ドコモの5Gホームルーター「home 5G」がおすすめできない全理由

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「ドコモの5Gホームルーターはおすすめ?」「home 5Gの料金やサービスは?」など、ドコモのホームルーターについて気になってはいませんか?

結論、2022年12月発売のドコモのホームルーター「home 5G」は、実質無制限で5G回線を使った高速通信が可能なので、対応エリア内で工事不要の通信を行いたい人には利用価値があります。

しかし、ドコモの5Gエリアはかなり限られており、通信品質に対する料金も割高なので、対応エリア外や、安く快適にWi-Fiを使いたい人にはおすすめできません。

このページでは、長年通信サービスに携わってきた筆者が、ドコモの5G対応ホームルーター「home 5G」のサービス内容に加え、おすすめできない理由や契約前の注意点についてご紹介します。

  1. ドコモ「home 5G」をおすすめできない4つの理由
  2. 25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選
  3. 大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン
  4. それでも「home 5G」を契約する場合の注意点
  5. 「home 5G」に関するよくある質問

すべて読めば、「home 5G」について理解できるだけでなく、今最もおすすめの回線を知ることができます。

1.ドコモ「home 5G」をおすすめできない4つの理由

「home 5G」は、2022年12月にドコモから販売されたホームルーターで、工事不要・コンセントに繋げるだけで5Gの高速通信が可能です。

しかし、結論から言うと、他社のホームルーターや光回線と比較しても割高で、エリアや通信品質の面でも、2023年9月現在では特におすすめできる商品ではありません。

home 5g出典:docomo

home 5Gの料金やスペックは以下の通りです。

料金本体価格オープン価格
契約手数料3,300円
工事費0円
月額料金4,950
スペック5Gの速度下り最大4.2Gbps
上り最大218Mbps
4G LTEの速度下り最大1.7Gbps
上り最大131.3Mbps
容量実質無制限
(3日間制限あり)
割引・特典home 5G セット割スマホ料金最大1,100円/月割引

以降では、ドコモのホームルーター「home 5G」がおすすめできない4つのポイントについて、他社のホームルーターや光回線と比較しながら解説していきます。

  • 通信速度
  • 容量
  • 月額料金
  • 5G対応エリア

1つずつ見ていきましょう。

1-1. 通信速度

結論から言うと、home 5Gの通信速度は他のホームルーターと比べると優れていますが、光回線に比べると遅く、安定しないためおすすめできません。

まずは他社のホームルーターとの速度比較ですが、以下の表のように、home 5Gが優れていることがわかります。

ホームルーター速度(5G利用時)速度(4G利用時)
home 5G下り最大:4.2Gbps
上り最大:218Mbps
下り最大:1.7Gbps
上り最大:131.3Mbps
WiMAX 5G L12下り最大:2.7Gbps
上り最大:183Mbp
不明
WiMAX HOME 02非対応下り最大:440Mbps
上り最大:75Mbps
SoftBank Air非対応下り最大:962Mbps
上り最大:不明

ただし、この数値は理論上の最大速度であることや、Wi-Fi側の最大伝送速度(有線LAN通信時は下り最大1,000Mbps、Wi-Fi通信時は下り最大1,201Mbps)に依存することには注意が必要です。

実際の通信速度では、以下の表のように、光回線に比べると遅いことがわかります。

光回線最大速度※下り平均速度上り平均速度
NURO光2Gbps477.81Mbps421.18Mbps
auひかり1Gbps378.53Mbps311.95Mbps
ソフトバンク光1Gbps304.27Mbps199.76Mbps
So-net光1Gbps300.92Mbps219.2Mbps
ドコモ光1Gbps298.03Mbps223.73Mbps
OCN光1Gbps265.49Mbps194.91Mbps
フレッツ光1Gbps265.5Mbps197.9Mbps
home 5G1.7~4.2Gbps163.74Mbps19.52Mbps

※下り上り平均速度:「みんなのネット回線速度」2023年9月現在

1-2. 容量

home 5Gは他のホームルーターと同様に、月間データ容量は無制限ですが、3日間でのデータ容量に制限があります。

ホームルーター容量
home 5G実質無制限
(3日間制限あり)
WiMAX 5G L123日間 15GB制限
WiMAX HOME 023日間 10GB制限
SoftBank Air実質無制限

