「一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーはどれ？」

「一人暮らしだといらない？電気代や水の量が気になる…」

ウォーターサーバーは重い買い物の手間なくおいしい水が飲め、お湯を沸かす手間も減らせることで、一人暮らしの方にも人気です。しかし、ウォーターサーバーの種類も多く、どれを選べばいいか分からない…

そこでこの記事では選び方を解説し、厳選した一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーを、11種類ご紹介します。安さや注文ノルマの有無、メリット・デメリットについても紹介しているので、自分に合うウォーターサーバーを探す参考にしてください。

【項目別】一人暮らしのおすすめウォーターサーバー

コスパの良いウォーターサーバー

クリクラ Fit

初期費用	2,200円(再加熱機能付き4,400円)
月額費用	約3,020円
解約金	なし
水の交換方法	ボトルを上部に差し込み
水の注文ノルマ	なし (3ヶ月6本未満：サーバー1,100円)
サイズ	高さ：987mm 幅 ：245mm 奥行：383mm
水500ml あたりの料金	約60円

クリクラFitはおすすめウォーターサーバーの中では、月額費用も500mlあたりの料金でも安く、コスパに優れています。注文ノルマはなく、ひと月あたり2本の注文でサーバー代が無料になり、解約金もないのが魅力です。

また、ウォータースタンドのネオシリーズのように水道直結式のサーバーなら、水道水と同じ感覚で使うことができます。

クリクラFit公式サイト

省スペース向けのウォーターサーバー

dewo mini

初期費用	なし
月額費用	約4,546円(サーバー代550円含む)
解約金	1年未満：16,500円 1年経過2年未満：9,900円
水の交換方法	パックをサーバー上部に設置
水の注文ノルマ	4週に1箱 (4.7L×4本) (1ヶ月は無料スキップが可能)
サイズ	高さ：470mm 幅　：250mm 奥行：295mm
水500ml あたりの料金	約98円

dewo miniはコンパクトな卓上ウォーターサーバーで、幅はわずか25cm、奥行きも30cm未満で狭い部屋でも場所を取らずに利用可能です。水の容量も4.7Lと軽量で、設置場所の変更も簡単にでき、パック式のためゴミがかさばることもありません。

dewo mini公式サイト

おしゃれなウォーターサーバー

アクアウィズ

初期費用	なし
月額費用	約5,008円(2年割プラン利用時)
解約金	「2年割プラン」は解除料11,000円
水の交換方法	ボトルをサーバー下部に設置
水の注文ノルマ	なし
サイズ	高さ：1,323mm 幅   ：  320mm 奥行：  320mm
水500ml あたりの料金	約58円

アクアウィズは、モダンなブラックカラーがおしゃれなウォーターサーバーです。シンプルなキューブ型で、高級感があります。部屋の雰囲気を向上できる、優れたデザインです。

おしゃれなウォーターサーバーについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。

アクアウィズ公式サイト

ウォーターサーバーに向いている人

1. 水をたくさん飲む
2. 家にいる時間が長い
3. お湯を使う機会が多い

水をたくさん飲む

ウォーターサーバーは、1日1L以上水を飲むような人に向いています。ペットボトルの水をコンビニで買うと500mlあたり100円以上することもありますが、ウォーターサーバーの水代は500mlあたり約80～85円ほどです。

1日1Lの水を飲む場合、年間で1万円以上ウォーターサーバーのほうがコンビニよりお得な計算になるので、水をたくさん飲む人ほどコスパが良いと言えます。

ただし、ウォーターサーバーの費用にはサーバー代や配送料が含まれることもあります。水の安さだけではなく、トータルの費用を考慮してメーカーを選びましょう。

家にいる時間が長い

夏＋在宅でありえないくらいウォーターサーバーの減りが早い
このペースだと半月で全部飲み切りそう

— ゆいきどこ (@DENBO_103) July 20, 2021

ウォーターサーバーは、家にいる時間が長い人にもおすすめできます。冷水だけでなく温水も手軽に使えるウォーターサーバーは、自宅でのちょっとした水分補給にぴったりです。

