結論、みらい電力は「電気をたくさん使うファミリー世帯」におすすめの電力会社です!
実際に契約した人から寄せられた口コミをもとに、料金体系やサービス内容を細かく解説していきます。
電力自由化をきっかけに、新電力に切り替えを検討している人はぜひ参考にしてください!
不動産会社に3年勤めたのちにライターに転向。過去に何度も引っ越しているため、複数の電力会社を使ったことがある。
目次
みらい電力とは
基本料金 | 10Aあたり286円(東京エリア) |
---|---|
サービス特徴 | ・切り替え費用や工事費用が0円 ・料金プランが少ないから迷わなくて済む ・CO2排出係数ゼロのプランがある ・地球環境への取り組みを行っている |
オール電化プラン | なし |
セットプラン | なし |
解約違約金 | あり |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 |
申し込み窓口 | 公式サイト |
みらい電力とは「株式会社みらい電力」が提供している新電力サービスです。
名古屋に本社を構える小売電気事業者で、太陽光などの再生可能エネルギーを中心に電気を買い取り、全国の対応エリアで供給しています。
「再生可能エネルギー100%に近づけていく」という目標を持っている企業で、環境に配慮した「CO2排出係数ゼロ」の料金プランがあります。
電気をたくさん使うファミリー向け
みらい電力は、電気をたくさん使う人や大家族におすすめの電力会社です。
その他、みらい電力がおすすめな人の特徴を以下にまとめました。
・頻繁にエアコンをつけている
・料金プランはシンプルなほうが良い
・切り替える際に費用を掛けたくない
・地球環境やエコに貢献したい
・手続きは簡単なほうが良い
2年以内に解約すると手数料が発生するので、他社との比較をしっかりしてから切り替えましょう。
解約手数料が発生しないところで切り替えたい人は、別の電力会社が良いです。
基本料金0円の「Looopでんき」は、電気代が特に安くておすすめです。
WEB上での申し込みを停止中
今後料金プランをリニューアルする予定で、 現在Webからの申し込みができなくなっています。
申し込みたい場合は、公式HPに記載の電話番号に問い合わせる必要があるため注意です。
みらい電力の評判は今後に期待
みらい電力の評判をネット上で調べたところ、口コミはほとんど見つかりませんでした。
2013年7月から小売供給をしている企業ですが、一般家庭への供給を始めたのが2019年5月からなので、利用者数はまだ少ないようです。
2020年1月以降の新しく投稿・回答されたものは「独自アンケート」が2件のみでした。
良い | 悪い | どちらでもない | |
---|---|---|---|
合計 | 2 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | |
アンケート回答 | 2 | 1 | 0 |
価格.com | 0 | 0 | 0 |
以下で、アンケートに回答してもらった2件の口コミを紹介します。
アンケートによる口コミは良い
独自アンケートで「世帯人数」「満足度5段階評価」「月いくら節約になったか」「利用した感想」を聞いた結果、好評な口コミが2件ありました。
料金が安くなることや、地球環境を考えていることが評価されています。
ただし、クレジットカードの更新がネット上で出来ないことや、契約期間が2年ごとなことに不満を感じている声もありました。
Twitterと価格.comでは口コミがない
Twitterと価格.comでみらい電力の口コミを調べたところ、2021年1月22日現在の時点では1件もありませんでした。
今月の申し込みランキング3選!
ここまで電力会社の特徴や評判口コミを解説してきました。
しかし、燃料価格の高騰や円高の影響により、多くの電力会社で新規申込の受付が停止しています。
そこで、2024年12月現在でも申込み可能なおすすめの電力会社3選を紹介します!
