東京電力が値上げを申請!電気代が上がる時期や料金シミュレーションを解説!

最終更新日:2023年02月02日
東京電力値上げ申請!のアイキャッチ

2023年1月23日に東京電力が、電気代の値上げを申請しました。

ただでさえ電気代が高騰しているのに、一般家庭はさらに負担が増えてしまいます。

しかし、実際にいつから値上げになるのか、どれくらい電気代が上がってしまうのかなど、不安な点も多いと思います。

この記事では、東京電力の電気代値上げについてわかりやすく解説してきます。また、東京電力からの乗り換えにおすすめの新電力も紹介しているので、参考にしてください。

鬼頭

当サイト「でんきーの」管理人。世帯人数や電気使用量に応じて最適なプランを提案できる。各電力会社にとても詳しい。

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東京電力が電気代の値上げを申請|2023年1月23日発表

2023年1月23日、東京電力が電気代の値上げを経済産業省に申請しました。

経済産業省は申請を受理しており、2023年6月に値上げが行われる予定です。

東京電力は、規制料金について平均29.31%の値上げを申請しています。また、自由料金についても平均5.28%の値上げを申請しました。

ただし、実際の数値は経済産業省の審査後に決まるため、公表された2023年1月23日時点では何%上がるのか未定です。

鬼頭さん 鬼頭
今回の申請は各種割引の見直しも含まれています。一番大きい影響は口座振替割引(55円割引)の廃止予定です!
外部リンク(東京電力公式)

▶規制料金値上げ申請等について

「規制料金」と「自由料金」でそれぞれ値上げの方法が違う

規制料金 自由料金
採用している
電力会社
・大手電力会社 ・新電力会社
・大手電力会社
料金プランの例 ・従量電灯A/B/C
・定額電灯
など
・スタンダードS
・プレミアムS
・夜トクプラン
など
提供時期 2016年4月の電力自由化前から 2016年4月の電力自由化以降から
値上げ手続き 経済産業省の許可が必要 各電力会社の判断で可能
燃料費調整額
の上限撤廃
経済産業省の許可が必要 各電力会社の判断で可能

東京電力が値上げを申請した「規制料金」と「自由料金」の違いを上表にまとめました。

規制料金とは、電力自由化前から提供されている料金プランです。規制料金の値上げや燃料費調整額の上限撤廃をするには、経済産業省へ申請が必要です。

一方の自由料金とは、電力自由化以降に提供された料金プランです。主に新電力会社が提供しており、東京電力でもオール電化向けプランなどが当てはまります。

自由料金の値上げは、経済産業省への申請が不要です。各電力会社の判断で料金設定を変更できます。

値上げ後の規制料金の料金単価比較【従量電灯B】

値上げ前 値上げ後
基本料金 858円
(30A)
858円
(30A)
1,144円
(40A)
1,144円
(40A)
1,430円
(50A)
1,430円
(50A)
従量料金 25.01円
(~120kWh)
34.84円
(~120kWh)
31.61円
(121~300kWh)
41.44円
(121~300kWh)
35.70円
(301kWh~)
45.53円
(301kWh~)

参考:東京電力

上記の料金表は、2023年1月の燃料費調整単価「5.13円(規制料金)」を加算しています。

従量料金はどの段階でも「9.83円」値上げする予定です。基本料金は変更ありません。

鬼頭さん 鬼頭

自身が利用している電気の利用量から、1ヶ月の電気代がどれくらいになるのか一度計算してみるのがおすすめです!

電気の利用量は、東京電力から送られてくる検針票に記載されています。

値上げ後の自由料金の料金単価比較【スタンダードS】

値上げ前 値上げ後
基本料金 858円
(30A)
858円
(30A)
1,144円
(40A)
1,144円
(40A)
1,430円
(50A)
1,430円
(50A)
従量料金 32.87円
(~120kWh)
34.84円
(~120kWh)
39.45円
(121~300kWh)
41.44円
(121~300kWh)
43.56円
(301kWh~)
45.53円
(301kWh~)

参考:東京電力

上記の料金表は、2023年1月の燃料費調整単価「12.99円(自由料金)」を加算しています。

従量料金は「1.97~1.99円」値上げする予定です。基本料金は変更ありません。

燃料費調整額とは?

「燃料費調整額」とは、石炭や天然ガスなど火力発電に必要な燃料の市場価格を電気料金に反映させる項目です。
燃料費は世界情勢や為替レートなどによって変動するので、プラスだけでなくマイナス(値下げ)になる場合もあります。

2023年1月~9月は政府が電気代値下げ施策を実施

経済産業省 電気代が値引きされる仕組みのイラスト

2023年1月~9月のあいだ、経済産業省が電気代の負担軽減策を実施します。電気代の値下げ額は、一般家庭向けで1kWhあたり7円です。

東京電力の利用者も全員対象となっており、値上げ予定の6月以降も割引が適用されるので電気代の負担が軽減されます。

ただし、割引期間の最終月にあたる2023年9月使用分(10月検針分)は値下げ額が半分になります。

また、電気代だけでなく都市ガス料金も負担してくれます、詳細は下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

鬼頭さん 鬼頭

下記より、政府負担額を含めた料金シミュレーションを解説していきます。

6月以降の電気代がどれくらいになるのか具体的な金額がわかりますよ!

