「日当たりが悪い家に住むメリットって?」
「日当たりが悪い部屋でも快適に過ごせる?」
一般的に不人気の日当たりが悪い家は、家賃が安いというメリットがあるんです。人気がない分、設備が充実しているお部屋にも出会いやすいです。
しかし、デメリットを知っておかないと後悔しやすいのも事実です。とくにファミリーは本当に大丈夫か今一度考えたほうが良いです。
当記事では、日当たりが悪い家に住むメリット・デメリットを解説します。体験談や、日当たりが悪いお部屋でも快適に暮らすコツも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
日当たりが悪い家の最大のメリットは家賃の安さ
方角ごとの家賃相場目安
1R~1DK | 1LDK~2DK | |
---|---|---|
南向き | 約7.3万円 | 約9.4万円 |
東向き | 約6.5万円 | 約9.1万円 |
西向き | 約6.1万円 | 約8.9万円 |
北向き | 約5.8万円 | 約8.5万円 |
※業者専用データベース「ATBB」より家賃が安い30件の平均(23区)
方角ごとの家賃相場目安をまとめました。結果、日当たりが悪いとされている「北向き」のお部屋は、日当たりが良い南向きより1万円近く安いです。
日当たりが悪いお部屋は人気がないので、家賃が安くなっているケースが多いです。3点ユニットバスなど人気のない条件を選べば、さらに費用を抑えられます。
家賃が安いと初期費用も抑えられる
初期費用目安 | |
---|---|
家賃5万円 | 約22.5~25万円 |
家賃6万円 | 約27~30万円 |
家賃7万円 | 約31.5~35万円 |
家賃8万円 | 約36~40万円 |
家賃9万円 | 約40.5~45万円 |
賃貸の初期費用は家賃を基に計算します。相場は家賃4.5~5ヶ月分です。家賃を1万円抑えるだけで、初期費用は約5万円も浮きます。
一人暮らしなら日当たりは気にしなくても良い
一人暮らしの人は、自分の洗濯物しかない、家にいる時間が少ないので日当たりは気にしなくて良いです。通勤通学のしやすさやその他の設備を優先すべきです。
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談可能です。
「日当たりが良いお部屋にしたいけど費用も抑えたい」「日当たりと立地どっちをとるべき?」など、気になることを伝えるだけで条件に合う物件を提案してくれます。
忙しくてお店に行く時間が無い人や、移動中や休憩中などのスキマ時間を活用したい人にもおすすめです。
そのほか日当たりが悪い家に住むメリット
- ・夏は日陰で涼しい
- ・家具やフローリングが日焼けしづらい
- ・昼夜逆転でも睡眠がとりやすい
- ・プライバシーを保てるお部屋が多い
夏は日陰で涼しい
日当たりが悪いお部屋は直射日光が入りません。夏でも室温が上がりにくく、日陰で涼しいです。エアコンの冷風の効きも良いので、夏の電気代を抑えられます。
家具やフローリングが日焼けしづらい
直射日光が入らないので、家具やフローリングが日焼けしづらいです。カーテンや本も日焼けしづらく、買い直す分の費用を抑えられます。
昼夜逆転でも睡眠がとりやすい
昼夜逆転生活の人は、昼間に睡眠をとります。日当たりが悪いお部屋は、遮光カーテンをつけると室内が暗く日中も睡眠をとりやすいです。
休日は昼過ぎまで寝たいという人も、日光に起こされることなく惰眠を貪れます。
プライバシーを保てるお部屋が多い
日当たりが悪いお部屋は、隣の建物との距離が近いか、裏通りに面しているケースが多いです。外から室内を覗かれにくく、プライバシーを保てます。
一方で日当たりが良いお部屋は、遮るものがない大通りに面しています。1~2階の低層階だと、カーテンを開けると室内を覗かれます。
日当たりが悪い家に住むデメリット
- ・日中も薄暗い
- ・冬は寒く暖房代がかさむ
- ・洗濯物が乾きにくい
- ・湿気がこもりやすくカビが発生する
- ・体内時計が狂いやすい
日中も薄暗い
日当たりが悪いお部屋は、日中も日光が入らず室内が薄暗いです。雰囲気自体暗くなるうえ、朝から照明をつけないと作業できません。
冬は寒く暖房代がかさむ
日光が入らないので冬は室内がかなり冷えます。暖房が利きづらく、冬の電気代が高くなりやすいです。冷え性の人には不向きです。
洗濯物が乾きにくい
外に洗濯物を干しても、日光が当たらないので乾きにくいです。特に冬場は生乾きになるケースが多く、嫌なニオイが衣類につきます。
湿気がこもりやすくカビが発生する
日が当たらないので湿気がこもりやすいです。梅雨はカビが生えやすいうえ、窓枠周辺の壁紙が水で浮くなどデメリットが多いです。
アレルギーが酷い人は、カビ類で咳や鼻水が止まらなくなります。
体内時計が狂いやすい
人の体内時計は、日光に当たるとリセットされます。日当たりの悪いお部屋は日光が差し込まないので、体内時計が狂いやすいです。
生活リズムが崩れるとホルモンバランスが乱れたり、ストレスを貯めやすくなります。睡眠の質も悪くなり、眠りが浅くなる人もいます。