おすすめポイント | |
---|---|
▶TERASEL でんき |
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▶CDエナジー ダイレクト |
生活に合わせた豊富なプラン! 毎月の支払い100円ごとに1P還元! 電気とガスのセット割でお得! 公式サイトはこちら |
▶Looop でんき |
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みらい電力のメリット
みらい電力に切り替えるメリットは、主に以下の6つです。
・切り替え費用や工事費用が0円
・料金プランがシンプルでわかりやすい
・地球にやさしい電力を供給している
・WEBでの申し込みが簡単
・電気の使用量をグラフで見れる
それぞれの項目ごとに、メリットを詳しく紹介していきます。
電気をたくさん使う人はお得になりやすい
みらい電力の従量料金は、エリアごとに統一されているので価格が変動しません。
エリアによって異なりますが、従来の地域電力の3段階目より安く設定されていることが多いので、電気をたくさん使う人のほうがお得になりやすいです。
使用量の少ない月があったとしても、基本料金が掛からないことを考えれば損することはないです。
切り替え費用や工事費用が0円
みらい電力は切り替え費用や工事費用が掛からないので、0円で気軽に始められます。
契約手数料などが掛かる新電力サービスもあるので、初期費用ナシで始められるのはかなりのメリットです。
ただし契約期間が2年と定められているので、2年未満で解約すると事務手数料3,000円(税別)が掛かります。
料金プランがシンプルでわかりやすい
一般家庭向けの料金プランが2つしかないので、シンプルでわかりやすいです。
基本料金0円でお得な「みらいプラン」と、再生可能エネルギー比率100%の「&GREENプラン」があります。
料金プランが多いと選べない人や、すべて調べて比較するのは面倒という人でも切り替えやすいです。
地球にやさしい電力を供給している
みらい電力は、地球環境にやさしい電力供給に取り組んでいる会社です。
なかでも「&GREENプラン」は、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなど、CO2排出係数ゼロの100%再生可能エネルギーを使っています。
みらいプランの場合でも、供給電力のうち25%は再生エネルギーを使用しているので、電気を使いながら環境問題に貢献できます。
電気の使用量をグラフで見れる
みらい電力では「お客様用WEBサービス」があるので、電気代や電気使用量などをネットで簡単に確認できます。
日別のグラフでは30分ごとの電気使用量が確認できるので、どの時間帯に電気を使っているかがわかります。
また、みらい電力へ切り替える前の料金プランと比較したグラフも見れるので、どれくらい安くなったかを実感しやすいです。
みらい電力のデメリット
みらい電力にはデメリットもいくつかあるので、あらかじめ把握しておきましょう。
・ガスなどのセット割引がない
・契約時のキャンペーンがない
・2年未満の解約は手数料が発生する
電気使用量が少ない人はお得感が少ない
電気使用量が少ない人だと従来の地域電力より単価が高くなるので、基本料金の分を差し引いてもお得感が少ないです。
みらい電力の料金プランは、エリアごとに従量料金が一律に設定されているためです。
301kWh以上(第3段階料金)の単価は安く設定されていますが、120kWhまで(第1段階料金)の単価は地域電力と比べると高いので、使用量が少ないとあまり安くなりません。
ガスなどのセット割引がない
近年の新電力サービスはガスやネットとセットで提供していることが多いですが、みらい電力にはセット割引がありません。
ガスやインターネットのサービス提供がないため、それぞれ別々のライフラインを利用しないといけません。
利用するエリアや条件によっては、他社のガスと電気をセットで契約したほうがお得になることもあります。
契約時のキャンペーンがない
みらい電力には、切り替え時のお得なキャンペーンなどが一切ありません。
ほとんどの新電力サービスでは、契約者に向けたお得なキャンペーンが実施されています。
キャッシュバックの額や割引内容によっては、他社のキャンペーンをうまく利用したほうが年間で通してみるとお得になることもあります。
2年未満の解約は手数料が発生する