厳密なデータ容量については公開されていませんが、3日間のデータ利用量が特に多い場合に一定の速度制限がかかることが明示されています。

そのため、連日使用するテレワークや動画視聴においては、不便を感じずにはいられません。

一方、「光回線」であれば、完全無制限で利用することができます。

1-3. 月額料金

home 5Gは4,950円の月額料金に加えてルーター料金が発生し、他のホームルーターよりも多少料金が割高です。

ホームルーター実質料金
home 5G4,950
+ルーター料金
WiMAX 5G L124,835円
WiMAX HOME 022,999~4,413
SoftBank Air3,391

通信スペックが高い分割高なので、価格面を重視する方は他の機種をおすすめします。

ちなみに、光回線では月額4,000~5,000円程度なので、かなり割高であることがわかります。

1-4. 5G対応エリア

2023年9月現在、ドコモの5G対応エリアは、拡大予定はあるものの主に都市部の限られたエリアにとどまっています

次の画像は首都圏の5G対応エリア(ピンク色のエリア)を示したものです。

ドコモ 5gエリア

出典:『サービスエリアマップ

5G回線を開通工事なしで使用できることがhome 5Gの最大のメリットなので、自分が5Gエリア内に住んでいるかどうかは購入前に必ず確認しておきましょう。

ドコモホームルーター「home 5G」のまとめ

以上4つのポイントを踏まえると、home 5Gは他社のホームルーターと比較して割高なうえに、光回線に比べるとどうしても速度や安定性で劣ってしまいます。

そのため、home 5Gがおすすめできる・できない人は以下のようになっています。

home 5Gがおすすめな人home 5Gがおすすめできない人
  • ドコモの5Gエリア内に住んでおり、工事不要で5G回線を使いたい人
  • ドコモの5Gエリア外に住んでいる人
  • 安くWi-Fiを利用したい人
  • 今すぐWi-Fiを使いたい人

そのため、home 5Gの利用を検討している人は、高速通信で完全無制限の「光回線」か、どこでも通信が行いたい場合には「テザリング」で代用することをおすすめします。

光回線、テザリングがおすすめな人の特徴を踏まえて、あなたに合った回線を選びましょう。

光回線がおすすめな人テザリングがおすすめな人
  • 自宅用の回線を考えている
  • 動画視聴やビデオ会議、オンラインゲームなどを楽しみたい
  • 容量を気にせずネットを使いたい
  • 光回線工事不要の回線を検討している
  • 外出先で作業するための回線を検討している
  • 月々の通信費を抑えたい

なお、光回線・テザリングそれぞれでおすすめなサービスを次の箇所で解説していますので、適宜読み飛ばしてください。

2.25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選

結論、あなたにとって最安値となる光回線を選ぶには、実質月額料金の安さが重要になります。

実質月額料金とは

実質月額料金とは、利用期間中に支払う全ての金額(事務手数料・工事費・月額料金)から割引要素(キャッシュバック・スマホセット割・月額料金割引・工事費割引)を差し引いて、ひと月あたりに換算した料金のことです。

たとえ月額料金が安くても、キャッシュバックがなかったり、工事費割引がなかったりすれば、トータルで支払う金額はそれほどお得にはならないということです。

なお、実質月額料金が安い光回線を見つけるためには、次の2つの要素はとくに重要になります。

《実質月額料金で注目したい2つの要素》

  • スマホセット割(月額500~1,000円ほど変わる)
  • キャッシュバック(40,000~70,000円ほど変わる)

というのも、スマホセット割が適用される光回線を選ぶだけで、スマホ1契約につき毎月500~1,000円ほど安くなり、「インターネット代+スマホ代」の通信費を抑えることに役立つからです。

例えば、docomoユーザーは「ドコモ光」を選ぶだけで、docomoを使っている家族の人数分(最大20契約まで)も含めて、スマホ料金が1契約につき月額最大1,100円割引されます。

ドコモ光セット割ドコモ光のスマホセット割|出典:docomo

そのため、2人以上の家族が同じキャリアを使っている場合はとくに、家族の分もスマホセット割ができる光回線を選ぶとよいでしょう。

また、たとえスマホセット割がなくても、高額なキャッシュバックがもらえる窓口(光回線業者・プロバイダ・代理店)から申し込めば、実質月額料金を大きく下げることができます。

したがって、あなたが今お使いのスマホキャリアとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバック額が高い光回線(×申込窓口)を選ぶようにしましょう。

とは言え、光回線サービスは100社以上あり、さらに各光回線サービスには特典内容の異なる申込窓口がいくつもあるため、どの光回線(×申込窓口)がお得なのかを比較するのは簡単ではありません。

