「マッチングアプリで婚活した場合の結婚率はどれくらい?」
と気になっていませんか。
そこでLoveHacks編集部ではマッチングアプリ利用経験者377人を対象に、インターネット調査を実施しました。結果を先にお伝えすると、マッチングアプリの結婚率(アプリで出会って結婚した人の割合)は、16.9%でした。およそ6人に1人が結婚に至っているという状況です。
もしかすると思ったより低いと感じた方もいるかもしれませんが、本調査は気軽に登録した人やただの恋人探しも含めた調査となりますので、もし「積極的に行動して結婚相手を見つける!」というモチベーションでマッチングアプリを使うなら、当然ながら結婚率はもっと高くなるでしょう。記事内で詳しく紹介しますが、結婚相談所や婚活パーティーよりも結婚率が高いというデータも存在するほどです。
一旦結論を先にいうと、マッチングアプリは非常におすすめできる婚活手段です。この記事では、なぜマッチングアプリの婚活がスムーズに進みやすいのか、その理由をアプリを使ったことがない方でもイメージできるように解説していきます。全て読めばマッチングアプリを使った婚活をより具体的にイメージしていただけます。
恋人づくりにおすすめのマッチングアプリ | ||
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with |
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ペアーズ |
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Omiai |
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目次
マッチングアプリの結婚率は16.9%!
マッチングアプリを使った人のうちどれくらいが結婚に至っているのかを明らかにするため、LoveHacks編集部ではアプリ経験者を対象にインターネット調査を実施しました。
■調査
概要:マッチングアプリを使ったことがある方対象のアンケート
実施時期:2022年4月
対象者:2018年以降にマッチングアプリを利用したことがある男女
サンプル数:337(男性198 | 女性139)
結論からお伝えすると、上記調査で判明したマッチングアプリの結婚率は16.9%です。アプリを利用した人の5〜6人に1人は結婚に至るという結果になりました。
■アンケート結果詳細
Q.マッチングアプリで出会った人と結婚に至りましたか?
はい16.9% いいえ83.1%
しかし、実際のところ結婚率は16.9%よりもっと高くなると考えられます。
上記の調査はあくまで「マッチングアプリを利用した人」を対象にしたものであり、どのくらい結婚を意識していたかは考慮されていません。気軽な出会い探しの人も有効回答に含まれています。
つまり、結婚願望が強く積極的に活動している人に絞ってみると、結婚に至る確率は当然ながらもっと高くなるでしょう。
まとめると、マッチングアプリで結婚に至る確率は16.9%、モチベーション高く活動するほど結婚率は高くなります。
ちなみに、「はい」と答えた方を対象に「結婚相手と知り会ったアプリを教えてください」と質問したところ、「ペアーズ」という回答が断トツでした。
ペアーズ:17票
ゼクシィ縁結び:7票
Omiai:6票
with:6票
タップル:6票
ユーブライド:3票
その他(マリッシュ、ブライダルネット、東カレデートなど):12票
マッチングアプリが結婚に適している4つの理由
マッチングアプリはさまざまな婚活手段の中で、最も普及しています。実際に婚姻者を対象にした調査では次の通り、婚活アプリの利用率がトップという結果になりました。
参考:ブライダル総研「婚活実態調査2021」
このグラフは「何かしらの手段で積極的に婚活をして結婚に至った人」の44.7%がマッチングアプリを使っていたことを意味します。この数字は年々増加しており、2020年には結婚相談所を上回りました。「婚活と言えばマッチングアプリ」という考え方がスタンダードになっていると言えるでしょう。
婚活アプリがこれほどまでにスタンダードな手段として定着しているのは、シンプルに結婚に適しているからです。背景には、以下のようなマッチングアプリならではのメリットがあります。
マッチングアプリが婚活の手段として最適な理由
- 低コストで多数の異性と会うことができるから
- 希望条件で相手を探せるから
- 交際前に相手の結婚願望を知れるから
- 結婚までの期間が短くなるから
本章ではマッチングアプリが結婚に適している理由を具体的に説明していきます。
理由1.低コストで多数の異性と会うことができるから
マッチングアプリの最大の魅力はコスパの良さです。
たいていの場合、男性は月4,000円程度、女性は無料で利用できます。他の婚活手段と比べると、コストの低さは一目瞭然です。
