工事不要でWi-Fiを使う方法を徹底比較!ランキングとお得な契約方法

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「工事不要で使えるWi-Fiとは?」「Wi-Fiで最もおすすめなのは?」など、工事不要ですぐに使えるWi-Fiについてお困りではありませんか?

結論、工事不要で使えるWi-Fiは、すえ置き型ホームルーターの「SoftBank Air」が人気ですが、通信回線が不安定で、料金面でもコストパフォーマンスはよくないため、大容量プランによる「テザリング」がおすすめです。

このページでは、長年通信業界で営業をしていた筆者が、工事不要で使えるWi-Fiを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットやおすすめの方法について、以下の流れで解説します。

  1. 工事不要でWi-Fiを使うなら大容量プランでのテザリングがおすすめ!
  2. テザリングにおすすめの大容量SIMランキング
  3. 工事不要Wi-Fiのメリット
  4. 工事不要Wi-Fiのデメリット
  5. 光回線と工事不要Wi-Fiを徹底比較
  6. 光回線の選び方とおすすめ光回線7選

最後まで読めば、工事不要で快適かつ、お得にWi-Fiを利用することができるでしょう。

1.工事不要でWi-Fiを使うなら大容量プランでのテザリングがおすすめ!

結論から言うと、工事不要でWi-Fiを使いたい場合は、利用料金が安く、スマホの高速通信が利用できる「テザリング」がおすすめです。

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーター代わりとして、PCやゲーム機などのデバイスでインターネットに接続する機能のことです。

以下は、工事不要で使えるWi-Fiサービスと比較したものですが、格安SIMなどの大容量プランでテザリングを行う方が、はるかにコストパフォーマンスが高いことが分かります。

テザリングポケット型Wi-Fiホームルーター
月額料金

無料/500円~
(スマホプランによる)

3,000~4,000円

3,000~4,000円
平均速度
(実測値)

10~50Mbps
(キャリアによる)

平均40Mbpsほど

平均40Mbpsほど
データ容量

プラン容量による

実質無制限プランも

実質無制限プランも
導入コスト

回線工事不要

回線工事不要

回線工事不要
持ち運び
外出先でも!

外出先でも!
×
登録住所でのみ
おすすめな人・できるだけ費用は抑えたい
・毎日はWi-Fiを利用しない
・外でも手軽にWi-Fiを使いたい
・定期的にWi-Fiを利用する
外でも手軽にWi-Fiを使いたい
・1人~少人数で利用する
・定期的にWi-Fiを利用する
・自宅でしかWi-Fiを使わない
・複数人や家族で利用する

確かに、工事不要で使えるWi-Fi機器である「モバイルルーター」や「ホームルーター」は便利ですが、月額料金も安くないですし、何より通信回線が不安定になりやすいデメリットがあります。

また、工事不要のWi-Fiルーターは、月間データ容量に制限はないものの、「3日で10GBまで」などの日数単位で「速度制限」にかかり、正直使いにくいためおすすめしません。

一方、スマホのデータ通信を利用する「テザリング」では、通信品質はスマホと同等でありながら、利用料金はオプション料金、または格安な大容量プランでコストパフォーマンスも高いです。

以下では、テザリングの特徴をまとめました。

テザリングの特徴
メリット
  • 導入の準備がいらない
  • スマホ一台あればWi-Fiが使える
  • スマホの高速通信と同側でWi-Fiが使える
  • 後からデータ容量の追加が可能
注意点
  • 通信量の上限はスマホの契約プランまで
  • 容量を追加する場合の料金は割高
  • スマホのバッテリー消費が激しい

工事や端末の準備などの必要がないですし、スマホのパケット残量でテザリングすれば、テザリング利用料(0~500円)のみで済むのでお得です。

ただし、スマホプランの容量を超えた際に速度制限がかかり、容量を追加する場合は1GBあたり500~1,000円程度と割高になることに注意しておきましょう。

そのため、次章でご紹介する、データ容量が大容量のSIMやプランを使ってWi-Fiを利用するのがおすすめです。

2.テザリングにおすすめの大容量SIMランキング

結論、20GB以上のデータ容量を使えるSIMプランの中で、最もおすすめなのは『楽天モバイル』です。

大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由

  • 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
  • 価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
  • 速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速

