【太陽光発電】一括見積もりサイトおすすめ5社を比較!評判や業者の選び方も解説

「太陽光発電でおすすめの一括見積もりサイトは?」
「なるべく安く導入したい!」
太陽光発電の見積もりを取るなら、一括見積もりサイトが便利です。しかし、サイトによっては質の低い業者を紹介されたりすることも..
そこでこの記事では、おすすめの太陽光発電一括見積もりサイトを5選紹介します。
各社の評判や業者を選ぶポイント、注意点も掲載しているので、太陽光発電の見積もりを取る際の参考にしてください。
この記事の結論
- タイナビ・ソーラーパートナーズがおすすめ
- 見積もりは総額に注意
- 2~3社比較する
おすすめの太陽光発電一括見積もりサイト | ||||||||||
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![]() パートナーズ |
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- 太陽光発電のC-clamp
- 太陽光発電システムを販売する数少ない上場企業グループ会社。独自ルートで仕入れを行っているため、販売価格の安さに強みがある。
目次
【太陽光発電】一括見積もりサイトおすすめ5選
見積もりサイト | 提携社数 | 同時見積もり | 蓄電池セット | 対応地域 | 特徴 |
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600社以上 | 最大3社 | 可能 | 全国 | ・自社施工会社のみ紹介 ・10万人以上のユーザーが利用 ・あんしん完了保証あり |
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350社以上 | 最大5社 | 可能 | 全国 | ・2010年運営で実績豊富 ・入力30秒の簡単見積もり ・全国350社と提携 |
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450社以上 | 最大5社 | 可能 | 全国 | ・カスタマーサポートによる個別対応 ・審査基準が厳格 ・東証一部上場企業 |
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450社以上 | 最大5社 | 可能 | 全国 | ・グリエネと提携 ・最短1分のカンタン入力 ・相場価格の確認も可能 |
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非公開 | 最大5社 | 可能 | 全国 | ・年間10,000件以上の実績 ・最短1分のカンタン入力 ・業界情報のコラムが充実 |
ソーラーパートナーズ【低価格帯にて優良業者を紹介】
ソーラーパートナーズの特徴
- 自社施工会社のみ紹介
- 10万人以上のユーザーが利用
- あんしん完了保証あり
運営会社 | 株式会社ソーラーパートナーズ |
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提携社数 | 600社以上 |
同時見積もり | 3社まで |
蓄電池セット | 可能 |
対応地域 | 全国 |
ソーラーパートナーズは、2010年から運営を開始し、2018年までに10万人以上のユーザーに利用されてきた大型太陽光発電一括見積りサイトです。
ソーラーパートナーズが紹介する業者は低価格帯の優良業者のみであるため、できる限り予算を抑えたいという方に向いているサイトです。見積もりは一度に3社から取れるため、それぞれの業者のメリットや見積もり額を丁寧に比較検討しながら進められる点がポイントとなっています。
また、ソーラーパートナーズを通して設置工事を行った場合には、独自の「あんしん完了保証」が付いている点もメリットの一つ。万が一、工事中や工事前に業者が倒産しても、業者の代替え手配を迅速に行ってくれます。
ソーラーパートナーズの評判・口コミ
今回はネットで調べたら出たソーラーパートナーズさん経由で2社紹介された
各社それぞれ推しのパネルメーカーとかそれ伴う仕様の違いやシミュレーション結果とか比較出来るのが良かった1社でそのままYESボタン押してたら150万位捨てていたわw(もっとか)
おや?PRみたいになったけど事実だぜ
— ぽんた━━━ (@shddd) January 25, 2021
タイナビ【2010年から運営で実績が豊富】
タイナビの特徴
