
どうしても手元にお金がなくて困ったときは、消費者金融を利用するのもひとつの方法です。
今回は、消費者金融大手のアコムに関する、借りたら終わりという噂を検証します。
検証には、実際にアコムを利用したユーザーの口コミと評判を使い、メリットとデメリットを抽出しました。
アコムでお金を借りたら終わりといわれる理由や、他の消費者金融会社との比較、実はアコムは恐ろしくないという事実についてもあわせて解説しています。
記事を最後まで読めば、安心してアコムを利用できるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
目次
アコムで借りたら終わりといわれる理由
アコムでお金を借りたら終わり、といわれる理由として、考えられるものは次のとおりです。
- ・取り立てが怖いと思われている
- ・金利が法外というイメージ
- ・住宅ローンが組めないという思い込み
- ・一度使うと歯止めがきかなくなるという印象
上記はいずれも噂話の域を出ていません。事実と異なる点を見ていきましょう。
取り立てが怖いと思われている
消費者金融でお金を借りて返済が滞ったときに、反社会的勢力まがいの業者が取り立てにくる、恐ろしいイメージを抱いている人は多いでしょう。
そのような行為は法律(貸金業法第21条)で禁止されており、実際におこなわれることはまずありません。
貸金業法で禁止されている、主な取り立て行為は次の4つです。
- ・21時~8時までの時間帯での取り立て
- ・契約者の勤務先など、自宅以外の場所での取り立て
- ・取り立てる際に、大声や脅迫めいた言動をおこなう
- ・契約者の家族や親権者に取り立てをおこなう
アコムは貸金業者に登録している正規の貸金業者であり、非正規のいわゆる闇金業者とは根本的に異なります。
なお反社会的勢力に取り立てを依頼した場合、5年以下の懲役、1,000万円以下の罰金またはその両方の非常に厳しい罰則が課せられます。
正当な理由があろうとなかろうと、正規の貸金業者であるアコムが法律で禁じられた取り立て行為をおこなうことはありません。
金利が法外というイメージ
消費者金融は、かつてはサラ金と呼ばれていました。
サラ金の一般的なイメージの1つは、ひとたび借りると返済が不可能なほど借金が膨らむ、異常な金利の高さでしょう。
実際、かつての日本では、法律で定められた金利には2種類が存在し、それぞれ金利の上限が異なっていた事実があります。
法律名 | 金利の上限値 |
---|---|
利息制限法 | 15~20% |
出資法 | 29.2% |
上記の2つの法律のうち、利息制限法の上限を超えていても、出資法の上限を超えない限りは刑事罰を科せられませんでした。
そのため、貸金業者は長年にわたり、利息制限法の上限値以上、出資法の上限値以下の金利、いわゆるグレーゾーン金利でお金を貸し出していたのが実情です。
しかし2010年に貸金業法が改正され、グレーゾーン金利での貸し付けは行政処分の対象となり、現在では撤廃されています。
現在、アコムの金利は年3.0%~18.0% に設定されており、利息制限法を遵守しています。
アコム以外の大手消費者金融会社の金利も同水準です。すなわち、消費者金融のなかでアコムの金利は平均的と結論づけられます。
住宅ローンが組めないという思い込み
消費者金融に対する世間の悪いイメージから、アコムでお金を借りると自身の信用に傷がつき、住宅ローンが組めなくなると思い込む方もいます。
結論としては、アコムでお金を借りても、期日どおりに返済ができていればローンが組めなくなることはありません。
クレジットカードや住宅ローンを含む各種ローンは、借入情報および返済状況がすべて信用情報機関に登録されています。
信用情報機関は、利用者のクレジットカードや住宅ローンなどの取引履歴を管理し提供する機関です。
お金を貸す銀行や信用金庫などの金融機関は、信用情報機関を通して顧客のデータをいつでも閲覧することが可能です。
もしクレジットカードや各種ローンで返済が滞っている、もしくは滞った過去の記録がデータとして残っている場合は融資を断られる恐れがあります。
理由としては、融資先の返済能力への疑問や、融資先が多重債務者に陥るリスクの高さなどが挙げられます。
アコムに限らず、信用情報に傷、すなわち返済状況がかんばしくない方は住宅ローンを借りることは難しいでしょう。
これからアコムでお金を借りたい方は、今後のために返済が滞らないよう、計画的な利用をおすすめします。
