インターネットを始めるには?プロが作った初心者向け完全マニュアル

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電卓を持つ女性

「インターネットはどう契約したらいいの?」「おすすめな契約先はどこ?」など、インターネットを始めたいけど、契約について悩んでいませんか?

インターネット回線の契約では、ご自身の住居環境やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

ただ、種類や契約窓口も複数あり混乱しやすいため、選び方を間違えると「もっとお得な回線があったのに」「自分の用途には合っていない」など後悔するケースも多いです。

そのため、この記事でご紹介するインターネット契約マニュアルに沿って選ぶことで、あなたに最適なインターネットを契約することができます。

この記事では、長年通信サービスの販売をしてきた筆者が、インターネットの始め方として、おすすめのインターネット回線から契約方法、利用開始までの流れなどを詳しく解説します。

  1. インターネットを契約する前に知っておきたい全知識
  2. インターネット回線の選び方
  3. インターネット(光回線)をお得に契約する方法
  4. 25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選
  5. 大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン
  6. インターネット光回線の契約手続きと利用までの流れ
  7. インターネットの契約によくある質問

これを読めば、料金や利用用途などで失敗することなく、最適なインターネット契約をすることができます。

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1.インターネットを契約する前に知っておきたい全知識

インターネットを利用するには、自分で事業者を選び、契約する必要があります。

そのため、はじめてインターネットを契約する際には、事前に以下の点について確認しておきましょう。

  1. インターネット回線の種類
  2. 回線業者とプロバイダ
  3. インターネットの契約に必要な費用

上記の3つをしっかり理解しておくことで、インターネット契約での失敗を防ぐことができます。

では、1つずつ詳しく解説していきます。

1-1.インターネット回線の種類

インターネットを利用する方法には、主に以下の3種類があります。

それぞれでインターネット回線を引く方法が異なり、導入方法や料金・通信速度などに違いがあります。

それぞれの特徴を、以下の表でまとめました。

なお、上記3種類のほかにも、従来の電話回線を利用したインターネットの「ADSL回線」という種類もありますが、ADSL回線は新規受付を終了しているため除外しています。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線
モバイル回線CATV
ポケット型WiFiホームルーター
月額料金

3,000~4,000円程度

3,000~4,000円程度
×
光回線 + 500~1,000円程度
最大速度1~2Gbps150Mbps~2.7Gbps450Mbps~4.2Gbps320Mbps~1Gbps ※2
通信速度
(実測値)※1

平均200Mbpsほど

平均20~50Mbpsほど

平均80~100Mbpsほど
通信制限
完全無制限

実質無制限
(速度制限あり)

完全無制限
始めやすさ
(工事の有無)
×
回線工事が必要

回線工事不要

基本的に工事が必要
開通までの期間
2週間~1ヶ月程度

2~3日程度

2週間~1ヶ月程度
持ち運び×
自宅のみ

外でも利用可
×
自宅のみ
×
自宅のみ
おすすめな人快適にネットを使いたい人基本的にはおすすめしない光回線工事ができない家族基本的にはおすすめしない

※月額料金はキャンペーンなどを加味した金額
※1 通信速度(実測値)は『みんなのネット回線速度』より
※2 契約プランやCATVによって異なる

以下で各回線の特徴を解説してきますので、「自分にはどれが合うか?」という視点で、用途やライフスタイルに合わせて、最適なインターネット回線を選びましょう。

光回線とは

光回線とは、自宅に光ファイバーケーブルを直接引き込んで接続するインターネット回線のことです。

光回線とは

光回線は部屋まで配線でつなげるため、回線速度や安定性に優れている特徴があります。また、通信容量が無制限で使用できることも大きなポイントです。

ただし注意点としては、光回線を利用するには回線工事が必要であることや、賃貸物件の場合はオーナーの許可が下りずに工事ができない可能性があることです。

光回線のメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

光回線
メリット
  • 回線速度や安定性に優れている
  • 通信容量を気にせず使い放題できる
デメリット
  • 自宅でしか使えない
  • 回線工事が必要
  • 初期費用がかかる
  • 賃貸の場合は工事できない可能性がある

以上のメリット・デメリットを踏まえると、光回線は次のような人におすすめと言えます。

光回線がおすすめな人

  • 自宅用の回線を考えている
  • 容量を気にせずネットを使いたい
  • 動画視聴やビデオ会議、オンラインゲームなどの用途で快適にネットを使いたい
  • 家族など複数人での利用を考えている

なお、おすすめの光回線は「4.25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選」でご紹介しています。

インターネット完備のマンションならすぐに使える!

すでにインターネット回線が導入されているマンション等の場合は、賃貸書類等に「インターネット完備」「Wi-Fi利用可」といった表記があり、すぐに無料でネットが使えるケースがあります。

ただし、ただ配線の設備が整っているだけで、インターネット回線の契約が必要な場合も多いので注意してください。

詳しくは、「マンションのインターネット完全ガイド|最もお得な選び方はこれだ!」の記事をご覧ください。

モバイル回線とは

モバイル回線とは、電信柱の上などに設置されたアンテナ(基地局)から、電波を使ってインターネットと接続する回線のことです。

モバイル回線と接続する通信機器には、「ポケット型WiFi」「ホームルーター」の2種類があります。

  • ポケット型WiFi:バッテリーで稼働して持ち運べるタイプ
  • ホームルーター:コンセントに差し込んで自宅のみで使うタイプ

それぞれの特徴は、工事が不要で、端末を受け取ったらすぐに使えることです。外出先や引っ越しの際も新居に持っていくだけで利用できる手軽さがあります。

ただし後ほど解説しますが、光回線・テザリングと比較するとメリットが失われるため、おすすめではありません。

テザリングとは

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターの代わりとして、インターネットに接続する機能のことです。

