- くらしプラス@編集部
- 不動産賃貸仲介を5年以上経験し、そのたびに引越し業者を紹介。安さだけでない、引越し業者選びのコツを知る。
「引っ越しに必要なものや手続きは?」
「なるべく100均で揃えたい!」
引っ越しをするに当たって、必要なものを入念に準備して、気持ちよく新生活をスタートさせたいものです。しかし、初めての引っ越しだと何が必要なのか、いつまでに手続きを済ませなければいけないのか分かりませんよね。
そこでこの記事では、引っ越しに必要なものや手続きをリストアップし、引っ越し前から引っ越し後まで時系列順に解説しています。引っ越しに必要なものを把握し、効率良く新生活をスタートさせる参考にしてください。
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目次
引っ越しに必要なもの早見表
※赤文字は特に重要なもの
▼引越し準備前 | ▼引っ越し当日 | ▼新居 |
---|---|---|
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引っ越し準備から引っ越し後、新居で必要なものを紹介します。引っ越し直後に何が必要かを把握できれば、荷造りの際に取り出しやすく梱包するといった工夫が可能です。
引っ越し準備に必要なものリスト
必要なもの | 必須 | 用途 | 100均 | 備考 |
---|---|---|---|---|
段ボール | 必須 | 荷物を詰める | × | ・単身者:10枚~15枚 ・2人以上:20枚~30枚 ・子供有:50枚以上~ |
ガムテープ | 必須 | 段ボールを閉じる・補強 | 〇 | ・布テープがおすすめ ・人数分用意する |
はさみやカッター | 必須 | 荷解きに使用する | 〇 | ・新居に着いたらすぐに必要 ・取り出しやすいところにまとめる |
工具類 | 必須 | 組み立て式家具の解体、取り付け | 〇 | ・引っ越し業者の用意がないことも |
清掃用道具 | 必須 | 退去時に最後の掃除をする | 〇 | ・引越し前の家で使うので他とは分ける ・100均の掃除道具で十分 |
新聞紙 | – | 緩衝材として使う | △ | ・タオルや衣服で代用可能 ・エアクッションもおすすめ |
ビニール袋 | – | 小物類をまとめる | 〇 | ・スーパーのビニール袋で十分 ・ホームセンターなどでも購入可能 |
セロテープ | – | 小さなものを留めたりまとめる | 〇 | ・調味料入れの口をふさぐ ・段ボールを仮止め |
ロープ・ひも類 | – | 傘や雑誌をまとめる | 〇 | ・細長いものや重いものが持ちやすい ・引き出しや扉が開かないように固定 |
油性マーカー | – | 段ボールに中身を書き込む | 〇 | ・荷解きする順番や中身を書く ・積み込む順番が分かりやすい |
軍手・作業用手袋 | – | 梱包・荷解き時に着用する | 〇 | ・汚れを気にせず作業ができる ・段ボールなどでのけがを防止 |
ゴミ袋 | – | 不要品や小物などをまとめる | 〇 | ・ぬいぐるみやクッションなどは袋が便利 |
圧縮袋 | – | かさばる荷物を小さくまとめる | △ | ・ホームセンターやネットで購入可能 ・引っ越し業者が用意することもある |
段ボール
- 必要な段ボールの枚数を事前に確認
- 50枚までなら引っ越し業者が用意してくれる
- スーパーや家電量販店でもらえるところも
荷物を詰める段ボールは、単身者であれば10~15枚、2人以上なら20~30枚ほど必要です。子どもがいる場合は、50枚以上の段ボールが必要になるケースもあります。
段ボールは、50枚までなら引っ越し業者が無料で用意してくれます。自分で用意する場合は、ネットショップやホームセンターで購入しましょう。
スーパーや家電量販店などでは、商品が入っていた段ボールを自由に持ち帰れるところもあります。近所のお店で段ボールをもらえるか、事前に確認しておきましょう。
ガムテープ
- 段ボールの梱包や補強に使用
- 布テープがおすすめ
- 人数分用意する
ガムテープは段ボールを閉じたり補強したりするのに使います。色々な荷物を詰める段ボールは、底が抜けないようにガムテープを十字に貼ってしっかり補強しましょう。
ガムテープなどの梱包資材は自分で用意する必要があります。購入の際は、手で真っすぐに切れる布テープがおすすめです。何人かで荷造りすることも考え、できるだけ人数分を用意しておきましょう。