実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表のとおりとなりました。

なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。

また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。

-スマホの方はスクロールできます-

SIMテザリングで利用したい容量平均速度
30GB40GB50GB60GB無制限下り(Mbps)上り(Mbps)
楽天モバイル3,2783,2783,2783,2783,27819.05.9
docomo7,2057,2057,2057,20526.24.2
au7,23850.85.6
SoftBank7,23845.95.6
エキサイトモバイル_Flat4,1585,2586,3583.83.9
エキサイトモバイル_Fit4,4007,70011,1983.83.9
イオンモバイル4,3785,4786,5783.72.6
DTI SIM4,7306,0506,0508.53.0
NifMo4,7306,0506,0502.72.8
QTモバイル3,3001.65.6
スマモバ3,8281.75.0
HISモバイル6,5675.82.9
LIBMO7,2383.55.9
BIGLOBEモバイル8,1954.71.4

※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。

上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。

それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル

楽天モバイル出典:楽天モバイル

楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。

日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。

また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。

また、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。

月額基本料金は下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。

「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の料金体系出典:楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
SIMタイプ音声通話
国内通話0円
月間データ容量0~3GB未満1,078円/月
3GB以上~20GB未満2,178円/月
20GB以上~無制限3,278円/月

※料金はすべて税込み

ただし、月間データ容量が無制限で使えるのは、国内の楽天回線エリアのみです。

国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでしか使えませんので注意しましょう。

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
国内楽天回線エリア制限なし
パートナー回線エリア5GB/月
海外2GB/月

なお、パートナー回線エリアでデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbpsに制限されます。

また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので注意してください。

そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用するとよいでしょう。

楽天モバイルのお得なキャンペーン

最後に、楽天モバイルのお得なキャンペーンを2つ紹介します。

お持ちのスマホそのままOK!最大8,000ポイント還元キャンペーン

お持ちのスマホそのままOK!初めてお申し込みで3,000円相当分のポイント還元!出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』を初めて申し込むと、3,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。

お持ちのスマホが楽天モバイルで利用可能であれば、機種変更の必要がありませんので、簡単に楽天モバイルを利用することができます。

楽天モバイルで利用できるかどうかは『ご利用製品の対応状況確認』ページで確認できますので、楽天モバイルを検討中であれば、一度チェックしてみるとよいでしょう。

なお「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外となっていますので、注意してください。

<キャンペーンコード>

1526

<申し込み条件>

  1. 下記のいずれかの方法で『Rakuten最強プラン』に申し込む
    - 新規
    - 乗り換え(MNP)
    - プラン変更
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 対象製品を使って「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

2022年7月1日(金)0:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』に初めての申し込みと同時に対象iPhone(15・14・13・SE)を購入し、お持ちの対象iPhoneを下取りに出すと、最大で19,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。

還元されるポイントは、購入と下取りの条件によって次のように異なります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

 キャンペーンの達成条件 もらえる楽天ポイント
対象iPhone※1の購入&
初めてのプラン申し込み
9,000ポイント
「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」で対象iPhone※1の購入&
「スマホ下取りサービス」で対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
対象iPhone※1の購入&
対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
還元される合計ポイント最大19,000ポイント

対象iPhone

※1:iPhone 15 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Plus、iPhone 15、iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone SE(第3世代)
※2:iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X

なお「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」とは、本体代の支払いに「48回払い」を選択すると、24回分を払った時点で最新の製品に機種変更が可能になり、残りの支払いは不要になるサービスです。

最新機種をお得に手に入れたいなら、こちらのキャンペーンを利用するとよいでしょう。

ちなみに「Rakuten最強プラン(データタイプ)」はキャンペーン対象外ですので注意してください。

<キャンペーンコード>

1526, 1819, 1899, 2004

<申し込み条件>

  1. 新規・他社からの乗り換え(MNP)・プラン変更のいずれかで『Rakuten最強プラン』に申し込む
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 「Rakuten最強プラン」を申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する
  4. 「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して対象iPhone※1を新規購入する
  5. スマホ下取りサービス』を利用して、お持ちの対象iPhone※2を下取りに出す
  6. 14日以内に、お持ちの製品を発送する
  7. 「スマホ下取りサービス」の査定完了メールを確認する

<キャンペーン期間>

2023年9月12日(火)9:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

他にもたくさんのキャンペーンが開催中ですので、一度覗いてみることをおすすめします。

楽天モバイル公式

楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる可能性があるため、上記からお得に申し込んでください。

