
「蓄電池の失敗例は?」
「蓄電池を選ぶ際の知識も知りたい」
蓄電池を大型のバッテリーのように考えて安易に導入すると、失敗する可能性があります。また、知識や技術が乏しい業者に依頼してしまえば、施工時や運用後のトラブルに悩まされるかもしれません。
そこでこの記事では、蓄電池のよくある失敗例を取り上げながら対策を解説します。あわせて、蓄電池を選ぶ際に必須の基礎知識や、優良業者を見極めるポイントも紹介するので、蓄電池の導入を成功させる参考にしてください。
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蓄電池とは
住宅向け 蓄電池のタイプ |
特徴 |
---|---|
単機能型 | 単体で設置する |
ハイブリッド型 | 太陽光発電設備とパワコン(直流・交流を変換する装置)を共有できる |
トライブリッド型 | 太陽光発電設備と電気自動車とパワコンを共有できる |
スタンドアローン型 | コンセントから蓄電する |
一般住宅に設置される蓄電池は、充電によって何度も使える二次電池と呼ばれるタイプです。二次電池には幾つかの種類がありますが、住宅向け蓄電池では「リチウムイオン電池」が主流です。
リチウムイオン電池はノートパソコンやスマホなどのモバイルバッテリーとして普及しており、一部の電気自動車にも搭載されています。小型化ができ、充電回数も3,500回程度と長寿命なのがメリットです。
一方、値段が高いのがデメリットで、1kWhあたり20万円くらいします。これらの蓄電池は、省エネや電気代節約、停電時の非常用電源などに活用されています。
蓄電池のよくある6つの失敗例
- 相場よりも高い金額で契約してしまう
- 設置場所で失敗してしまう
- 発電量が下がってしまった
- 深夜電力を活用できず安くならない
- 施工によるトラブル
- 補助金を利用できない
失敗例1:相場よりも高い金額で契約してしまう
蓄電池を相場よりも高額な値段で契約してしまうケースがあります。特に被害額が大きいのが、悪質業者が提示した相場とかけ離れた金額で契約を結んでしまった場合です。
消費者庁からは、例年、蓄電池を含む太陽光関連における悪質業者の訪問販売を警告しているので注意しましょう。
また、太陽光発電の卒FITで蓄電池を導入する場合は、太陽光発電設備と同じ施工・販売業者に頼むことで、割高になる場合があることにも注意しましょう。他社と比較すれば、もっと安くできるケースもあります。
対策方法:価格相場を自分で情報収集する
価格や相場について自分で情報収集することが大切です。インターネットの比較サイトなどで調べると、主要メーカーの製品は1kWhあたりの金額で相場が紹介されています。
メーカーの販売価格を確認しておくだけでも、妥当な相場かどうかある程度わかります。 また、手間や時間をかけても複数業者の見積もりを取りましょう。相見積もりを取って他社と比べれば、悪徳業者と高額な契約をしてしまうことはありません。
また、同じ条件でより安い設備・工事費用を提示してくれる業者を選べます。 相見積もりの際は、一括見積もりサービスを提供しているWebサイトを活用すると、簡単に業者を比較できます。
失敗例2:設置場所で失敗してしまう
- スペースを確保できず、玄関に置くことになってしまった
- 門扉の近くに設置されて、通りにくくなった
- 屋内に設置したら音がうるさかった
- 直射日光が当たっているので、劣化が心配
蓄電池の設置場所で失敗してしまう事例もあります。いずれの場合も、失敗が起こってしまう原因は、業者の知識・実績不足によるところが大きいといえます。ある程度、施工実績と知識のある業者なら、未然に防げたはずです。
対策方法:実績・知識のある業者に依頼する
- 不燃性で耐酸性の床を使う
- 通気性を確保する
- 転落、落下の危険がない
施工実績と知識のある業者に依頼すれば、事前に適切な場所を選んでもらえます。ただし、こちらからも詳しい情報を共有することを心がけましょう。蓄電池の設置場所は図面上だけで話し合わず、ちゃんと現場を確認してもらったほうが安心です。
