「ワンルームはやめたほうがいい?」
「やめとけと言われる理由って?」
複数ある間取りの中で、ワンルームは最も家賃が安いです。学生や新社会人など、とにかく費用を抑えたい一人暮らしに人気です。
しかし、一部からは「やめたほうがいい」「やめとけ」という声も見られます。寝室にニオイがこもる、レイアウトしづらいなどのデメリットのせいで、引っ越しを後悔することも…。
そこで当記事では、実際の体験談をもとに、ワンルームはやめたほうがいいと言われる理由を解説します!ワンルームのお部屋を探す際の注意点もまとめたので、参考にしてください。
ワンルームはやめたほうがいいと言われる理由
- ・実際に使えるスペースが狭い
- ・玄関からダイレクトに室内が見える
- ・料理をすると衣類や寝具にニオイがつく
- ・収納スペースが狭い
- ・BT別のお部屋が少ない
- ・冬は隙間風が入りやすく寒い
実際に使えるスペースが狭い
10代
家賃:4.8万円
専有面積:17平米
安さ重視で選んだら狭すぎた
家賃が安いし、内見時は広いと思ったので今のところに決めたんですけど、ベッドや本棚、机などを置いたら狭くなりました。思った以上に家具家電を置けないので、後悔しています。
ワンルーム6畳と1K6畳とでは、実際に使えるスペースの広さが変わります。ワンルームは室内にキッチンがあるので、1Kよりも体感2畳ほど狭いです。
内見時は家具家電などが配置されていない状態なので広く感じます。このくらいの広さなら十分と思っても、実際は狭くて後悔する人が多いです。
玄関からダイレクトに室内が見える
20代
家賃:5.4万円
専有面積:22平米
訪問者に室内を見られるのが嫌…
宅配便の人が来ると玄関を開けるじゃないですか?そのまま室内をチラッと見られるのが深い過ぎて…。女の部屋をジロジロ見るなって思います。
ワンルームは、その名の通り1部屋です。玄関を開けると、居室内が広がっている間取りがほとんどです。訪問者が来たり、外出時に玄関ドアを開けると室内が丸見えになります。
プライバシー性が低いだけでなく、女性の一人暮らしとバレると防犯上も良くありません。
料理をすると衣類や寝具にニオイがつく
20代
家賃:5.8万円
専有面積:21平米
ファブリーズが欠かせない
ストレスが溜まると料理をするんですけど、ワンルームで後悔しています。洋服にニオイがつくので、毎朝切る前にファブリーズをしています。それでも気になりますね…。
居室内にキッチンがあるので、衣類や寝具にニオイがつきます。換気をしたり、芳香剤を使っても、ニオイがとり切れないほどです。
頻繁に料理をする人は、ワンルームはやめておいたほうがいいです。
収納スペースが狭い
20代
家賃:5.2万円
専有面積:18平米
クローゼットがない
安さ重視でワンルームにしましたが、クローゼットがないです。荷物が少ないから大丈夫だろうと思っても、実際住んでみたら不便ですね。スーツとかをかけて置く場所がないので。
一人暮らしのワンルームは、基本的に手狭です。収納スペースがついていない、もしくは狭いクローゼットくらいしかありません。
荷物が多い人や、衣類はハンガーにかけて収納したいという人は、ワンルームに不向きです。また、シューズボックスも付いていないことが多いです。
BT別のお部屋が少ない
20代
家賃:5.0万円
専有面積:20平米
予算内に収めるにはBTを諦めるしかなかった
家賃5万円以内のワンルームで探すと、BT別を諦めるしかなかったです…。あと2万円くらい予算がないと、東京でBT別はキツそうです…。
家賃が安いワンルームは、お風呂・トイレ・洗面所がセットになった3点ユニットバスのお部屋ばかりです。BT別にこだわる場合は、お風呂なしやトイレが共同のお部屋が出てきます。
家賃や住む場所にこだわらないのであれば、一人暮らし向けのワンルームでもBT別が出てくる可能性があります。
冬は隙間風が入りやすく寒い
20代
家賃:5.8万円
専有面積:22平米
暖房をつけても寒い…
玄関のポスト口から冷気が入ってくるので、冬はとにかく寒いです。テープでふさいでも寒いので、ダンボールを上手く隙間にあてたりと面倒なことをしてますね。
玄関ドアにポスト口がついているタイプのワンルームは、隙間風が入りやすく冬は寒いです。ついていないタイプでも、玄関を開けるとすぐに外気が入ってくるので寒くなりやすいです。
ワンルームか1Kで迷うならプロに相談すると良い
安さ重視でワンルームを選ぶべきか、住み心地で1Kを選ぶべきか迷っている人は、住いのプロである不動産屋に相談すると良いです。ライフスタイルを考慮してアドバイスを貰えます。
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談可能です。AIでなく、スタッフが手動で返信しています。
SUUMOやHOME’Sには載っていない未公開物件も取り扱っているので、お部屋探しの幅が広がります。
そもそもワンルームとはどんな間取り?