- 2010年運営で実績豊富
- 入力30秒の簡単見積もり
- 全国350社と提携
運営会社 | 株式会社グッドフェローズ |
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提携社数 | 350社以上 |
同時見積もり | 5社まで |
蓄電池セット | 可能 |
対応地域 | 全国 |
タイナビは2010年から運営を開始している太陽光発電一括見積りサイトです。「太陽光発電ポータルサイトNo1」を謳っており、日本マーケティングリサーチ機構調べにおいては「安心して利用しやすいサイトNo.1」「利用して良かったユーザー満足度No.1」「見積もり価格満足度No.1」をそれぞれ獲得しています。
ホームページには入力30秒で5社からの見積もりが取れるシステムが用意されており、誰でも簡単に業者の比較ができるようになっています。スピーディーに見積もり依頼を取りたいという方に向いているサイトといえるでしょう。
全国350社以上の太陽光発電業者と提携をしていますが、どの業者もタイナビによる厳しい審査をくぐり抜けていきているため、信頼性も担保されています。優良業者に見積もりをお願いしたいという顧客ニーズもしっかり掴んでいる点がポイントです。
タイナビの評判・口コミ
太陽光
タイナビから一括見積もり依頼を出してみた
そのうち1箇所から、5kwで100万くらいと…随分安くなってるなー https://t.co/Ftk1zdg9Ku
— 迷監督 (@meikantoku) June 6, 2021
グリエネ【丁寧なカスタマーサポート】
グリエネの特徴
- カスタマーサポートによる個別対応
- 東証一部上場企業が運営
- 審査基準が厳格
運営会社 | 株式会社じげん |
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提携社数 | 450社以上 |
同時見積もり | 5社まで |
蓄電池セット | 可能 |
対応地域 | 全国 |
大きな特徴は、登録後にはまずグリエネ自体のカスタマーサポートと丁寧な打ち合わせができる点です。カスタマーサポート担当者が希望や要望などをヒアリングした上で施工店などへの案内に入るため、落ち着いてゆっくりと話を進めていくことができるでしょう。「一括見積りサイトに登録したはいいものの、あちこちから一気に連絡がきて戸惑っている」といったケースも回避できます。
業者の選定基準として「工事保険へ加入している」「過去2年間法的処置を受けていない」「財務状況が健全である」といった条件を設けており、トラブルになりにくい業者を選定してくれる点が嬉しいポイントです。
グリエネの評判・口コミ
太陽光一括見積もりのグリエネ
間取りが完全に決まってないということで、見積もりしてもらえませんでた😅
大きく変更する予定のない立面図で見積もりできないかお願いしてみたけどダメでした💦
— ハッチ家の太陽光発電 (@hacchi_myhome) October 25, 2021
モッピーのグリエネで蓄電池の一括見積もりをとった。1社が見積もりをくれ、2社からお電話頂いた‼︎
我が家もFITが終わると蓄電池を導入予定なので大変参考になりました。いつもありがとうございました😊10,000pointまで獲得しました。
— いちご🍓【@教育公務員の資産形成】 (@19ichigo851) September 19, 2021
価格.com【グリエネと提携】
価格.comの特徴
- グリエネと提携
- 最短1分のカンタン入力
- 相場価格の確認も可能
運営会社 | 株式会社カカクコム |
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提携社数 | 450社以上 |
同時見積もり | 5社まで |
蓄電池セット | 可能 |
対応地域 | 全国 |
家電やパソコンなどの最安値を掲載しているサイトとして有名な価格.comですが、住宅設備やリフォームの相場把握にも利用可能です。そのサービスの一環として、太陽光発電システムの導入費用についても一括見積りを行っています。
実は先に紹介したグリエネと提携しており、実質的な見積もり比較はグリエネを介すことになります。そのため、グリエネが持つメリットをそのまま享受できます。価格.comのホームページからは、最短1分の入力で条件に合った施工店をサーチの上でグリエネに繋げてくれるため、非常に使いやすい仕様となっています。
