「心当たりがないのに、なぜかペアーズで強制退会になった!」と思っていませんか。
ペアーズでは、強制退会にされたら通知が送られてきますが、その理由は表示されません。
また、支払い済みの料金は一切返金がないので、理不尽だと感じる人も多いようです。
再登録する方法もありますが、ペアーズの厳格な審査を通過できない可能性が高く、現実的ではありません。
この記事では、ペアーズの強制退会について、実際の経験者の意見を踏まえて原因や対処法、ペアーズの復活方法について詳しく解説します。全て読めば、強制退会の原因やその後「どうなるか」「どうすべきか」をお分かりいただけます。
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目次
ペアーズで強制退会になる19の原因
ペアーズで言う強制退会とは、利用規約に違反したユーザーを運営側が強制的に使えなくすることです。
ペアーズの利用規約では、以下のように明記されています。
利用者が本契約の一つ以上の条項に違反した場合、また、そのおそれがあると当社が合理的に判断した場合、当社はいつでも利用者の会員資格を即座に終了させ、禁止するコンテンツを削除し、本サービスの利用を終了させることができます。
出典:ペアーズホームページ
つまり、利用規約に1つでも違反したと判断された時点で、強制退会になる懸念があります。
そこで、ペアーズの利用規約で定められている「禁止行為」を一覧にまとめました。
利用規約で禁止されている行為
18歳未満の利用|違反度★★★
ペアーズに限らず、マッチングアプリは18歳以下の利用は禁止されており、強制退会される可能性があります。
異性とのやり取りをするためには、18歳以上であることの証明が必要です。
未成年の年齢詐称は、かなり悪質な違反行為と見なされます。
反社会勢力との関わりがある|違反度★★★
利用者が反社会勢力との関わりがある場合に強制退会になる可能性があります。
運営側の審査により「反社会勢力との関わり」を見抜くことは難しいので、ユーザーからの報告により判断されるケースが多いでしょう。
仮に事実であった場合、運営側としてもリスクが甚大なので、1件でも報告があれば即退会になると考えられます。
初回メッセージでの連絡先の交換|違反度★★☆
初回のメッセージで連絡先を送る、または連絡先の送信を求める行為が何度もあった場合、強制退会になる可能性があります。
ペアーズでは、マッチング後1通目のメッセージは運営により審査されます。ここで主に審査されているのは、LINEやSNS、電話番号など、ペアーズ以外での連絡手段の交換です。
無料会員(男性の場合)がメッセージを送れるのは1通までです。運営側としては、1通目で連絡先を交換されてしまうと商売になりません。こうした都合から、1通目のメッセージの審査はかなり厳格に行われます。
プロフィール内容の意図的な偽造|違反度★★☆
プロフィールの基本情報の偽造は、強制退会になる可能性があります。
基本情報とは、以下の項目が当てはまります。
- 年齢
- 職業
- 年収
- 学歴
特に、年齢や職業(特に資格を有するもの)の偽造が判明した場合は、悪質と判断されて高確率で即退会になります。
プロフィール写真の偽造|違反度★☆☆
プロフィール写真を著しく加工している場合、強制退会になる場合があります。
特に女性の場合、加工アプリなどを利用している人が多いので注意が必要です。本人に悪意はなくても、見る人によっては「偽造」だと捉えられる場合もあります。
このケースで強制退会になるのは、以下のような場合です。
- 運営による判断
…本人確認証との比較により、プロフィール写真の加工が過度だと判断
- 他のユーザー
…実際に会った時にプロフィール写真を「盛りすぎ」だと判断
強制退会にならないためには、「加工なしでも最高に写りが良い」くらいの写真を選べば安心でしょう。
マルチ商法などの宣伝、勧誘|違反度★★★
マルチ商法などビジネスへの勧誘・宣伝や、それを疑われる行為は高確率で強制退会になります。
「マルチ商法」の正確な定義は以下の通りで、法律で規制されています。