キッチンと居室が繋がっている間取り
ワンルームは、キッチンと居室の間にドアがなく繋がっている間取りです。お部屋の中にキッチンがある、ビジネスホテルをイメージするとわかりやすいです。
ワンルームの「〇畳」という表記は、玄関を除く室内の広さです。キッチン部分も含まれているので、1Kの間取りよりも実際は使えすスペースが狭いです。
ワンルームのメリットは家賃の安さ
ワンルーム | 約5.4万円 |
---|---|
1K | 約6.6万円 |
1DK | 約7.2万円 |
1LDK | 約8.3万円 |
※東京23区・築年数15年以内・駅徒歩15分以内・専有面積13㎡以上
ワンルームの最大のメリットは、家賃の安さです。上記は不動産屋専用サイト「ATBB」を使用して、一人暮らし向けの間取りごとの平均家賃をまとめたものです。
1Kと比べると1万円も家賃が安いです。駅徒歩や築年数を緩和すれば、東京23区内でも家賃5万円を切るお部屋が出てくることがあります。
ワンルームはやめたほうがいい人の特徴
住み心地を優先するならワンルームはやめたほうがいい
- ・家賃よりは住み心地優先
- ・キッチンと居室を分けたい
- ・プライバシーをきちんと保護したい
- ・収納スペースが欲しい
- ・寒いのが苦手
家賃よりは住み心地優先したい人は、ワンルームはやめたほうが良いです。住むうえでの最低限の設備しかないからです。
料理を頻繁にする人や、荷物が多い人だとワンルームは後悔しやすいです。
家賃の安さを重視するならワンルームはアリ
- ・家賃の安さを最重要視する
- ・住めば都なので設備は最低限で良い
- ・荷物が少ない
- ・配置する家具家電が少ない
- ・移動がめんどくさく動線が少ないほうがいい
とにかく家賃の安さを重視していて、他の条件にはこだわりがないという人はワンルームを選んでも良いです。
ビジネスホテルのように、移動の動線が少ないお部屋を好む人にもおすすめできます。
ワンルームを探すときの5つの注意点
- お部屋の広さは「専有面積」で見る
- いびつな形の間取りは避ける
- 玄関からお部屋が見えにくい間取りにする
- 水回りが玄関周辺にまとまっている
- 収納スペースがあるお部屋にする
1.お部屋の広さは「専有面積」で見る
専有面積とは、玄関やバルコニー、ロフトや床下収納などを除いた「居住者が自由に利用できるお部屋の内部の面積」のことです。
ワンルームの場合は、玄関とバルコニーを覗いた部分の広さを指します。「〇畳」は1部屋の広さを表現します。
ワンルームはキッチン部分が含まれるため、専有面積で広さを確かめたほうが良いです。同じ6畳でも、1Kより2畳ほど狭く感じます。
2.いびつな形の間取りは避ける
三角形や台形、平行四辺形など少しでも普通の正方形・長方形のお部屋を見かけた際は避けましょう。レイアウトがしづらい、デッドスペースが多いなどのデメリットがあります。
ワンルームの間取りは、土地の隙間を利用した建物に多いです。そのため、いびつな形のお部屋に出会うことがあります。
3.玄関からお部屋が見えにくい間取りにする
「玄関から入ってすぐにキッチン設備がある」もしくは「玄関部分が狭くのれんやカーテンを設置できる」ワンルームを選びましょう。
玄関からはいってすぐが壁になっている間取りも、訪問者に室内を見られにくいです。図面だけではなく、内見で実際の見え方を確認してください。
