
おまとめローンは、複数の金融機関からの借り入れを1社に一本化するローンのことです。
便利に聞こえるおまとめローンですが、利用するためには一定の審査が必要なため「必ず借りられるおまとめローンはないのか」と考えている方も多いでしょう。
結論から述べると、必ず借りられるおまとめローンは存在しません。しかし、金融機関を選定すれば審査に通る確率を上げられます。
本記事では、おまとめローンや借り換えローンなどを提供している、おすすめの銀行や消費者金融のを紹介します。
おまとめローンを選ぶ際のコツもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
おまとめローンとは?
おまとめローンとは、複数の貸金業者から借り入れているローンを一本化し、まとめるためのローン商品です。
金利や返済額の引き下げを目的としており、便利な商品としてさまざまな金融機関で提供されています。
おまとめローンがどのようなものなのか、次の3つの項目を通して解説します。
- ・おまとめローンの仕組み
- ・おまとめローンの特徴
- ・必ず借りれるおまとめローンは存在しない
おまとめローンを利用しようかどうか悩んでいる方は、ぜひ最初にチェックしてみてください。
おまとめローンの仕組み
おまとめローンでは、2社以上から借り入れているローンを一本化することにより、金利や返済額を引き下げられる可能性があります。
たとえば、3社の貸金業者から年利18.0%で40万円ずつ借り入れをしているとします。
年利を引き下げることは基本的にはできないため、返済が完了するまでは年18.0%の利息を支払い続けなければなりません。
そこでおまとめローンを利用して借金を一本化すると、1社に120万円を返済することになります。
通常、貸金業者のローンは借り入れ額が高額になるほど年利が下がる仕組みであるため、借金を一本化すれば年利の引き下げを期待できます。
おまとめローンの特徴
おまとめローンは、通常のカードローンとは異なる点が多数あります。おまとめローンならではの特徴は次のとおりです。
- ・総量規制の例外となる
- ・追加の借り入れは不可
総量規制とは、年収の1/3を超える貸し付けを禁止する法律です。通常のカードローンであれば総量規制が適用され、年収の1/3以上の借り入れはできません。
しかし、おまとめローンは総量規制の例外であるため、借金の総額が年収の1/3を超えていても借り入れが可能です。
また、おまとめローンはあくまでも借金の一本化を目的とした商品であるため、追加の融資はできません。
必ず借りれるおまとめローンは存在しない
おまとめローンは銀行や消費者金融など、多くの金融機関が提供しています。
なかには、審査が甘いといわれているおまとめローンもありますが、必ず借りられるおまとめローンは存在しません。
おまとめローンは大きな金額を貸し付けるため、むしろ厳格な審査基準が設けられていることが多いものです。
返済能力がないと判断された場合や、信用情報に問題がある場合は、審査に通りません。
必ず借りられるおまとめローンは存在しないことを念頭に置いたうえで、審査に申し込みましょう。
おまとめローンの2つの種類
おまとめローンには、大きく分けて次の2種類があります。
- ・安心の金利だが審査に通りにくい銀行系おまとめローン
- ・消費者金融系おまとめローン
銀行系おまとめローンは金利が低い点が魅力ですが、審査が厳しく通らない可能性があります。
一方、消費者金融系のおまとめローンは審査に通る可能性が高いものの、銀行と比べて金利は高めです。
銀行系と消費者金融系のおまとめローンの特徴について、それぞれ詳しく紹介します。
安心の金利だが審査に通りにくい銀行系おまとめローン
銀行や信用金庫が提供しているおまとめローンは、消費者金融よりも金利が低く設定されている点がメリットです。
消費者金融ローンやクレジットカードのリボを一本化する場合、基本的には金利が引き下げられ、返済額も下がります。
ただし、銀行系おまとめローンは審査基準が厳格であるため、断られる可能性があります。
また、おまとめローンを取り扱っている銀行の数は多くありません。おまとめローンがない場合、代わりとして借り換えローンやフリーローン、カードローンを利用しましょう。
金利が下がるのは大きなメリットであるため、借金を減らしたい方は一度銀行系おまとめローンの審査に挑戦してみてください。
消費者金融系おまとめローン
銀行系おまとめローンが利用できなかった場合は、消費者金融系おまとめローンに申し込みましょう。
消費者金融系おまとめローンは金利が高めに設定されているものの、審査基準は銀行ほど厳しくありません。
審査結果の連絡もスピーディで、消費者金融によっては申し込んでから最短即日で結果がわかります。
消費者金融系おまとめローンに申し込む際は、上限金利に注目しましょう。
上限金利が高めに設定されている消費者金融でおまとめをしても、借金の返済額が減らない可能性があるからです。