そこで当メディアでは下記【参考】のとおり、主要な光回線25社とその申込窓口を対象に、新規契約から3年間の実質月額料金を徹底調査しました。


【参考】主要光回線25社の利用料金調査

←上下左右にスクロールできます→

お使いの
スマホ
光回線3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック・特典工事費事務手数料
docomo_ロゴドコモ光3,825円
(2,725円)
3,825円
(2,725円)
1,100円/月キャッシュバック:60,000円
6か月間月額料500円
0円3,300円
auauひかり1,951円
(3,329円)
815円
(2,193円)
1,100円/月最大114,000円実質無料※13,300円
auビッグローブ光3,931円
(4,592円)
2,822円
(3,484円)
1,100円/月戸建て:59,000円
マンション:56,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auコミュファ光
(東海エリア限定)
2,428円
(3,198円)
2,204円
(2,974円)
1,100円/月最大93,000円実質無料0円
auSo-net光プラス4,296円
(4,846円)
3,086円
3,636円)
1,100円/月50,000円実質無料3,500円
auauひかり ちゅら
(沖縄エリア限定)
4,029円
(5,129円)
3,194円
(4,294円)
1,100円/月実質無料3,300円
au@TCOMヒカリ4,041円
(4,591円)
2,611円
(3,161円)
1,100円/月40,000円実質無料3,300円
auメガ・エッグ
(中国エリア限定)
3,784円
(4,334円)
3,056円
(3,606円)
1,100円/月戸建て:40,000円
マンション:20,000円
実質無料3,300円
auピカラ光
(四国エリア限定)
3,530円
(4,219円)
2,357円
(3,046円)
1,100円/月30,000円0円0円
aueo光
(関西エリア限定)
3,695円
(4,481円)
2,732円
(3,518円)
1,100円/月戸建て:10,000円(商品券)
マンション:3,000円(商品券)
実質無料3,300円
au@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
1,100円/月15,000円実質無料3,300円
auBBIQ
(九州エリア限定)
3,805円
(4,355円)
3,093円
(3,643円)
1,100円/月戸建て:30,000円
マンション:20,000円
実質無料880円
auAsahiNet光4,402円
(4,909円)
3,192円
(3,799円)
1,320円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
auDTI光4,046円
(5,366円)
2,718円
4,038円)
1,320円/月戸建て:20,000円
マンション:17,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auJ:COM光3,660円
(4,210円)
4,073円
(4,623円)
1,100円/月6,000円相当
(QUOカードPay)
実質無料3,300円
SoftBankNURO光2,525円
(3,625円)
2,147円
(3,247円)
1,100円/月戸建て:60,000円
マンション:25,000円
実質無料3,300円
SoftBankソフトバンク光4,345円
(4,895円)
2,805円
(3,355円)
1,100円/月47,000円実質無料3,300円
お使いの
格安SIM
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
UQモバイルauひかり2,193円
(3,329円)
1,057円
(2,193円)
858円/月92,000円実質無料※13,300円
Y!mobileソフトバンク光4,257円
(4,895円)
2,717円
(3,355円)
1,650円/月47,000円実質無料3,300円
iijmioIIJmioひかり4,358円
(5,018円)
3,258円
(3,918円)
660円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
DTI SIMDTI光5,201円
(5,366円)
3,873円
(4,038円)
165円/月戸建て:36,000円
マンション:34,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
LIMBO@TCOMヒカリ4,371円
(4,591円)
2,941円
(3,161円)
220円/月40,000円実質無料3,300円
NifMo@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
220円/月15,000円実質無料3,300円
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
スマホセット割
なし
フレッツ光
東日本
7,064円4,388円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
エキサイト光4,827円3,727円実質無料1,100円
ぷらら光5,830円4,418円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
U-NEXT光5,445円4,323円26,400円3,300円
おてがる光4,800円3,700円実質無料3,300円
とくとくBB光5,343円4,243円5,000円実質無料3,300円
楽天ひかり5,854円4,663円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円

※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み

表の補足説明

・新規申込で3年間利用する際に最安値になる方法で算定
・キャッシュバック額は81社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・カッコ内はスマホセット割をしない場合の実質月額料金
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額・1人分の適用で算定
・フレッツ光のプロバイダはBB.エキサイト(月額550円)で算定
・UQモバイルは「auひかり」のみの実質月額料金を記載

※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。

もっと見る

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この料金調査をスマホキャリア別にまとめたものが、下図の「実質月額料金が安いおすすめの光回線BEST3」です。