水を飲むだけでなく、コーヒーや紅茶を淹れるのにも使えるので、家にいる時間が長い人ほど利用頻度が高くなります。 リモートワークや休日に自宅で過ごす時間が増えた人は、特にウォーターサーバーを導入するメリットが大きいでしょう。

お湯を使う機会が多い

ウォーターサーバー、熱湯がすぐ出てくるんだけど、お椀に液体味噌入れるやん乾燥わかめ入れるやん冷凍してる輪切りネギ入れるやん、いつでも味噌汁飲めるのサイコー。

— ベコ太郎????『イトムスビ4』販売中 (@OnFb20) July 27, 2021

お湯を使う機会が多い人も、ウォーターサーバーの導入を検討しましょう。温水が使えるウォーターサーバーは、料理やカップラーメンを作るときにも重宝します。

水道水を使うときは鍋やケトルでお湯を沸かす必要がありますが、待ち時間なく適温のお湯が使えることは大きなメリットです。

ウォーターサーバーに向いていない人

1. 家にいる時間が短い人
2. 水をあまり飲まない人

家にいる時間が短い人

ウォーターサーバーは、家にいる時間が短い人には向いていません。家で水を飲む機会も少ないと、せっかく買った水を使い切れない可能性が高いです。

また、宅配水タイプのウォーターサーバーだと、注文したボトルを自宅で受け取らなければいけませんが、忙しい人はなかなか受け取れないという事態も発生しがちです。在宅時間が短い人は、慎重に導入を検討しましょう。

水をあまり飲まない人

ウォーターサーバーは、水の消費量が少ない人にはおすすめできません。ウォーターサーバーの水はコンビニで買うよりもコスパがいいとはいえ、サーバー代や初期費用も視野にいれる必要があるためです。

安全性を考慮しつつコストを第一に考えるのであれば、浄水器を使うことも一手です。浄水器には、蛇口に直接取り付ける蛇口直結型や、ポット内に汲んだ水を浄水してくれるポット型などがあります。

蛇口直結型は製品によって値段の差が大きく、高性能であるほど初期費用も高額です。ポット型が最も低価格で導入できますが、使える水量が少ないというデメリットもあります。水の利用方法によって、適した製品を選ぶようにしてください。

蛇口直結型・ポット型の比較

	初期費用	ランニングコスト	メリット	デメリット
ウォーターサーバー	無料～3,000円	月額2,500～4,000円	・水を選べる ・温水も使える	・月額費用が高い ・設置が大変
蛇口直結型浄水器	2,000円～10,000円	2,000円～8,000円 (2ヶ月～1年ごとにフィルター交換)	・料理にも使える ・手軽に導入できる	・常温水しか使えない ・水道水感が残ることも
ポット型浄水器	1,500～3,500円	1,000～3,000円 (2～3ヶ月ごとにフィルター交換)	・費用が安い ・持ち運びができる	・一度に浄水できる量が少ない ・浄水に時間がかかる

一人暮らしで使うウォーターサーバーの選び方

1. 月額費用で選ぶ
2. 注文ノルマで選ぶ
3. サイズで選ぶ
4. 水の交換方法で選ぶ
5. 解約金で選ぶ

月額費用で選ぶ

水の消費量(1ヶ月)	費用の目安
12L	2,600～4,000円
24L	4,600～6,000円
36L	5,200～8,600円

ウォーターサーバーに毎月かかる費用は、メーカーや機種によって大きく異なり、最初に考えるべきポイントです。 最も大きな割合を占めるのは水代ですが、月の消費量だけでなく水の種類によっても値段が変わります。

他にも、サーバーレンタル代や配送料の有無、電気代などが毎月のコストとして必要です。 また、月額費用だけでなく、初期費用や解約金、注文ノルマの有無もトータルコストに大きく関わってきます。

コストを比較するときは、水代だけでなく費用を総合的に計算して判断するようにしましょう。

注文ノルマで選ぶ

ウォーターサーバーの中には、1ヶ月の最低購入数を指定しているメーカーが多いです。一般的に、12Lボトル×2本＝24Lのノルマを設けていることが多く、一人暮らしでは消費しきれないこともあります。

あまり水の消費量が多くない人は、クリクラやアクアクララといった注文ノルマのないメーカーを選んだほうがいいでしょう。 また、フレシャスやコスモウォーターなどのメーカーは定期配送を無料でスキップできます。