何色かを用意して、段ボールの中身で色分けするのもおすすめです。中身の目安が付けば、引っ越し後にどの段ボールから開封するか迷わなくて済みます。
はさみやカッター
- ガムテープやくくったビニールひもを切る
- 新居に着いたらすぐに必要になる
- 他の荷物と紛れないように用意しておく
はさみやカッターは荷解きに必要です。閉じたガムテープやくくったビニールひもを切るのに使います。
新居に着いたらすぐに必要となるため、段ボールの奥に入れてしまわないように気を付けましょう。ゆっくり荷解きすればよい荷物と混ざらないように、準備段階で用意して、分かりやすいところに隔離しておいてください。
工具類
- 家具を分解・組み立てできる
- 業者が工具類を忘れているケースがある
分解する家具がある場合は、工具を準備しておくと作業がスムーズです。組み立て式家具の多くは、付属の六角レンチで簡単に組み立てられます。ドライバーに加えて六角レンチがあれば、大抵の家具は分解・組み立てできます。
また、引っ越し業者に家具の解体をお願いしていても、工具類を忘れているケースがあります。自分で工具を準備しておくと、スムーズに作業が進められて便利です。
掃除道具
- 退去時に最後の掃除をする
- 「ほうき」「ちりとり」「雑巾」があればよい
- 100均でそろえた掃除道具でも十分
退去時には、部屋をきちんと掃除するため、掃除道具が必要です。現在の部屋で最後に使うのが掃除道具なので、ほかの荷物と一緒に荷造りしないように気を付けてください。
かさばる掃除機はできれば早めに荷造りしたいところです。最後の掃除用としては、ほうきとちりとり、拭き掃除ができる雑巾があればよいでしょう。
全体的に掃除機をかけたら、家具や家電の下にたまったほこりを掃除するだけですので、100均でそろえた掃除道具でも十分です。
新聞紙・古紙
- 食器などが割れないように緩衝材に使う
- タオルや衣服で代用可能
- ロールタイプのエアクッションもおすすめ
新聞紙や古紙は緩衝材として使えます。食器などの割れ物を包んだり、くしゃっと丸めて段ボールの隙間を埋めたりするのに使いましょう。
新聞を取っている場合は簡単に用意できますが、なくてもタオルや衣服で代用可能です。大きめサイズの壊れ物が多いなら、空気の入った緩衝材を購入しても良いでしょう。ロールタイプのエアクッションならたっぷり使えます。
ビニール袋
- 小物類はビニール袋で小分けする
- ホームセンターなど購入できる
- スーパーのビニール袋で十分
そのまま段ボールに入れるとばらけてしまう小物類は、ビニール袋で小分けすると便利です。引き出しの中身を収納する丁度良いケースがない場合は、ビニール袋で代用しましょう。
ビニール袋は、ホームセンターなどで数十枚単位から購入できます。多くの枚数は必要ないと思う場合は、スーパーで買い物する際に使ったビニール袋を取っておけば十分です。
セロテープ
- 細かなものを留めたりまとめたりする
- 調味料入れの口をセロテープでふさぐ
- 引っ越し準備中に段ボールを仮止めする
セロテープは、こまごまとしたものを留めたりまとめたりするのに便利です。たとえば、調味料入れの口をセロテープでふさげば、荷物を移動させても中身がこぼれません。
また、段ボールを仮止めするのにも使えます。引っ越し準備中は、荷造り途中の段ボールをガムテープで閉じることができません。
開きっぱなしで邪魔に感じるときは、段ボールを閉じてセロテープで仮止めしておきましょう。簡単にはがせるセロテープなら、段ボールもダメージを受けません。
ロープやビニールひも
- 傘などの細長いものをまとめられる
- 雑誌類はビニールひもでくくると運びやすい
- 家具の引き出しや扉が開かないように固定する
ロープやビニールひもがあれば、傘などの細長いものをまとめられます。スチールラックを分解した場合、ポールや棚板がばらけてしまいますので、ひもでしっかりくくっておきましょう。
雑誌などの大きめの本は、段ボールに入れるよりもビニールひもでくくったほうが運びやすいです。
そのほか、家具の引き出しや扉が開かないように固定するのにも使えます。両開きの扉なら、両側の取っ手をひもで結んでおけば運搬中に開きません。引き出しは、机や棚の本体ごと結んでおきましょう。
油性マーカー
- 段ボールに詰めた中身を書き込む
- 必要なものが入った段ボールに印をつけておく
- 引っ越しトラックに積み込む順が分かりやすい