一度使うと歯止めがきかなくなるという印象
アコムを含め消費者金融で一度でもお金を借りると、感覚が麻痺して以後何度も借りるようになってしまう、というイメージを抱いている方も少なくありません。
たしかに、自身の返済能力を考慮せずに多額のお金を借りたり、返済計画を立てなかったりした場合は、歯止めがかからなくなるかもしれません。
しかし、自身の返済能力に見合った金額を、しっかりとした返済計画を立てて借りれば問題ありません。
アコムが恐ろしくないといえる理由
ここからはアコムが実は恐ろしくないといえる、次の2つの理由について解説します。
- ・三菱UFJフィナンシャル・グループに属している
- ・法律を遵守している
三菱UFJフィナンシャル・グループに属している
アコムが属する組織は、日本有数の金融組織の1つ、三菱UFJフィナンシャル・グループです。
同グループには、いわゆるメガバンクである三菱UFJ銀行や三菱UFJ証券など、日本を代表する大企業が名を連ねています。
これらの企業と同じグループに属している事実は、アコムに対する恐怖心を消し去る、十分な根拠となるでしょう。
法律を遵守している
アコムは正規の金融業者として、関東財務局長に登録しています(貸金業者登録番号 関東財務局長(14)第00022号)。
貸金業を営む者は、貸金業法という貸金業に関する決まり事を定めた法律を遵守しなければなりません。
正規の登録をおこなわずに貸金業を営んだ場合は、無登録業者、いわゆる闇金として厳しく罰せられます。
アコムは貸金業法を遵守する、正規の登録業者です。決して恐ろしい会社ではないといえるでしょう。
アコムに恐ろしさは本当にない?口コミ・評判をチェック
ここまでアコムが恐ろしくない理由を、事実をもとに解説してきました。
それでは、実際にアコムを利用した方々はどのように感じているのでしょうか。
国内での指折りの口コミサイト、みん評、に寄せられたアコムの口コミ、評判をチェックして検証します。
アコムのよい評判
24時間利用可能!おすすめ。
急にお金を借りる必要があるときに、いつでも利用できるのがいい!24時間利用可能は本当に助かった。他と比べてみると利息も安いし、おすすめ。
理央さん
困った時に利用します
給料日前財布がピンチになってしまい、アコムさんにWEBにて申し込みしました。 しかし、申し込み後なんとか給料日まで生きていけるようになりました。 今回は、大丈夫そうなのでキャンセルの連絡をアコムさんへ‥。 ここからです!
申し込み時からの私の感想なのですが、アコムさんのオペレーター。
本当に親切で分かりやすく説明してくれました! 次何かお金が必要となってしまった時は、アコムさんお願いします(^ ^) 本当にありがとうございました。ムラサメさん
ネットで簡単に申し込めました!
ネットで簡単に申し込めました!電話の対応も丁寧で、申し込んだその日に入金があり、急いでいたので本当に助かりました。アコムは誰もが知っている会社ですし大手ということもあり安心です。
pippiさん
参照元:アコムの口コミ・評判 満足度の高い順&1分でわかる口コミまとめ | みん評
上記3つのよい口コミをまとめた結果は次のとおりです。
- ・他の消費者金融と比べて利息が安い
- ・オペレーターの対応が親切かつ丁寧で安心できた
- ・すみやかに借りられた
アコムの利息にかかる金利は、借りた額によって変動しますが、最低3.0%から最大でも18.0%です。
法律で定められた利息の上限値は20%であるため、じゅうぶん範囲内に収まっています。
他の消費者金融会社と比べて、返済が特に苦しくなるといった恐れはありません。
また、コールセンターのオペレーターの対応のよさもアコムの魅力です。
お金を借りる際に、直接の相談相手であるオペレーターの対応がよいと不安もやわらぎます。
他には、申し込みから融資までがスピーディな点を評価する声も多く見られました。
アコムの悪い評判
返済の約半分が金利の計算。
まず、内容をよく理解してからと、問い合わせを何度もいたしまして、その度にオペレーターの方が丁寧に教えてくださいました。
ただ、実際に申し込みをするにあたっては、審査に少し時間がかかったイメージです。
そして審査が通ってからカードが届くまで、思ったよりも時間がかかってしまいました。
借入額によって、毎月の返済が違ってくるのですが、満額を借り入れしている現在、返済額の約半分が金利のため、なかなか完済ができずに、悪循環になってしまいました。M.Mさん
対応がいい??