エコ発【年間見積もり10,000件以上】
エコ発の特徴
- 年間10,000件以上の実績
- 最短1分のカンタン入力
- 業界情報のコラムが充実
運営会社 | 株式会社エナジーリンクス |
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提携社数 | 非公開 |
同時見積もり | 5社まで |
蓄電池セット | 可能 |
対応地域 | 全国 |
エコ発は、最大5社から太陽光発電を始めとして、オール電化や蓄電池などの見積もりが取れるサイトです。年間の見積もり件数は10,000件以上にも及び、非常に豊富な実績を持っています。朝日新聞DIGITALや西日本新聞など有名メディアにも取り上げられた実績を持っている点もおすすめしたいポイントです。
ホームページには、一括見積もりの依頼フォームがあるだけではありません。業界情報がわかりやすくまとめられたコラムが充実しており、ユーザーが最新情報を手に入れて賢く太陽光発電を導入するためのサポート体制が構築されています。読むだけで広範な知識が手に入るため、一度は目を通しておきたいサイトです。
【太陽光発電】一括見積もりサイトのメリット3つ
- 一度に複数の業者から見積もりをとれる
- 無料で利用可能
- 太陽光発電の相場が分かる
一度に複数の業者から見積もりをとれる
一括見積もりサイトのメリットは、一度に複数の業者から見積もりが取れることです。通常は、業者1社1社に見積もりを依頼しますが、一括見積りは簡単なフォームに入力するだけで最大5社の業者に見積もりが取れます。
また、サイトの多くは提携業者を審査しているため、優良な施工店から見積もりが取れることもメリットです。太陽光発電の設置を検討するなら、まずは一括見積もりサイトで2社~3社の見積もり取得をおすすめします。
無料で利用可能
一括見積もりサイトは、完全無料で利用可能です。「とりあえず見積もりをみてから設置を決めたい」と、設置は確定していないけど興味がある方にも安心して使えます。
ただし、精度の高い見積もりを出してもらうためには、ある程度、業者とのやりとりが必要です。目安を知りたいだけなら時間はかかりませんが、しっかり見積もりを出してもらいたい場合は、時間がかかるこを留意しておきましょう。
太陽光発電の相場が分かる
一括見積もりサイトは、太陽光発電の相場がわかることもメリットのひとつです。太陽光発電システムは業者によって金額が異なるため、複数の業者から見積もりをとることで金額の相場が見えてきます。
すでに施工店と話を進めている場合でも、相場感を把握するためにも活用できるでしょう。業者の中には高額の見積もりを出す悪徳業者もいるので、損をしないためにも相場の把握は重要だと言えます。
おすすめの太陽光発電一括見積もりサイト | ||||||||||
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![]() パートナーズ |
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【太陽光発電】一括見積もりサイトのデメリット2つ
- 業者とのやりとりが大変
- 悪徳業者と出会う可能性がある
業者とのやりとりが大変
一括見積もりサイトを利用すると、多くの業者から営業電話がかかってきます。営業電話自体が悪いわけではありませんが、数が多くなってくると生活に影響を及ぼすでしょう。
営業電話が沢山かかってくるのは嫌だという方は、「シークランプの太陽光発電」がおすすめです。シークランプの太陽光発電は、独自ルートで商品の流通を行っているため、業界最安値水準での提供が可能になっています。
悪徳業者と出会う可能性がある
一括見積サイトの提携業者の中には、悪徳業者が紛れている可能性もあります。見積もりが安いと話をお客さんは聞いてくれるため、見積もりをなるべく安くして追加費用を払わせたり、「無料で定期的なメンテナンスをします」など耳障りの良い言葉を使って、実際にはやらないケースもあります。
最近では多くの見積もりサイトが審査・厳選をしているおかげで少なくなってきましたが、100%いないとは言い切れないでしょう。悪徳業者を見極めるためには、複数の業者から話を聞いて、相場観を身に付けておくことが大切です。
【179人】太陽光発電の設置費用と業者選定理由をアンケート
調査期間 | 2022年3月16日~2022年3月23日 |
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人数 | 179人 |