油性マーカーは、段ボールに中身を書き込むのに使います。必要なものが入った段ボールは、すぐに分かるように油性マーカーで中身を書いたり印をつけたりしておきましょう。
段ボールが区別できれば、最後に引っ越しトラックへ積み込むなど、新居に着いてから効率よく動けるように工夫できます。
軍手や作業用手袋
- 汚れを気にせず作業できる
- けがの防止にもなる
作業用手袋や軍手があれば、汚れを気にすることなく作業できます。家具や家電を動かすと、意外とほこりがたまって汚れています。
また、段ボールを素手で触っていると、手を切ってしまうことがあります。軍手などで保護していれば怪我を防げるため、できるだけ手袋をつけて作業しましょう。
ゴミ袋
- 不要品はゴミ袋にまとめて処分する
- 段ボールに入らないものをまとめるのに便利
- 軽くてかさばるものは、ゴミ袋にまとめる
荷造り時にはゴミ袋も必要です。引っ越しの荷造りをしていると不要品もたくさん出てきます。新居に持っていく必要がないものは、ゴミ袋にまとめて引っ越し前に処分しましょう。
ゴミ袋の用途はゴミを捨てるだけではなく、段ボールに入らなかったものをまとめるのに便利です。あまり丈夫ではないため重いものには向いていませんが、ぬいぐるみやクッションなどは、段ボールより袋のほうが詰めやすいです。
軽くてかさばるものは、ゴミ袋にまとめて運ぶのがおすすめです。
圧縮袋
- かさばる荷物は、圧縮して小さくする
- 引っ越し業者が用意してくれるケースもある
- ホームセンターやネットショップで購入可能
圧縮袋があれば、布団や冬物のアウターといったかさばる荷物を、圧縮して小さくできるのでおすすめです。小さくすれば収納しやすくなるため、段ボールの個数を減らせます。
段ボールの個数やサイズで引っ越し費用が変わる場合は、圧縮袋の有無で金額が変わります。引っ越し業者が袋を用意してくれるケースもあるので、事前に確認するのがおすすめです。自分で買う場合は、ホームセンターやネットショップで購入できます。
引っ越し当日に必要なものリスト
必要なもの | 必須 | 用途 | 100均 | 備考 |
---|---|---|---|---|
鍵・貴重品 | 必須 | 新居に荷物を搬入する | × | ・新居の鍵 ・返却する鍵 |
荷解き用の道具 | 必須 | 荷解き用に必要 | 〇 | ・ハサミやカッター ・軍手も用意する |
カーテン | 必須 | 目隠し用 | △ | ・窓枠のサイズを測っておく ・タオルケットで代用可能 |
充電器 | 必須 | スマートフォンを使用するため | 〇 | ・新居に着いたら充電しておく ・連携に必要 |
ゴミ袋 | 必須 | ガムテープや緩衝材を捨てる | 〇 | ・ゴミが大量に出る ・荷物の仕分けにも使える |
照明器具 | – | 生活に支障が出るため | 〇 | ・懐中電灯を用意 ・備え付けがあれば使用する |
トイレットペーパー | – | 当日の買物を減らす | △ | ・当日から作業するため |
ティッシュ | – | 当日の生活からあると便利 | 〇 | ・部屋を汚れないようにする ・荷物を包んでもいい |
タオル | – | 色んな用途がある | 〇 | ・夏の場合汗を拭く ・汚れに対しても使える |
鍵・貴重品
鍵や貴重品は必ず手元に置いておきましょう。とくに、新居の鍵がどこかに紛れてしまうと、新居に荷物を搬入できません。また、現在の部屋の鍵は貸し主に返却します。新居が離れている場合、引っ越し当日に現在の部屋の明け渡しと鍵の返却をします。
鍵の返却で手間取ってしまうと、引っ越し業者が先に新居に着く可能性があります。業者を待たせず、スムーズに作業できるよう、鍵や貴重品は、ひとまとめにしてしっかり管理しましょう。
荷解き用の道具
はさみやカッターといった荷解き用の道具は、新居に着いたらすぐに必要です。はがしたガムテープや切ったひもをすぐ捨てられるように、ゴミ袋も荷解き用として何枚か出しておきましょう。
粘着性の高いガムテープで手が荒れたり段ボールで指を切ったりする可能性もあるため、軍手も荷解き用として準備しておくことをおすすめします。
カーテン
カーテンがないと部屋が丸見えになってしまうため、目隠しのためにも、引っ越し当日からカーテンを付けましょう。ただ、窓のサイズによっては、現在使っているカーテンを流用できないケースもあります。
