ウッドデッキの費用相場は?DIYとの比較と費用の節約方法も解説

「ウッドデッキの設置費用はいくら?」
「ウッドデッキ施工はDIYで節約できる?」
家を建てる際や外構リフォームでウッドデッキを検討するときには、目安として費用の相場が知りたい方もいるでしょう。
最近では費用を抑えるために外構DIYをする人もいますが、経験のない素人には難しくプロと同じ仕上がりは望めない可能性もあります。
この記事では、スタイルごとのウッドデッキ相場や費用を抑える方法を解説します。リフォームとDIYそれぞれの施工前に確認すべきポイントも把握して、ウッドデッキ導入を検討してください。
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目次
ウッドデッキの費用とスタイル例
庭とつながる縁側タイプ
設置面積 | 1m²あたり |
---|---|
価格(税込) ※工事費込み |
約28,277円~ |
家と庭をつなげる縁側タイプのウッドデッキは、外を眺めたり庭で家庭菜園などをする際に休憩におすすめです。
ウッドデッキで気軽に野外空間を楽しむことができ、生活の質が向上するでしょう。価格は設置面積によって幅があります。
バーベキューができる広々タイプ
幅 | 242cm~542cm |
---|---|
奥行き | 121cm~361cm |
価格(税込) ※工事費込み |
245,700円~ |
バーベキューやパーティーなど複数人が過ごせる広々タイプのウッドデッキは、リビング感覚で楽しめます。広さの目安はひとり1畳程度で考え、7〜8人であれば8畳タイプが快適に過ごせるでしょう。
ただし、木製のウッドデッキは火の粉が飛んだときに焦げる心配があります。バーベキューすることを前提で取り入れる場合は、熱に強いタイルデッキがおすすめです。価格は高くなりますが、お手入れ不要で長期利用できます。
道路から見えない目隠し付きタイプ
価格(税込) ※工事費込み |
高さ60cm直線3枚を 施工時の1枚あたり7,633円~ |
---|
参考:エクスショップ|フェンス
プライベート空間を保つ目隠し付きタイプのウッドデッキは、作る際にフェンスを設置します。フェンスは目隠し機能のほかに、強風や直射・防犯対策も期待できるでしょう。
目隠しするフェンスの費用は素材や設置する場所・高さによって価格に幅があります。
雨でも安心の屋根付きタイプ
価格(税込) ※工事費込み |
1.0間×3尺(185cm✕57cm)の場合 179,300円~ |
---|
屋根のついたウッドデッキは天候に左右されないため、雨が降りそうな日でも洗濯物を干したり部屋感覚で外に出たい時に便利です。
また、屋根は直射日光や雨・雪からウッドデッキの表面を保護する役割もあり、寿命も長くなるでしょう。費用は素材や構造により、幅があります。
もし、理想とするウッドデッキの具体的な費用を知りたいなら、無料一括見積もりサイトのタウンライフを利用しましょう。
ウッドデッキ費用の詳細
ウッドデッキ費用の内訳
ウッドデッキ費用の内訳は、本体の素材費用と設置工事費用の合計です。設置工事費用はウッドデッキを設置する際の、土台にあたる基礎工事や作業にかかる費用です。素材費用は、素材の質やサイズにより変動します。
設置したウッドデッキは外にあるため、自然素材では経年劣化に加え、人の重さや天候の影響で塗装が剥がれていく可能性があります。定期的な塗装の塗り直しや補修などのメンテナンスも必要になるでしょう。
サイズ
フェンス | なし | あり |
---|---|---|
サイズ | 265cm✕210cm✕床高さ約45cm | 440cm✕240cm✕床高さ約45cm |
価格(税込) ※工事費込み |
161,877円 | 354,380円 |
参考:エクスショップ|施工例で見るウッドデッキのサイズの選び方
たとえば、幼児2人がいる4人家族でウッドデッキを遊び場として使う場合、設置費用の一例はフェンスの有無で上記のとおりです。
ウッドデッキのサイズは設置場所や目的に応じて変わります。洗濯物を干すスペースがあればよいのか、子どもを遊ばせたいのかなど、用途を確認しておきましょう。
使用素材
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
天然木 | ・デザイン性が高い ・比較的安価 |
・定期メンテが必要 |
人口木 | ・扱いやすい ・メンテがほぼ不要 |