テザリングは、既にお持ちのスマホで利用できて、外出先でもパソコンやタブレットをネットに接続できます。

また、使いたい容量に応じたプランを選べば、月々の料金を抑えることが可能です。

おすすめできない理由は「2.インターネット回線の選び方」で解説していますが、まずはポケット型WiFi・ホームルーターの特徴について解説します。

ポケット型WiFi

ポケット型WiFiは、バッテリー充電式の持ち運び可能なWi-Fiルーター(異なるネットワークを無線で接続する通信機器)です。

出典:UQWiMAX「W06」

ポケット型WiFiは、データ容量によってプランを選択できるため、用途や目的に合わせて使える特徴をもっています。

ただし、使用する場所によっては電波が不安定になることや、無制限プランでも速度制限の条件があることには注意しましょう。

ポケット型WiFiのメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

ポケット型WiFi
メリット
  • 工事不要ですぐに使える
  • 持ち運びができる
デメリット
  • オンラインゲームや高画質の動画視聴などには不向き
  • 無制限プランでも速度制限がある(3日間10GBなど)
  • 端末を持ち運ばなければならない
  • スマホのテザリングの方がコスパが高い
ホームルーター

ホームルーターとは、コンセントにつなぐだけでインターネットを利用できる据え置き型のWi-Fiルーターです。

auのホームルーター出典:au「HOME L02」

ポケット型WiFiとの違いは、ホームルーターの方がアンテナの感度が高く、より広範囲で複数人での利用に向いていることです。

ただし、ポケット型WiFiと同様に電波の影響で通信速度が不安定になることと、登録住所でしか使えないことに注意が必要です。

ホームルーターのメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

ホームルーター
メリット
  • 工事不要ですぐに使える
  • 広い部屋や複数人での利用に向いている
デメリット
  • オンラインゲームや高画質の動画視聴などには不向き
  • 無制限プランでも速度制限がある
  • コンセントが必要
  • 登録住所でしか使えない
  • 光回線の方がコスパが高い

このように、モバイル回線は工事不要ですぐにインターネットが使える点では一見便利に思えますが、通信品質に対して料金が割高なデメリットをもっています。

自宅でインターネット契約するなら「光回線」の方がストレスなく使えますし、外でも使いたい場合には「テザリング」で代用する方が圧倒的に安く抑えられます。

そのため、モバイル回線は契約するメリットがほとんどないと言えるでしょう。

なお、モバイル回線を利用する唯一のメリットは、光回線の工事ができない家族がホームルーターを使うケースのみです。

CATV(ケーブルテレビ)とは

CATVのインターネット回線は、光ファイバーとテレビ用ケーブルを組み合わせて利用するサービスのことです。

CATV_ケーブルテレビの仕組み - jcom出典:J:COM

日本全国のケーブルテレビ局がサービスを運営しており、テレビや各局のサービスを併用できるのが特徴です。

山間部や電波が届きにくい地域でも安定して映像を受信できるメリットはありますが、各地域の(電柱などにある)変換器から建物まではテレビ用ケーブルを使用しているため、通信速度は遅い傾向にあります。

また、一般的にはテレビサービスとセットで利用することが前提なので、インターネット回線だけの契約では料金が割高になります。

ケーブルテレビのメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

CATV(ケーブルテレビ)
メリット
  • 有線接続なので回線が安定している
  • テレビや映像コンテンツなどのサービスと併用できる
デメリット
  • 地域やプランによっては速度が遅い
  • 基本的に回線工事が必要
  • 初期費用がかかる
  • テレビサービスを利用しない場合は割高になる

以上のメリット・デメリットを踏まえると、ケーブルテレビは次のような人におすすめと言えます。

ケーブルテレビがおすすめな人

  • テレビや映像コンテンツなども楽しみたい
  • CS/BS放送も利用したい
  • 通信速度は遅くともネットが使えればよい

ただし、光回線にも「テレビサービス」や「映像コンテンツ」のセットプランなども存在するため、あえてケーブルテレビを利用するメリットはありません。

純粋にインターネット回線の契約をしたい場合には、通信速度も速い光回線がおすすめです。

1-2.回線業者とプロバイダ

先ほど「1-1」で解説したインターネット回線を利用するためには、「回線業者」と「プロバイダ」の契約が必要になります。

まずは、インターネット回線の契約をする前に、この2つについて理解しておきましょう。

回線業者

回線業者とは、インターネットに接続するための通信回線を持つ業者のことです。

例えば、以下のような業者を指します。

  • NTT東日本/西日本
  • KDDI(au)
  • Yahoo!BB(ソフトバンク)
  • UQコミュニケーションズ(WiMAX)
  • 各地域のケーブルテレビ局

インターネットは、上記のような回線業者が持つ電話回線や光回線を利用して接続するため、契約は必ず必要になります。

上記回線業者と契約することで、モデム(ONU)やルーター端末などを受け取り、インターネットを利用できます。

プロバイダ

一方プロバイダとは、回線業者の持つ通信回線をインターネットに接続する管理を行う業者のことです。

例えば、以下のような業者を指します。

  • GMOとくとくBB
  • So-net
  • @nifty
  • plala
  • BIGLOBE

インターネットの利用には、「IPアドレス」と呼ばれるインターネット上の住所が必要で、この住所が世界中の人と重ならないように管理しているのがプロバイダです。

図で表すと以下のようなイメージで、インターネットの入り口の役割を担っています。

プロバイダ業者の説明

回線業者と契約しただけではインターネットに鍵がかかっている状態で、プロバイダを契約することでそれを開けてくれるイメージです。

つまり、回線業者だけを契約してもインターネット接続することができないため、別にプロバイダ契約をしなければなりません。

ただし、近年では回線業者とプロバイダがセットになったサービスが増えており、1つの契約で済むことが多くなっています。

1-3.インターネットの契約に必要な費用

インターネットの利用には、契約時も含めて以下の費用がかかります。

下記より、各費用について1つずつ解説していきます。

初期費用とは

インターネット回線を導入する際にかかる初期費用とは、主に以下の3つです。

  • 事務契約手数料
  • 回線工事費(光回線/CATV)
  • 端末料金(モバイル回線)