あなたにとって最も安く利用できる光回線がわかりますので、ぜひ確認してみてください。

スマホ別最安光回線BEST3

上記の光回線には申込窓口が複数あり、特典・キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東北 / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く)NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

3.大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン

結論、20GB以上のデータ容量を使えるSIMプランの中で、最もおすすめなのは『楽天モバイル』です。

大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由

  • 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
  • 価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
  • 速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速

実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表のとおりとなりました。

なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。

また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。

-スマホの方はスクロールできます-

SIMテザリングで利用したい容量平均速度
30GB40GB50GB60GB無制限下り(Mbps)上り(Mbps)
楽天モバイル3,2783,2783,2783,2783,27819.05.9
docomo7,2057,2057,2057,20526.24.2
au7,23850.85.6
SoftBank7,23845.95.6
エキサイトモバイル_Flat4,1585,2586,3583.83.9
エキサイトモバイル_Fit4,4007,70011,1983.83.9
イオンモバイル4,3785,4786,5783.72.6
DTI SIM4,7306,0506,0508.53.0
NifMo4,7306,0506,0502.72.8
QTモバイル3,3001.65.6
スマモバ3,8281.75.0
HISモバイル6,5675.82.9
LIBMO7,2383.55.9
BIGLOBEモバイル8,1954.71.4

※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。

上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。

それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル

楽天モバイル出典:楽天モバイル

楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。

日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。

また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。

また、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。

月額基本料金は下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。

「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の料金体系出典:楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
SIMタイプ音声通話
国内通話0円
月間データ容量0~3GB未満1,078円/月
3GB以上~20GB未満2,178円/月
20GB以上~無制限3,278円/月

※料金はすべて税込み

ただし、月間データ容量が無制限で使えるのは、国内の楽天回線エリアのみです。

国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでしか使えませんので注意しましょう。

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
国内楽天回線エリア制限なし
パートナー回線エリア5GB/月
海外2GB/月

なお、パートナー回線エリアでデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbpsに制限されます。

また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので注意してください。

そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用するとよいでしょう。

楽天モバイルのお得なキャンペーン

最後に、楽天モバイルのお得なキャンペーンを2つ紹介します。

お持ちのスマホそのままOK!最大8,000ポイント還元キャンペーン

お持ちのスマホそのままOK!初めてお申し込みで3,000円相当分のポイント還元!出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』を初めて申し込むと、3,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。

お持ちのスマホが楽天モバイルで利用可能であれば、機種変更の必要がありませんので、簡単に楽天モバイルを利用することができます。

楽天モバイルで利用できるかどうかは『ご利用製品の対応状況確認』ページで確認できますので、楽天モバイルを検討中であれば、一度チェックしてみるとよいでしょう。

なお「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外となっていますので、注意してください。

<キャンペーンコード>

1526

<申し込み条件>

  1. 下記のいずれかの方法で『Rakuten最強プラン』に申し込む
    - 新規
    - 乗り換え(MNP)
    - プラン変更
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 対象製品を使って「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

2022年7月1日(金)0:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』に初めての申し込みと同時に対象iPhone(15・14・13・SE)を購入し、お持ちの対象iPhoneを下取りに出すと、最大で19,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。

還元されるポイントは、購入と下取りの条件によって次のように異なります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

 キャンペーンの達成条件 もらえる楽天ポイント
対象iPhone※1の購入&
初めてのプラン申し込み
9,000ポイント
「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」で対象iPhone※1の購入&
「スマホ下取りサービス」で対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
対象iPhone※1の購入&
対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
還元される合計ポイント最大19,000ポイント

対象iPhone

※1:iPhone 15 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Plus、iPhone 15、iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone SE(第3世代)
※2:iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X

なお「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」とは、本体代の支払いに「48回払い」を選択すると、24回分を払った時点で最新の製品に機種変更が可能になり、残りの支払いは不要になるサービスです。

最新機種をお得に手に入れたいなら、こちらのキャンペーンを利用するとよいでしょう。

ちなみに「Rakuten最強プラン(データタイプ)」はキャンペーン対象外ですので注意してください。

<キャンペーンコード>

1526, 1819, 1899, 2004

<申し込み条件>

  1. 新規・他社からの乗り換え(MNP)・プラン変更のいずれかで『Rakuten最強プラン』に申し込む
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 「Rakuten最強プラン」を申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する
  4. 「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して対象iPhone※1を新規購入する
  5. スマホ下取りサービス』を利用して、お持ちの対象iPhone※2を下取りに出す
  6. 14日以内に、お持ちの製品を発送する
  7. 「スマホ下取りサービス」の査定完了メールを確認する

