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引っ越しの安い時期はいつ?おすすめのタイミングや費用を安くするコツ解説

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引っ越しの安い時期はいつ?
くらし+プロフィール
くらしプラス@編集部
不動産賃貸仲介を5年以上経験し、そのたびに引越し業者を紹介。安さだけでない、引越し業者選びのコツを知る。

「引っ越しの安い時期はいつ?」

「時期ごとの料金目安を知りたい」

引越し費用を安く抑えるためには、引っ越しする時期が重要です。時期によって費用は大きく異なりますが、人数や場所にもよって費用は違うため、引っ越しに最適なタイミングがわからないですよね。

この記事では、引っ越し費用が安くなる時期を月別で解説し、家賃ごとの目安や、費用をさらに安くするコツを6つ紹介しています。引っ越しの安い時期を把握し、ベストなタイミングで引っ越しするための参考にしてください。

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この記事の結論

  • 6月は引っ越し費用が最も安くなる
  • 家族の引っ越しは12月がおすすめ
  • 3月の引っ越し費用が1年間で最も高い

くらしプラス編集部が検証しました!

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引っ越し費用が一番安い時期早見表

時期 単身 家族
1~2月
3~4月 × ×
5月
6月
7~9月
10月
12月 ※後半は×

※◎かなり安い、◯安い、△高い、×かなり高い

単身の引っ越しは10月が安い

一人暮らしの方が引っ越すなら、費用の安い10月がおすすめです。10月は、1年を通して引っ越しの依頼が少ないため、毎年引越し料金が安くなる傾向があります。

繁忙期を避け、なるべく引っ越し費用を抑えたい方は、10月に引っ越すことをおすすめします。

6月は交渉がしやすい

6月は引っ越し費用だけでなく、賃貸物件にかかる費用を安くすることも可能です。1~4月の入れ替わり時期に埋まらなかった空室は、その後も空室のままとなる可能性が高いため、大家が物件の家賃や敷金・礼金を下げていることがあります

敷金・礼金が下がっていなくても、1~4月に比べれば6月は交渉しやすい時期なので、積極的に価格交渉することをおすすめします。


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家族の引っ越し費用は12月前半が一番安い

家族で引っ越す場合は、繁忙期と被らず、費用を抑えられる12月の前半をおすすめします。

家族の引っ越しは、1~3月に次いで9~10月頃が多くなります。1~3月は卒業・入学や人事異動による転勤などで、一般的に引っ越しが増える時期です。加えて、9~10月頃も秋の人事異動で家族の引っ越しが増える、といったことが理由です。

12月後半は費用が上がる可能性がある

12月後半は引っ越し費用が高くなる傾向にあります。子どもの冬休みと会社の年末年始休暇で連休が続くため、引っ越し需要が多くなるからです。

年末年始は営業しない引っ越し業者もあるため、依頼先を選べない可能性もあります。そして、年末年始は特別料金が発生するケースもあるため、その点にも注意が必要です。

費用が安い時期に引っ越したいなら、12月上旬には引っ越せるように11月から動きましょう。

3〜4月が最も引っ越し費用が高い

引っ越し費用は3~4月が1年間で最も高くなります。新年度が始まる4月は、多くの人が卒業や入社という節目を迎え、新生活をスタートさせる月です。社会人の場合も、春の人事異動による転勤などで引っ越しが増えます。

入学や入社といった新生活のスタートは、自分の都合でずらすことができません。そのため、多くの人が同時期に動き、3〜4月に引っ越しが集中します。

特に3月は、引っ越しの繁忙期となり、通常時期に比べて2倍近くの依頼が殺到します。その結果、引っ越し費用が1年で1番高くなるため、可能ならば3~4月の引っ越しは避けましょう。