対象 | 太陽光発電を設置した家庭 |
調査方法 | インターネット調査 |
【太陽光発電のみ】100~200万円未満が多い
~100万円 | 17人 |
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100~200万円 | 54人 |
200~300万円 | 25人 |
300万円~ | 18人 |
※忘れた・未回答は除外
※太陽光発電システムのみの設置費用
太陽光発電の設置費用で一番多いのは、100万~200万円未満でした。相場が130万円ほどなので、相場通りの結果になっています。
【太陽光発電+蓄電池】200~300万円未満が多い
~100万円 | 1人 |
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100~200万円 | 7人 |
200~300万円 | 16人 |
300万円~400万円 | 4人 |
400万円~ | 4人 |
太陽光発電+蓄電池の設置費用で一番多いのは、200万~300万円未満でした。相場が230万円ほどなので、太陽光発電と同様に相場通りの結果になっています。
太陽光発電+蓄電池を設置した割合は21%
設置した | 39人 |
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設置しなかった | 140人 |
太陽光発電と蓄電池を設置した人の割合は、約21%でした。蓄電池は太陽光発電のメリットを最大限に活かせるので、お金にある程度余裕がある方はおすすめします。
業者を選んだ理由
太陽光発電の業者を選んだ理由 |
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太陽光発電の業者を選んだ理由は、「安かったから」「ハウスメーカーの紹介」が多い結果になりました。また、担当者・営業マンの人当たりの良さやたまたま訪問営業にきたから成り行きでという方も。
【太陽光発電】一括見積もりサイト利用~設置までの流れ
- フォームに入力
- 見積もりの連絡が来る
- 見積もりを比較
- 現地調査
- プランの相談
- 契約と設置工事
- 電力会社との契約
フォームに入力
一括見積サイトにある入力フォームに住所などの情報を入力します。どのサイトも1分以内に終わる簡単な工程です。
見積もりの連絡が来る
フォームに入力後、業者から見積もりの連絡が来ます。電話やメールで来るパターンや、グリエネのようにまずカスタマーサポートと話をするパターンがあります。
見積もりを比較
沢山届いた見積もりの金額を比較しましょう。安さだけではなく、施工会社のWebサイトで実績を確認することも大切です。安さだけで選んでしまうと、見積もりに入っている内容が行われなかったりするケースもあるので、注意が必要です。
現地調査
概算の見積もりを比較して気になる業者を決めたら、次は業者が屋根に上って現地調査を行います。現地調査では、パネルが何枚ほど載るのか、屋根はパネルの設置に耐えられる状態かなどが確認されます。
現地調査終了後、調査した内容を元にした詳しい見積もりを業者が出してくれます。その金額に納得がいったら、さらに具体的な話し合いを進めていきましょう。
プランの相談
太陽光発電システムを設置する際には、様々なプランがあります。たとえば、パワーコンディショナは屋外設置にするか屋内設置にするか、蓄電池を導入するかどうかなどです。それぞれの家の状況や希望によって適しているプランは異なります。その家や家族にとって最も良い選択を業者と相談しながら決めていきましょう。
また、不安や疑問がある場合はここでしっかり確認しておくことが大切です。
契約と設置工事
依頼する業者を決め、さらにプランを決めたらいよいよ契約です。契約時には、ソーラーローンを利用するかどうか、工事はいつにするかなどについて話し合っていきます。不明点などを確認する最後のチャンスでもあるので、疑問は絶対に残さないように気をつけましょう。
無事話がまとまり、契約の締結が完了すると、ついに設置工事に入っていきます。設置工事そのものは一日で終わることがほとんどです。
電力会社との契約
太陽光発電システムの設置と並行して、売電手続きや電力会社との契約を進めていきます。売電手続きに関しては、業者が代行してくれるので事務処理はお任せしましょう。必要な書類にサインをするだけで充分なケースが多いです。