窓に雨戸かシャッターがついていれば、カーテンがなくても問題ありません。タオルケットのような軽い寝具があれば、洗濯ばさみで留めてカーテンとして代用できます。
充電器
現在の部屋と新居間を移動する引っ越し当日は、引っ越し業者と連絡を取り合う必要があります。スマートフォンの充電が切れるとスムーズに連携できなくなるため、注意が必要です。
引っ越し業者以外にも各方面へ連絡する必要があるため、スマートフォンの充電器は新居に着いたらすぐにコンセントにつなぎましょう。荷造りの際もすぐ取り出せる場所にしまい、置忘れのないよう気を付けてください。
ゴミ袋
荷解きをすると、段ボールを閉じていたガムテープや緩衝材に使っていた新聞紙など、ゴミがたくさん出ます。処分するものをすぐまとめられるように、ゴミ袋の準備も必須です。
また、ゴミ袋は複数枚用意しておきましょう。ゴミの分別ルールは地域によって異なります。あとで困ることがないよう、細かく分別してからゴミ袋にまとめてください。新居の分別ルールを事前に確かめておくことも大切です。
照明器具
部屋が真っ暗だと生活に支障が出るため、照明器具も引っ越し当日に必要です。賃貸物件の場合、照明器具が最初から付いている部屋と付いていない部屋があります。
照明器具がなくても、寝るだけなら数日は我慢できるでしょう。ただトイレなどへの移動が困難になるので、懐中電灯をすぐ取り出せるところに入れておくことをおすすめします。
また、照明が前の入居者が残した残置物だった場合、所有権が前の入居者にあるため勝手に処分できません。前の入居者の許可が必要ですので、処分する際は貸主に相談しましょう。
トイレットペーパー
トイレットペーパーは新居に常備されていないため、現在の部屋で使っているトイレットペーパーを外して新居にもっていきましょう。引っ越し当日は慌ただしくなるので、なるべく当日の買い物を減らすことが大切です。
ティッシュ
ティッシュがあると、こぼしたものを吹いたり、ゴミを包んで捨てたりなどに便利です。いざというときにはトイレットペーパーの代わりとしても使えます。
使うシーンが多いティッシュも、引っ越し当日に必要なものとしてひとつの段ボールにまとめておきましょう。現在の部屋で使っていたティッシュに加え、新しいボックスティッシュも用意しておいたほうが無難です。
タオル
引っ越しをすると、荷造りや荷解き、荷物の搬入で何かと汚れてしまいます。汗を拭いたり、手や顔を洗ったときのため、タオルは3~4枚すぐに出せるようにしておきましょう。
持ち運んで手を拭けるハンドタオルに加え、首や頭に巻くこともできるフェイスタオルがあれば便利です。タオルハンカチはコンビニでも買えますので、用意を忘れたときはコンビニをチェックしてみましょう。
新居で必要な家電・生活用品リスト
必要なもの | 用途 | 備考 | 100均 |
---|---|---|---|
寝具 | 就寝のため | ・新しく購入時は当日届くように ・ソファやタオルケットでも良い |
△ |
スリッパ | 汚れが広がらないように | ・ホコリが積もっていることが多い ・ない場合は靴下を履く |
〇 |
エアコン | 空調のため | ・当日使えるように業者と話しておく ・きちんと動くか確認する |
× |
防犯グッズ | 防犯のため補助錠で二重ロック | ・玄関やベランダ、郵便受け ・貸主の許可を取る |
〇 |
寝具
- 引っ越し日に合わせて届けてもらう
- 荷物の搬入時に寝具の上に物を置かない
- 最低限、横になって休める状態をつくる
寝具も就寝のために必要です。新しく購入する場合は、引っ越し日に合わせて届けてもらうとスムーズです。
現在の部屋から持っていく場合、荷物の搬入時に、寝具の上に物を置かないように気を付けてください。寝具の上に物を積んでしまうと、荷解き後でないと就寝できません。
布団がなかなか取り出せない場合は、ソファとタオルケットだけでもよいので、横になって休める状態を作りましょう。硬い床だと寝ても疲れが取れませんし、体を痛める恐れもあります。
スリッパ
- 新居にほこりが積もっていることがある
- 汚れが広がらないようスリッパを履く
- スリッパがない時は新しい靴下を用意する
新居では部屋にほこりが積もっていることがあるため、汚れが広がらないようにスリッパを用意しましょう。また、荷造りした段ボールや家具・家電にもほこりが付いていることもあります。
スリッパがない場合は、新居用として新しい靴下をおろすのがおすすめです。
エアコン
- 取り外し・取り付けを引っ越し業者に頼む