3.工事不要Wi-Fiのメリット

工事不要のWi-Fiサービスである「モバイルルーター」と「ホームルーター」のメリット・デメリットを知っておくことで、最適な選択をすることができます。

まずは、工事不要で使えるWi-Fiサービスのメリットは以下の通りです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

3-1.工事不要ですぐにWi-Fiが使える

モバイルルーターやホームルーターの最大のメリットが、回線工事不要でインターネットが使えることです。

通常、光回線などのインターネット固定回線では、自宅に直接配線を引き込む工事が必要なケースがほとんどであり、利用できるまで2週間~1ヵ月程度かかることもあります。

工事不要Wi-Fiであれば、申し込んでから端末が届いたらすぐにインターネット(Wi-Fi)として利用できるため、急遽ネット環境が必要な場合でも対応できます。

3-2.配線接続や難しい設定がない

工事不要のWi-Fiは、インターネット回線をスマホのように電波で受信しているため、配線接続や接続設定なども不要です。

多少の初期設定などはありますが、基本的には電源を入れればすぐに使えるため、ネットに詳しくない人でも簡単に使えるのは大きなメリットでしょう。

また、配線等がない分、部屋の中もスッキリとするため、見栄えもよくなり、足が引っかかるなどのトラブルを防ぐこともできます。

3-2.工事費用がかからない

回線工事がいらないため、工事費用ももちろんかかりません。

光回線などの工事費用は住居環境にもよりますが、おおむね2~4万円ほどかかる場合が多く、初期費用としての負担が大きいです。

そのため工事不要のWi-Fiは、なるべく費用をかけたくないという人にもおすすめです。

4.工事不要Wi-Fiのデメリット

工事不要で使えるWi-Fiサービスのデメリットは、以下の通りです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

4-1.通信回線や速度が不安定

工事不要Wi-Fiは、すぐに簡単に使える分、速度などの通信回線は不安定になるのが大きなデメリットです。

特にインターネットの利用者が増加する12~13時頃のお昼時や、18~22時の時間帯は回線が混雑しやすく、電波で受信するWi-Fiルーターの速度が低下しやすくなります。

そのため、オンラインゲームやWeb会議など、大容量通信や定期的にネット利用する場合には不向きと言えます。

4-2.使いすぎると速度制限にかかる

自宅に直接配線を引き込む光回線などと違って、共有する電波をWi-Fiを利用するモバイル・ホームルーターには、実は「速度制限」があります。

この速度制限とは、月間データ容量ではなく、連続した時間や日数でのデータ使用量が多いと、平等性の観点から通信制限がかけられるというものです。

WiMAXの公式サイトには、次のような記述があります。

速度制限について

より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

出典:UQ WiMAX

速度制限自体はゆるいものですが、ゲームやWeb会議中などであれば、止まることもあり、ストレスを感じやすいので注意が必要です。

そのため、日常的に快適な通信品質を求める場合には、「光回線」をおすすめします。

5.光回線と工事不要Wi-Fiを徹底比較

そもそも、Wi-Fiを利用するためのインターネット回線は、主に以下の2種類に分けられます。

  • 固定回線(光回線/ADSL/ケーブルTV)
  • モバイル回線(ホーム/モバイルルーター)

固定回線では「光回線」が主流で、工事等が必要な分、工事不要のホームルーターやモバイルWi-Fiと比べると、何倍も快適にインターネットを利用することができます。

下記では、光回線と工事不要のWi-Fiを以下の2点で比較しています。

  • 通信速度
  • 月額料金

順番に比べていきましょう。

5-1.通信速度は光回線が圧勝

結論、Wi-Fiで最も重要な「通信速度」では、光回線が圧倒的に速いです。

以下は、『みんなのネット回線速度』で集計されたモバイル回線と主要光回線の通信速度を比べたものですが、一目で光回線の方が高速で通信できることがわかります。

回線最大速度※下り平均速度上り平均速度
NURO光2Gbps477.81Mbps421.18Mbps
auひかり1Gbps378.53Mbps311.95Mbps
ソフトバンク光1Gbps304.27Mbps199.76Mbps
ドコモ光1Gbps298.03Mbps223.73Mbps
Softbank Air
(ホームルーター)
962Mbps51.02Mbps5.89Mbps
WiMAX HOME L11
(ホームルーター)
2.7Gbps52.9Mbps17.18Mbps
WiMAX X11
(モバイルルーター)
2.7Gbps72.03Mbps14.62Mbps