蓄電池を導入する際には、電力会社に電気プランの変更をお願いするケースもあります。深夜に電気が安くなるプランなどに変えて、お得に電気を使っていくために下準備を進めましょう。
太陽光発電の見積もりの3つのチェックポイント
- 総額を確認する
- パネルの型番を確認する
- kW単価を確認する
総額を確認する
まず最初に確認するべきポイントは「総額」です。総額さえ妥当な金額であれば、極端に言えば細かい内訳は確認せずとも問題ありません。「パネル」「パワーコンディショナ」「工事代」など項目は数多くありますが、それぞれの金額が適正かどうかの区別は中々難しいでしょう。また、各項目の数字を業者が調整し、最終的に値引きによって見栄えをよくしているといったケースもあります。
地方自治体によっては、太陽光発電の設置にあたって補助金を出しているケースもあります。総額を確認する際は、この補助金が差し引かれる前の金額を確認するようにしましょう。補助金の額は地方自治体によって異なっており、総額に加えた状態で相場と比較すると金額にズレが生じるためです。
総額は全体の価格妥当性を判断する重要な項目です。総額の記載が明確でない見積もり書を提出する業者は、何らかの意図を隠している可能性もあるため、充分に気をつけましょう。極端な値引き項目がないか、補助金が加えられていないかなど、総額に不審な点がないか確認することをおすすめします。
パネルの型番を確認する
見積もり書を受け取ったら、パネルの型番も確認しましょう。なぜなら、太陽光パネルと一口に言っても、市場に出回っているパネルは多種多様で、使っている素材、発電効率、価格など違った特徴を持っているからです。
メーカーによっても方針は様々で、発電量を増やす”変換効率”の数値を追い求める、コストパフォーマンスに優れた製品を市場に送り込むなど、軸としている部分がそれぞれ違います。そのため、同じ太陽光パネルというくくりであっても、メーカーが違えば価格も性能も大きく変わってくるという点を抑えておきましょう。
また、同じメーカーであったとしても、パネルの型番によって発電性能や価格は大幅に違ってきます。事前にメーカーが発刊しているカタログなどに目を通しておき、希望のタイプの型番となっているか確認することが大切です。特別希望する内容がなくても、設置するパネルの特徴は業者に聞いておいて把握するようにしましょう。
kW単価を確認する
見積もり金額が妥当かどうかを判断するためにもう一つ重要な要素は「kW単価」です。kW単価とは、「パネルの設置容量1kWあたりの金額はいくらか」という点を明らかにする数字です。
Kw単価の計算方法
前提条件 | |
---|---|
300Wのパネルを20枚設置 | 設置容量6kW |
見積もり総額 | 180万円 |
上記の条件の場合、kW単価を求める計算式は以下となります。
180万円÷6kW=30万円/kW
つまりこのケースの場合、1kWあたりの単価は30万円です。このkW単価を算出することで、見積もり金額が妥当かがわかる一つの判断材料が生まれます。価格の確認をする際は、電卓などを用意しておき、このkW単価がすぐに出せるように備えておきましょう。たとえ総額が安くとも、パネルの設置容量が極端に少なければ相対的に損をしていることになるからです。
またその際は「kW単価はパネルの設置容量が増えるほど安くなる」という点を覚えておくといいかもしれません。
こんな見積もり書は危険!2つの注意すべきケース
- 単価がすぐに計算できなくなっている
- 過剰な値引きの項目がある
単価がすぐに計算できなくなっている
気をつけるべき見積もり書の特徴としては「単価がすぐに計算できなくなっている」という点が挙げられます。太陽光発電システムの金額妥当性は、「総額」と「kW単価」の双方を比較することによって判断可能です。
kW単価を計算するには「総額」と「容量」の情報が必要となりますが、もし見積もり書に容量の情報が記載されていない場合は注意が必要です。一見して総額上安そうに見えても、実は相場よりも高かったというパターンがあるからです。
過剰な値引きの項目がある
“値引きが過剰にされている項目がある見積もり書”にも注意が必要です。
他の製品や工事費の単価を水増しし、業者としての利益が大きく減らないようにカモフラージュされているケースもあります。あまりに値引きが大きかった場合には、その他の部分が相場として比較して妥当かどうかを確かめましょう。
失敗しない見積もりのポイント
- 最新の相場を知っておく
- 不安な点はしっかり確認する