それぞれについてご説明します。

事務契約手数料

契約事務手数料は、回線業者やプロバイダと契約する際に必ず発生する費用で、だいたい2,000~3,000円前後が一般的です。

回線工事費(光回線/CATV)

回線工事費は、まだ光回線などの設備が導入されていない建物で、回線を開通するための工事費用です。

工事費は15,000~60,000円程度と住居タイプや回線業者によって異なりますが、マンションはすでに設備が導入されている場合もあり、省ける作業等もあるため、工事費は安い傾向にあります。

そのため、回線工事費はだいたいマンションで16,500円(税込)、戸建てでは19,800円(税込)程度が一般的です。

支払いは「一括」か「分割」を選べるケースが多いですが、一定期間(2~3年)の使用で工事費が無料になる新規契約のキャンペーンもあります。

端末料金(モバイル回線)

回線工事を必要としないモバイル回線では、ルーター端末代金がかかります。

業者によってはレンタルになるケースもあり、購入の場合は支払いが「一括」と「分割」を選べることがほとんどです。

また、新規申し込みキャンペーン等で実質無料になるケースも多くあります。

月額料金とは

月額料金とは、契約したインターネット回線の利用料金です。

毎月固定で支払う利用料金ですが、引き落としや支払いができない場合にはインターネット回線の利用を停止される可能性があります。

プロバイダ利用料とは

プロバイダ利用料は、インターネット回線の月額料金とは別に支払う、契約プロバイダの利用料金です。

プロバイダの月額料金はだいたい500~1,000円前後で、こちらも支払いができないとインターネット接続ができなくなります。

ただし、近年では回線業者とプロバイダがセットになったサービスが主流なので、プロバイダ利用料は回線の月額料金に含まれていることが多いです。

オプション料金とは

オプション料金は、回線契約時などに申し込んだ付属オプションの利用料金で、月額料金と共に毎月かかる費用です。

光回線などのインターネット回線には、光電話やセキュリティオプションなど、様々なオプションサービスが存在します。

有料オプションの場合は解約・解除すれば費用はかかりませんが、毎月の費用を抑えたいときには、不要なオプションは契約しないようにしましょう。

光回線でWi-Fiを使う場合はWi-Fiルーターが必要


光回線をWi-Fi(無線)でつなぐ場合は、基本的にWi-Fiルーターが必要になります。

Wi-Fiルーターは申込窓口からレンタルできるケースがあり、有料の場合はオプション料金が発生します。

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2.インターネット回線の選び方

基本的には、インターネット回線は利用する目的に合わせて選ぶのがベストですが、結論から言うと「光回線」か「テザリング」の二択から選ぶのがおすすめです。

なぜなら、モバイル回線を選ぶメリットがあまりないためです。

そのため、インターネット回線は以下のように選びましょう。

以下では、モバイル回線がおすすめできない理由を含めて、詳しく解説していきます。

【補足】テザリングとは

テザリングとは、スマートフォンなどのデータ通信を利用して、端末(パソコン・ゲーム機など)をインターネットに繋げる機能のことです。

2-1. 家で使うなら光回線

「自宅での利用を考えている」「とにかく快適にインターネットを利用したい!」という場合は、通信速度とデータ容量に優れる光回線がおすすめです。

というのも、ポケット型WiFiとホームルーターは通信速度と容量の面で光回線に劣っており、CATVも割高な上に速度も速くはないからです。

したがって、以下の特徴に当てはまる方は光回線をおすすめします。

光回線がおすすめな人

  • 自宅用の回線を考えている
  • 容量を気にせずネットを使いたい
  • 動画視聴やビデオ会議、オンラインゲームなどの用途で快適にネットを使いたい
  • 家族など複数人での利用を考えている

実際にポケット型WiFi/ホームルーター/CATVと光回線を比較してみると、近い価格帯にもかかわらず、光回線の方が通信速度・容量ともに優れていることが分かります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線
モバイル回線CATV
ポケット型WiFiホームルーター
通信速度
(実測値)

平均200Mbpsほど

平均20~50Mbpsほど

平均80~100Mbpsほど
通信制限
無制限

実質無制限
(速度制限あり)

無制限
月額料金
3,000~4,000円程度

3,000~4,000円程度
×
光回線 + 500~1,000円程度

※月額料金はキャンペーンなどを加味した金額
※ 通信速度(実測値)は『みんなのネット回線速度』より

上記を見ても分かる通り、CATVは光回線より高額なのに速度は遅い傾向にあるため、CATVでインターネット契約するメリットはあまりありません。

次に考えられるのがポケット型WiFi/ホームルーターですが、光回線と同じ価格帯でありながら、通信速度が不安定で容量にも制限があるため、契約するメリットはないでしょう。

以降で、ポケット型WiFi/ホームルーターの通信速度と通信制限のそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