賢くおまとめローンで借り入れるためにも、上限金利が低めに設定されている消費者金融を選んでみてください。
おまとめローン3つのメリット
おまとめローンには、主に次の3つのメリットがあります。
- ・返済スケジュールがわかりやすく、返済管理がしやすくなる
- ・月々の返済額を少なくできる
- ・総返済額を少なくできる可能性がある
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
返済スケジュールがわかりやすく、返済管理がしやすくなる
おまとめローンを利用すれば借金が1社に一本化されるため、返済スケジュールがわかりやすくなります。
複数の貸金業者から借り入れている場合、返済日が月に複数回あり、把握しきれないという事態が発生します。
返済管理ができていなければ、口座にお金を入れるのを忘れてしまい、知らない間に遅延損害金が発生するかもしれません。
おまとめローンで1社にのみ返済する形にすれば、返済管理がしやすくなり、上記のようなトラブルを未然に防止できるでしょう。
月々の返済額を少なくできる
おまとめローンで借金を一本化すれば、月々の返済額を少なくできます。
カードローンやクレジットカードのリボ払いでは、月々の最低返済額が決められています。
たとえば最低返済額が1万円の貸金業者3社から借り入れている場合、月々の返済額は合計3万円です。
3社の借り入れをおまとめローンによって1社に集約すれば、おまとめローンの提供会社が設定している最低返済額を毎月返済するのみで済みます。
複数の貸金業者から借り入れをしており月々の返済が苦しい方にとって、おまとめローンは大きなメリットがあるといえるでしょう。
総返済額を少なくできる可能性がある
おまとめローンの利用で金利が引き下げられれば、借金の総返済額が少なくなる可能性があります。
カードローンやショッピングリボは利息の支払い負担が大きな割合を占めており、返済期間が長引くほど利息も膨れ上がっていきます。
現在借り入れをしている貸金業者よりも低い金利でおまとめローンをおこない、早めに完済すれば利息額が減り、総返済額も少なくなる仕組みです。
とくに毎月の支払額が一定のリボ払いは利息が膨らみやすいため、注意しなければなりません。
計画的に借金を返済したい場合は、総返済額が少なくなる見込みの高いおまとめローンを利用しましょう。
おまとめローン3つのデメリット
おまとめローンには複数のメリットがある一方、次のようなデメリットがあるのも事実です。
- ・おまとめローンの審査に通らない可能性もある
- ・用意するべき書類が通常のローンよりも多い
- ・追加の借入ができない
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
おまとめローンの審査に通らない可能性もある
おまとめローンに申し込む際は、審査に通らない可能性を念頭に置きましょう。
金融機関によって審査基準は異なるものの、多額の貸し付けをするおまとめローンは、通常のカードローンよりも審査に通りにくいケースが多いものです。
必ず借りられるおまとめローンが存在しない以上、審査に通らない可能性も考えなければなりません。
おまとめローンの審査でチェックされる主な項目は、信用情報や年収、勤続年数、借入件数などです。
信用情報にキズがある場合や、安定した収入がない場合、基本的に審査には通りません。
また他社からの借入件数が多すぎると審査で不利に働く可能性があるため、注意しておきましょう。
用意するべき書類が通常のローンよりも多い
おまとめローンへの申し込みでは、通常のローンよりも多くの書類を用意しなければなりません。
申し込みの際に必要な書類は次のとおりです。
- ・本人確認書類と住所確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、住民票など)
- ・収入証明書(源泉徴収票、確定申告書類など)
- ・他社の借り入れ条件が確認できる書類
消費者金融のカードローンの場合、本人確認書類と収入証明書のみで申し込みができます。
一方、おまとめローンの申し込みには、他社の借り入れが確認できる書類が必要です。残高証明書や返済予定表などが該当します。
おまとめローンに申し込む場合、上記の必要書類を事前に用意しておきましょう。
追加の借入ができない
おまとめローンは借金の一本化を目的としたローン商品であるため、基本的に追加の借り入れはできません。
そのため、急な出費が発生したとしても、ローン会社に頼れない点には注意が必要です。
急な出費に備えたい場合、おまとめローンではなくカードローンやフリーローンに申し込み、自身で借り換えの手続きをおこなう必要があります。
ただし通常のカードローンやフリーローンは総量規制の対象であるため、限度額が年収の1/3までになってしまいます。
自身の状況や将来のことなどを踏まえたうえで、おまとめローンにするのか通常のローンにするのかを選択しましょう。