幾つか消費者金融から借りたあとに、アコムから借りました。対応が一番悪かったと思うのは私だけ?
店員の対応で言えば、「借りてる立場でよくそんな事が言えるな?」と半ば脅迫めいた事を言われた。
口コミがどうなってんだ?と思い検索してみたが、高評価なのでそれが不思議で仕方ない。。。自分の担当者だけと思いたい。名無しさん
審査通らず…
審査通りませんでした…。自分で言うのもなんですが、大手の会社に勤めてますし、収入もそこそこあります。審査の際に質問をいろいろされましたが、正直その時点では審査パスできたと思いました。でも無人契約機に行ってみると使えない!審査に落ちるとは思っていなかったので正直びっくりです。
vodkaさん
参照元:アコムの口コミ・評判 満足度の高い順 3ページ目 | みん評
上記の悪い口コミをまとめた結果は次のとおりです
- ・金利が高く感じる
- ・コールセンターの対応がいまいち
- ・審査に落ちた
アコムの利息にかかる金利は、法律で定められた利率である20%を下回る3~18%ですが、借入額が大きければ比例して金利返済分も膨らんでいきます。
お金を借りる前に、どのくらい金利分の返済額が生じるのか、必ず計算することが大切です。
また、コールセンターの対応のよさに定評があるアコムといえど、オペレーターの質に個人差はやはりあるようです。
審査に関しては誰であれ、何らかの事由により融資を受けられない恐れはゼロではない点は理解しておく必要があります。
アコムからお金を借りるメリット
数ある消費者金融のなかで、アコムでお金を借りるメリットは次のとおりです。
- ・即日融資を受けられる可能性がある
- ・3秒診断で審査通過の可能性が事前にわかる
- ・原則として在籍確認を電話でおこなわない
- ・郵送物なしで申し込める
- ・カードレスでの利用が可能
- ・無利息期間がある
- ・利用限度額が最高800万円
上記7つのメリットをすべて解説します。
即日融資を受けられる可能性がある
アコムはスマートフォンからの申し込みに対応しています。
手続きはスマートフォンで完結するうえ、申し込みから融資実行まで最短で30分というスピーディーな対応が、条件や状況によっては可能です。
さらに、スマートフォンやパソコンでのWeb申し込みなら土日祝日を問わず24時間365日、受け付けています。
今すぐお金が必要な方や、店舗または無人契約機に行く時間がない方には好適です。
3秒診断で審査通過の可能性が事前にわかる
アコムには、年齢、年収、他者からの借入額を入力するのみで融資が可能か否かわかる、3秒診断と名付けられたサービスがあります。
診断結果はただちに次の内容で通知されます。
- ・借り入れできる可能性が高いです。
- ・ご入力いただいた内容だけではお借入可能か判断できませんでした。
借り入れできる可能性が高いです、と通知された場合は文字どおり高確率で融資を受けられるでしょう。
とはいえあくまで簡易的な診断であるため、融資が確実というわけではありません。
正式に申し込みする前の判断材料にする程度がおすすめです。
原則として在籍確認を電話でおこなわない
勤務先への在籍確認の電話に関してはアコムの公式サイトで、ユーザーの同意が得られなければ原則実施しないと公表されています。
ただし、申し込み内容に確認したい点があった場合は、アコムから在籍確認の電話が勤務先にかかってくる可能性があります。
郵送物なしで申し込める
アコムに申し込みをおこなっても、契約関係の書類や利用明細が自宅に送られてくることは原則ありません。
家族に知られずに利用したい方には、郵送物による発覚のリスクを抑える点は大きなメリットです。
注意点は、ローンカードの受け取りを郵送でおこなわないことです。
郵送物なしで申し込みしたい方は、後述する自動契約機での受け取り、もしくはカードレスでの契約を選びましょう。
カードレスでの利用が可能
数年前までは、アコムでお金を借りるためにはカードの作成が必須で、その点をデメリットとして挙げる方もいました。
しかし現在はカードレスに対応しており、カードの作成は必須ではなくなっています。
インターネットで22時までに申し込み手続きが完了すれば即日融資も可能です。
無利息期間がある
アコムの大きなメリットの1つが30日間金利0円サービスです。
アコムでの契約が初めての方に限る点には注意が必要ですが、銀行のカードローンに比べて金利が高い傾向がある消費者金融においては、これ以上ないメリットといえるでしょう。
ただし、サービスとなるためには条件を満たす必要があるほか、アコムが不適当と判断した場合は対象外になることがある点は注意が必要です。
利用限度額が最高800万円
アコムで借りられるお金の最高額は800万円です。