※最大速度=回線の理論上の最大速度

光回線は設置工事を行い、家の中に直接回線を引き込むため、通信速度が高速で非常に安定しているためです。

5-2.月額料金はモバイル回線が多少安価

結論、月額料金ではモバイル回線の方が500~1,000円ほど安く、ランニングコストの負担は光回線よりも軽くなります。

以下の表は、工事不要のWi-Fiと大手光回線業者の月額料金を比べたものですが、工事不要のWi-Fiの方が安いことがわかります。

業者戸建てマンション
ホーム/モバイルルーター3,500円~4,500円
NURO光5,700円
auひかり5,610円4,180円
ソフトバンク光5,720円4,180円
ドコモ光5,720円4,400円

※光回線の表示金額はすべて税込

ホームルーターやモバイルルーターは、通信性能などに制限はありますが、月額料金が光回線と比べて安価です。

しかし、光回線はキャンペーンにより工事費無料やスマホとのセット割引が適用できるため、料金がかなりお得になる場合が多いことも覚えておきましょう。

おすすめ光回線については、次章で詳しく解説します。

6.お得な光回線の選び方とおすすめ光回線7選

光回線は、申込窓口によって、料金のお得さが大きく異なります。

下記で紹介する契約方法を参考にして、インターネット回線契約を検討しましょう。

結論、あなたにとって最安値となる光回線を選ぶには、実質月額料金の安さが重要になります。

実質月額料金とは

実質月額料金とは、利用期間中に支払う全ての金額(事務手数料・工事費・月額料金)から割引要素(キャッシュバック・スマホセット割・月額料金割引・工事費割引)を差し引いて、ひと月あたりに換算した料金のことです。

たとえ月額料金が安くても、キャッシュバックがなかったり、工事費割引がなかったりすれば、トータルで支払う金額はそれほどお得にはならないということです。

なお、実質月額料金が安い光回線を見つけるためには、次の2つの要素はとくに重要になります。

《実質月額料金で注目したい2つの要素》

  • スマホセット割(月額500~1,000円ほど変わる)
  • キャッシュバック(40,000~70,000円ほど変わる)

というのも、スマホセット割が適用される光回線を選ぶだけで、スマホ1契約につき毎月500~1,000円ほど安くなり、「インターネット代+スマホ代」の通信費を抑えることに役立つからです。

例えば、docomoユーザーは「ドコモ光」を選ぶだけで、docomoを使っている家族の人数分(最大20契約まで)も含めて、スマホ料金が1契約につき月額最大1,100円割引されます。

ドコモ光セット割ドコモ光のスマホセット割|出典:docomo

そのため、2人以上の家族が同じキャリアを使っている場合はとくに、家族の分もスマホセット割ができる光回線を選ぶとよいでしょう。

また、たとえスマホセット割がなくても、高額なキャッシュバックがもらえる窓口(光回線業者・プロバイダ・代理店)から申し込めば、実質月額料金を大きく下げることができます。

したがって、あなたが今お使いのスマホキャリアとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバック額が高い光回線(×申込窓口)を選ぶようにしましょう。

とは言え、光回線サービスは100社以上あり、さらに各光回線サービスには特典内容の異なる申込窓口がいくつもあるため、どの光回線(×申込窓口)がお得なのかを比較するのは簡単ではありません。

