株式会社OneSmallStepは、繋がらない共感型マッチングプラットフォーム『FLAPTALK』のβ版を公開しています。
そしてこの度、新機能「パーチ」が追加されました。(2021年4月22日)
そこで、50種以上のマッチングアプリを使ってきた筆者が、新機能も含めたFLAPTALKの全てについて解説します。
〈目次〉
この記事を読めば、FLAPTALKについての全てがわかります。
1.共感し合える友達と出会える!FLAPTALKの特徴
FLAPTALKは、匿名性の高い、新しい友達作りプラットフォームです。
その特徴をまとめると、以下の通りです。
以下で、それぞれの特徴について解説していきます。
1-1. 匿名性の高くなったTwitterのような使用感
FLAPTALKは、タイムラインの投稿をもとに出会いを見つけるマッチングサービスです。
Twitterのように、様々な人の投稿がタイムラインに流れています。
しかし、Twitterのように簡単に投稿者のプロフィールを見たり、フォローしてメッセージ(DM)をしたりすることはできません。
そして、FLAPTALKでのマッチング方法は、次の項で紹介します。
1-2. 共感しあうことでマッチングする
匿名の誰かの投稿に「共感」し、自分の投稿に「共感」をもらうことで、FLAPTALK独自の「共感度」があがっていき、徐々に友達としてつながっていき、相手のプロフィールが閲覧できるようになっていきます。
リアルな出会いと同じように、ユーザー同士が安心できる距離感を保ちながら、少しずつお互いのことを知っていき、最終的に友達として繋がることができます。
(PR TIMESより引用)
FLAPTALKは上記のように、ユーザー同士、各々の投稿に「共感」することで徐々にマッチングしていきます。
マッチングの段階
- つぶやきを投稿し、「共感」される
- 誰かの投稿に「共感」する
- 誰かと相互に「共感」し、繰り返すことで④や⑤の段階にすすむ
- 共感しあえそうな人の欄にピックアップ(相互共感1回)
- 相手のプロフィールが見えるようになり、メッセージが送れる(相互共感2回以上)
*「共感」だけでなく、コメントを同時にするとよりマッチングする可能性が高まると考えられます。
以上のことからわかるように、FLAPTALKは「共感」をテーマとしたマッチングサービスです。
1-3. 特定のトピックや団体のグループに参加できる「パーチ」機能
FLAPTALKの新機能「パーチ」は、特定のテーマでグルーピングされたタイムラインのことをさします。
具体例を挙げると、以下の通りです。
パーチ例
- 読書について語るパーチ
- 福岡グルメについて語るパーチ
- A社のパーチ
参加するパーチを選ぶことで、興味のある話題や属性をしぼれるので、より共感しやすい友達を見つけやすくなるでしょう。
また、現在はβ版のため、パーチ機能は招待制になっています。
そして、次の章では、特徴を踏まえ、FLAPTALKのメリットについて解説していきます。
2.FLAPTALKの3つのメリット
FLAPTALKならではのメリットとして、以下三点が挙げられます。
3つのメリットに関して、それぞれ見ていきましょう。
2-1. 匿名かつ共感重視の環境のため、なんでも気軽に呟ける
FLAPTALKは、共感を重ねた友達以外にはプロフィールが公開されず、基本的には匿名です。
また、匿名という特性上、周囲の目を気にせずに自分の思いのままを投稿することができます。
例えば、「今日上司に詰められて凹んだ」「会社の飲み会だるすぎる」など、他のSNSで言いづらいことも気軽に言えます。
そして、そういったネガティブな内容でも、まったく知らない誰かに共感してもらえるので、心が少し軽くなるでしょう。
そのため、周りの目を気にせず、心の内をさらけ出したい方におすすめです。
2-2. SNS疲れしない
FLAPTALKは、以下3つの理由によりSNS疲れしにくいといえます。
- 相手のプロフィールを見て、マッチングするかどうか決める必要がない
- 匿名かつ、オンライン表示がない
- メッセージのやり取りをほとんどしなくていい
また、そのため、自分のペースで何かに追われることなくSNSを使いたい方におすすめです。
2-3. 似た考えの人と出会える
自身の投稿、相手の投稿に対して相互に共感した人とのみマッチする性質上、似た考えの友達ができるといえます。
また、FLAPTALKでしか話さないようなささいな出来事や、悩みに関する話題が多く、共感しやすいことも理由の一つです。
上記のことから、とにかく似たような考え・価値観の人と共感し合いたいという方に向いているサービスでしょう。
そして、次の章ではFRAPTALKのデメリットを紹介します。
3.出会いにまで繋がらない!?FLAPTALKの3つのデメリット
FLAPTALKのデメリットとして、以下三点が挙げられます。
デメリットについて、以下で詳しく解説していきます。
3-1.アクティブユーザーが少ない
現状、FLAPTALKのアクティブユーザーは非常に少ないです。
実際、新しい投稿が1日あたり10件もありません。(筆者の属するパーチの場合)
そのため、友達作りをしたい場合は、積極的に投稿しつつ、他人の投稿に共感する必要があります。
つまり、数多くの人と出会いたいという方には不向きとなります。
3-2. すぐには出会えない
FLAPTALKは、匿名の誰かとお互いの投稿に偶然共感し合うことによりマッチングする性質上、すぐに友達作りはできません。
相互にアクティブユーザーかつ、共感性が高ければ、即日マッチングも可能です。
一方、そうでない場合は、マッチングに1週間、あるいは1ヶ月かかることもあるのです。
そのため、すぐに友達を見つけたいという方にはおすすめできません。
3-3. 特定の属性の人とマッチングをすることが難しい
マッチングするまでは、お互いに匿名で何も情報がわからないため、特定の属性の方を狙って知り合うことはできません。
例えば、同年代の女子大学生と出会いたいとあなたが考えた時、サービス内で検索をかけて見つけることはできないのです。
つまり、投稿内容しか情報がなく、本当に共感できる・したい相手としか出会えない仕組みになっています。
そのため、特定の属性の人と友達になりたい方は、他のマッチングアプリやSNSで探す方がおすすめです。
次の章では、メリット・デメリットを踏まえ、FLAPTALKはどんなひとにおすすめか紹介していきます。
4.FLAPTALKがおすすめな人の3つの特徴
FLAPTALKの利用がおすすめな人の特徴は、以下の通りです。
- 自分のペースで、ゆっくり友達を見つけたい人
- 気兼ねなく、思いのままに発言したい人
- 同じ価値観、思考の友達を見つけたい人
FLAPTALKは他のマッチングアプリとは一線を画す友達作りサービスであり、好き嫌いが非常に分かれます。
そこで、「恋人を探したい」「もっと手軽に出会いたい」という方は、以下の記事を参考に、別のアプリを利用しましょう。
過去記事:「アプリ102個を実際に使って分かる目的別マッチングアプリ人気ランキング」
5.まとめ
この記事では、新しい形態のマッチングサービス『FLAPTALK』について紹介しました。
改めてその特徴をまとめると、以下の通りです。
- タイムラインが中心で、お互いの投稿に「共感」していくことで徐々につながっていく
- プロフィールではなく、相手の言葉を見て判断し出会う、新しいマッチングサービス
そのため、今までのSNS、マッチングアプリに疲れた方におすすめです。
新しい出会いの形を知ることで、あなたがより良い出会いに恵まれるように願っています。