(略)消費者を販売員にして、会員を増やしながら商品を販売していく商法です。(略)たくさん仕入れをしてしまったにもかかわらず、思ったほど会員の勧誘ができず、仕入れた商品が売れないため、不必要な売れない商品を抱えてしまうことになるといった問題が生じやすいことから、この商法は、「特定商取引に関する法律」により「連鎖販売取引」として厳しく規制されています。
警視庁ホームページより引用
最近はマッチングアプリやSNSを利用した勧誘も多いことから、ペアーズでも厳しく禁止されています。
選挙運動|違反度★★★
マッチングアプリを使って選挙運動をしたり、政治について話す人は少ないでしょう。そのため、これに関しては気にする必要はありません。
ですが、仮にペアーズのメッセージ上で「〇〇さんに投票しよう!」などの宣伝をした場合、「公職選挙法」という法律に反する立派な違法行為です。
特定の宗教、思想などへの勧誘|違反度★★★
宗教や思想への勧誘は、通報数が1件でもあれば即退会になる可能性が高いです。
プロフィールやメッセージ、投稿などで運営が「勧誘」と判断した場合はもちろん、他のユーザーが「勧誘された」と判断・通報した場合も即退会になります。
そのため、ペアーズのアプリ外のやり取りでも、ペアーズの会員である以上勧誘行為はNGです。
既婚者の利用|違反度★★★
ペアーズでは、既婚者の利用は厳しく監視されており、既婚者であることが判明した場合、強制退会になる可能性が高いです。
また、「既婚者である」という通報があった場合、独身証明書の提出を求められる場合もあり、それに応じなければ退会となります。
会員登録後にパートナーが出来た場合も、同様です。
交際相手がいる人の利用|違反度★★☆
交際相手がいると疑われた場合も、強制退会になる可能性があります。
ですが、結婚と違って交際は口約束なので、正確に判断するのは難しいです。また、マッチングアプリの性質上、複数人の異性とやり取りをしたり会ったりするのは仕方ありません。
そのため、ほとんどのケースが以下のような場合のユーザーによる通報です。
- SNSなどプライベートの情報から「彼氏・彼女がいる」と判断された
- 相手が勝手に付き合っている気になっていた
このように、「個人の主観」が絡んでいる場合も多いので、1件の通報では退会になりませんが、同じ理由で複数の通報があった場合は退会処理になります。
性交または性的行為を目的とする行為|違反度★★☆
いわゆる「ヤリモク」であるという通報が複数あった場合、強制退会になる可能性が高いです。
ペアーズは開始当初から「安心・安全な環境」を掲げており、人気マッチングアプリのなかでも性的な目的の利用に対する監視が厳しくなっています。
とは言え、2人で会っている間の出来事を監視するのは不可能です。よってユーザーからの通報がほとんどでしょう。ですが、悪質かどうかの判断は主観による部分が大きいため、1件の通報では退会にならないケースが多いようです。
実際に、ペアーズの「恋愛Q&A」では以下のような投稿が見られました。
このように、会員同士の関係性のもつれと捉えられる場合が多いようです。
暴力行為|違反度★★★
暴力行為はペアーズの強制退会どころか、刑事問題になります。
程度に関わらず、手を出した時点で暴力であることに変わりはありません。「暴力を振るわれた」という事実が分かるような通報があれば即退会になります。
誹謗中傷、ハラスメントなど相手に精神的ダメージを与える行為|違反度★★☆
いわゆる「言葉の暴力」を受けたという通報が複数あった場合、強制退会になる可能性が高いです。
言葉の暴力は人によって受け止め方に違いがあり、「何を言ってはいけないか」という基準がありません。
そのため、内容や通報の件数によって悪質と判断された場合は、注意勧告または強制退会処分になります。
デートの無断ドタキャン|違反度★☆☆
いわゆる無断ドタキャンをされたという通報が複数あった場合、強制退会になる場合があります。
ペアーズの利用者の方ならデートをドタキャンした・された経験がある人は少なくないでしょう。件数が多く、全てユーザーからの通報により発覚するものなので、報告の内容や件数によって判断されると考えられます。
なりすまし行為|違反度★★★
芸能人や著名人など、第三者になりすます行為は疑いがあった時点で強制退会になる可能性が高いです。相手を騙すことになり、ペアーズでも最上級に違反度が高い行為だと言えます。
運営側が本人とアカウント上の人物が一致しないと判断した場合はもちろん、他のユーザーからなりすまし行為だと通報された場合も、証拠があれば即退会になります。