ポケット型WiFi/ホームルーターの通信速度

ポケット型WiFi/ホームルーターは、ルーターまで有線で接続されている光回線と異なり、アンテナからルーターまで無線で接続されるため、通信速度や安定性が劣ります。

モバイル回線_光回線_ソフトバンクエアー

下記の「通信速度の目安」が示すとおり、ポケット型WiFi/ホームルーターの平均的な通信速度(10~50Mbps)では、標準画質の動画視聴までは問題ありません。

しかし、ビデオ会議や高画質の動画視聴、オンラインゲームではストレスがかかる可能性が高くなります。

用途(目的)必要な通信速度の目安
メール1Mbps~
SNS5Mbps
動画視聴(標準画質)10Mbps
ビデオ会議30Mbps
動画視聴(高画質)40Mbps
オンラインゲーム50~100Mbps

実際、ポケット型WiFiやホームルーターについてSNS上での評判を見てみると、「ホームルーターが遅くてイライラする!」といった声が見受けられます。

したがって、通信速度の観点からは、ポケット型WiFi/ホームルーターはおすすめしません。

ポケット型WiFi/ホームルーターの通信制限

通信容量の面を見ても、月々のデータ量が完全無制限で使い放題の光回線に比べて、ポケット型WiFiは容量に制限があります。

ポケット型WiFi/ホームルーターでも「実質無制限」としているものもありますが、その場合でも「3日間○○GB以上利用した場合には速度制限」という条件ですので、光回線のように使い放題という訳ではありません。

例えば、ポケット型WiFiのWiMAX公式HPでは、実質無制限プランの速度制限について以下のように記載されています。

より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、短期間に多くのデータ通信をご利用の場合、ネットワークの混雑回避のため通信速度を制限させていただきます。

出典:UQ WiMAX公式

また、ホームルーターについても、「SoftBank Air」を提供するSoftBankの公式HPでは、速度制限の条件について以下のように記載されています。

通信速度の制限について

サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

  • ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
  • 特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

出典:SoftBank公式

以上のように、ポケット型WiFiやホームルーターではネットワークの混雑状況に応じた速度制限がかかるため、「容量を気にせずにネットを使いたい」という方にはおすすめできません。

2-2. 外で使うならテザリング

次に、光回線の工事ができないときや外出先でも使う場合ですが、選択肢としては「モバイル回線」か「テザリング」のどちらかになります。

結論から言うと、工事不要・外出用なら、料金を安く抑えられてコストパフォーマンスの高い「テザリング」がおすすめです。

テザリングがおすすめな人

  • 外出先で作業するためにポケット型WiFiを検討している
  • 光回線工事ができずにホームルーターを検討している
  • 配信動画の視聴やオンラインゲームはしない
  • 月々の通信費を抑えたい

実際に、ポケット型WiFiやホームルーターとテザリングを比較してみると、工事不要の回線や外出先での利用であればテザリングの方がお得であることが分かります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

テザリング
モバイル回線
通常プランポケット型WiFiホームルーター
月額料金

0~1,500円程度 ※2

3,000~4,000円程度 ※3
通信速度
(実測値)※1

スマホと同等の速度

平均20~50Mbpsほど
データ容量

スマホのデータ容量に依存
※無制限SIMプランあり

実質無制限
(速度制限あり)
手軽さ
普段使っているスマホのみ
※もしくは別契約

新たな契約が必要
外出先での利用
外出先でも

外出先でも

(端末の持ち運びが必要)

自宅のみ

※1 通信速度(実測値)は『みんなのネット回線速度』より
※2 今のスマホ料金から大容量プランに乗り換えるのに必要な金額の目安
※3 キャッシュバックや機種代・手数料を含めた2年間の実質月額料金

以上のように、ポケット型WiFiやホームルーターはテザリングと通信速度・データ容量の面であまり変わらないにも関わらず、テザリングの方が月々の支払料金も安くてお得です。

また、ポケット型WiFiやホームルーターは新しい機種代金などもかかるため、より多くのコストがかかってしまいます。

実際に、ポケット型WiFiからテザリングにしたことで、「問題なく使える」「安い」といった声も多数見受けられました。

そのため、工事不要でWi-Fiを利用したい場合は、「料金」・「利用の手軽さ」・「外出先での利用」の3つのメリットがあるテザリングをおすすめします。

まとめ

以上で見てきたように、ポケット型WiFi/ホームルーターは次の2つの理由からおすすめできません。

  • 理由1. 通信速度・容量で光回線に劣る
  • 理由2. 料金・手軽さでテザリングに劣る

光回線、テザリングがおすすめな人の特徴を踏まえて、あなたに合った回線を選びましょう。

光回線がおすすめな人テザリングがおすすめな人
  • 自宅用の回線を考えている
  • 容量を気にせずネットを使いたい
  • 動画視聴やビデオ会議、オンラインゲームなどの用途で快適にネットを使いたい
  • 家族など複数人での利用を考えている
  • 光回線工事不要の回線を検討している
  • 外出先で作業するための回線を検討している
  • 配信動画の視聴やオンラインゲームはしない
  • 月々の通信費を抑えたい

また、インターネット回線の選び方に迷ってしまう場合は、以下のフローチャートに沿うことで、「光回線」「テザリング」の組み合わせの中から最も適した方法を選ぶことができます。