例えば、屋外に設置する場合は、日の当たり方や地面の状態、隣家との近さ、安定した土台が作れるかなどを確認してもらいます。蓄電池には消防法も適用され、守られないと最悪の場合、違法になる恐れがあります。
失敗例3:発電量が下がってしまった
蓄電池を導入したことで、太陽光の発電量が低下してしまうトラブルがあります。この原因は蓄電池のパワコンの選定ミスであり、太陽光発電と蓄電池でパワコンを共有するハイブリッド型でまれに起こる失敗です。
太陽光パネルは複数のパネルからのケーブルを束ねて1回路を作ります。仮にこの回路が4回路あったとしたら、蓄電池のパワコンは4回路以上に対応していなければなりません。
もし3回路しかなかったら接続できないことになり、発電量は4分の3に落ちてしまいます。 このトラブルは、太陽光発電と電気自動車と蓄電池でパワコンを共有するトラブリッドタイプでも同じように起こります。
対策方法:太陽光発電システムにも詳しい業者に依頼する
太陽光発電システムのことも理解している業者に依頼しましょう。 特に、太陽光発電設備を依頼した施工会社以外に依頼する場合は、注意が必要です。
太陽光発電の回路数をよく把握できていない可能性があるので、必要に応じて資料を渡したり現地調査を依頼したりします。
失敗例4:深夜電力を活用できず安くならない
蓄電池の利用に向いた電気プランを選んでいないことで、思ったよりも電気代が安くならなかったと勘違いする人が多いようです。蓄電池を単体で利用する場合は、電気代の安い深夜に蓄電して日中に使うのが基本です。
意識して電気プランを選ばない限りは、多くの電気プランは深夜と日中の差がありません。料金体系を理解しないまま蓄電池を導入してしまうと、全く節約できないか、節約額が小さくなってしまいます。
お得な電力会社を選んだり、ライフスタイルに合った電気プランを選ぶなどの工夫でも、節約額は変わります。本来の使い方やメリットを理解できていないと、せっかく蓄電池を導入しても効果が少なくなるでしょう。
対策方法:担当者に電気プランの相談をする
電気料金プランは無数にあり、地域によって選べるプランは変わってきます。その中からベストの選択を自分で見つけるには、蓄電池の営業マンや施工業者がおすすめです。
豊富な知識と経験で電気プランの相談に乗ってもらえます。 ただし、電力会社との契約は個人で決める範囲なので、アドバイスを受けられないこともあるかもしれません。
この場合は、電気料金の明細や利用状況などを伝え、どれぐらい節約できるのかシミュレーションを出してもらいましょう。適切な料金プランを選んだ際の節約額を計算してくれるはずです。
失敗例5:施工によるトラブル
- 住宅の外壁を傷つけられてしまった
- 配線工事のミスで蓄電や発電に影響が出てしまった
- 既設のパワコンを回収してもらえると思っていたのに撤去してもらえなかった
- 複数の業者が工事に関係しており、誰に相談すればよいのかわからない
業者とのコミュニケーション不足が、施工ミスやトラブルの原因になることもあります。
対策方法:施工実績を事前に確認しておく
業者の施工実績をホームページや口コミサイトなどで確認しておきましょう。蓄電池メーカーから認証を受けて施工IDを持っているかチェックすることも有効です。
シャープの「サンビスタメンバー」のように、特定のメーカーの施工を請け負っている提携会社を選ぶ方法もあります。 工事中の保証についても確認しておきましょう。
万一、住宅や他の設備に損害を与えた場合に備えて、賠償責任保険に加入している業者があります。いずれにしても、施工保証や工事保証についての文書を事前にもらっておくと、何かあった場合に役立ちます。
失敗例6:補助金を利用できない
予定していた補助金を利用できず、費用に影響が出てしまうケースがあります。例えば、業者が補助金の要件をよく確認しておらず承認をもらえない場合や、工期が遅れたり申請書の提出を忘れたりして期限に間に合わなかった場合です。
こうした補助金を受けられないことで、初期費用に大きな差が出る場合もあるので、自治体のホームページなどをしっかりチェックしておきましょう。
対策方法:自分でも補助金の申請期限などを把握しておく