不適切な投稿|違反度★★☆
不適切な投稿だと判断された場合、強制退会になる可能性が高いです。
投稿とは、具体的に以下のような項目を含みます。
- プロフィールの写真や自己紹介文、つぶやき
- 「コミュニティ」での画像や文の投稿
また、「不適切」と判断される投稿内容は、主に以下の3つです。
- 他人のプロフィール、写真
- 性的・暴力的なコンテンツ
- 非公開ページや、パスワードがないと閲覧できないコンテンツ
特定の人しか閲覧できないコンテンツは、悪質な外部サイトへ誘導している可能性があると判断されます。そのため、内容によらず、このようなコンテンツやURLの投稿は禁止されています。
会費の遅延|違反度★★☆
督促があったにも関わらず会費の滞納が続いた場合、強制退会になります。
有料会員の場合、登録しているプランの料金が決済日に引き落とされます。ですが、何らかの理由で引き落としができなかった場合、「会費の遅延」となります。
1回の遅延で即退会になることはなく、支払い未確認の通知が来ます。ですが、遅延が続くと強制退会になるので、滞納している場合は注意が必要です。
追跡ツールなどの利用|違反度★★★
ペアーズ内でペアーズ以外のアプリやシステムを使っていることが分かった場合、高確率で強制退会になります。
具体的には、「追跡システム」を使って他のユーザーを監視するなどの行為が挙げられます。運営側がこうしたツールの利用を発見した場合は、即退会になります。
二重ログイン|違反度★★☆
複数の端末からペアーズにログインすると、強制退会になる場合があります。
通常ペアーズを利用する際はスマホを使う人が多いでしょう。ですが、中には「家ではipadを使っている」など、複数の端末を併用している人もいるはずです。
このような場合、運営側から「二重ログイン=業者」と判断されることがあります。
ペアーズを利用する端末は固定するのが好ましいですが、どうしても他の端末で使いたい場合は、他方の端末はログアウトすることをおすすめします。
「理不尽」の声多数!ペアーズで強制退会になったらどうなる?
ペアーズで強制退会になると、アプリを開いた時点で以下のような警告が出ます。
この章では、ペアーズで強制退会になった時やその後の流れについて解説します。
強制退会を通知されるが、理由は開示されない!
強制退会になると、登録したメールアドレスや電話番号のSMSあてに、以下のような通知がきます。
このように、違反した(と判断された)規約や、発覚した経緯については、一切開示されません。また、問い合わせをしても、理由や経緯については教えてもらえません。
心当たりがない人にとっては理不尽に感じますよね。ですが、この仕様には、図のような会員同士のトラブルを防ぐ目的があります。
このように、強制退会の理由が分かることにより、「犯人探し」や逆恨みに繋がる危険性があるのです。
支払い済みの料金は返金されない
主に男性会員が対象になりますが、強制退会になった場合、支払い済みの料金は一切返金されません。
有料プランに登録すると、契約期間分の料金を最初に支払います。例えば、3か月プランで登録して1か月目で強制退会になった場合、前払いした3か月分の料金は返ってこないのです。
6か月、12か月などの長期で契約すると、強制退会になった場合のリスクが大きくなります。実際に、12か月プランに申し込んだばかりなのに解約されたという人もいました。
そのため、多少割高ですが、1か月または3か月プランで契約する方が安心です。
強制退会になったアカウントの表示
強制退会になった会員のプロフィールは、異性の画面では「強制退会済み」と表示され、自ら退会した相手と区別できるようになっています。わざわざ異なる表示にしているのは、「実際に強制退会処理を行っていますよ」とアピールするためです。
これにより、「運営がきちんと管理している」という安心感と、「規約違反したら自分も強制退会になる」という危機感を与える目的があります。
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心当たりがないのに強制退会になった場合の対処法
ここまでで、強制退会になる原因を詳しく紹介してきました。ですが、「なぜ退会になったのか全く分からない」という人の声が多数見られました。