ネット環境の選び方

なお、それぞれの選択肢でどのサービスを選べばいいのかについては、以下でおすすめをご紹介しています。

次章では、光回線をより安く契約する方法をご紹介します。

3.インターネット(光回線)をお得に契約する方法

最も一般的な「光回線」を例に、インターネットをお得に契約する方法をご紹介します。

結論、光回線をお得に契約するための方法は、以下の3つです。

  1. スマホセット割を利用する
  2. 工事費割引を利用する
  3. キャッシュバックキャンペーンを利用する

上記3つのポイントを抑えることで、あなたにとって安くて本当にお得な光回線を選ぶことができます。

これらのポイントについて、詳しく解説していきます。

3-1.スマホセット割を利用する

結論、光回線を最もお得に契約するには、スマホとのセット割引がある回線を選びましょう。

なぜなら、スマホセット割を適用すれば、スマホ代が毎月550~1,100円ほど割引され、通信費が年間で6,600~13,200円ほどお得になるためです。

2023年9月現在、以下のように多くの光回線がスマホキャリアとのセット割引を設けています。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線例スマホキャリアセット割名割引額
ドコモ光docomoドコモ光セット割毎月最大1,100円割引
(スマホ1台あたり)
auひかり
ビッグローブ光
コミュファ光
So-net光プラス
など
auauスマートバリュー
NURO光
ソフトバンク光
SoftBankおうち割光セット
ソフトバンク光Y!mobileおうち割光セット毎月最大1,118円割引
(スマホ1台あたり)
auひかり
コミュファ光
UQmobile自宅セット割毎月最大858円割引
(スマホ1台あたり)
楽天ひかり楽天モバイル楽天ひかり
UN-LIMITキャンペーン
楽天ひかりの月額料金
1年間無料
DTI光
OCN光
格安SIMDTI光SIMセット割
OCN光モバイル割
毎月最大165~220円割引
(1契約/スマホ1台あたり)

※表示価格はすべて税込み

上記のようにスマホ会社のセット割の威力が凄まじいので、光回線は今使っているスマホに合わせて選んでいきましょう

さらに、スマホセット割は離れた家族にも適用が可能で、月額最大1,100円(税込)×家族人数分が割引されるため、家族分も安くするならスマホセット割の利用は必須です。

3-2.工事費割引を利用する

次に、光回線をお得に契約する際には、工事費の割引や無料キャンペーンを利用しましょう。

いくら月額料金が安い光回線を選んだとしても、工事費で高額な初期費用を支払うことになっては、あまり意味がないためです。

以下では、有名どころの光回線の中で、工事費割引のキャンペーンを実施している光回線をまとめました。

光回線工事費に関するキャンペーン
ソフトバンク光新規工事費分を月額割引
NURO光
So-net光プラス
eo光
ビッグローブ光
OCN光
ドコモ光新規工事費無料
auひかり新規工事費無料 ※1
DTI光新規工事費無料
※ADSLから乗り換えの場合のみ
IIJmioひかり

※1:「ひかり電話の加入」が条件

これらのキャンペーンを利用すれば、初期費用を抑えて、インターネット光回線を利用することができます。

ただし、上記のような工事費割引や無料キャンペーンを実施していなくても、高額なキャッシュバック特典により、違約金や工事費を実質無料にできる光回線もあります。

また、上記キャンペーンと合わせて高額キャッシュバックなどを実施している光回線も多いため、次で解説する内容もしっかり確認しておきましょう。

3-3.キャッシュバックキャンペーンを利用する

最後に、インターネット回線をお得に契約する際に最も注目すべきが、キャッシュバックキャンペーンを利用することです。

先ほどの工事費割引と合わせて、キャッシュバックキャンペーンを実施している窓口から申し込めば、さらにお得に光回線を契約できるためです。

また、申し込みは必ずWEBサイトから行うことをおすすめします。

契約はWEBサイトから申し込むとお得

インターネット契約は、WEBサイトから申し込みがおすすめです。

なぜなら、インターネット契約できる窓口は下記のように複数ありますが、これらの場合は損をしてしまうリスクが高くなるからです。

  • 家電量販店
  • 訪問販売
  • 営業の電話
  • 携帯ショップ

上記の窓口がおすすめできない理由は2つあります。

理由① 人件費がかかるのでキャッシュバック額が少なくなりやすい

まず店舗の場合は、販売員といった人件費や、店舗の家賃や電気代といった固定費がかかる分、キャッシュバック額や割引額が少なくなる傾向があるためです。

一方のWEBサイトの場合は、人件費や固定費を抑えられるため、キャッシュバックの金額を高く設定することができます。

「同じサービスに申し込んだのに、店舗だったからキャッシュバックが減った…」といったケースもありますので、注意しましょう。

理由② 営業のプロに主導権を握られるから

次に営業のプロに接客を受けた場合は、あなたが本来望まないオプションに加入させられたり、じっくり選んで決められずに、一番お得ではない契約をしてしまう可能性があるためです。

もちろん全ての営業パーソンが悪いわけではありませんが、ベストな選択をするためには必要事項がしっかりと記載されたWEBサイトでの申し込みをおすすめします。

キャッシュバックを含めた実質料金で比較する

光回線を選ぶ際には、キャッシュバックを含めたトータル費用で比較するのがおすすめです。

というのも、工事費のキャンペーンやキャッシュバック金額だけにつられて契約してしまうと、トータル費用では損をする可能性があるためです。

キャッシュバック金額は契約先によって様々ですが、これらを組み合わせて料金を算出した「実質月額料金」で比較すれば、本当に安く利用できる光回線が見つかるでしょう。

実質月額料金とは?