そこで当メディアでは下記【参考】のとおり、主要な光回線25社とその申込窓口を対象に、新規契約から3年間の実質月額料金を徹底調査しました。


【参考】主要光回線25社の利用料金調査

←上下左右にスクロールできます→

お使いの
スマホ
光回線3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック・特典工事費事務手数料
docomo_ロゴドコモ光3,825円
(2,725円)
3,825円
(2,725円)
1,100円/月キャッシュバック:60,000円
6か月間月額料500円
0円3,300円
auauひかり1,951円
(3,329円)
815円
(2,193円)
1,100円/月最大114,000円実質無料※13,300円
auビッグローブ光3,931円
(4,592円)
2,822円
(3,484円)
1,100円/月戸建て:59,000円
マンション:56,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auコミュファ光
(東海エリア限定)
2,428円
(3,198円)
2,204円
(2,974円)
1,100円/月最大93,000円実質無料0円
auSo-net光プラス4,296円
(4,846円)
3,086円
3,636円)
1,100円/月50,000円実質無料3,500円
auauひかり ちゅら
(沖縄エリア限定)
4,029円
(5,129円)
3,194円
(4,294円)
1,100円/月実質無料3,300円
au@TCOMヒカリ4,041円
(4,591円)
2,611円
(3,161円)
1,100円/月40,000円実質無料3,300円
auメガ・エッグ
(中国エリア限定)
3,784円
(4,334円)
3,056円
(3,606円)
1,100円/月戸建て:40,000円
マンション:20,000円
実質無料3,300円
auピカラ光
(四国エリア限定)
3,530円
(4,219円)
2,357円
(3,046円)
1,100円/月30,000円0円0円
aueo光
(関西エリア限定)
3,695円
(4,481円)
2,732円
(3,518円)
1,100円/月戸建て:10,000円(商品券)
マンション:3,000円(商品券)
実質無料3,300円
au@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
1,100円/月15,000円実質無料3,300円
auBBIQ
(九州エリア限定)
3,805円
(4,355円)
3,093円
(3,643円)
1,100円/月戸建て:30,000円
マンション:20,000円
実質無料880円
auAsahiNet光4,402円
(4,909円)
3,192円
(3,799円)
1,320円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
auDTI光4,046円
(5,366円)
2,718円
4,038円)
1,320円/月戸建て:20,000円
マンション:17,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auJ:COM光3,660円
(4,210円)
4,073円
(4,623円)
1,100円/月6,000円相当
(QUOカードPay)
実質無料3,300円
SoftBankNURO光2,525円
(3,625円)
2,147円
(3,247円)
1,100円/月戸建て:60,000円
マンション:25,000円
実質無料3,300円
SoftBankソフトバンク光4,345円
(4,895円)
2,805円
(3,355円)
1,100円/月47,000円実質無料3,300円
お使いの
格安SIM
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
UQモバイルauひかり2,193円
(3,329円)
1,057円
(2,193円)
858円/月92,000円実質無料※13,300円
Y!mobileソフトバンク光4,257円
(4,895円)
2,717円
(3,355円)
1,650円/月47,000円実質無料3,300円
iijmioIIJmioひかり4,358円
(5,018円)
3,258円
(3,918円)
660円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
DTI SIMDTI光5,201円
(5,366円)
3,873円
(4,038円)
165円/月戸建て:36,000円
マンション:34,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
LIMBO@TCOMヒカリ4,371円
(4,591円)
2,941円
(3,161円)
220円/月40,000円実質無料3,300円
NifMo@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
220円/月15,000円実質無料3,300円
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
スマホセット割
なし
フレッツ光
東日本
7,064円4,388円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
エキサイト光4,827円3,727円実質無料1,100円
ぷらら光5,830円4,418円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
U-NEXT光5,445円4,323円26,400円3,300円
おてがる光4,800円3,700円実質無料3,300円
とくとくBB光5,343円4,243円5,000円実質無料3,300円
楽天ひかり5,854円4,663円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円

※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み

表の補足説明

・新規申込で3年間利用する際に最安値になる方法で算定
・キャッシュバック額は81社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・カッコ内はスマホセット割をしない場合の実質月額料金
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額・1人分の適用で算定
・フレッツ光のプロバイダはBB.エキサイト(月額550円)で算定
・UQモバイルは「auひかり」のみの実質月額料金を記載

※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。

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この料金調査をスマホキャリア別にまとめたものが、下図の「実質月額料金が安いおすすめの光回線BEST3」です。

あなたにとって最も安く利用できる光回線がわかりますので、ぜひ確認してみてください。

スマホ別最安光回線BEST3

上記の光回線には申込窓口が複数あり、特典・キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。

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おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東北 / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く)NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

なお、各光回線の詳細を知りたい場合は、『光回線のおすすめ7選【2023年9月】25社を比較した本当にお得な選び方を解説』の記事をご覧ください。

まとめ

工事不要で使えるWi-Fiを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットやおすすめの方法などをご紹介しましたが、いかがでしたか。

工事不要で使えるWi-Fiは、光回線やテザリングと比較すると、通信速度が不安定になりやすく、料金面でもコストパフォーマンスはよくないためおすすめできません。

そのため、インターネット回線は利用環境に合わせて「光回線」か、大容量SIMによる「テザリング」を選び、それぞれ最もお得な方法で契約することが重要です。

このページを参考にして、あなたに最適なWi-Fi環境を手に入れられることを、心から願っています。

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