利用限度額が500万円の消費者金融があるなか、額面的には勝っています。
ただし、利用限度額は審査の結果により利用者によって異なる点、実際に800万円いっぱいまで借りられるケースはまれな点は理解しておく必要があるでしょう。
アコムからお金を借りるデメリット
アコムはメリットのみではありません。
他の消費者金融会社や銀行と比較した際のデメリットは次のとおりです。
- ・銀行カードローンより金利が高い
- ・申し込みから融資を受けられるまで最短でも30分かかる
順番に見ていきましょう。
銀行カードローンより金利が高い
アコムに限らず、消費者金融のカードローンは銀行のものより高金利です。
国内の主な銀行カードローンとの比較は次のとおりです。
カードローン名 | 金利(年) |
---|---|
三井住友銀行カードローン | 1.5〜14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 1.8〜14.6% |
みずほ銀行カードローン | 2.0〜14.0% |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
みんなの銀行 Loan 1.5〜14.5% | 1.5〜14.5% |
アコム | 3.0%~18.0% |
消費者金融は、融資までにかかる時間が銀行カードローンより速やかにおこなわれる点がメリットです。
また、審査自体も、消費者金融は銀行カードローンよりも通りやすいと言われています。
その反面、金利が高い点はトレードオフ(引き換え)と受け止める必要があります。
申し込みから融資を受けられるまで最短でも30分かかる
申し込みから融資が受けられるまでのスピードは、アコムの方がわずかながら他の消費者金融会社よりも長いです。
消費者金融名 | 申し込みから融資までの時間 |
---|---|
アコム(キャッシング・カードローン) | 最短30分 |
アイフル(キャッシングローン) | 最短20分※ |
プロミス(フリーキャッシング) | 最短20分 |
※上記は全て最短のケースです。全ての方が30分で審査回答を得られるわけではありませんので、あらかじめご注意ください
※申し込みの状況によっては希望にそえない場合があります
とはいうものの、その差は10分程度です。早いと見るか遅いと見るかは、借りる人次第でしょう。
アコムのカードローンを他社と比較
アコムのカードローンについて、金利や融資スピードなど主なデータをもとに、国内の大手消費者金融会社と比較してみます。
アコムを含む大手消費者金融5社の比較
会社名 | 金利 | 最高利用限度額 | 融資までの最短スピード | 返済期間・返済回数 |
---|---|---|---|---|
アコム | 3.0~18.0% | 1~800万円 | 最短30分 | 最終借入日から最長9年7ヵ月
1回~100回 |
プロミス | 4.5~17.8% | 500万円 | 最短20分 | 最終借入後原則最長6年9か月
1~80回 |
アイフル | 3.0~18.0% | 800万円以内※2 |
最短20分※1 | 1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い
借入直後最長14年6ヶ月(1~151回) ※一例 |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | 1~800万円 | 最短30分 | 最長60回(5年)
場合によっては最長106回(8年10か月) |
レイク | 4.5~18.0% | 500万円 | 最短30分 | 最長5年・最大60回
※状況により変動 |
※1 お申し込みの状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※2 ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
金利の上限では各社横並びながら、わずかにプロミスが17.8%とリードしています。
最高利用限度額はアコムは最上位で、融資までの最短スピードはプロミスおよびアイフルに次ぐ3番目です。
返済期間および返済回数は、アイフルに次ぐ2番目です。
総じてアコムは、他の消費者金融会社と比べても遜色ないサービス内容を誇っているといえます。
アコムの申し込み方法
アコムの申し込み方法は次の4つです。
- ・インターネット
- ・自動契約機(むじんくん)
- ・電話
- ・郵送
すべて紹介します。
インターネット
インターネットで申し込むメリットは多彩です。
24時間365日いつでも申し込みが可能で、メールで審査結果が届き、内容に同意すれば契約が完了します。