みらい電力は2年の契約期間が定められているので、2年未満で解約すると手数料が3,000円発生します。
新電力サービスは他社との競争が激しいため、2年の間に新しい会社や料金プランが続々と現れる可能性があります。
お得なプランを他社で見つけてもすぐに切り替えられないので、事前にしっかりと比べて2年継続しても損しないか調べたほうが良いです。
切り替え前との料金比較【エリア別】
従来の地域電力からみらい電力に切り替えると、どれくらいお得になるのか解説します。
世帯人数ごとの平均電気使用量を基に、2020年12月分の電気代(40A固定)で比較していきます。
ちなみに金額の計算は、各公式サイトのシミュレーションを使用しました。
一人暮らしの電気代比較
統計局家計調査2018年度によると、一人暮らしの電気使用量の平均は「189kWh/月」です。
以下では、エリアごとに従来の地域電力とみらい電力の電気代を比較しています。
従量電灯B (10~60A) |
みらい電力 | |
---|---|---|
北海道エリア | 約6,073円 | 約5,575円 |
東北エリア | 約5,125円 | 約4,819円 |
東京エリア | 約4,971円 | 約4,630円 |
中部エリア | 約4,778円 | 約4,347円 |
北陸エリア | 約4,630円 | 約4,158円 |
関西エリア | 約4,232円 | 約4,158円 |
中国エリア | 約4,332円 | 約4,252円 |
四国エリア | 約4,405円 | 約4,347円 |
九州エリア | 約4,709円 | 約4,347円 |
北海道・北陸エリアでは、約500円ほど安くなりました。年間で計算すると6,000円くらい節約できるので、かなりお得感があります。
ただし、関西・四国エリアでは差額が100円もないので、エリアや使用量によってお得感に差があります。
ちなみに、沖縄エリアは供給の対象外です。
二人暮らしの電気代比較
二人暮らしの電気使用量の平均は「326kWh/月」です。
一人暮らしに比べて料金の差が開いているので、さらにお得感があります。
従量電灯B (10~60A) |
みらい電力 | |
---|---|---|
北海道エリア | 約10,130円 | 約9,617円 |
東北エリア | 約8,573円 | 約8,313円 |
東京エリア | 約8,425円 | 約7,987円 |
中部エリア | 約7,879円 | 約7,498円 |
北陸エリア | 約7,657円 | 約7,172円 |
関西エリア | 約7,841円 | 約7,172円 |
中国エリア | 約8,090円 | 約7,335円 |
四国エリア | 約8,129円 | 約7,498円 |
九州エリア | 約7,827円 | 約7,498円 |
関西・四国エリアは一人暮らしの電気代があまり安くならなかったですが、二人暮らしの使用量だと600円以上も安くなりました。
東京エリアでも500円くらい安くなるので、全体で見てもお得感があります。
三人暮らしの電気代比較
三人暮らしの電気使用量の平均は「約378kWh/月」です。
電気使用量が多いほどお得になるので、これまで比べた中では1番安さを実感できます。
従量電灯B (10~60A) |
みらい電力 | |
---|---|---|
北海道エリア | 約11,827円 | 約11,151円 |
東北エリア | 約10,048円 | 約9,639円 |
東京エリア | 約9,909円 | 約9,261円 |
中部エリア | 約9,180円 | 約8,694円 |
北陸エリア | 約8,858円 | 約8,316円 |
関西エリア | 約9,357円 | 約8,316円 |
中国エリア | 約9,606円 | 約8,505円 |
四国エリア | 約9,691円 | 約8,694円 |
九州エリア | 約9,137円 | 約8,694円 |
関西・中国・四国エリアで約1,000円も安くなりました。年間に換算すると12,000円くらい節約できるので、世帯人数が多いとかなりお得です。
世帯人数が3人以上の場合は、契約アンペア数が40Aより高いことが多いので、上記の表よりお得になる可能性もあります。
みらい電力の従量料金一覧【エリア別】
みらい電力の料金は「基本料金+単一従量料金」です。
従来の地域電力は、使用量に応じて単価が変動するものが一般的ですが、みらいプランは一律料金なのでわかりやすいです。
エリアごとの従量料金は以下の通りです。
従量料金(~120kWh) | |