- 設備か残置物なのか確認する
- エアコンがきちんと動くか確認する
夏の暑い時期や冬の寒い時期は、エアコンなしで生活するのは大変です。引っ越してすぐにエアコンが使えるよう、段取りを組みましょう。
エアコン取り外し・取り付けを引っ越し業者に頼めば、引っ越しが終わった時点でエアコンも使えます。エアコン分の引っ越し料金が高額なら、引っ越しを機に新品に買い替えるのも1つの方法です。
また、エアコンが備え付けの賃貸物件の場合は、エアコンが問題なく稼働するかのチェックが必要です。引っ越しが終わってから故障が判明することのないよう、事前に確認の機会を取りましょう。
設備なのか残置物なのか確認する
新しい部屋に設置されていたエアコンが、前入所者の残置物というケースもあります。その場合、エアコンが故障していても、貸主に修理や交換を依頼できない可能性があります。
部屋に付いているエアコンが、設備なのか残置物なのか事前に確かめておきましょう。
防犯グッズ
- 玄関やベランダに補助錠
- 郵便受けに鍵
- 窓にカーテン
防犯が十分ではない物件に引っ越した場合は、最低限の防犯対策を行うことが大切です。施錠が甘い物件であれば、玄関やベランダに補助錠をつけて二重ロックするようにしましょう。
また、郵便物から個人情報がバレる危険性があるため、郵便受けには鍵をつけることをおすすめします。鍵は南京錠などの簡易的なもので構いません。
そして、外からの目線を遮るために、カーテンを忘れず設置しましょう。夜は外から部屋が丸見えになるので、暗くなったら、電気を付ける前にカーテンを閉めましょう。
自炊・洗濯をすぐに始める時に必要なものリスト
必要なもの | 優先順位 | 代用品 |
---|---|---|
冷蔵庫 | 高い | ・クーラーボックスと氷 |
電子レンジ | 高い | ・コンビニ |
洗濯機 | 普通 | ・コインランドリー |
物干し竿 | 普通 | ・乾燥機能付きの洗濯機 ・ビニールひも |
調理器具 | 普通 | ・コンビニの箸 ・スプーン |
テーブル | 普通 | ・段ボール |
コンロ | 普通 | ・カセットコンロ ・電気ケトル ・電子レンジ |
炊飯器 | 低い | ・鍋パックご飯 |
新居ですぐに自炊・洗濯を始める際に便利なものリストです。特に冷蔵庫や電子レンジは代替が効きにくいため、早めに準備をしましょう。
その他は、テーブルはダンボール、洗濯機はコインランドリーなどで代用可能です。コインランドリーが近くにない場合、洗濯機は早めに準備しましょう。
新居で必要な手続き
手続き | 時期 | 連絡先 | 方法 |
---|---|---|---|
インターネット | 引っ越し1ヶ月前が目安 | 回線事業者・プロバイダー | 電話・インターネット |
転出届 | 引っ越し日の前後2週間以内 | 居住地の区役所や市役所、町役場 | 窓口・郵送 |
転入届 | 引っ越し当日から2週間以内 | 引っ越し先の区役所や市役所、町役場 | 窓口 |
NHK | 引っ越し2週間前が目安 | NHK | 電話・インターネット |
電気 | 引っ越し1週間前が目安 | 電力会社 | 電話・インターネット |
ガス | 引っ越し1週間前が目安 | ガス会社 | 電話・インターネット |
水道 | 引っ越し1週間前が目安 | 水道局 | 電話・インターネット・郵送 |
転居・転送サービスの届出 | 引っ越し1週間前が目安 | 郵便局 | 窓口・郵送・インターネット |
新居に引っ越したら、ライフラインの申し込みや公的な書類など、さまざまな手続きが必要です。引っ越し前から準備したほうがスムーズに進むケースもあるため、それぞれの手続き方法をチェックしておきましょう。
電気
引っ越しに伴う電気の手続きはインターネットで簡単に行えます。インターネットからの申し込みが便利ですが、使用停止と使用開始それぞれの手続きが必要です。
手続きは、引っ越す1週間前には手続きを済ませておきましょう。引っ越し3日前以降の申し込みなら、電話のほうが確実です。
電気は基本的に立ち合いが必要ありません。ブレーカーを上げるだけで、引っ越し当日から電気を使用できます。電気代の支払いについては、電気使用申込書に記入して郵送すれば手続き完了です。
ガス
ガスもインターネットや電話で申し込みができます。使用停止と使用開始の手続きが必要ですので、管轄のガス会社にそれぞれ連絡しましょう。
