「セルコホームの後悔したポイントは？」

「セルコホームの評判は悪いと聞いた…」

セルコホームは、比較的リーズナブルな価格で輸入住宅が建てられるのが特徴です。しかし、セルコホームで建てて後悔したポイントや、実際に建てた人の声が気になりますよね。

そこでこの記事では、セルコホームで後悔したポイントはもちろん、建てる前に知っておきたい事例もまとめています。メリット・デメリットも記載しているので、セルコホームで建てる参考にしてください。

セルコホームで建てて後悔したポイント2選【事例付き】

• 手抜き工事があった
• 対応が悪い

手抜き工事があった

10年目の真実
2階天井の埋込照明から熱風が入ってくるから屋根裏に上がったら
断熱材はメチャクチャだし
配線も適当
照明設置で破いた断熱シートをそのままにしてたから屋根裏の熱風が室内に流れ込んできてた
明らかな手抜き
これで断熱性能が…って困るよセルコホームさん

— やんちゃ坊主 (@edzLX8OUHsmfDTk) August 3, 2021

手抜き工事が発覚したという口コミです。屋根裏の断熱材が破損していたため、室内に熱風が流れ込んでいたとのことです。また、配線も適当に施工されており、素人目でも手抜き工事とわかるレベルなので、セルコホームで建てたことを後悔しています。

見えない部分の施工ミスは、トラブルが起きて初めて気づく場所なので、事前に対処するのが大切になります。例えば、建築現場に足を運ぶだけでも、手抜き工事を予防する効果はあるでしょう。

ただし、セルコホームでは「住宅性能評価 第三者保証」が標準で付いています。国土交通省が認定した住宅性能評価機関が施工から引き渡しまで計4回のチェックを行い、設計どおりになっているかチェックしてくれるので、施工ミスは稀だと言えるでしょう。

対応が悪い

★本部のお客はFC加盟店！？★
最近気づいたんですけど、ネット上を見るとセルコホーム自体もクレームが多いようですね。
セルコホーム本部の対応が悪いという書き込みも相当見受けられます。
エンドユーザーよりも直接のお客さんであるFC加盟店の方が大事だというのが本部のスタンスなんでしょうね！ https://t.co/7EfUQxbtxW

— 【三洋ハウス被害者の会】(セルコホーム鹿児島北) (@sanyohousehigai) January 30, 2021

セルコホーム本部の対応が悪いという口コミです。セルコホームが、FC(フランチャイズ)制をとっており、エンドユーザー(施主)よりも、直接の取引相手であるFC店(工務店など)の要望を優先している可能性が高いと言えるでしょう。

ハウスメーカーとの間に距離を感じてしまう場合は、施工まで一貫して請け負っている業者を選ぶのがおすすめです。例えば、アイダ設計やポラスグループは、自社一貫体制をとっているため、柔軟な対応が期待できます。

また、窓口も1本化できるので、対応が悪くなりにくく、トラブルにも繋がりにくいです。

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セルコホームで建ててよかったポイント4選【事例付き】

• 仕様が良い
• デザインが気に入って決めた
• 家の性能が高い
• アフターフォローがしっかりしている

仕様が良い

当時、2階は「パッチ」というカーペットの薄いものを敷き込むのが標準でしたが、床材に惚れ込み、全てオークの床材にしました。直にベッドマットを敷いても、ベッドマットにカビが生えません。必要に迫られて建てた家ですが、セルコホームにして良かったです♡

— yukari/Japan (@fond_aime) March 1, 2021

セルコホームの床材の品質に満足しているという口コミです。セルコホームが床材を輸入しているカナダは、森林の9割以上が国有林のため、木材の品質も厳しく管理されています。

例えば口コミに記載があるオーク材は、タンニンというポリフェノールが含まれており、防虫効果が高い木材です。耐久性や耐水性も高く、椅子やテーブルなどでこすれたり、水をこぼしたりしやすい場所の床材としてもよく使われています。