スキップをうまく利用すれば購入量を調整できるので、スキップ制度の有無も確認しましょう。

サイズで選ぶ

ワンルームに住んでいる人は、サーバーのサイズや設置スペースのことも考える必要があります。生活空間を圧迫しないよう、あらかじめサーバーのサイズを確認し、部屋の寸法を測ってから導入を決めましょう。

部屋が狭い人は、デッドスペースを活用できる卓上サイズがおすすめです。 また、ウォーターサーバー本体だけでなく、予備ボトルの保管や、メーカーによっては使い終わったボトルも保管する必要があります。ボトルの置き場所も事前に考えると安心です。

水の交換方法で選ぶ

ワンウェイタイプがおすすめ

ウォーターサーバーのボトルは、ワンウェイタイプがおすすめです。ボトルには、使い終わったボトルをメーカーが回収して再利用する「リターナブルタイプ」と、家庭ゴミとして自宅で処理できる「ワンウェイタイプ」の2種類があります。

リターナブルタイプは回収まで自宅で保管する必要がありますが、ワンウェイタイプは保管スペースや、回収の手間を省けます。

ボトル交換が楽かどうかに注目

ウォーターサーバーは、ボトルを交換の方法にも違いがあり、交換の手間も考えるべきです。ボトルをサーバー上部に差し込むタイプが主流ですが、専用バスケットにボトルを入れ、サーバー下部にスライドするだけの交換が簡単なタイプも増えています。

上部に設置するタイプだと、12Lのボトルを1m近く持ち上げる必要があり、女性やお年寄りからは交換が大変という声も多くあります。交換が楽なタイプのサーバーか、軽量ボトルのあるサーバーを選ぶといいでしょう。

交換の手間を省きたい人には、水ボトルの購入・交換が必要ない水道直結型サーバーや水道水補充型ウォーターサーバーもおすすめです。

解約金で選ぶ

ウォーターサーバーの利用を短期間でやめる場合、解約金が発生するメーカーが多いです。契約期間は1～3年、解約金は10,000～20,000円程度であることが多く、同じメーカーでも機種によって異なります。

導入してみたけど水が使い切れなかった、生活リズムが変わって使わなくなって解約する場合、解約金が必要なことが多いです。引っ越しの際にも、引っ越し先がエリア対象外、引っ越し業者に運搬を断られたなどで解約せざるを得ないこともあります。

賃貸アパート暮らしでどのくらいの期間使うか定かでない人は、解約金のないクリクラや、ウォータースタンドなどの契約期間の短いメーカーを選びましょう。

一人暮らし向けのウォーターサーバー11選

ウォーターサーバー	リンク	総合評価	初期費用	月額費用	水の注文ノルマ	水の交換方法
クリクラ Fit	公式詳細	★★★★★	2,200円	約2,676円	なし	リターナブルボトル 上部に差し込み
アクアクララ アクアウィズ	公式詳細	★★★★★	なし	約4,104円	なし	リターナブルボトル サーバー下部に設置
フレシャス Slat+cafe	公式詳細	★★★★★	なし	約3,643円	4週に1箱(9.3L×2本)	ワンウェイボトル サーバー下部に設置
フレシャス dewo mini	公式詳細	★★★★☆	なし	約3,399円	4週に1箱(4.7L×4本)	エアレスパック サーバー上部に設置
フレシャス サイフォンプラス	公式詳細	★★★★☆	なし	約2,667円	4週に4パック	エアレスパック サーバー上部に設置
ロハスイ LOHASUI evo	公式詳細	★★★★☆	3,300円	約4,907円	4週間に1箱(9.3L×2本)	ワンウェイボトル サーバー上部に設置
コスモウォーター Smartプラス	公式詳細	★★★★☆	なし	2,526円	4週に12L×2本	ワンウェイボトル サーバー下部に設置
プレミアムウォーター amadanaスタンダード	公式詳細	★★★★☆	–	約3,974円	4週に12L×2本	ワンウェイボトル サーバー上部に設置
プレミアムウォーター スリムIII	公式詳細	★★★☆☆	–	約2,617円	4週に12L×2本	ワンウェイボトル サーバー上部に設置
うるのん サーバーGrande	公式詳細	★★★☆☆	なし	約2,793円	4週に12L×2本	ワンウェイボトル サーバー上部に設置
ウォータースタンド ネオ	公式詳細	★★★☆☆	なし	約5,237円	なし	なし