関連記事

▶「電気・ガス価格激変緩和対策事業」とは

東京電力の電気代値上げシミュレーション【世帯人数別】

シミュレーションの注意点

電気代は、家庭の使用量や、契約している料金プランなどによって大きく変わります。下記のシミュレーションはあくまで参考に留めてください。
電気代は「基本料金+電力量料金+再エネ賦課金+政府負担額」で算出しました。
また「電力量料金」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」については、2023年2月時点で公表されている金額を反映しています。

※下記の世帯別料金表は平成26年度実施の東京都環境局の実態調査のデータ(世帯別・月別電気使用量)をもとに作成しています。

世帯人数 使用電力量/月
一人世帯 186kWh
二人世帯 272kWh
3人以上の世帯 313kWh

1人暮らしの電気代値上げシミュレーション【2023年6月以降】

値上げ後の電気代
政府負担あり
(186kWh利用)
値上げ後の電気代
政府負担なし
(186kWh利用)
基本料金
(30A)
858円 858円
電力量料金
(燃料費調整額込み)
6,998円 6,998円
再生可能
エネルギー
発電促進賦課金
(単価3.45円)
641円 641円
政府負担額
(単価-7円)
-1,302円
合計 7,196円 8,498円

1人暮らしの場合、東京電力の値上げ後の電気代は7,169円です。

8,000円以上の請求が来るはずでしたが、政府負担額で約1,300円割安になりました。

2人暮らしの電気代値上げシミュレーション【2023年6月以降】

値上げ後の電気代
政府負担あり
(272kWh利用)
値上げ後の電気代
政府負担なし
(272kWh利用)
基本料金
(30A)
858円 858円
電力量料金
(燃料費調整額込み)
10,479円 10,479円
再生可能
エネルギー
発電促進賦課金
(単価3.45円)
938円 938円
政府負担額
(単価-7円)
-1,904円
合計 10,372円 12,276円

2人暮らしの場合、東京電力の値上げ後の電気代は10,372円です。

本来なら12,000円以上の請求が来るはずでしたが、政府負担額で1,900円ほど割安になりました。

3人暮らしの電気代値上げシミュレーション【2023年6月以降】

値上げ後の電気代
政府負担あり
(313kWh利用)
値上げ後の電気代
政府負担なし
(313kWh利用)
基本料金
(40A)
1,144円 1,144円
電力量料金
(燃料費調整額込み)
12,231円 12,231円
再生可能
エネルギー
発電促進賦課金
(単価3.45円)
1,079円 1,079円
政府負担額
(単価-7円)
-2,191円
合計 12,264円 14,455円