---|---|
北海道エリア | 23.97円 |
東北エリア | 18.58円 |
東京エリア | 19.88円 |
中部エリア | 21.04円 |
北陸エリア | 21.31円 |
関西エリア | 22.0円 |
中国エリア | 21.76円 |
四国エリア | 21.37円 |
九州エリア | 17.46円 |
みらい電力の料金プラン
みらい電力で取り扱っている、一般家庭向けの料金プランを解説します。
みらいプラン
30A~60Aの世帯が対象のスタンダードなプランです。
基本料金は地域の電力会社と変わりませんが、従量料金は安めになっています。
東京電力 (従量電灯B) |
みらいプラン | |
---|---|---|
~120kWhまで | 19.88円 | 18.58円 |
121kWh~300kWhまで | 26.48円 | 24.33円 |
301kWh~ | 30.57円 | 28.28円 |
&GREENプラン
「&GREENプラン」は太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなど、CO2を排出しない再生可能エネルギー比率100%の電力プランです。
エコな電力を使用するので、契約するだけで地球環境に貢献できます。
また、電気料金の一部(2円/kWh)が寄付金として「再エネ生産者」に支払われる仕組みになっていて、電力使用量(寄付の金額)に応じて返礼品が届きます。
みらい電力の申し込み方法
みらい電力に切り替えたいと思った人のために、申し込み方法を紹介します。
- ①公式サイト の「お申込みはこちら」をクリック
- ②現在の電力会社エリアを選ぶ
- ③検針票の情報を入力
- ④必要事項を入力(氏名・住所など)
- ⑤クレジットカード情報を入力
申し込み時に必要なもの
申し込み手続きには「最新の検針票」と「クレジットカード情報 or 口座情報」が必要なので、あらかじめ準備してください。
申し込み画面で必要になる「供給地点特定番号」や「お客様番号」は、すべて検針票に記載されています。
契約者情報として入力するもの
契約者情報として入力するものは、以下の通りです。
・契約中の電気事業者
・契約中のお客さま番号
・供給地点特定番号
・氏名
・郵便番号
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・クレジットカード情報
・各規約への同意
支払い方法はクレジットと口座振替がある
みらい電力の支払い方法は、クレジットカードと口座振替の2種類があります。
ただし、申込画面に進むとクレジットカード情報を入力する項目しか表示されないので、クレジットカードの登録は必須のようです。
対応しているカードはVISA・MasterCard・JCB・DinersClub・AmericanExpressが使えます。
申し込みから20日前後で切り替わる
申し込み完了後は、とくに何もしなくて大丈夫です。
スマートメーターが取り付けられていない場合は、地域の電力会社から取替え作業の連絡があります。
20日前後で「利用開始日」と「ご契約内容の詳細」が書面で届きます。
電力自由化とは
電力自由化とは、2016年4月の法改正により、一般家庭や企業などが自由に電力会社や料金プランを選べるようになった制度です。
地域の電力会社だけでなく、電力の小売り会社(新電力会社)と契約が可能です。
会社によって基本料金や契約プランが違うため、企業間の価格競争もあり、選択次第では電気代をかなり抑えられます。
新電力会社で取り扱っている電力は、従来の送電線を通って家庭に送られるため、どの会社も電力自体の質は変わりません。
電気の切替に悩んだらプロに相談するのがおすすめ
電気の切替に悩んだら、新電力会社に詳しい専門のプロに相談しましょう。無料の電話相談でお得な電力会社をプロが提案してくれます。
「手続きの仕方がわからない」「電力会社の比較が面倒くさい」「安くならなかった」などの悩みも、全てプロに任せれば簡単に電気の切替ができます。
電話相談は、専用ページから簡単な入力だけで申し込めます。さらに最大1万円のキャッシュバックが受け取れるので、でんきコンシェルジュを利用してみてください!
※注意事項
当サイトのシミュレーションは簡易的なものです。電気代は燃料費調整額等によって変動するため、正確な試算は各社の公式サイトでご確認ください。また、ご家庭によっては新電力会社に乗り換えてもお得にならない可能性があります。