▼ランキング評価基準の詳細(タップで開閉)

ランキング評価基準
・初期費用 ・月額費用 ・解約金 ・注文ノルマ ・ボトル交換の手間 一人暮らし向けおすすめウォーターサーバーについて、編集部が上記5項目を徹底比較し、口コミも参考に総合評価を算出しています。

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するメリット

1. 水を買いに行かなくて済む
2. お湯を手軽に使える
3. 品質の高い美味しい水が飲める

水を買いに行かなくて済む

ウォーターサーバーきた👏👏
飲み物買いに行かなくていいからますます部屋から出なくなるね😊 pic.twitter.com/HkdGR4MDaZ

— えびさん (@miyumoka1) May 25, 2020

ウォーターサーバーは大容量の水を自宅に直接届けてもらえるため、自分で重たいペットボトルを運ぶ手間から解放されます。

2Lのペットボトルを何本も持ち運ぶのは、特に女性にとっては重労働です。備蓄用に多めに買っておこうと思っても、持って帰るのが大変という声は多いですが、災害時などの備えも楽にできます。

また、ボトルはメーカーが回収してくれるか、小さく潰して家庭ゴミとして処理できるため、ペットボトルゴミを削減できます。手間が省けるだけでなく、エコで環境にも配慮できる点がメリットです。

お湯を手軽に使える

ウォーターサーバーでいつでもお湯を使えることは、ペットボトルや浄水器にはないメリットです。自宅でコーヒーやお茶を飲むことが多い人は、特に重宝する機能でしょう。

一人暮らしだとカップラーメンやインスタントのスープ、味噌汁を利用することも多くなりますが、毎回お湯を沸かす必要がありません。食べたいときにすぐお湯を注げるため、時短にもなります。

品質の高い美味しい水が飲める

ウォーターサーバーなら品質の高い、美味しい水を飲める点も大きな利点です。 天然水を扱っているメーカーは採水地にもこだわっており、それぞれ成分や硬度が異なります。

含まれるミネラル分によって味わいも大きく変化するため、自分好みの水を探す楽しみもあります。 RO水は残留物や不純物が徹底的に取り除かれており、安定した品質が魅力です。

天然水と比べて味わいはさっぱりしていますが、後からミネラル分を添付して調整している水を選べば、ミネラル分を補えます。

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するデメリット

1. 月額費用が高め
2. 設置スペースが必要

月額費用が高め

一人暮らしだと、ウォーターサーバーのランニングコストがかさみがちです。一定量の注文でサーバーレンタル代が無料になるものも多いですが、一人暮らしだと適用が困難なことが多いです。

サーバー代がかかる分水代は安く済みますが、1人当たりのコストで考えると、2人以上の世帯より高コストになるのはデメリットです。電気代なども、一人暮らしでも安くなるわけではないので、ご留意ください。

設置スペースが必要

一人暮らしの部屋だと、設置のための十分なスペースがないこともあり得ます。設置する際は、壁などから距離を取ることが推奨されており、サーバーの大きさ以上のスペースが必要です。壁から10cmは離すようにしましょう。

本体以外にもボトルの保管場所も必要ですし、配線の関係で置き場所が制限されることも考えられます。また、スペース的にサーバーの選択肢が減ることもデメリットと言えるでしょう。

一人暮らし向けウォーターサーバーのよくある質問

まとめ：在宅時間が長い人にはメリット大

在宅時間が長い人には、ウォーターサーバーはおすすめです。熱湯も冷水もすぐ使えるウォーターサーバーは、家での水分補給や料理に非常に便利で、思っている以上に生活の質が向上します。

コーヒーやお茶を入れるのも楽になり、お湯を沸かす時間も省けるので、在宅時間が長い人ほどメリットは大きくなります。この記事を参考に、自分の水の使用量や月額費用、解約金などに注目して選びましょう。

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