日当たりが悪い家に住んでいる人の体験談
一人暮らしは日当たりを気にせず快適に暮らせる
20代
世帯人数:1人
お部屋の方角:北向き
【家賃が安いので日当たりは気にしてない】
家賃の安さを重視していたので、北向きってことは契約時に初めて知りました。日当たりが悪くても、換気の時以外はカーテンを開けないので全く気にならないですね。
30代
世帯人数:1人
お部屋の方角:東向き
【どうせ遮光カーテンをつけている】
東向きですが、隣にマンションがあるので日当たりが悪い部屋です。太陽の光で自分が起きる時間より早く目覚めるのが嫌で、遮光カーテンをつけています。結局部屋に光が入らないので、日当たりの良さは関係ないですね。
30代
世帯人数:1人
お部屋の方角:北向き
【もうちょっと明るい部屋がよかった】
入居当初は日当たりを気にしてなかったんですけど、在宅になってから後悔しています。昼でも薄暗くて電気つけなきゃいけないし、暗いと憂鬱な気分になります。
ネット上で日当たりが悪いお部屋に住んでいる人の口コミを集めた結果、一人暮らしだと気にせず快適に暮らしている人が多かったです。
家賃の安さ重視、家にいる時間が少ない、カーテンを開ける機会が少ない、都心部はビルやマンションが乱立していてどこも日当たりが悪いなど、理由は様々でした。
同棲やファミリーは洗濯物が乾かないという不満が多い
30代
世帯人数:3人
お部屋の方角:北向き
【電気代が高い…】
夏はさほどじゃないんですけど、冬の電気代がバカみたいに高いです。夏の2倍くらい行きます。寒いのでエアコンをつけっぱなしにしてないといけないので消せないですね…。
20代
世帯人数:2人
お部屋の方角:北向き
【洗濯物が全然乾かない】
最初はどの方角もそんなに変わらないと思っていたんですよ。けど北向きだと外に洗濯物を干しても、夏以外は乾かないです。結局室内干しにするので、場所はとるし、生乾きのニオイがするして後悔しています。
30代
世帯人数:4人
お部屋の方角:東向き
【設備重視なら日当たりは気にならない】
浴室乾燥機がついているので、日当たりが悪くても気にならないですね。どうせ朝から照明はつけてますし。インテリアを白でそろえているので、電気の光だけでも明るいですよ。
同棲・新婚夫婦やファミリーは、日当たりが悪いお部屋だと後悔するケースが多いです。
電気代がかさむ、洗濯物が乾かない、雰囲気が暗く落ち込むなど、住み心地に関する不満が多かったです。北向きや隣の建物と距離が近い物件は避けた方が良さそうです。
日当たりが悪い家でも快適に暮らす6つのコツ
- ・インテリアを白基調にする
- ・定期的に換気する
- ・除湿器を設置する
- ・乾燥機付きの洗濯機を買う
- ・サーキュレーターを使って室内干しする
- ・厚手のカーペットを敷く
インテリアを白基調にする
ソファーやカーペットなどの家具・インテリアを白基調で揃えましょう。白は光を反射するので、電気照明でも明るい雰囲気になります。
カラーを取り入れる場合は、黄色・オレンジなどの暖色系を取り入れると良いです。女性なら、パステルカラーもおすすめです。
定期的に換気する
定期的に換気をすれば、湿気が減るのでカビが発生しにくいです。換気する際は、窓だけではなく玄関も少し開け、風の通り道を作ることが大切です。
除湿器を設置する
窓を開けても風通しが悪い、コンクリート打ちっぱなしですぐに結露が出るというお部屋は、除湿器を設置してください。湿度を40~55%に保てます。
クローゼットやチェストには、衣類用の除湿剤を設置するのも効果的です。
乾燥機付きの洗濯機を買う
洗濯物の生乾きが嫌な人は、乾燥機付きの洗濯機を購入しましょう。導入費用は高めですが、何度も使うことを考えれば元は取れます。
サーキュレーターを使って室内干しする
乾燥機付きの洗濯機を購入する余裕がない人は、サーキュレーターを使うと良いです。
サーキュレーターは強力な送風機能で空気を流動させます。エアコンの風も洗濯物へと運んでくれるので、通常より3倍ほど早く乾きます。
厚手のカーペットを敷く
フローリングだと足先から冷えやすいので、厚手のカーペットを敷いて寒さ対策をしましょう。冷え性の人は、併用して起毛やボアなどのルームシューズを履くと良いです。
日当たりを気にする人は必ず内見で実際の光量を見るべき
南向きでも日当たりが悪い家がある
内見で必ず光量を確かめてください。日当たりが良いとされている南向きでも、自然光が入らないお部屋があります。
隣の建物と距離が近い、上の階のベランダが広い、窓が小さいなどで光が入らず陰る場合があるからです。
日当たりを確認するなら昼間に内見すべき
日当たりを確認するなら、11時~14時の太陽の位置が高い時間の内見がおすすめです。季節関係なく、光量が最も多い時間です。
方角に合わせて時間を調整するなら、東向きは午前中、西向きは夕方あたりが良いです。太陽の位置が、お部屋の方角と同じになります。
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