銀行系おまとめローンおすすめ9選
銀行系おまとめローンのおすすめは次のとおりです。
- ・楽天銀行 スーパーローン
- ・横浜銀行カードローン
- ・東京スター銀行 おまとめローン
- ・住信SBIネット銀行 ミスターフリーローン
- ・auじぶん銀行カードローン
- ・イオン銀行 フリーローン
- ・りそな銀行 フリーローン
- ・ソニー銀行 カードローン
- ・ORIX MONEYおまとめローン
それぞれの特徴や金利などを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
楽天銀行 スーパーローン
楽天銀行のスーパーローンは、ローンの見直しや借り換えなどにおすすめのカードローンです。
金利は年1.9%〜14.5%と低めに設定されているうえ、キャンペーンの期間中であれば半分にまで下がることがあります。
月々の返済額は2,000円から自由に設定できます。限度額は最大800万円なため、他社借り入れが多い方でも安心です。
また楽天会員ランクに応じて審査が優遇されるのも、楽天グループのカードローンならではのメリットといえるでしょう。
安心の金利でお得に借り換えを利用したい方、楽天会員ランクの優遇制度を利用したい方は、楽天銀行スーパーローンを検討してみてください。
横浜銀行カードローン
横浜銀行カードローンは、他社からの借り換えとおまとめに対応しているカードローンです。
他社のカードローンはもちろん、クレジットカードのリボ払いも一本化できます。
金利は年1.5%〜14.6%と低水準です。リボ払いの金利は年15%〜18%程度であることが多いため、横浜銀行カードローンに一本化することで借金の返済額を減らせる可能性があります。
限度額は最大1,000万円と高めに設定されており、借り入れ額が高額になるほど金利が安くなる仕組みです。
カードローンやリボ払いの返済が多岐に渡って困っている方は、横浜銀行カードローンを検討してみましょう。
東京スター銀行 おまとめローン
東京スター銀行のおまとめローンは、スターワン乗り換えローンとも呼ばれるカードローンです。
仮審査期間は最短2日と短めなため、早めに審査結果を知りたい方に向いています。
審査が甘いわけではありませんが、契約社員や派遣社員の方も利用できると公式サイトに明記されている点は嬉しいポイントです。
金利は年9.8%〜14.6%で、借り入れ額は30万円〜最大1,000万円です。借り換え対象ローン残高以上の借り入れはできません。
契約社員や派遣社員で審査に不安がある方、審査結果が早く知りたい方は、東京スター銀行のおまとめローンを利用してみてください。
住信SBIネット銀行 ミスターフリーローン
住信SBIネット銀行のミスターフリーローンは、借り換えやおまとめなど自由な用途に利用できるカードローンです。
金利は年4.775%〜12.0%ですが、所定の条件を満たせば最大1%も金利が下がります。
金利引き下げの適用条件と、引き下げられる割合は次のとおりです。
- ・仮申し込み前日時点でSBI取扱住宅ローン残高がある:年利1.0%引き下げ
- ・仮申し込み前日時点でSBIネットローンに契約済み:年利0.5%引き下げ
- ・仮申し込み時点でSBI証券口座を保有している:年利0.5%引き下げ
上記いずれかの条件を満たしている場合、年利が0.5%〜1.0%引き下げられるため、ぜひ活用しましょう。
また、ミスターフリーローンの用途は自由であるため、おまとめ以外にも借り入れが必要になった場合、追加の融資が可能です。
年利引き下げの条件を満たしている方、借り入れたお金を自由に利用したい方には、ミスターフリーローンが向いています。
auじぶん銀行カードローン
auじぶん銀行カードローンには「借り換えコース」と「誰でもコース」の2種類が用意されています。
おまとめローンを希望する場合、金利の低い借り換えコースに申し込みましょう。
通常の金利は1.48%〜17.5%ですが、借り換えコースで条件を満たせば金利が年0.5%も優遇され、0.98%〜12.5%になります。
優遇金利の条件はau IDの発行です。au IDは、auユーザー以外の方も無料で取得できます。
返済は月々1,000円から設定できるため、無理のない返済プランを立てられるのも魅力です。
お得な優遇金利を受けたい方、月々の返済額を減らしたい方は、auじぶん銀行カードローンを利用しましょう。
イオン銀行 フリーローン
イオン銀行のフリーローンは、10万円〜最大700万円まで借り入れ可能なローンです。
フリーローンであるため、資金使途は原則として制限されません。借り換えやおまとめなどに利用できるほか、急な出費にも対応できます。
金利は年3.8%〜13.5%と低めに設定されており、おまとめで利息の圧縮が期待できます。
保証はオリックス・クレジットが請け負うため、担保や保証人が不要で申し込める点もメリットです。
