など
八戸市は自然の恵みを受けた特産品が豊富で、海の幸と山の幸どちらも充実しています。
市場の飲食街では、自分で買った食材を七厘で焼いて食べられるスペースがあります。市内の直売所などで、採れたてのおいしい農産物が手に入れられるのも魅力です。
⑤都心と比べて住居費が安い
都心と比べると住居費が安く、同じ予算でも広々とした家に住めます。賃貸物件の募集も多く、住まいの選択肢が多いです。
中古も含めて探す場合は、空き家バンクの情報もチェックしておきましょう。予算を大幅に抑えられる物件が見つかる場合があります。
八戸市への移住者の声
実際に八戸市に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
自然の中で子育てを満喫
八戸市には自然の中でのびのびと子育てできる環境が整っています。
騒音トラブルや待機児童など、都会での子育てでよくある心配も少ないです。保育・教育施設や病院も揃っていて安心感があります。
自然と都市がほど良く共存している
八戸市は都市機能が整っていて、都会からの移住でもギャップが少なく移住しやすいです。
産業は漁業や農業の他、製造業などの工業も盛んです。移住支援制度も充実していて、仕事探しや住まい探しをスムーズに進められます。
移住支援制度について
- 八戸市移住支援金
- UIJターン就職希望者対象助成金
- あおもり移住倶楽部
①八戸市移住支援金
東京23区内に居住または通勤していた人には、就業などの条件を満たすと支援金が出る場合があります。
金額は単身で60万円、2人以上の家族だと100万円です。また、18歳未満の子ども1人につき30万円が加算されます。
テレワークや起業でも対象になるケースがあるので、以下のリンク先で詳しい条件をチェックしてみてください。
②UIJターン就職希望者対象助成金
移住支援金の対象にならない人でも、45歳未満なら「UIJターン就職希望者対象助成金」を受け取れる可能性があります。
条件を満たせば、面接のために八戸市を訪れる際の交通費や、引っ越しに伴う費用を助成してもらえます。
まず、UIJターン就職希望者としての登録申請が必要です。助成金を受け取れる条件や手続きの流れは事前に確認しておきましょう。
③あおもり移住倶楽部
- ・移住準備のため青森県を訪れた際の宿泊費割引
- ・引っ越し費用の割引
- ・レンタカーの割引
- ・飲食店でのドリンクサービス など
八戸市への移住を検討する際は「あおもり移住倶楽部」に入会しておきましょう。
会員登録は無料で、移住の前後に役立つ割引や特典サービスを受けられます。移住体験ツアーなどの耳寄りな最新情報も入手できます。
八戸市のおすすめスポット5選
- 蕪島
- 八戸市水産科学館マリエント
- 八戸公園
- 白浜海水浴場
- 八戸ポータルミュージアムはっち
①蕪島
写真提供:八戸市
蕪島(かぶしま)は、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている人気のスポットです。頂上の蕪島神社は金運アップのご利益があると有名です。
周辺には蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」や無料休憩所などが整備されていて、ゆっくり散歩するのに最適です。近くの蕪島プロムナード公園では、バーベキューも楽しめます。
②八戸市水産科学館マリエント
蕪島から徒歩圏内にある水族館です。大水槽で八戸近海の魚やウミガメが展示されています。潜水調査船のVRやエサやりなどの体験コーナーも充実しています。
施設内にはレストランがあり、蕪島の景色を楽しみながら新鮮な海鮮が食べられます。
③八戸公園
写真提供:八戸市
四季折々の自然が楽しめる広々とした公園施設です。植物園や遊園地などエリアが分かれていて、遊具や乗り物で遊んだり、動物と触れ合ったりできます。
季節ごとのイベントも多く開催されています。子どもから大人まで1年を通して楽しめるスポットです。
④白浜海水浴場
白い砂浜が綺麗な、市内で最大規模の海水浴場です。環境省が水質や安全性などを基準に選んだ「快水浴場百選」にも選ばれています。
夏には海の家がオープンして多くの海水浴客で賑わいます。シャワー室や更衣室も完備され、波が比較的穏やかで家族で遊びに行くのに最適です。
⑤八戸ポータルミュージアムはっち
写真提供:八戸市
市街地の中心部に観光拠点として建設された施設です。館内にはカフェやショップが入っているほか、毎週のようにイベントが開催されています。
育児機能を備えた子どもの遊び場「こどもはっち」には、県外出身や転勤族のママのためのサークルもあります。
八戸市の見どころや魅力を伝える展示もあるので、八戸市に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
移住の不安はオンラインで相談できる
- ・八戸市の住環境について詳しく知りたい
- ・移住とあわせて仕事を探す方法を知りたい
- ・移住とあわせて住まいを探したい
- ・保育園や学校などの子育て環境が気になる
- ・補助金を受けられる対象か確認したい など
都市部からの移住に踏み切ることに不安がある方は、実際に移住する前にオンラインで相談ができます。
相談希望日の1週間前までにフォームから予約が必要です。郊外への移住や、八戸市に少しでも興味を持った人はぜひ活用してみてください。