そこで、「全く心当たりがないのに強制退会になった」という方のために、アカウントを復活させる方法をご紹介します。
しばらく放置するとアカウントが復活する場合も
1章で説明したように、強制退会の原因には判断基準が曖昧なものが複数あります。そのため、違反度が低ければ、厳密には「アカウント停止」になっている場合もあります。
強制退会とアカウント停止の違い
強制退会:全てのアカウント情報が消去される
アカウント停止:ユーザーがアカウントにログインできない状態にする
「アカウント停止」の場合は、ログインさえできるようになれば、元のアカウント情報を引き継いで再び使えるようになります。つまり、「アカウントが復活する」ということです。
正確な期間は開示されていませんが、強制退会から一定期間が経てば再びログインできる状態に戻ったという例が複数ありました。
出典:twitter
pairs強制退会になったのにお知らせメールが届いたので、問い合わせました。
すると「アカウントにログインしてください」とのこと。実際にアプリ開いたらログインできるようになっていました!
出典:twitter
このように、一旦放置してしばらく経ってから確認してみる、というのも手段のひとつです。
「問い合わせ」で潔白を訴える
「強制退会されるような心当たりはない!」という場合は、「お問い合わせ」からアカウントの復活をお願いすることも出来ます。
この場合、「違反行為に当たる言動は取っていない」ということを主張しましょう。対応までに時間がかかることもありますが、違反ではないと確認が取れたらアカウントが復活する場合もあります。
実際に、問い合わせによりアカウントが復活した例があります。
強制退会になっていたけど、運営側の勘違いだったみたい!
何回も問い合わせして良かった!
出典:twitter
別の方法で再登録する唯一の方法と注意点
上記の2つに関しては、あくまで違反度が低い場合に限ります。
違反度が高いと判断された場合は、アカウントが復活する確率はかなり低いです。それでも再度ペアーズを使うなら、アカウントを再登録するしかありません。
その方法は、「前回と異なる方法で登録する」の一択です。例えば、前回Facebookを使って登録したなら、今回はメールアドレスで登録する、といったイメージです。
ですが、一度強制退会になって再登録したアカウントは、再び強制退会になる可能性が高いと言えます。というのも、ペアーズは人の目に加えてAIの追跡による監視も導入しているため、登録方法は違っても同一人物は検知されてしまうからです。
参考:Pairs、悪質利用者傾向 の自動分析・検知ルール更新システムを導入。悪質利用者の特徴や手口を伝える啓発動画も公開
以上のことから、ペアーズでアカウントを再登録するよりも、別のアプリで新規登録することを強くおすすめします。
他のアプリを利用するなら|おすすめ4選
この章では、「ペアーズで強制退会になってアカウントは復活しない…」という人に向けて、ペアーズ以外のおすすめマッチングアプリを紹介します。
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まとめ
このページでは、ペアーズの強制退会について解説しました。ここでは、強制退会の原因と、その後の対処法や注意点についてまとめます。
<違反度が高い原因>
- 18歳未満の利用
- 反社会勢力との関わりがある
- マルチ商法などの宣伝、勧誘
- 選挙運動
- 特定の宗教、思想などへの勧誘
- 既婚者の利用
- 暴力行為
- なりすまし行為
- 追跡ツールなどの利用
<発生頻度が高い原因>
- プロフィール内容の無意識な偽造
- 交際相手がいる人の利用
- デートの無断ドタキャン
- 二重ログイン
<強制退会になった場合の注意点>
- 強制退会の理由は開示されない
- 支払い済みの料金は一切返金されない
<強制退会になった場合の対処法>
- しばらく放置してみる
- 問い合わせでアカウント復活をお願いする
- 違うアプリに登録する
この記事が、あなたの疑問を解決できることを願っています。
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自分も同意したんだから、自己責任だと思いますが…