補助金制度のなかには、申請期限があるものや、予算が決まっており先着順になっている制度が少なくありません。いつまでに申請しなければならないのか計画を立てておくことが大切です。
書類に不備があると再提出になるので、期間には余裕を持っておきましょう。 太陽光発電システムとして補助金を申請する場合は、システム仕様書や図面などの提出があるため、業者に代行してもらうことが一般的です。
そのため、申請期限や補助金の要件などをしっかり把握している業者を選ぶことが大事です。
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蓄電池を選ぶ前に必須の基礎知識
- 蓄電池を設置する目的を明確にする
- 蓄電池の仕組みを理解する
- 現在の電気使用量を把握する
- 信用できる業者に依頼する
- 蓄電池のスペックを確認する
蓄電池を設置する目的を明確にする
蓄電池を導入する目的をまず決めておきましょう。どんなメリットを得たいのか、今何か困っていることがあるかをリストアップして検討します。
蓄電池は標準的なタイプでも100万円程度かかり10年以上使うことになるため、長期的な視点で考えることが大事です。
検討項目
- 地震や台風などの自然災害による停電時の非常用電源として利用したい
- 太陽光発電のFIT(固定価格買取期間)が終わるので、自家消費率を高めたい
- 深夜料金が安いプランと蓄電池を組み合わせて節約したい
- 太陽光発電を導入する予定がある
何を重視するかは人それぞれですが、必要な蓄電池のタイプは使い方によって異なるので、初めに目的を明確にしておきましょう。
蓄電池の仕組みを理解する
- 現在の電気使用量で必要ない大容量の蓄電池を購入してしまった
- 太陽光発電を導入する予定がないのに、高額のハイブリッド型を購入してしまった
- よく使う家電に蓄電池の電気が使えない
蓄電池の仕組みについて基礎知識を理解することが大切です。知識がないと、業者の言われるがままに契約してしまいやすいからです。
最低限覚えておくべき知識
- 蓄電池のタイプ(単独機能型・ハイブリッド型など)
- 全てのコンセントに電気を供給する「全負荷型」と特定のコンセントだけにする「特定負荷」の特徴
- 200V(エアコンや電子レンジ)に対応するか
高額の買い物なので、家電を選ぶような感覚で安易に購入する前に、基礎知識を知っておきましょう。最低限理解しておかないと、用途にあった蓄電池を選べません。
現在の電気使用量を把握する
現在の電気使用量を把握しておけば、必要のない大容量の蓄電池や機能を選ばずに済みます。電気使用量は季節によって変動するため、過去1年間の履歴を確認しておくとよいでしょう。できれば数年分集めておくと、信頼性が高まります。
また、電気使用量が多くなる時間帯についても調べておきます。日中にあまり電気を使わないなら、深夜にためた電気を使い切れず、あまり節約できない場合があるからです。
防災目的で蓄電池を導入する際は「何日程度の停電を想定するか」「停電時に使いたい家電は何か」を決めて、必要な容量をシミュレーションしておきましょう。
信用できる業者に依頼する
蓄電池は太陽光発電やオール電化との兼ね合い、適切な設置場所の選択やシミュレーションなど、さまざまな知識が必要になります。そのため、信用できる業者を選ぶことが重要です。
先に紹介した施工トラブルの多くは、技術力の高い業者に依頼すれば発生する可能性を低くできます。また、電気料金プランや補助金制度の活用などについてのアドバイスも受けられます。
信用できる業者に依頼するために必要なのは、最低限の基礎知識を身に付けておくことと、インターネットの口コミ情報や一括見積サイトで業者を比較することです。
蓄電池のスペックを確認する
タイプ | ・単機能型 ・ハイブリッド型 ・トライブリッド型 ・スタンドアローン型(ポータブル型)のいずれかを確認 |
---|---|
屋内用 屋外用 |
・設置場所に応じて確認 ・屋内用と書いてあっても、頑丈な床がなければ設置できないこともある |