また、ガス開栓の際は立ち合いが必要ですので、立ち合いができる日を決めて早めに申し込むのがおすすめです。ただし、立ち合いを引っ越し当日にすると、引っ越し業者と重なって慌ただしくなるので注意してください。
ガス給湯の物件は、ガス開栓が終わってからでないとお湯が使えないため、可能なら引っ越し前にガス開栓を済ませるべきです。
ガスの種類を確認する
また、ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があります。現在の部屋と引っ越し先でガスの種類が違う場合は、使用しているガス機器を新居で使えない可能性があります。
入居してガスが使えないと、生活に支障が出るため、必ず入居前にガスの種類を確認してください。
水道
水道は、管轄の水道局に使用停止を連絡します。電気やガスと同様に、インターネットでの申し込みが便利です。引っ越しの1週間前には申し込みを済ませておきましょう。ただし、電話や書類のみ受け付けという地域もあります。
水は、水道のメーターボックス内にある水止め栓を開栓すれば、すぐに使えます。水が出るのを確認したら、水道使用開始申込書に必要事項を記入・郵送して、水の開栓手続きは完了です。
インターネット
インターネットは、現在の契約を継続するか別の回線を新規契約するかを決めましょう。回線によっては、引っ越し先が対象エリアでない可能性もあります。
物件によっては、インターネット回線の開通工事が必要です。引っ越しの多い時期だと工事の予約がなかなか取れず、開通にかなり時間がかかることがあります。
工事を1ヶ月以上待つケースもあるため、引っ越しの予定が決まったらできるだけ早めに申し込んでおきましょう。
すぐに使いたい場合はWi-fiがおすすめ
引っ越してすぐにインターネットを接続したい場合は、工事のいらないモバイルWi-Fiルーターやホームルーターがおすすめです。
回線工事に1ヶ月以上かかる場合は、Wi-Fiルーターのレンタルも選択肢のひとつです。1日単位でレンタルできるサービスもあるため、引っ越し日と回線工事日の調整が難しいときには検討してみましょう。
転出・転入届
引っ越すときには、現在住んでいる自治体に「転出届」、引っ越し先の自治体に「転入届」を提出する必要があります。
まず、区役所や市役所、町役場で転出届を提出しましょう。人によっては、自治体が発行している国民健康保険証や乳幼児医療証などの提出が必要です。
転出届を提出すると「転出証明書」が発行されます。この転出証明書は、引っ越し先で転入届を提出する際に必要です。
転出届は2週間以内に提出しよう
転出届は、引っ越し日の前後2週間以内に提出します。引っ越しが後の提出でも問題ないですが、前住所へ行く手間があるため、引っ越し前に手続きするのがおすすめです。
郵送での提出もできる
また、転出届は郵送での手続きも可能です。各自治体のサイトから転出届をダウンロードして、必要事項を記入します。転出証明書を送ってもらうための返信用封筒と切手も、忘れず同封しましょう。
郵送の場合、転出証明書が送られるまで1週間ほどかかるため、スケジュールに余裕を持って申請してください。また、人によっては国民健康保険証などを同封する必要があります。事前に同封物を確認しておきましょう。
転居・転送サービスの届出
転送届は、郵便局の郵便転送サービスを受けるのに必要な書類です。郵便転送サービスを申し込むと、引っ越し前の住所に届いた郵便物を新居に転送してもらえます。
転送期間は1年間です。1年の間に、さまざまなサービスで登録している住所を、新住所に書き換えておきましょう。
転送届を提出してから実際に転送が開始するまでには、長ければ1週間ほどかかります。引っ越し日には転送が開始されるように、早めに申し込みましょう。
NHK
NHKの受信契約をしている場合は、引っ越しに伴い受信料の住所変更も行う必要があります。手続きする際は、電話かホームページでできますので、引っ越しの2週間前を目安に手続きをしてください。
また、引っ越しを機にテレビなどの放送を受信する機器を設置する場合、新たにNHKと契約する必要があるため、その場合も電話かホームページで手続きを行いましょう。
スーモ一括引っ越し見積もり
スーモ引っ越し見積もりは、本サイトから行えます。簡単に登録でき、登録後は一括見積りのメールを待つだけです。見積もりは無料で使えるので、利用してお得に引っ越ししましょう。
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