必ず早めに引っ越し依頼をしよう

引っ越しは、必ず早めに依頼しましょう。直前に依頼するとトラックが埋まって予約できないケースがあります

特に繁忙期など業者が忙しい時期の引っ越しは、通常期よりも早く予約が埋まってしまうため、注意が必要です。


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【月別】引っ越し料金目安

距離 通常期(5月~2月) 繁忙期(3月~4月)
15km未満
(市区町村内)
単身:20,000円
2人:45,000円
3人:55,000円
単身:28,000円
2人:47,000円
3人:65,000円
50km未満
(都道府県内)
単身:25,000円
2人:55,000円
3人:57,000円
単身:32,000円
2人:68,000円
3人:67,000円
200km未満
(同一地方内)
単身:43,000円
2人:80,000円
3人:86,000円
単身:39,000円
2人:83,000円
3人:95,000円
500km未満
(近隣地方)
単身:52,000円
2人:85,000円
3人:110,000円
単身:56,000円
2人:100,000円
3人:130,000円
500km~
(長距離)
単身:69,000円
2人:90,000円
3人:130,000円
単身:78,000円
2人:110,000円
3人:200,000円

どの世帯でも3月が1番高い

実際の引っ越し費用は、単身か家族かによって安い時期が変わります。3月の費用が1年間で最も高いのは、どの世帯でも共通です。これは、どの世帯であっても、3月~4月は新生活需要で引っ越しが急増するためです。

7~8月は、単身や2人暮らしだと費用は安めですが、3人暮らしや4人暮らしの場合は費用が高めです。3~4人暮らしの場合、夫婦と子どもという家族構成が多いでしょう。

荷物量によって値段に差が出る

引っ越し費用は荷物の量で決まるため、家族の人数が多いと費用も高めです。そして、引っ越し費用が高いと、時期による費用の差も大きくなります。4人家族の場合、引っ越す時期によって5万円以上もの差が出ることもあります。

単身世帯の場合は、費用が高い時期と安い時期の差は1万円未満です。元の引っ越し費用が高いほど、安い時期に引っ越す差額は大きくなります。単身世帯の場合は、安い時期だけにこだわらず、そのほかの費用を安くするコツも参考にしましょう。


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引っ越し費用をさらに安くするコツ6つ

  1. 火曜日~木曜日の午後に引っ越す
  2. 引っ越し費用は相見積もりをとる
  3. 早割りを利用する
  4. 引っ越しに「縁起の悪い日」を選ぶ
  5. 家賃・初期費用などの交渉もしてみる
  6. 不用品を捨てて荷物を最小限に

仕事や家族の都合によって、安い時期に引っ越すことができない場合があります。安い時期を選ぶ以外にも、引っ越し費用を抑える方法があります

火曜日~木曜日の午後に引っ越す

引っ越し費用を抑えるには、火曜日~木曜日の午後に引っ越すことをおすすめします。1週間の中で火曜日~木曜日の午後が1番引っ越しの依頼が少ないため、費用が安くなります

時期や時間に注意

引っ越しは時期や時間で、引っ越し依頼が増える影響で費用が高くなります。特に土曜日は、連休の初日ということで依頼が多いです。さらに、金曜日や月曜日といった平日でも週末と続けて連休にしやすい日であるため、費用が上がります

お盆やGWなどの長期連休も費用は上がってしまうため、安くするには、連休より少し前か後に引っ越しを行うようにしてください。

引っ越しの時間帯は、午前便・午後便・フリー便の3つに分かれており、依頼が1番多い午前中が費用が高いです。フリー便だと深夜になる可能性があるため、午後便を指定するようにしましょう。

引っ越し費用は相見積もりをとる

引っ越し費用を抑えるためには、相見積もりをとることが大切です。相見積もりとは、複数の引っ越し業者に同条件で見積もりを出してもらって比較することです。

見積もりを取るのが一社だけだと、相場よりも費用が高かったとしても、それに気付けません。他と比較することで、一般的な価格や割引される条件を把握できるでしょう。

引っ越し料金には決まった金額がありません。引っ越し業者によって金額設定が異なるため、複数社の料金プランを比較することでより安いプランを見つけられる可能性が高まります。

訪問見積もりは3~4社がおすすめ

見積もりの比較者数は、3~4社がおすすめです。見積もりには時間がかかってしまうため、引っ越しの段取りをする上で負担にならない程度に比較していきましょう


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早割りを利用する

早割が使える業者 割引内容
七服運送七福運送
株式会社
時間帯指定料がサービス
日本引越センター日本
引越センター
早割価格で利用できる
はやぶさはやぶさ
引越サービス
引越し費用最大40%オフ