容量(kWh) | ・大きいほど蓄えられる電気量が多い ・4~7kWhを選ぶ世帯が多い。大容量なものは10kWh~ ・目安として、停電時に普段と同じ生活を送るには1日6〜7kWhが必要 |
定格出力 | ・一度に出力できる電力量 ・同時に使う家電の合計消費電力を見積もっておくとよい |
サイズ | ・一般的にはエアコンの室外機1~2台分 ・容量が多いほどサイズが大きくなる |
動作モードの種類 | 【グリーンモード・災害モード】 蓄電を最優先する 【経済モード・自家消費モード】 自家消費率が高くなるように運転する 【売電モード】 太陽光発電の売電量が多くなるように運転する 【自立運転モード】 停電時に電気を供給する |
保証 | ・10年が一般的 ・15年の長期保証をしているメーカーもある ・充電可能容量50~60%以上を保証しているメーカーもある |
蓄電池のスペックで重要な項目を把握しておきましょう。業者に相談する場合でも、主要なスペックを押さえておくと、コミュニケーションがスムーズに進み、行き違いが少なくなります。
失敗しないための蓄電池設置業者の選び方
- 施工実績はどのくらいか
- メリットだけ伝えていないか
- 知識はあるか
- シミュレーションしてくれるか
- 最適な提案をしてくれるか
- 蓄電池が相場より高すぎor低すぎないか
- 補助金について把握しているか
- アフターサービスなどが充実しているか
施工実績はどのくらいか
蓄電池の施工会社を選ぶ際には、施工実績を確認しておきましょう。蓄電池をコンパクトな物置の設置のように簡単に考える人がいますが、蓄電池の工事は誰でもできるものではありません。
例えば、屋外に設置する場合には、大地震や台風、突風などで転倒しないように基礎工事から始まります。また、浸水しない高さを見積もってコンクリートの土台を作ることもあります。
蓄電池をくみ上げた後は、アンカーボルトを使ってしっかり固定する作業も必要です。 あとは、室内への配線、住宅分電盤へ結線などの電気工事、蓄電池モニターのセットアップとして蓄電池とネットワーク接続することも工事に含まれています。
メリットだけ伝えていないか
- 蓄電池の元を取るには数十年かかる
- 蓄電池は充電するごとに劣化し、10~15年ほどが寿命
- 一般的な容量の蓄電池は、フル充電していても停電時に数日程度しかもたない
- エアコンの室外機1~2台程度の設置スペースが必要
良いことばかりを伝える業者は、少し疑ってかかったほうがよいでしょう。高額の蓄電池を売るだけが目的で、後のことはどうでもよいと考えている無責任な業者も存在します。誠実な業者ならば、リスクやデメリットも説明してくれるはずです。
こうしたリスクや条件についてもしっかり伝えてくれる業者か、チェックしましょう。
知識はあるか
蓄電池だけでなく太陽光発電やオール電化の知識はあるかどうかも確かめる必要があります。特に、これらのシステムと組み合わせたいと考えている場合はなおさらです。
例えば、ハイブリッド型蓄電池を導入すると、システム保証がなくなる太陽光パネルメーカーもあります。また、パワコンの回路が合わないために発電量が下がったり、補助金の要件を満たさない場合もあります。
設置場所や配線工事、補助金などすべての知識がないと、どこかでトラブルが起きてしまいかねません。施工事例や取扱い機器などを確認し、幅広い知識・技術があるか見極めたいところです。
シミュレーションしてくれるか
- 導入する製品や月々の電気使用量
- 加入する電気料金プラン
- 太陽光発電をする場合は日照量 など
精度の高いシミュレーションを実施し、客観的なデータで文書として提出してくれる業者を選びましょう。電気利用量や電気料金プラン、太陽光発電の発電量などについて、都合のよい条件で計算しているケースもあるからです。
特に現地調査前のデータはこの傾向があるので、注意してください。 月々の節約額や初期費用を回収するまでの期間などについて、信頼できるシミュレーションをしてもらうためには、個別のデータで計算してもらうことが大切です。
最適な提案をしてくれるか