そのため、お気に入りの木材が使いたい人や、木材にこだわりたい人に、セルコホームは向いているでしょう。

デザインが気に入って決めた

そう！(*^^*)
セルコホームっていう輸入住宅のハウスメーカーなんだけど
カナダプレイスさんが担当してるかんじ✨

ロリィタファッションが合うお家がよかったから????
完成したらあそびにきてねっ

— 姫*♡*ﾟあゆみ*2児ママ୨୧⑅*. (@angel217love) July 30, 2022

輸入住宅ならではの個性的な家づくりができたという口コミです。セルコホームは、カナダの輸入住宅を扱っているため、日本の住宅とは一線を画す多彩なデザインの住宅が建てられます。

例えば、赤いレンガの外壁に煙突を設けた住宅や、口コミもあるようなロリィタファッションが似合う住宅に住めます。

また、同じく輸入住宅を扱っている「スウェーデンハウス」よりも安価に建てられるため、デザインにこだわりながらも、価格を抑えたい人におすすめです。

家の性能が高い

おはよう!
気温11度もあって暑かった。断熱性のめっちゃ高いセルコホームだから半袖で寝とけば良かった。

— 自由な人 (@DYGtsport) March 5, 2021

断熱性、気密性が優れているという口コミです。セルコホームが使用している断熱材「グラスウール」は、熱抵抗値が住宅支援機構基準値の3倍以上を誇っています。

また、外気の気温影響を受けにくい構造躯体を採用しているため、非常に優れた断熱性能と気密性を発揮できます。

例えば、セルコホームの断熱性能を表すUA値は0.37、気密性を現すC値は0.492と、いずれも平均的な日本住宅の数値よりも大幅に優れた値です。そのため、一年中快適な室温で生活が送れるでしょう。

アフターフォローがしっかりしている

セルコホームさんには、メンテナンス専門の部署があります。二年ほど経ってから、脱衣場とバスルームの間に水漏れのようなものが発生した際、セルコ側の手落ちなので、と、無料で完璧に修理してくださいました。これも、セルコホームさんを推奨する理由のひとつです。

— yukari/Japan (@fond_aime) February 20, 2020

施工後のメンテナンスが良かったという口コミです。セルコホームのアフターフォローは充実しており、無償定期点検サービスが引き渡し後6ヶ月、1年目、2年目、5年目、10年目にあります。

他の口コミではドアノブが取れたと連絡をしたところ、当日中に対応してもらえたケースもありました。セルコホームにはメンテナンス専門の部署があるため、不具合発生や緊急時にスピーディーな対応ができるのでしょう。

セルコホームの基本情報

坪単価	60～70万円程
構造	木造
居住タイプ	2階、平屋、二世帯住宅など
保証期間	最大20年保証
会社設立	1959年10月
公式サイト	セルコホーム

セルコホームは、カナダ輸入住宅のシェアが全国No.1のハウスメーカーです。平屋から三階建てプラン、二世帯住宅など幅広い商品を取り扱っており、希望に応じた住宅が建てられます。

また、厳しく管理されたカナダの木材を使用することで、鉄の450倍、コンクリートの13倍もの断熱性能が期待できます。そのため、デザインと断熱性能どちらも叶えたい人にセルコホームは、おすすめです。

セルコホームのメリット3選

• 耐震性能が高い
• 省エネ住宅を実現できる
• カナダの輸入住宅を低価格で建てられる

耐震性能が高い

セルコホームの輸入住宅は、耐震性能が優れています。高い耐久力を誇るカナダの木材を使用しているのはもちろん、断面係数が従来の約2.5倍の強度を誇っている2×6工法を採用しているためです。

例えば、阪神・淡路大震災で観測された揺れに20％加振させても、ほとんど損傷がない程の高い安全性が確認されています。また、住宅の耐震性能をより高めるために、屋根を構成する垂木と構造壁を強固に連結しているので、強風や積雪などの対策も可能です。

そのため、デザイン性を重視しながらも、地震に強い住宅が建てたい人に、セルコホームはおすすめです。

省エネ住宅を実現できる

セルコホームは、省エネ住宅を実現できる点もメリットです。熱抵抗値が住宅支援機構基準値の3倍以上を誇っている高性能グラスウールを採用しており、季節に関わらず快適な室温を維持できます。