早めに引っ越し依頼をすると、早割が適用されて費用が安くなるケースがあります。業者によって期間は異なりますが、1ヶ月ほど前に予約すると割引が適用されます。また、繁忙期は早割の適用外となることがほとんどです。

ただし、早割を実施している業者はあまり多くありません。大手の引っ越し業者は早割を導入していないため、早割を利用するなら中堅の引っ越し業者を選ぶ必要があります。

引っ越しに「縁起の悪い日」を選ぶ

日取り 概要
仏滅 ・六曜のひとつ
・すべてのことがうまくいかない日
赤口 ・仏滅に次いで凶日
・火事やけがに注意したい日
不成就日 ・何事も成就しない日
・悪い結果を招く日とされる
三隣亡 ・建築に関わることの凶日
・「三軒先まで滅ぼす」とされる
土用 ・土を動かすことが凶とされる時期
・年に4回18日ずつある

引っ越しをするにあたって、日取りにこだわらないのであれば「縁起の悪い日」を選ぶのもひとつの方法です。大安などの縁起が良い日は人気があり、引っ越しが集中するため、費用が高くなります

縁起が悪い日に引っ越しをすると、他の人と日にちが被りにくいため、費用を抑えられます。費用を抑えたいなら、引っ越し日に「仏滅」や「赤口」を選ぶことをおすすめします。

引っ越しに縁起の良い日カレンダーはこちら

家賃・初期費用などの交渉もしてみる

引っ越しでは、不動産屋や貸主と交渉することによって家賃などの初期費用を安くできる可能性があります。引っ越し需要の低い7~8月は空室が続くことを避けるために、家賃や敷金・礼金を下げているケースがあり、値下げ交渉をしやすいです。

3~4月は繁忙期で物件の需要も高く、家賃や初期費用を下げなくても入居者が見つかるため、値下げ交渉は難しいです。

価格交渉したい初期費用

  1. 家賃
  2. 敷金・礼金
  3. 仲介手数料

大家にとって今後の収入源となる家賃は、価格交渉は難しいです。しかし、家賃が下がれば、家賃数ヶ月分で設定されている敷金・礼金、仲介手数料の金額も抑えられます

敷金・礼金は家賃の数ヶ月分となるため、値引きできれば初期費用をかなり抑えられます。

仲介手数料は、不動産会社が受け取る手数料です。大家を通さない費用のため、不動産会社の判断で下げられます。ただし、大手不動産の場合は、社内規定で値下げが難しいケースもあるのでご留意ください。

不用品を捨てて荷物を最小限にする

引っ越し費用は荷物の量で決まるため、荷物を最小限に抑えることが費用軽減に繋がります。不用品を事前に処分しておけば、引っ越し費用を安くできます。

事前に片付ける時間がない場合は、不用品の買い取りを行ってくれる引っ越し業者を選ぶのも手です。ただし、引っ越し業者の買い取りは、大型家具や購入5年以上の家電は対応していないことがあるので、事前に確認をしましょう。

また、不用品の処分を有料で請け負っている引っ越し業者もあります。処分のみ、買い取りのみといったケースがあるため、不用品を引っ越し当日まで残す場合は、依頼する業者が何に対応しているかを事前に確認しておきましょう。


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費用が安い時期に引っ越すデメリット

選べる物件が少ない可能性がある

引っ越し費用が安い時期は、引っ越しの閑散期でもあります。そのため、空いている物件数が少なく、選択肢が限られることには注意が必要です。

住みたい部屋にこだわりがある場合は、多少費用が高くても、選択肢の多い繁忙期に物件を選ぶのがおすすめです。費用が安い時期に引っ越すなら、できるだけ多くの不動産を回って物件を探しましょう。

天候によっては引っ越しの負担が大きい

引っ越し料金が比較的安い時期は、季節や天候による負担が大きい時期でもあります。雨の日や猛暑日などは引っ越し準備や引っ越し作業も大変です。

引っ越し閑散期、通常期にあたる6~8月や12月は、天候によっては引っ越し作業に伴う負担が大きくなります。

6月は梅雨時期で雨が多く、7~8月は暑い日が続きます。逆に、12月の冷え込む時期は寒さがネックであり、場所によっては雪の影響が出る可能性もあります。


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