取り扱っている製品数が豊富な業者からは、世帯にあった蓄電池を提案してもらいやすくなります。逆に、製品数が少ないと、希望する機能や性能を満たしていない蓄電池を勧められることもあります。
仮にメーカーや製品、スペックなどについて絞り込めていない段階で施工・販売業者を選ぶなら、扱っている機器が多い業者を選んだほうが安心です。特定のメーカーだけでなく、主要なメーカーに対応していれば、選択肢が広がります。
蓄電池が相場より高すぎor低すぎないか
蓄電池の販売価格や工事費が高すぎる、もしくは安すぎる場合は、それだけで注意が必要です。悪質な訪問販売は、他社と比較しない人をターゲットにしているため、高額の値段を提示することがあります。
また、安すぎる場合は、他の機器や工事費用、メンテナンス費用などを含めていない場合があるので要注意です。蓄電池は「1kWhあたりいくら」の単価で見積もられ、個々の費用がわかりにくいことを逆手に取り、このような数字のトリックを行う業者がいます。
複数の見積もりを取って比較する際には、どのような条件で計算されているのか詳しい点までチェックしましょう。一括見積もりサイトを利用してすると、他社の見積もりも取っていることを知っているため、不当な条件で見積もりを出される可能性を減らせます。
補助金について把握しているか
補助金制度を熟知しているかどうかも確認しておきましょう。補助金関係のトラブルを避けるためには、これまで補助金申請をした実績があるのか、知識があり確実に代行してもらえるのか、チェックしておきます。
補助金制度は期限が設けられていることが多く、必要書類や手続きに不備があると期限に間に合わなくなってしまいます。また、補助金制度は短期間で改正・廃止があるため、最新情報をフォローしているか、担当者に聞いてみましょう。
自分で申請する場合にも、実績報告の期日までに工事が完了することを契約に含めてもらうなどの対策が必要です。
アフターサービスなどが充実しているか
蓄電池は10~15年間使い続けることになるため、業者のアフターサービスや保証が充実していることも大事な要素です。 施工会社のアフターサービスで特に重要なのは、施工ミスや欠陥が原因で不具合が起きたときの工事瑕疵保証です。
余計な費用が支払うことがないように、条件を詳しく把握しておきましょう。そのほか、不具合が発生した場合にすぐ駆けつけてもらえるか、相談に乗ってくれるスタッフがいるかなども確認しておきます。
独自に自然災害保証を提供している業者もあります。保証を提供していない蓄電池メーカーも多いため、災害が発生しやすい地域なら、サービスの利用を検討するとよいでしょう。
蓄電池はシミュレーションが大切
蓄電池の導入後にで後悔しないためには、具体的な条件でしっかりとシミュレーションしておくことが大切です。単に高性能の蓄電池を導入したり、できるだけ安い蓄電池を選んだりしただけでは、思うような費用対効果は出ないからです。
シミュレーションで確認すべき項目
- 現在の電気使用量
- 支出額 ・加入したい電気料金のプラン
- ライフスタイルに変化が起きそうか(テレワークで日中の電気使用量が増えるなど)
- 災害時に電気使用量
シミュレーションは必ずしも自分で行う必要はありません。業者に頼めば試算してもらえることもあります。
また、住んでいる地域や電気使用量、導入予定の蓄電池や太陽光パネルの条件などを入力するだけでシミュレーションできるメーカーサイトもあります。
まとめ
蓄電池の導入で失敗してしまう人は、残念ながら一定数います。失敗してしまう人の特徴は、基礎知識を持たずに安易に購入してしまうことと、優良業者を選べなかったことです。
また、優良業者を選ぶためには、一括見積サイトを利用することをおすすめします。一括見積サイトはサイト運営者の審査が入っているため、悪質業者や極端に技術が低い業者を選んでしまうことはありません。
また、競争原理が働くことによって、有利な価格で契約できます。 蓄電池に関する失敗・トラブル事例を見ると、後ろ向きな気持ちになりそうですが、事前に対策をしておくことで、蓄電池のメリットは得られるはずです。
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