<キャンペーン期間>

2023年9月12日(火)9:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

他にもたくさんのキャンペーンが開催中ですので、一度覗いてみることをおすすめします。

楽天モバイル公式

楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる可能性があるため、上記からお得に申し込んでください。

4.それでも「home 5G」を契約する場合の注意点

home 5Gの契約前は、以下に挙げる注意点を確認しておきましょう。

  1. 5G通信の対応エリアを事前にチェックしておく
  2. 届け出た住所以外の場所では利用できない
  3. ホームルーターより適した回線がある場合も

それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。

4-1. 5G通信の対応エリアを事前にチェックしておく

先ほども述べた通り、2023年9月現在でドコモの5G対応エリアはかなり限定的です。

ドコモ 5gエリア

出典:『サービスエリアマップ

住所が5G対応エリア外の場合でも、4G対応エリア内であればインターネットを利用できますが、「割高な料金を払っているのに5G回線を使えない…」ということになりかねません。

したがって、home 5Gは自宅がドコモの5Gエリア内かどうかを確認した上で契約しましょう。

自分の家がドコモの5G対応エリア内かどうかは、ドコモ公式サイトのサービスエリアマップから確認できます。

5G対応エリアの確認方法

サービスエリアマップにアクセスをした後の手順は以下の通りです。

1. 地図の左上にあるのマークを押してメニューを出します。

2. メニュー上部で「5G」と自分の確認したい時点を選択します。最大5ヶ月後のエリア拡大予定まで確認することができます。

出典:『サービスエリアマップ

3. メニュー下部で調べたい地域や施設名を入力し、「検索」を押します。

出典:『サービスエリアマップ

4. 表示されたエリアマップには、5G対応エリアの他に5G利用可能スポットがピンで示されています。また、マップ上での拡大・縮小や移動も可能です。

出典:『サービスエリアマップ

4-2. 届け出た住所以外の場所では利用できない

home 5Gは届け出た住所以外の場所では利用できません

これはドコモ製品に限らず、ホームルーターに共通する仕様なのですが、「コンセントに繋げればどこでも利用可能なのでは?」と考えている方は注意が必要です。

HR01 注意点

出典:『ドコモ公式

4-3. ホームルーターより適した回線がある場合も

「回線速度を重視したい」「外出先でも使える、コスパのいいWi-Fiを利用したい」といった場合にはホームルーター以外の選択肢も検討しましょう。

以下に、Wi-Fiの主な利用手段の特徴をそれぞれ比較しました。 

ホームルーターモバイルWi-Fi光回線テザリング
月額料金

3,000~5,000円

3,000~4,000円

4,000~5,000円

0~500円(無料の場合もアリ)
平均速度
(実測値)

平均40Mbpsほど

平均40Mbpsほど

平均200Mbpsほど

スマホと同等
導入コスト

回線工事不要

回線工事不要
×
回線工事が必要

回線工事不要
データ容量

実質無制限プランも

実質無制限プランも

無制限

スマホプランの容量まで
持ち運び
コンセントがあれば利用可

外出先でも!
×
自宅の中だけ

外出先でも!
おすすめな人家族で工事不要の
インターネットを使いたい人
工事不要で
外出先でも使いたい人
とにかく快適な速度で
ネットを使いたい人
いつでもどこでも使いたい
できるだけ費用をかけたくない

上記をふまえて、自分に最適なインターネット環境を整えていきましょう。

5.「home 5G」に関するよくある質問

ドコモのホームルーターに関して、よくある質問をまとめました。

5-1. ドコモのホームルーターの予約はできる?

2023年9月現在、home 5Gの事前予約はできません。

5-2. ドコモのホームルーターはドコモSIM以外でも使える?

home 5Gはドコモ以外のauやソフトバンク、格安SIMのスマホでも問題なく使用できます。

まとめ

ドコモの5G対応ホームルーター「home 5G」のサービス内容に加え、おすすめできない理由や契約前の注意点についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

ドコモのホームルーター「home 5G」は、5G対応エリア内で工事不要の通信を行いたい人には利用価値はありますが、ドコモの5Gエリアはかなり限られており、通信品質に対する料金も割高なので、基本的にはおすすめできません。

そのため、これからWi-Fi環境を整える場合には、「光回線」か「テザリング」がおすすめです。

この記事を読んで、自分の状況にあった回線で快適なインターネットライフが送れることを、心より祈っています。

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