4.水回りが玄関周辺にまとまっている
水回りが玄関周辺にまとまっているお部屋がおすすめです。玄関ドアやお風呂場のドアが近くにあるので、レイアウトしやすいです。
また、水回りが1箇所に固まっていると、生活動線が確保しやすいというメリットもあります。
5.収納スペースがあるお部屋にする
きちんとした収納スペースがあるワンルームを選んでください。図面にクローゼットと書かれていても、実際デッドスペースを利用した狭い空間の場合があります。
最低限、ワンシーズンの衣類を収納できるほどの広さがあるか確認すべきです。
ワンルームは内見時に採寸必須
家具家電を配置すると思った以上に狭い
ワンルームは内見で広さを確認すべきです。居室内にキッチンがあるので、図面で見るより実物のほうが狭く感じます。
柱やお風呂場のドアの位置によっては、壁沿いに家具家電を配置できません。置けるインテリアが限られるのも、意外と狭いと感じる理由の1つです。
ワンルームの内見時に持って行ったほうが良いもの
- ・スマートフォン
- ・3m以上のメジャー
- ・スリッパや靴下
- ・ビー玉やリップなど転がるもの
- ・新聞紙
ワンルームは通常の内見時の持ち物に加えて、新聞紙を持って行くと良いです。
ベッドや机などを配置する予定の箇所に広げることで、住んだ後の生活スペースをイメージしやすいからです。購入すべき家具家電を絞るのにも有効です。
そのほか最低限確認すべき箇所
- ・壁の厚さや防音性
- ・玄関とお部屋の扉の幅
- ・カーテンレールの幅や床までの高さ
- ・日当たりや窓の結露跡
- ・窓を開けたときのニオイ
- ・ベランダの使い勝手
- ・スマホの電波がきちんと入るか
- ・コンセントやケーブルの位置
- ・収納スペースの広さ
- ・ゴミ置き場の場所と清潔さ
- ・ほか住民のポストにDMが溜まっていないか
- ・最寄り駅までの距離
内見時に失念しやすい「防音性」と「スマホの電波状況」は念入りに確認してください。
壁の厚み、音の反響具合、窓から入ってくる音など、我慢できる範囲か確かめましょう。スマホの電波は、立ったり座ったり、ドアを締め切ったりと様々なパターンで見ておくべきです。
ワンルームに関するよくある質問
ワンルームってどこが悪いの?
「キッチンと居室の間にドアがない」ことが最大のデメリットです。仕切りがないので、室内にニオイがこもりますし、玄関から室内を見られます。
ワンルームと1Kならどっちが広い?
同じ専有面積22平米でも、キッチンと居室が分かれている「1K」のほうが体感広いです。
ワンルームで自炊ってやめたほうがいい?
ニオイが気にならないのであれば、ワンルームで自炊しても良いです。
大学の間だけワンルームはあり?
大学の間だけなら、安さを重視でワンルームを選ぶのはアリです。2~4年住んで合わないなら、卒業後に1Kに引っ越せばよいです。
ワンルームは虫が出やすいって本当?
玄関の開け閉めをするときに、外から虫が入ってきやすいです。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
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また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!