婚活手段 | おおよその費用 |
マッチングアプリ | 4,000円 |
結婚相談所 | 初期費用10万円+月額15,000円 |
婚活パーティー | 1回の参加あたり5,000円~6,000円 |
さらにマッチングアプリはアプローチできる回数が多く、しっかりプロフィールを記載して積極的に活動していけば出会いの数をとにかく増やせます。短期集中で使っている人なら、「土日の予定がアプリで会う約束で埋まる」ことも珍しくありません。このように、マッチングアプリは費用を抑えて多数の異性と会うことができるので、費用面から見ても始めやすいという利点があります。
理由2.希望条件で相手を探せるから
条件で絞って相手を探せるのも、マッチングアプリの魅力の一つです。
例えば、以下のように相手に求める条件を細かく設定できます。
- 年齢は+-3歳くらいが良い
- 土日休みの人が良い
- 年収は500万円以上が良い
- 身長は173cm以上が良い
- いずれ地元に帰るので、出身地が近い人が良い
- お酒好きなので、お酒は飲める人が良い
他にも、職業や結婚歴、結婚に対する意思、子どもがほしいか、家事育児はどう分担するかなど、検索フィルターは多種多様です。
希望条件がたくさんあっても、それを組み合わせて相手を絞り込むことができます。相手からのいいねが来た場合でも、これらの条件は事前に確認できるので、結婚相手として理想的か判断した上でやり取りを始められます。
実際に婚活アプリで出会った恋人の方が、他の出会い方(職場・サークルなど)で出会った恋人よりも「自分の希望を兼ね備えている」という調査結果もあるほどです。(参考:リクルートブライダル総研「「自然な出会い」は本当に幸せになれるのか~恋愛困難時代を乗り越える「自律的出会い」の提言~」,2017)
なお、ペアーズに関して言うと、同じ趣味や価値観を持つ相手を見つける「コミュニティ」という機能もあります。コミュニティは大きく4つのジャンルに分かれていて、趣味だけでなく、ライフスタイルや恋愛観・結婚観などに関するものも用意されています。
「好きなアーティストが似ている」「食の好みが似ている」「休みの過ごし方や趣味が近い」といった相手をダイレクトに探せるのは、マッチングアプリならではです。
このようにマッチングアプリは「こんな人と結婚したい」という相手をピンポイントで探せるという利点があるのです。
理由3.結婚願望がある人とだけやり取りできるから
マッチングアプリは結婚に対する温度感が近い人を見つけられるというメリットもあります。ペアーズを例にあげると「結婚に対する意思」という条件で相手をフィルタリングできます。
結婚に対する意思
- すぐにでもしたい
- 2~3年のうちに
- 良い人がいればしたい
- 相手と相談して考えたい
- 分からない
「すぐにでもしたい」でフィルタリングして検索すれば、結婚願望が特に強い人だけにアプローチできるようになります。マッチングアプリは遊びの人も多いと思われがちですが、このように探し方を工夫すれば、結婚相談所の登録者並みに真面目な人とだけやり取りすることもできるのです。
理由4.結婚までの期間が短くなるから
マッチングアプリは希望条件に合う人とサクサク出会えるので、早く結婚に至りやすいです。マッチングアプリで恋人ができるまでの平均期間は2〜6か月ほどと言われており、実際にゼクシィ縁結びの公式サイトでは「パートナーが見つかった人の平均利用期間は6.1ヶ月」と発表されています。さらに内訳をみると、約半数が3か月以内に良い相手を見つけています。
結婚願望が強い人との交際に至れば、結婚前提の交際ということになりますので、それだけ入籍までの期間は短くなるでしょう。
結婚までの期間(イメージ)
アプリで出会う:3か月くらい
交際期間:1年くらい
結婚準備など:3か月くらい
→アプリの利用開始から結婚に至るまでの期間:1年半
もちろんこれはあくまで参考期間ですが、例えばお互い結婚願望が強く、そのうえ子どもを望んでいたりする場合、交際期間は短くなるかもしれません。そうすると1年以内の結婚というのも充分にあり得る話です。
実際に自然な出会いと比較すると、マッチングアプリは結婚までの期間は1.8倍近く早いという調査結果もあるほどです。(参考:リクルートブライダル総研「「自然な出会い」は本当に幸せになれるのか~恋愛困難時代を乗り越える「自律的出会い」の提言~」,2017)
交際開始から結婚までの期間
職場:36.1か月
婚活アプリ:19.8か月
早く結婚するなら結婚相談所というイメージがあるかもしれませんが、結婚相談所は慎重な利用者が多く、また月にアプローチできる回数がかなり制限されているため、1年以上利用するのが一般的となっています。こちらと比べてもやはりマッチングアプリは結婚までの期間が短い手段であると言えるでしょう。
恋人づくりにおすすめのマッチングアプリ | ||