・味わいが薄い ・温度調節が難しい |
ウッドデッキの素材は天然木と人工木があり、それぞれ異なる特性とメリット・デメリットが存在します。
天然木は自然の質感を持ちますが、経年劣化や気象の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要です。一方、人工木は耐久性に優れていますが、自然な質感が薄く、暑い日には温度調節が求められます。
デザイン
さまざまな用途に対応できるウッドデッキは素材や色、形などデザインも豊富で、家全体の雰囲気をおしゃれに変えられます。
プライベート空間を守るために目隠し効果のあるフェンスを置いたり、小さなサイズのウッドデッキを高さ違いで並べてステップ代わりにしたり、デザインは自由自在です。
オプション
オプション | スロープ |
---|---|
価格(税込) ※工事費込み |
1m²あたり 約28,277円~ |
ウッドデッキはオプションも豊富であり、車いすでウッドデッキに上がりたい場合にはスロープもつけられます。
オプションはウッドデッキからの転落防止として柵を設置したり、ステップ付近に手すりを取りつけたりと、多種多様です。より目的にあったオプションを活用してください。
ウッドデッキのメリットとデメリット
ウッドデッキのメリット
メリット
- 家族団らんやリラックススペースになる
- 洗濯物を干す場所になる
- ガーデニングやDIYを楽しめる
メリットを把握して自分好みのウッドデッキを作りましょう。
家族団らんやリラックススペースになる
ウッドデッキは屋外リビングとしてくつろぎ、団らんできるスペースになります。ビニールプールを出して子どもと遊ぶ、デッキチェアとテーブルを置いて日なたぼっこをするなど、憩いの場となるでしょう。
洗濯物を干す場所になる
ウッドデッキは風通しがよく日当たりの良いところに設置するため、洗濯物を干すのに最適です。家と密着させて設置しているケースが多く、段差なく洗濯物を運べるメリットもあります。
ガーデニングやDIYを楽しめる
ウッドデッキはスペースを活用して、ガーデニングやDIYが楽しめます。ガーデニング作業をしても水をまくだけで綺麗になるため、汚れを気にする必要もないでしょう。趣味でDIYをする際も、作業スペースになりおすすめです。
ウッドデッキのデメリット
デメリット
- 庭や通路が狭くなる
- 定期的なメンテナンスが必要
- ウッドデッキ下の掃除や手入れが難しい
デメリットを理解することで事前に予防や対策が可能です。
庭や通路が狭くなる
生活導線上にウッドデッキを設置すると、庭や通路が狭くなるケースがあります。細長いサイズの庭の上や通路を覆ってしまうウッドデッキの設置は「庭が狭くなった」「通路が通りにくい」などの不満が生じる可能性があります。
庭や通路が狭くなる
生活導線上にウッドデッキを設置すると、庭や通路が狭くなるケースがあります。細長いサイズの庭の上や通路を覆ってしまうウッドデッキの設置は「庭が狭くなった」「通路が通りにくい」などの不満が生じる可能性があります。
定期的なメンテナンスが必要
ウッドデッキは定期的なメンテナンスが必要です。ずっと外気にさらされているウッドデッキは、経年劣化します。特に、天然木は直射日光や砂埃によってひび割れや腐食を起こしやすくなります。
ウッドデッキ下は、掃除や手入れが難しい場所です。長く綺麗な状態を保つためにプロの外構工事業者に依頼することで、様々なトラブルを予防し、デッキの寿命を延ばすことが可能です。
ウッドデッキのリフォーム
リフォームの費用
リフォーム内容 | 価格(税込) ※工事費込み |
---|---|
ウッドデッキ (タイル床材) |
35万円~80万円 |
ウッドデッキ (ウッド床材) |
500円~104万円 |
屋根 | 20万円~50万円 |
フェンスや塀 | 30万円〜60万円 |
※参考:外構工事プラス|外構工事の費用相場は?おしゃれで安くリフォームするコツ
ウッドデッキのリフォーム相場はタイル床材で約35万円~80万円であり、ウッド床材はさらに10%~30%費用が上乗せされます。安くリフォームしたい場合は人工木より天然木がおすすめです。
屋根やフェンス・塀の施工はそれぞれ追加費用がかかりますが、金額の相談も可能です。
リフォームするポイント
ウッドデッキをリフォームする際は、複数の業者への見積もり依頼がおすすめです。業者によっては、サイズやデザイン・オプション追加時にかかる費用が大きく変わります。