- 複数の業者を比較して検討する
最新の相場を知っておく
まず大切なことは、太陽光発電システムの最新相場を知っておくことです。高い・安いの判断をしっかりとつけられるように、市場全体の相場を把握しておきましょう。
ソーラーパートナーズ、エコ発など太陽光情報を発信しているサイトからも相場に関わる情報は入手可能です。太陽光発電システムの価格は年々変動しています。数年前の相場はあまりあてにならないため、最新の情報を入手できるように動きましょう。
不安な点はしっかり確認する
見積もり書で不安や疑問に感じる点があれば、遠慮せずしっかり業者に確認することを徹底しましょう。確認した際に、嫌がらず細かい部分まで説明してくれるかどうかは、信頼できる業者を判断する好材料となります。
2~3社を比較して検討する
見積もりで失敗しないために簡単に実行できることは、複数業者から見積もりをとることです。
市場と比べてそれぞれの業者の金額が適正かどうかがわかります。あまり多くとり過ぎても各業者への連絡が煩雑となるため、2~3社前後で比較することをおすすめします。
太陽光発電の業者を選ぶポイント
- 訪問調査後に見積りを出してくれるか
- 依頼主に最適なメーカーを提案してくれるか
訪問調査後に見積りを出してくれるか
太陽光発電の見積もりは、一般的に2段階に分けて業者から提出されます。1回目は、おおよその屋根の大きさから判断して出される概算の見積もり。2回目は訪問による現地調査を経て出される本見積もりです。
太陽光発電システムの設置には、現場調査が欠かせません。実際に屋根に上って状態を見極め、寸法を測らなければ載るパネルの枚数がわからないからです。また、屋根材によって設置に使う「架台」の種類が異なるため、こちらも正確に調査する必要があります。
現地調査に入る前に出される見積もりはあくまでも概算であるため、調査後には調査結果を踏まえた正式な見積もりが出されなければいけません。その点を怠り、概算のまま進めようとする業者がいれば、依頼は控えるのが賢明です。
業者を選ぶ際は、訪問調査後に見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
依頼主に最適なメーカーを提案してくれるか
太陽光パネルを販売しているメーカーは、国内メーカー・海外メーカー共に数多くあります。メーカーによって「価格」「性能」「アフターメンテナンスの有無」などそれぞれ違いや特徴があるため、そのことを加味した提案をしてくれる業者は信頼性が高まるでしょう。
業者によって得意なメーカー・苦手なメーカーはもちろんありますが、ユーザー目線に立つと様々な角度から商品を選定したいものです。また、依頼主の家の状況に適しているメーカーなどもあるため、複数メーカーから様々な条件を考慮した上で、最適なメーカーを提案してくれる業者がおすすめです。
太陽光発電のよくある質問
設置費用の相場はいくら?
太陽光パネルの設置枚数にもよりますが、工事費用込みで約130万~350万円が多いです。蓄電池セットの場合は、約250万~500万円ほどです。
太陽光発電のデメリットは?
太陽光発電の一番のデメリットは、設置費用が高額であることです。ただし、手持ち金がなくても、業者によっては頭金0円でローン払いにもできます。
▶太陽光発電11のデメリットはこちら
太陽光発電のメリットは?
太陽光発電の一番のメリットは、電気代が抑えられることです。夜間に発電した電気を昼に使うことで、昼間の高い電力を使わずに済みます。
太陽光発電の設置がおすすめな人は?
災害への備えをしたい方、電気代が高い方におすすめです。
太陽光発電の設置をおすすめしない人は?
在宅時間が少ないご家庭は、メリットをあまり享受できない為、おすすめできません。
太陽光発電は元がとれる?
一般的には約7年~8年で元が取れると言われています。ただし、売電収入だけですべて回収するわけではなく、太陽光発電によって削減できた電気代も含める点に注意です。
売電は10年までって本当?
高く売電できる「FIT制度」の期間という意味では本当です。なお、10年後も継続して売電は可能ですが、買取価格はFIT制度よりも下がります。
太陽光発電パネルの寿命は何年?
法定耐用年数は17年ですが、実際の耐用年数は20年~30年です。
蓄電池はつけたほうがいいの?
蓄電池セットがおすすめです。蓄電池に電気を蓄えておくことで、停電時にも活用できます。
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