実質月額料金とは、工事費や月額料金など利用期間中に支払う総額から、キャッシュバックや割引要素を差し引いた、ひと月あたりの料金のことです。

分かりやすく言うと、「結局のところ、毎月いくら払ってることになるのか」です。

実質月額料金とは

次章では、上記についてさらに詳しく解説した上で、実質月額料金で比較してわかったスマホキャリア別の最もお得な光回線をご紹介しています。

4.【25社を徹底比較】おすすめの光回線7選

あなたにとって最安値となる光回線を選ぶためには、今お使いのスマホキャリアとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバック額が高い光回線(×申込窓口)を選ぶことが大切です。

ただし、光回線サービスは100社以上あり、さらに各光回線サービスにはキャンペーン内容が異なる申込窓口がいくつもあるため、どの光回線(×申込窓口)がお得なのかを比較するのは簡単ではありません。

そこで当メディアでは下記【参考】のとおり、主要な光回線25社とその申込窓口を対象に、新規契約から3年間の実質月額料金を徹底調査しました。


【参考】主要光回線25社の利用料金調査

←上下左右にスクロールできます→

お使いの
スマホ
光回線3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック・特典工事費事務手数料
docomo_ロゴドコモ光3,825円
(2,725円)
3,825円
(2,725円)
1,100円/月キャッシュバック:60,000円
6か月間月額料500円
0円3,300円
auauひかり1,951円
(3,329円)
815円
(2,193円)
1,100円/月最大114,000円実質無料※13,300円
auビッグローブ光3,931円
(4,592円)
2,822円
(3,484円)
1,100円/月戸建て:59,000円
マンション:56,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auコミュファ光
(東海エリア限定)
2,428円
(3,198円)
2,204円
(2,974円)
1,100円/月最大93,000円実質無料0円
auSo-net光プラス4,296円
(4,846円)
3,086円
3,636円)
1,100円/月50,000円実質無料3,500円
auauひかり ちゅら
(沖縄エリア限定)
4,029円
(5,129円)
3,194円
(4,294円)
1,100円/月実質無料3,300円
au@TCOMヒカリ4,041円
(4,591円)
2,611円
(3,161円)
1,100円/月40,000円実質無料3,300円
auメガ・エッグ
(中国エリア限定)
3,784円
(4,334円)
3,056円
(3,606円)
1,100円/月戸建て:40,000円
マンション:20,000円
実質無料3,300円
auピカラ光
(四国エリア限定)
3,530円
(4,219円)
2,357円
(3,046円)
1,100円/月30,000円0円0円
aueo光
(関西エリア限定)
3,695円
(4,481円)
2,732円
(3,518円)
1,100円/月戸建て:10,000円(商品券)
マンション:3,000円(商品券)
実質無料3,300円
au@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
1,100円/月15,000円実質無料3,300円
auBBIQ
(九州エリア限定)
3,805円
(4,355円)
3,093円
(3,643円)
1,100円/月戸建て:30,000円
マンション:20,000円
実質無料880円
auAsahiNet光4,402円
(4,909円)
3,192円
(3,799円)
1,320円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
auDTI光4,046円
(5,366円)
2,718円
4,038円)
1,320円/月戸建て:20,000円
マンション:17,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auJ:COM光3,660円
(4,210円)
4,073円
(4,623円)
1,100円/月6,000円相当
(QUOカードPay)
実質無料3,300円
SoftBankNURO光2,525円
(3,625円)
2,147円
(3,247円)
1,100円/月戸建て:60,000円
マンション:25,000円
実質無料3,300円
SoftBankソフトバンク光4,345円
(4,895円)
2,805円
(3,355円)
1,100円/月47,000円実質無料3,300円
お使いの
格安SIM
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
UQモバイルauひかり2,193円
(3,329円)
1,057円
(2,193円)
858円/月92,000円実質無料※13,300円
Y!mobileソフトバンク光4,257円
(4,895円)
2,717円
(3,355円)
1,650円/月47,000円実質無料3,300円
iijmioIIJmioひかり4,358円
(5,018円)
3,258円
(3,918円)
660円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
DTI SIMDTI光5,201円
(5,366円)
3,873円
(4,038円)
165円/月戸建て:36,000円
マンション:34,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
LIMBO@TCOMヒカリ4,371円
(4,591円)
2,941円
(3,161円)
220円/月40,000円実質無料3,300円
NifMo@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
220円/月15,000円実質無料3,300円
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
スマホセット割
なし
フレッツ光
東日本
7,064円4,388円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
エキサイト光4,827円3,727円実質無料1,100円
ぷらら光5,830円4,418円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
U-NEXT光5,445円4,323円26,400円3,300円
おてがる光4,800円3,700円実質無料3,300円
とくとくBB光5,343円4,243円5,000円実質無料3,300円
楽天ひかり5,854円4,663円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円

※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み

表の補足説明

・新規申込で3年間利用する際に最安値になる方法で算定
・キャッシュバック額は81社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・カッコ内はスマホセット割をしない場合の実質月額料金
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額・1人分の適用で算定
・フレッツ光のプロバイダはBB.エキサイト(月額550円)で算定
・UQモバイルは「auひかり」のみの実質月額料金を記載

※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。

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下図は、調査結果を基にした、キャリア別の「実質月額料金が安い光回線ランキングBEST3」です。

スマホ別最安光回線BEST3

上記の光回線には申込窓口が複数あり、特典・キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東北 / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く)NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

なお、より詳しく光回線の選び方について知りたい場合は『光回線のおすすめ7選【2023年9月】25社を比較した本当にお得な選び方を解説』の記事にて解説しています。

次章では大容量テザリングのおすすめSIMプランについて解説しますが、不要であれば6章「インターネット光回線の契約手続きと利用までの流れ」へ読み飛ばしてください。

5.大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン

結論、20GB以上のデータ容量を使えるSIMプランの中で、最もおすすめなのは『楽天モバイル』です。

大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由

  • 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
  • 価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
  • 速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速