ウッドデッキを実際に使用したあとに「段差を解消したい」「屋根をつけたい」など、オプション希望が生じることもあります。費用の目安を事前に見積もりで確認しましょう。
リフォームに向いている人
見栄えよくウッドデッキを設置したい人はリフォームがおすすめです。リフォームはDIYに比べると費用がかかりますが、経験のあるプロの技によりニーズに合わせた綺麗な仕上がりが期待できます。
また、屋根の設置や高低差のある土地へのウッドデッキ設置は危険が伴い、特別な技術を要します。安全に理想的なウッドデッキを実現したい人はリフォーム依頼を選択しましょう。
ウッドデッキのDIY
DIYの費用
DIYで取りつけるウッドデッキの費用は、予算に合わせて調整できます。DIYは業者と違い施工費用がかからず、かかる費用は自分で選んだ素材と道具のみです。
費用を抑えてイメージしているウッドデッキに近づけるよう、必要な素材や道具を選びましょう。
DIYのポイント
ポイント
- ウッドデッキを設計する
- 必要な素材や道具を調達する
- 基礎作りを行なう
- 柱を立てる
- 床張りを行なう
ウッドデッキは外構DIYが可能であり、ホームセンターやインターネットでキットが販売されています。ウッドデッキのDIYで失敗を減らすポイントは、工程の作業を確認することです。
DIYに向いている人
ウッドデッキのDIYは、こだわりがある人や作業の過程を楽しめる人に向いています。外構DIYはやり直しや手際によって、予定以上に時間がかかります。DIYする時間を楽しめる人は苦痛に感じずに施工完了できるでしょう。
ウッドデッキの費用を節約する方法
DIYで費用を抑える
ウッドデッキ設置にかかる一部の過程を外構DIYで作業すると、費用を節約できます。
たとえば、基礎作りや床張りはプロに任せ、防腐剤や塗料を塗る作業は自分で行なうと一工程分の費用が抑えられるでしょう。定期的に補修・塗装を自分でメンテナンスすることで、より費用の削減も可能です。
素材やサイズで費用を抑える
素材の選択やサイズの変更でも費用を抑えられます。素材は天然木と人工木の違いを把握して選択しましょう。初期費用は天然木のほうが抑えられますが、ランニングコストを含めると人工木のほうが安くすむ可能性があります。
外構の専門業者に依頼
ウッドデッキの設置依頼は、外構の専門業者がおすすめです。外構の専門業者は直接依頼できるため、中間マージンが取られません。
ハウスメーカーや不動産業者より安く仕上げることができるうえ、知識や経験もあるため細かいニーズに対応してもらえます。
業者の見積りを複数で比較
業者に依頼するときは複数の業者で見積もりを比較してください。業者によっては仕入れ額や施工料のほか、得意とする技術も異なります。一工程のDIYを希望している場合、対応できる業者探しも大切です。
ウッドデッキの費用に関するよくある質問
ウッドデッキの耐用年数はどのくらいですか?
外構DIYの材料はホームセンターやネットショップで安く手に入れることが可能です。しかし、金額のほか「材料はDIYする外観にあっているのか、道具は機能性に問題ないのか」を確認する必要があります。
天然木と人工木はどちらの素材がウッドデッキにおすすめですか?
長い目で考えると人工木です。天然木は施工費用が安く自然の風合いを楽しめる一方、天候や経年により傷みや腐食の可能性があります。1年に1度は防腐剤の塗布のメンテナンスが必要です。人工木は天然目ほどメンテナンスに手間がかからず、長く利用できます。
ウッドデッキ下はどのようにすればいいですか?
ウッドデッキ下の手入れには、除草シートやコンクリート敷きがおすすめです。除草シートは手軽に費用を抑えたい方に、コンクリート敷きはより管理を簡単にしたい方に適しています。
ウッドデッキの情報収集や見積もり依頼はプロへ
ウッドデッキの費用は、素材やサイズ・デザイン・設置方法により変わります。DIYでのウッドデッキ設置も可能ですが、できる範囲が限られるので知識が豊富であらゆるニーズにも対応できる外構の専門業者がおすすめです。
ウッドデッキ設置の相場は多くの要素に影響を受けるため、しっかりとした見積りと比較が必要です。専門家の意見や一括見積りサービスを利用して、予算に合った最適な外構工事業者を選びましょう。ぜひ、ウッドデッキ設置工事の費用について考える参考にして下さい。
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