また、外気の影響を受けづらい構造躯体を用いて住宅を建設するため、断熱材との相乗効果で非常に高い断熱性能が期待できます。冷暖房などのランニングコストを軽減しながらも、一年中快適な住宅に住みたい人には、おすすめのハウスメーカーです。

カナダの輸入住宅を低価格で建てられる

ハウスメーカー	坪単価(目安)
セルコホーム	約70万円
スウェーデンハウス	約90万円
アキュラホーム	約65万円
住友林業	約85万円
ヘーベルハウス	約100万円

セルコホームは、カナダの輸入住宅を低価格で建てられるハウスメーカーです。カナダは日本より人件費が安く、カナダの提携工場で組み立ててから日本に輸入をすることによって、コストダウンを図っています。

例えば、同じく輸入住宅を扱っているスウェーデンハウスの坪単価は、80～90万円程です。しかし、セルコホームであれば坪単価60～70万円なので、1坪最大20万円も安く住宅がた建てられます。

そのため、ヨーロッパや北米風の住宅といった日本の住宅とは少し違った住宅を求めながらも、安価に済ませたい人は、セルコホームを検討すべきです。

セルコホームのデメリット2選

• 完全自由設計は難しい
• 着工までに時間がかかる

完全自由設計は難しい

セルコホームで住宅を建てる際、完全自由設計は難しいです。セルコホームは、規格品からチョイスしてデザインしていく規格住宅をメインで取り扱っているため、自由設計ができるハウスメーカーよりも自由度は低くなります。

規格住宅の場合、所有している土地の形や狭小地などに対応ができない場合があるため、見積もり時点で確認する必要があります。

セルコホームは、フリープランを取り扱っていますが、土地の状況や構造によっては要望に応えられない場合があるようです。そのため、完全自由設計で建てたい人は、他のハウスメーカーをおすすめします。とくに「アキュラホーム」は自由度の高い建築が可能です。

着工までに時間がかかる

セルコホームは、着工までに時間がかかる点がデメリットです。カナダの連携工場から資材や住宅製品を調達し、海上輸送するため、他ハウスメーカーよりも数ヶ月着工まで遅いです。

また、海上輸送する関係で、発注後の間取り変更などが難しく、打ち合わせの時点で慎重に検討する必要があります。そのため、短い期間で完成させたいと考えている人には不向きのハウスメーカーです。

セルコホームの商品一覧

商品名	商品の特徴
Early Victorian	・品格あるクラシックな造り ・開放感を演出するウッドデッキ、カバードポーチ
Queen Ann	・左右非対称な外観 ・中世の城を思わせる多角形の塔
Georgian	・レンガを積み上げた重厚感のあるデザイン ・等間隔に配置された上げ下げ窓
Contemporary	・ヨーロッパのさまざまな国の要素を取り込んだスタイル ・優美で斬新なデザイン

参考：セルコホームの家づくり｜セルコホーム

セルコホームは、建築地域の条件や環境に合わせ、5つのキーアイテムから組み合わせる「セレクトメイド・システム」を採用しています。

4種類の外観デザインが用意されており、玄関やインテリアなども自分の生活スタイルに合わせてデザインを選択できるため、自分が理想とする設計が可能です。

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セルコホームと併せて検討されるハウスメーカー

日本ハウスホールディングス

坪単価	約70万円
構造	木造
居住タイプ	2~3階建、平屋
保証内容	長期保証システム
会社設立	1969年
運営会社	株式会社日本ハウスホールディングス

日本ハウスホールディングスのメリット

丈夫で安らぎを与える檜だけを使用

日本ハウスホールディングスは、檜だけを使った施工が魅力です。檜は湿気やシロアリに強く、千年以上も強度が落ちない理想の木材と言われています。檜にはリラックス効果や殺菌効果もあるため、木材にこだわりたい方におすすめです。

完成まで同じ担当者が付く

日本ハウスホールディングスは、家が完成するまで同じ担当者が付きます。下請けなどが無いぶん、当初のプラン通りに施工が進み、理想通りの住居を建てられる可能性が高いでしょう。