実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表のとおりとなりました。

なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。

また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。

-スマホの方はスクロールできます-

SIMテザリングで利用したい容量平均速度
30GB40GB50GB60GB無制限下り(Mbps)上り(Mbps)
楽天モバイル3,2783,2783,2783,2783,27819.05.9
docomo7,2057,2057,2057,20526.24.2
au7,23850.85.6
SoftBank7,23845.95.6
エキサイトモバイル_Flat4,1585,2586,3583.83.9
エキサイトモバイル_Fit4,4007,70011,1983.83.9
イオンモバイル4,3785,4786,5783.72.6
DTI SIM4,7306,0506,0508.53.0
NifMo4,7306,0506,0502.72.8
QTモバイル3,3001.65.6
スマモバ3,8281.75.0
HISモバイル6,5675.82.9
LIBMO7,2383.55.9
BIGLOBEモバイル8,1954.71.4

※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。

上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。

それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル

楽天モバイル出典:楽天モバイル

楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。

日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。

また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。

また、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。

月額基本料金は下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。

「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の料金体系出典:楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
SIMタイプ音声通話
国内通話0円
月間データ容量0~3GB未満1,078円/月
3GB以上~20GB未満2,178円/月
20GB以上~無制限3,278円/月

※料金はすべて税込み

ただし、月間データ容量が無制限で使えるのは、国内の楽天回線エリアのみです。

国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでしか使えませんので注意しましょう。

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
国内楽天回線エリア制限なし
パートナー回線エリア5GB/月
海外2GB/月

なお、パートナー回線エリアでデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbpsに制限されます。

また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので注意してください。

そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用するとよいでしょう。

楽天モバイルのお得なキャンペーン

最後に、楽天モバイルのお得なキャンペーンを2つ紹介します。

お持ちのスマホそのままOK!最大8,000ポイント還元キャンペーン

お持ちのスマホそのままOK!初めてお申し込みで3,000円相当分のポイント還元!出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』を初めて申し込むと、3,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。

お持ちのスマホが楽天モバイルで利用可能であれば、機種変更の必要がありませんので、簡単に楽天モバイルを利用することができます。

楽天モバイルで利用できるかどうかは『ご利用製品の対応状況確認』ページで確認できますので、楽天モバイルを検討中であれば、一度チェックしてみるとよいでしょう。

なお「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外となっていますので、注意してください。

<キャンペーンコード>

1526

<申し込み条件>

  1. 下記のいずれかの方法で『Rakuten最強プラン』に申し込む
    - 新規
    - 乗り換え(MNP)
    - プラン変更
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 対象製品を使って「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

2022年7月1日(金)0:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』に初めての申し込みと同時に対象iPhone(15・14・13・SE)を購入し、お持ちの対象iPhoneを下取りに出すと、最大で19,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。

還元されるポイントは、購入と下取りの条件によって次のように異なります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

 キャンペーンの達成条件 もらえる楽天ポイント
対象iPhone※1の購入&
初めてのプラン申し込み
9,000ポイント
「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」で対象iPhone※1の購入&
「スマホ下取りサービス」で対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
対象iPhone※1の購入&
対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
還元される合計ポイント最大19,000ポイント

対象iPhone

※1:iPhone 15 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Plus、iPhone 15、iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone SE(第3世代)
※2:iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X

なお「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」とは、本体代の支払いに「48回払い」を選択すると、24回分を払った時点で最新の製品に機種変更が可能になり、残りの支払いは不要になるサービスです。

最新機種をお得に手に入れたいなら、こちらのキャンペーンを利用するとよいでしょう。

ちなみに「Rakuten最強プラン(データタイプ)」はキャンペーン対象外ですので注意してください。

<キャンペーンコード>

1526, 1819, 1899, 2004

<申し込み条件>

  1. 新規・他社からの乗り換え(MNP)・プラン変更のいずれかで『Rakuten最強プラン』に申し込む
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 「Rakuten最強プラン」を申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する
  4. 「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して対象iPhone※1を新規購入する
  5. スマホ下取りサービス』を利用して、お持ちの対象iPhone※2を下取りに出す
  6. 14日以内に、お持ちの製品を発送する
  7. 「スマホ下取りサービス」の査定完了メールを確認する

<キャンペーン期間>

2023年9月12日(火)9:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

他にもたくさんのキャンペーンが開催中ですので、一度覗いてみることをおすすめします。

楽天モバイル公式

楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる可能性があるため、上記からお得に申し込んでください。

6.インターネット光回線の契約手続きと利用までの流れ

インターネット回線の契約方法と利用開始までの流れは、基本的には以下の通りです。

インターネット契約の流れ(光回線の場合)

  1. 契約したい回線に申し込む
  2. 連絡が来たら内容や工事日程を確認
  3. 開通工事(立ち会い)
  4. 通信機器の接続や設定

上記は光回線の場合ですが、モバイル回線では端末が届いたらすぐにインターネットが利用できます。

また、テザリングの場合はオプション申し込みやスマホの設定等ですぐに使うことが可能です。

それでは、以下で申し込みから契約の流れを詳しく解説していきます。

6-1. 契約したい回線に申し込む

まずは、契約したいインターネット(光回線)に申し込みをします。

あなたが選んだ最もお得な申込窓口へアクセスして、契約プランや必要事項を申込専用フォームから記入して送信しましょう。

当メディアでご紹介したおすすめの光回線から選ぶ場合は、お得な申し込み窓口を再度まとめておきますので、以下より申し込みに進んでください。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東北 / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く)NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

なお、その際に開通工事の希望日も記載できる場合は、伝えておくと契約がスムーズに進むのでおすすめです。

補足:NTTフレッツ光の場合はプロバイダ契約も必要

現在ほとんどの光回線・モバイル回線でプロバイダはセットになっていますが、NTT東日本/西日本の「フレッツ光回線」を契約する場合は、プロバイダもユーザーが探して決める必要があります。