3人暮らしの場合、東京電力の値上げ後の電気代は12,264円です。

本来なら15,000円近いの請求が来るはずでしたが、政府負担額で2,200円ほど割安になりました。

規制料金「従量電灯B」と自由料金「スタンダードS」の料金単価は同じになった

東京電力 値上げ後の料金単価比較グラフ

出典:東京電力

値上げ前の規制料金(従量電灯B)は、燃料費調整額の上限が決まっていたので自由料金(スタンダードS)よりも安価で利用できました。

しかし、今回の値上げで、規制料金と自由料金の単価が同一になります。

規制料金は、燃料費調整額の上限撤廃の他に1.97~1.99円値上げされるので値上げ率が28.6%も上がりました。

自由料金はもともと燃料費調整額の上限を撤廃しています。1.97~1.99円の値上げだけなので4.6%の値上げ率になっています。

東京電力が値上げする理由

東京電力が値上げをする理由1|燃料価格の高騰

東京電力 燃料価格の推移グラフ

出典:東京電力

火力発電に必要な「LNG(液化天然ガス)」「原油」「石炭」の価格が、2015年より約3倍にも跳ね上がりました。

燃料価格が上昇するほど、燃料費調整額も値上げされます。

天然ガスが高騰している理由はいくつかありますが、大きな要因はロシアによるウクライナ侵攻です。

ロシアの輸出入が経済制裁の影響で制限されたので、世界的にエネルギー資源の供給不足になったためです。

東京電力が値上げをする理由2|火力発電への依存度が高い

日本の発電構成の変化グラフ

出典:経済産業省エネルギー庁

日本における火力発電の割合は、2020年度で76%と非常に大きいです。そのため、石炭や天然ガスの価格が高騰すると電気代にも影響してしまいます。

火力発電で化石燃料を使えば使うほど電力会社のコストも増加してしまうので、値上げをしないと会社の経営が成り立ちません。

また、2011年に起きた東日本大震災の影響で、多くの原子力発電所が稼働を停止しているので火力発電の割合が増えました。

東京電力が値上げをする原因3|円安の影響で燃料の購入価格が更に上がった

日本のエネルギー資源の海外依存率グラフ

出典:経済産業省エネルギー庁

日本はエネルギー資源を9割以上も海外からの輸入に頼っています。そのため、円の為替レートによって購入価格にも影響します。

2022年10月に「1ドル=147円」という記録的円安が起こり、燃料の購入価格がさらに値上がりしました。

ただでさえ天然ガスや石炭の値段自体が上がっているのに、円安によって電力会社の負担が増加してしまいました。

東京電力からの乗り換えにおすすめな新電力

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おすすめ度 東京ガスの電気の総合評価は高い
基本料金
(東京電力エリア)
20A 572円
30A 858円
40A 1,144円
1kWhあたりの
従量料金
(東京電力エリア)
~120kWh 19.78円
121kWh〜300kWh 25.29円
301kWh〜 27.36円
ガスのセット割 ガス・電気セット割で0.5%割引
オール電化対応 なし
違約金 なし
供給エリア 東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、茨城県、栃木県、
群馬県、山梨県、
静岡県(富士川以東)
特徴 ・ガスとセットで割引が受けられる
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料金プランが東京電力よりも安く設定されているだけでなく、ガスのセット割もあるので光熱費がよりお得になります。

また、国の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が採択されたので、電気代とガス代の両方が割引されます!

鬼頭さん 鬼頭
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関東地方以外ならTERASELでんきが1番おすすめ

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基本料金
(東京電力エリア)
20A 572円
30A 858円
40A 1,144円
1kWhあたりの
従量料金
(東京電力エリア)
~120kWh 19.88円
121kWh〜300kWh 24.34円
301kWh〜 25.72円
ガスのセット割 なし
オール電化対応 なし
違約金 なし
供給エリア 全国
(沖縄、離島を除く)
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東京電力の値上げによる家庭でできる節約術

少しでも電気代を抑えたい人に向けて、家庭でできるおすすめの節約術を紹介します。

家電製品の使い方の工夫や省エネ家電の買い替えについて詳しく解説していくので、参考にしてください。

冷蔵庫は世帯人数でサイズを合わせる

カップルが電器屋で冷蔵庫を選んいるシーンのイラスト

おすすめの冷蔵庫サイズ
1人暮らし 290~340L
2人暮らし 360~410L
3人暮らし 430~480L
4人暮らし 500~550L

冷蔵庫は世帯人数でサイズを合わせましょう。二人暮らしの場合なら、360~410Lサイズのものがおすすめです。

冷蔵庫は中に食品を詰め込みすぎると冷気の通りが悪くなります。余裕を持ったサイズを購入すれば余計な電力消費を防げます。

また、冷蔵庫の周りに壁や物があると放熱ができず、余計に電気代がかかるので設置場所も見直してみましょう。

照明をLEDに変える

天井の照明を取り替えているイラスト

光源寿命 消費電力 節約額
(年間)
LED 4万時間 68kWh/年 -1,840円
蛍光灯 1.2万時間 136kWh/年

照明を蛍光灯からLEDに変えれば、光源の寿命が伸びて消費電力を抑えられるおすすめの節約術です。

LEDは蛍光灯よりも値段が高いので、購入をためらっている人もいると思います。

しかし、長期的に見れば交換の手間や費用が省けて、電気代もお得になります。

夏場のエアコンは扇風機と併用する

夏場にエアコンと扇風機を一緒に使っているシーンのイラスト

夏場のエアコンは扇風機と併用して使うのがおすすめです。

部屋の温かい空気とエアコンの冷たい空気が循環して、気温が効率良く下がり電気代の節約になります。

また、エアコンのフィルターにホコリが溜まると性能が下がり余計な電力を使ってしまうので、こまめに掃除しましょう。

タップ式コンセントで待機電力を減らす

タップ式コンセントのイラスト

タップ式のコンセントなら、使用していない家電の電源をオフにして、毎月150円ほどの節約ができます。

消費電力が多い、テレビやブルーレイレコーダー、パソコンなどは寝ている間だけでもオフにするのがおすすめです。

毎回消すのが面倒だから月に150円くらい構わないと思いがちですが、年間で1,800円になるのでこまめな節約が大切です。

最新の省エネ家電に買い換える

2010年製
(消費電力/年)
2020年製
(消費電力/年)
節約額
(年間)
TV
(40V型)
144kWh 83kWh -1,650円
冷蔵庫 520kWh 294kWh -6,090円
エアコン 932kWh 815kWh -2,920円
照明 136kWh
(蛍光灯)
68kWh
(LED)
-1,840円

長年使っている家電を最新の省エネタイプに買い換えると電気代が節約できます。

10年前と最新の家電では消費電力が改善され、冷蔵庫とエアコンを買い換えれば年間で9,000円も節約できます。

家電の買い替えは費用がかかりますが長い目で見ればお得になるので、引っ越しや結婚などをきっかけに買い換えてみるのがおすすめです。

電力会社・料金プランの見直し

契約している電力会社や料金プランを見直せば、余計に払っていた電気代が見つかる可能性があります。

自分の生活スタイルにあった料金プランや、現在よりも料金設定が安い電力会社に切り替えれば電気代の節約に繋がります。

また、毎月の電気代でポイントがためられたり、ガスとのセット割が利用できるお得な新電力会社もあります。

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