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【体験談】マッチングアプリで結婚した人が実感したアプリ婚のメリット
筆者の周囲にもマッチングアプリで出会って結婚した友人・知人が多いです。今回は最近結婚したばかりの3人の女性から体験談をうかがってきました。
■元カレに振られ始めたアプリで告白された彼からプロポーズ
■女性のキャリアも尊重する結婚生活
マッチングアプリでは価値観の合う人に巡り合えず、結婚相談所では仲人さんに私の理想が上手く伝わらず…。ですが、プロフィールに「仕事も大事にしたい」という旨をアピールして粘り強く続けていたところ、いまの旦那と会いました。
好きになったから付き合ったというよりは、条件が合うから付き合って、付き合うなかでお互いの良いところを見つけていくのが私にとっては楽しかったです。結婚後も私が仕事で遅くなる時は掃除や炊事をしてくれます。
■恋愛経験が乏しくてもスピード婚
婚活パーティーや街コンなどにも出席しましたが、トークにあまり自信がない私には向いていませんでした。その点、マッチングアプリは会う前に相手の人柄や顔がある程度わかるので、自分のタイプの人にだけエネルギーを注げるので、無駄な手間暇が省けます。
マッチングアプリを使い始めて3か月で一人目の彼氏ができましたが、私が好きになれず4か月で破局。リベンジして2か月半で今の旦那と付き合いました。やはりアプリは結果が出るのが早いです。
付き合った当初は好きという感情は持てなかったのですが、彼は無理強いせず私のペースに合わせてくれました。約2年付き合って結婚しましたが、結婚して更に旦那が好きだと思うようなりました。
マッチングアプリは結婚生活も満足度が高い理由
マッチングアプリは、結婚率が高いだけではなく、離婚率が低いという傾向があります。
日本全体の離婚率は6.6%(参考:厚生労働省人口動態統計,2020)ですが、マッチングアプリで結婚に至ったカップルのうち離婚したのは4.5%(参考:MBS日曜日の初耳学「1万人アンケートでわかった”マッチングアプリ婚” のその後とは」,2020)です。
また、マッチングアプリで結婚した人の結婚生活への満足度は、他の出会い方に比べて最も高いという結果が報告されています。(「『Pairs』× 中央大学 山田昌弘教授 「日本の恋愛・結婚意識」に関する共同調査結果を発表」,2019)
マッチングアプリでは、相手の結婚に対する意識の強さに加えて、結婚生活における価値観も付き合う前に確認することができます。例えば次のような質問は、結婚を考えるうえで知っておきたい価値観ではありますが、自然に知り合った相手に対しては切り出しにくいでしょう。
- 子どもがほしいか
- 結婚後も働きたいか
- 家事や育児の分担はどうしたいか
このように、マッチングアプリではお互いに結婚生活へのイメージをすり合わせながら関係を深められるので、結婚前後のギャップが少ないため、離婚率が低いと言えるのです。
結婚したい人におすすめのマッチングアプリ3選
この章では、マッチングアプリの中でも特に婚活におすすめのものを3つ厳選して紹介します。いずれも「真面目な会員が多い」と好評で、かつ幅広い世代に普及しているアプリです。どれを選ぶか迷ったら、利用率No.1で国内最大級のペアーズを選ぶと良いでしょう。
①ペアーズ|利用率No.1の人気マッチングアプリ!「ペアーズ婚」という言葉もあるほど婚活に最適
ペアーズの特徴
②Omiai|30歳前後の男女が一番多く、真面目な会員ばかりと評判
Omiaiの特徴
③ゼクシィ縁結び|男女有料の本気婚活アプリ。スピード感を求めるならこれ
ゼクシィ縁結びの特徴
まとめ
このページでは、マッチングアプリの結婚率について解説してきました。要点をまとめると、以下の4つです。
ポイント
- マッチングアプリの結婚率が婚活サービスのなかで最も多い
- 自然な出会いや他の婚活と比べて効率もコスパも良く出会える
- 相手の価値観や意思を事前に知ることができる
- 結婚率が高いだけでなく、結婚生活の満足度も高い
マッチングアプリでの結婚に具体的なイメージを持っていただけたでしょうか。あなたが幸せな結婚に近づけることを願っています。
恋人づくりにおすすめのマッチングアプリ | ||
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ペアーズ |
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一緒にいる間会話がつきず、私のことをいつも褒めてくれるところに惹かれました。
その後、交際4か月目に彼からプロポーズされ、仕事を辞めて入籍し、今は妊活をしています。
今の30代は「ひとりの方が楽」と思っている人が多い気がするので、お互いの結婚に対する意識を高めあえたのが良かったと思います。