以下は、NTT東日本/西日本でフレッツ光回線に対応しているプロバイダ一覧です。

フレッツ光のプロバイダ一覧

同じフレッツ光回線でも契約するプロバイダによって月額料金、サービス内容、キャンペーン、IPv6接続対応の有無などのに違いがあるので注意してください。

ただし、NTTフレッツ光回線はスマホセット割などのキャンペーンもなく、プロバイダ利用料がかかる分割高となるため、おすすめはしません。

6-2. 連絡が来たら内容や工事日程を確認

申し込み後、回線業者から申込内容の確認や、開通工事の日程などを調整するための電話連絡があります。

この電話で最終契約となるため、分からないことや疑問はこのときに聞いておくとよいでしょう。

補足:必要書類やレンタル機器が届く

日程調整後、工事日までに、インターネットの利用開始に必要な情報が記載された書類や、モデム等のインターネット利用に必要な機器が郵送されます。

書類等は解約の際に必要になり、届いた機器は解約時に返却する必要があるため、大切に保管や管理を行いましょう。

6-3. 開通工事(立ち会い)

日程調整後、予定日に開通工事の業者が訪れ、工事が行われます。

お住いがマンションの場合は工事が不要なケースもありますが、戸建てでは基本的に立ち合い工事となります。

所要時間は1時間ほどですが、時間通りに行われることは少ないため、なるべく時間に余裕をもってスケジュール調整しておくことをおすすめします。

工事内容については「知らないと危険!インターネット光回線の工事で失敗しないための全知識」の記事を参考にしてみてください。

また、NURO光のように2回工事が必要なケースもあるため、覚えておきましょう。

6-4. 通信機器の接続や設定

回線工事が終了したら、届いた通信機器の接続・設定をして、インターネットの接続は完了です。

ちなみに接続や設定方法は、同封書類などに記載されているため、案内通りに作業すれば簡単に終わります。

分からないことや困ったことがあれば、各窓口に問い合わせるか、「あなたが使う回線名+設定」などのワードで検索すればいろいろと回答がヒットしますので、確認するとよいでしょう。

スマホやパソコンなどのデバイスとの接続方法については、「初心者必見!インターネットの簡単なつなぎ方と通信回線の選び方」の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

7.インターネットの契約によくある質問

下記では、インターネットの契約でよくある質問について解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Q1.マンションで契約するならおすすめのインターネット回線は?

マンションでインターネット回線を契約する場合におすすめなのは「光回線」一択です。

というのも、ポケット型WiFiやホームルーターなどのモバイル回線は、コンクリート壁などに電波を阻害されやすく、マンション等では繋がりにくくなるためです。

なお、おすすめの光回線については、「4.25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選」でご紹介しています。

Q2.戸建てで契約するならおすすめのインターネット回線は?

戸建てでインターネット回線を契約する場合も、おすすめなのは「光回線」です。

戸建ての場合は家族など、複数人での利用が想定されるため、データ無制限で利用できる「光回線」か「CATV」という選択肢になります。

しかし、CATVはインターネットの利用では割高で速度も遅い傾向にあるため、戸建て契約の場合も光回線をおすすめします。

なお、戸建てのおすすめ光回線は「4.25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選」でご紹介したとおりです。

Q3.一人暮らしで契約するならおすすめのインターネット回線は?

一人暮らしの場合も、基本的にはインターネット回線の選び方の基準は変わりませんが、自分一人なので用途に合わせて選びましょう。

結論から言えば、一人暮らしにおすすめのインターネット回線は以下の通りです。

  • 自宅で容量や速度を気にせず、快適にネットを使いたい→光回線
  • 手軽に安くWi-Fiを使いたい→テザリング

詳しい選び方としては、一人暮らしのネット環境は以下のフローチャートに沿って選ぶことをおすすめします。

ネット環境の選び方

なお、おすすめの光回線については、「4.25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選」を参考にしてみてください。

また、テザリングについては、「5.大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン」をご覧ください。

Q4.工事不要のモバイル回線でおすすめは?

モバイル回線は「2.インターネット回線の選び方」で解説したとおり基本的にはおすすめしませんが、どうしても契約したい場合は、以下がおすすめです。

「WiMAX」や「Softbank Air」には申し込み窓口が複数ありますが、上記の窓口は「実質月額料金」が最安値となっています。

ただし、繰り返しますがどちらも使い過ぎによる通信制限があり、モバイル回線なので速度も不安定であるため、あまりおすすめはできません。

Q5.インターネット契約でトラブルがあった際はどこで相談するの?

インターネット契約でのトラブルがあった際には、以下の窓口に問い合わせてみましょう。

契約などに関するトラブルの相談窓口

  • 消費者ホットライン:188(全国統一番号)
  • 国民生活センター平日バックアップ相談
    電話番号:03-3446-1623
    (平日のみ)
    受付時間:10:00~12:00、13:00~16:00
    ※近くの消費生活相談窓口につながらない場合

また、分からないことなどは、契約先の事業者に問い合わせてみましょう。

まとめ

インターネットの始め方として、おすすめのインターネット回線から契約方法、利用開始までの流れについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

インターネット回線の契約では、ご自身の住居環境やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

結論として、インターネット回線は以下のように選びましょう。

なお、光回線はあなたがお使いのスマホとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバックが高額な光回線(×申込窓口)を選ぶことをおすすめします。

下図は、当メディアで主要光回線25社とその申込窓口を調査した結果、実質月額料金が安いおすすめ光回線です。

スマホ別最安光回線BEST3

また、契約をする際には、下記にまとめたお得な窓口からの申し込みがおすすめです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東北 / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く)NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

テザリングを利用する場合は、「楽天モバイル」でSIM契約するのが最もおすすめです。

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このページを参考に、あなたが最高のインターネットを見つけ、お得に契約できることを心から願っています。

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