カードの受け取りは店頭または郵送から選べ、さらにカードカードレスでの契約も可能です。
最速最短で融資が受けたい方には、もっともおすすめの申し込み方法です。
自動契約機(むじんくん)
アコムは2021年3月の時点で全国各地に893台の自動契約機(むじんくん)を設置しています。
操作はタッチパネルでおこない、その場でオペレーターとやりとりしながら、申し込みからカード発行まで完結することが可能です。
近くに自動無人機がある方は、インターネット以外の選択肢として検討してみてもよいでしょう。
電話
アコムは電話での申し込みにも対応しています。
インターネットや自動契約機と比べた場合、オペレーターと直接やり取りできるため疑問点を解消しながら申し込めるメリットがあります。
デメリットとしては申し込める時間が限られる点です。18時以降に電話した場合は翌日の受付となり、融資までに時間がかかってしまいます。
インターネットと同じく、24時間365日対応しているため即日融資も可能です。
郵送
郵送での手続きも可能ですが、郵送物のやりとりに時間がかかる分、融資までのスピードには期待できません。
パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方以外は他の方法がおすすめです。
アコムの審査で必ずチェックされる項目
アコムの審査で必ずチェックされる項目は次のとおりです。
- ・信用情報
- ・他社借入額
詳しく見てみましょう。
信用情報
信用情報とは、氏名や生年月日、居住住所地など本人を特定するための情報に加え、勤務先等の属性情報、クレジットカードやローンなどの契約および支払いに関する情報を指します。
お金を貸す業者、すなわち貸金業者は利用者の返済能力を把握するため信用情報をチェックしています。
私たちがクレジットカードやローンでお金を借りる際は、借入情報や返済の実績はすべて信用情報機関に記録されています。
申し込み時に虚偽の情報を記載しても、大半は発覚するため避けることが賢明です。
他社借入額
アコムは貸金業法を遵守する正規の登録貸金業者です。貸金業法には、総量規制という決まりごとがあります。
総量規制とは、利用者が過度な借入で困窮しないよう、年収の3分の1を超える貸し付けを原則禁止することです。
総量規制の対象業者であるアコムは、貸金業法を遵守するために利用者が他社からどれくらい借り入れているか確認する必要があります。
すでに他者からの借入金額が多い方は、返済能力を疑われて審査に通らない恐れがある点には注意が必要です。
アコムなどの消費者金融を利用するときの注意点
アコムを含めた消費者金融を利用する際の注意点は次のとおりです。
- ・遅延・延滞は絶対にしない
- ・日本貸金業協会に登録している会社を利用する
大事なポイントのため、目を通しておくことをおすすめします。
遅延・延滞は絶対にしない
返済が遅れたり、引き延ばしたりした場合は多くのリスクを負うことにつながります。
具体的には、勤務先への電話や自宅への郵便物の送付、遅延損害金の請求、他社のローン審査に通りにくくなるほか、 裁判所からの通知後に給料が差し押さえられるといったケースが考えられます。
このようなリスクを負わないためにも、計画的な利用は必須です。
やむを得ず返済ができない場合は、返済期限前までに電話でその旨を伝えることをおすすめします。
日本貸金業協会に登録している会社を利用する
アコムをはじめ、主な消費者金融会社は必ず貸金業協会に登録しています。
安心してお金を借りるために、貸金業協会に登録している会社の利用は絶対条件といえるでしょう。
貸金業協会の協会員か否かは、日本貸金業協会の公式サイトから確認が可能です。
注意すべきは、違法な金利で貸付業務をおこなう悪質な業者、いわゆる闇金の存在です。
正規の貸金業者より返済の頻度が以上に高かったり、出資法の上限を大きく超える金利を課したりするなどのほか、親族への取り立てや勤務先に押しかける、といった各種の違法行為を闇金はおこないます。
闇金からお金を借りることは、絶対にやめるようにしましょう。
まとめ
今回は、アコムでお金を借りたら終わり、といわれる理由について解説しました。
アコムが恐れられる理由としては、消費者金融の前進である、サラ金に対する負のイメージが大きいといえます。
アコムは国内屈指の金融組織、三菱UFJファイナンシャルグループの一員であり、貸金業協会および関東財務局長に登録している正規の貸金業者です。
貸金業法や出資法などの法令を遵守する点で、信頼に値する消費者金融会社といえるでしょう。
とはいえ、消費者金融を安全に利用するためには、計画的な借り入れが必須条件です。
記事をぜひ参考に、無理のない返済計画のもと、有効かつ安全にアコムの利用を検討してみてください。