用途が制限されないカードローンでおまとめがしたい方は、イオン銀行のフリーローンを検討してみてください。
りそな銀行 フリーローン
りそな銀行のフリーローンは、最長10年で返済プランを組めるローンです。
借り換えやおまとめなどに利用できるのはもちろん、冠婚葬祭や旅行、引っ越しなど自由な用途で借り入れできます。
借り入れ可能額は最大500万円と、他行と比べてやや低めですが、固定金利であるため返済計画を立てやすいというメリットがあります。
金利は年6.0%〜14.0%と、借り入れ額によって変動する仕組みです。
なお、りそな銀行で住宅ローンを利用中の場合、年利が0.5%引き下げられるため、お得にフリーローンを利用できます。
フリーローンでおまとめがしたい方は、りそな銀行も候補の一つに入れてみてください。
ソニー銀行 カードローン
ソニー銀行のカードローンは、おまとめや借り換えなど自由な用途に利用できます。
パソコンやスマートフォンで申し込みはすべて完結し、利用明細もWeb上で発行されます。
借り入れや返済はWebまたは提携ATMで簡単に実行できるため、家族や知人にカードローンの利用が発覚することもありません。
金利は年2.5%〜13.8%で、借り入れ限度額は10万円〜800万円です。返済額は月々2,000円融から設定できます。
気軽におまとめがしたい方は、ソニー銀行のカードローンを検討してみてください。
ORIX MONEYおまとめローン
ORIX MONEYおまとめローンは、他社のカードローンやショッピングリボなどを一本化できるローンです。
総量規制の例外商品であるため、年収の1/3を超える借金を抱えている場合にも申し込みできます。
金利は年3.0%〜17.8%で、契約枠は50万円〜800万円です。返済期間は最大96回であるため、無理のない範囲で返済できます。
ORIX MONEYは専用アプリも提供しており、利用残高や次回の返済額が一目で確認できる点が魅力です。
年収の1/3を超える借金を一本化したいと考えている方、アプリで便利に返済管理がしたい方は、ORIX MONEYおまとめローンを利用しましょう。
おすすめ消費者金融系おまとめローン5選
消費者金融系おまとめローンのおすすめは次のとおりです。
- ・プロミス おまとめローン
- ・アイフル おまとめMAX
- ・アコム 借換え専用ローン
- ・中央リテール おまとめローン
- ・JCB CARD LOAN FAITH
それぞれの特徴や金利などを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
プロミス おまとめローン
プロミスのおまとめローンは、他社からの借り入れを最大300万円までまとめられるカードローンです。
主婦(主夫)や学生の方であっても、パートやアルバイトなどで安定した収入があれば申し込みできます。
金利は年6.3%〜17.8%で、返済期間は最長10年と長めに設定されている点がメリットです。
返済期日は5日、15日、25日、末日から選べるため、給料日のタイミングに合わせられます。
複数の貸金業者から借り入れをしている方、借金の総額が300万円以内の方は、プロミスのおまとめローンを検討してみましょう。
アイフル おまとめMAX
アイフルのおまとめMAXは、金融業者のローンやクレジットカードのリボなどを対象としたおまとめローンです。
金利は年3.0%〜17.5%で、限度額は1万円〜800万円と広範囲です。
おまとめローンは総量規制の対象外であるため、借金の額が多い方でも安心して申し込めるでしょう。
なお、おまとめMAXに申し込みできるのは、アイフルの利用履歴がある方に限られます。アイフルの利用がはじめての方は、かりかえMAXに申し込みましょう。
かりかえMAXの内容も、基本的にはおまとめMAXと同じです。
最大800万円の限度額を有効に利用したい方は、アイフルのおまとめローンを利用してみてください。
アコム 借換え専用ローン
アコムの借換え専用ローンは、複数のローンを一本化して返済するおまとめローンです。
インターネットから簡単に申し込みできるのはもちろん、店舗に行けばわからないことを質問しながら申し込みを進められます。
金利は年7.7%〜18.0%で、限度額は1万円〜300万円です。年利はやや高めですが、返済期間は最長12年と非常に長いため、無理なく返済を進められます。
20歳以上で安定した収入のある方なら、誰でも申し込みできます。
長期的にコツコツと借金を返済したい方は、アコムの借換え専用ローンを検討してみましょう。
中央リテール おまとめローン
中央リテールのおまとめローンは、他社よりも上限金利が低めに設定されていることが特徴です。
一般的な消費者金融のおまとめローンは、上限金利が年17.0%〜18.0%程度に設定されています。
中央リテールの上限金利は年13.0%と、銀行ローン並みの水準です。そのため、おまとめローンを利用することで借金の総額が少なくなることが期待できます。