太陽光発電を標準搭載

日本ハウスホールディングスは、太陽光発電を標準搭載しています。追加費用無しでソーラーパネルを設置でき、20年間で400万円近くの光熱費を削減可能です。

日本ハウスホールディングスのデメリット

仮契約で100万円必要

日本ハウスホールディングスは、仮契約に100万円かかります。仮契約時の一般的な費用は高くても数十万円のため、かなり高いです。しかし、坪単価はおよそ平均以下なので、最終的なコストは低く抑えられます。

日本ハウスホールディングスの評判と口コミ

引用：コエシル

へーベルハウス

坪単価	約90万円
構造	鉄骨
居住タイプ	2~4階建、二世帯、2.5世帯
保証内容	最長60年間保証
会社設立	1972年
運営会社	旭化成ホームズ株式会社

へーベルハウスのメリット

保証が長くてアフターサービスも良い

へーベルハウスは、最長90年の保証制度があります。初期保証が30年で、その後60年間の無料点検制度が設けられているのが特徴です。

外壁の塗り替えが不要

へーベルハウスは、ALC(軽量気泡コンクリート)を使用した住宅であり、軽さや強度、断熱性を併せ持っています。ALC構造体は、災害に強い住宅を建てられるのも魅力です。

へーベルハウスのデメリット

重量鉄骨なので高い

へーベルハウスの構造は重量鉄骨であるため、木造住宅や軽量鉄骨よりも建築費用が高い傾向にあります。鉄骨は、より耐震性に優れており、品質が安定しやすいのがメリットです。

冬は室内が寒くなりやすい

ヘーベルハウスは、冬の時期に寒くなりやすいです。ヘーベルハウスは鉄骨住宅であり、冬は木造に比べると住居全体が冷えやすいため、エアコンや床暖房で対策するのをおすすめします。

へーベルハウスの評判と口コミ

引用：コエシル

スウェーデンハウス

坪単価	約90万円
構造	木造
居住タイプ	2~3階建、平屋
保証内容	50年間無料定期検診
会社設立	1984年
運営会社	株式会社スウェーデンハウス

スウェーデンハウスのメリット

断熱性・気密性・耐久性に優れている

スウェーデンハウスは、断熱性・気密性・耐久性が優れています。防湿フィルムや24時間換気システムなど、スウェーデンハウス独自の技術を駆使しているため、長年の利用を見越した住居を実現可能です。

木製サッシ窓がおしゃれ

スウェーデンハウスは、木製サッシ窓がおしゃれで見た目が映えます。金属製サッシには無い自然な色合いが美しく、前後に180度回転して開閉できるため、見栄えと通気性の両方を備えた窓です。

モデルハウスの宿泊体験ができる

スウェーデンハウスは、モデルハウスの宿泊体験ができます。可能であれば、夏の暑い日か冬の寒い日に宿泊をしてみて、朝晩を快適に過ごせるかなどチェックしてみると良いでしょう。

▶モデルハウス一覧はこちら

スウェーデンハウスのデメリット

坪単価が高い

セキスイハイムの坪単価は、平均80万円ほどです。注文住宅の坪単価は50万～70万円程度が相場とされているため、セキスイハイムはやや高めだと言えます。

間取りの自由度が低い

セキスイハイムは、独自の工法を採用している分、間取りの自由度が低いです。自由度の高い家づくりをしたい方は、三井ホームや住友不動産などのメーカーをおすすめします。

梅雨の時期は工期が遅れる可能性

セキスイハイムは、梅雨の時期だと工期が遅れる可能性があります。内部腐食を防ぐために、雨の日の工事を行わない方針を取っているためです。工期は遅れますが、住居の品質確保を優先している点は、プラス要素とも取れるでしょう。

スウェーデンハウスの評判と口コミ

引用：コエシル

まとめ

セルコホームはリーズナブルな価格で、おしゃれな輸入住宅を建てられると評判のハウスメーカーです。カナダ輸入住宅がベースとなっているため、高い断熱性と気密性に満足しているユーザーの声も多く聞かれます。

しかし、FC制を採用しているセルコホームでは、本部の対応の悪さや施工業者の品質のバラツキが指摘されています。

セルコホームでの家づくりで悩んだ際は、スーモカウンターに相談するのがおすすめです。専門アドバイザーがハウスメーカーと中立な立場で家づくりの不安や疑問を無料で解決してくれます。

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