中小消費者金融なため知名度は高くないものの、貸金業法に基づいて運営しており、安全性の心配もありません。
金利を少しでも低く抑えて借金の返済額を減らしたい方は、中央リテールのおまとめローンを検討してみてください。
JCB CARD LOAN FAITH
JCB CARD LOAN FAITHは、国際カードブランドのJCBが提供しているカードローンです。
おまとめ専用のローンではありませんが、自由度が高く、借り換えやおまとめなどに利用しても問題ありません。
限度額の範囲内であれば、急な出費が必要になったときにもすぐ借り入れができます。
金利は4.40%〜12.50%と低めに設定されており、利用者の負担が少ないところが嬉しいポイントです。
安心の大手企業が運営しているカードローンを利用したい方、安心の金利でおまとめしたい方は、JCB CARD LOAN FAITHを検討してみましょう。
おまとめローンを選ぶ5つのコツ
おまとめローンを選ぶ際は、次の5つのポイントを意識してみてください。
- ・審査が甘いものを選ぶ
- ・おまとめローン対象の借入の種類かを確認する
- ・返済額が毎月減っていくかどうか
- ・金利で判断する
- ・返済方法で判断する
それぞれ詳しく解説します。
審査が甘いものを選ぶ
おまとめローンを利用したい場合は、審査が比較的甘そうな金融機関を選びましょう。
審査基準は基本的に公開されていませんが、主婦(主夫)や学生、契約社員、派遣社員も申し込み可能と明記されている場合は、審査に通る可能性が高いです。
反対に「主婦(主夫)や学生の申し込みは不可」と明記されているおまとめローンは、厳格な審査基準が設けられているのかもしれません。
必ず借りられるおまとめローンはありませんが、審査が甘そうなところを選ぶことで、審査に通過する可能性を高められます。
おまとめローン対象の借入の種類かを確認する
おまとめローンに申し込む際に注意したいポイントが、自身の借り入れの種類がおまとめローンの対象なのかどうかです。
多くのおまとめローンは、貸金業者のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を対象としています。
一方、クレジットカードのショッピング枠やリボ払いなどは、対象外としているおまとめローンもあります。
そのため、自身の借り入れがおまとめローン対象なのかどうかは、申し込む前に必ずチェックしましょう。
クレジットカードのショッピング枠をおまとめしたい場合、ORIX MONEYおまとめローンや、銀行のフリーローンが向いています。
返済額が毎月減っていくかどうか
おまとめローンを利用することで、毎月の返済額が減るのかどうかも重要なチェックポイントです。
せっかくおまとめローンの審査に通過しても、借金の返済額が減らないのであれば意味がありません。
消費者金融や銀行の公式サイトでは、おまとめローンの返済額シミュレーションを提供していることがあります。
借り入れ額や返済期間などを入力するのみで簡単にシミュレーションできるため、ぜひ利用してみてください。
金利で判断する
金利は貸金業者によって異なるため、申し込みの前に必ずチェックしてみてください。
基本的には下限金利ではなく上限金利の低さを重視しましょう。
借り入れ額にもよりますが、下限金利が適用されるケースは少ないものです。多くの場合、上限金利に近い金利が設定されます。
上限金利が低めに設定されている金融機関であれば、現在よりも利息が低くなる可能性が高まります。
おまとめローン選びで迷ったときは、上限金利が低い金融機関を選びましょう。
返済方法で判断する
おまとめローンの返済方法で判断する方法もあります。金融機関が採用している、主な返済方法は次のとおりです。
- ・元利均等返済
- ・元金定額返済
元利均等返済は、元金と利息を合計した返済額を一定の金額に固定して返済していく方式です。毎月の返済額は一定のため、返済スケジュールを立てやすいというメリットがあります。
一方の元金定額返済は、元金のみを定額として設定し、別途利息を上乗せして支払います。利息の金額は毎月変動しますが、返済が進むごとに返済額が少なくなる点がメリットです。
毎月一定の金額を返済したい方には元利均等返済、総返済額を減らしたい方には元金定額返済が向いています。
まとめ
おまとめローンの特徴やメリット、デメリット、おすすめの金融機関などを紹介しました。
借金を一本化できるおまとめローンを利用すれば、総返済額や金利などを下げられる可能性があります。
必ず借りられるおまとめローンは存在しませんが、基本的に安定した収入さえあれば申し込み自体は可能です。
金利の引き下げがしたい場合は銀行系おまとめローン、審査に通る確率を高めたい場合は消費者金融おまとめローンに申し込みましょう。
ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、おまとめローンの申し込みを検討してみてください。