WiMAXの解約に関する注意点まとめ！解約金を少なく済ませる方法は？

WiMAXを解約する際には、端末の残債や違約金など、解約に伴う費用が発生する可能性があります。

解約についてよく理解しないまま手続きをすると、10,000円を超える高額な支払いが必要になり、嫌な思いをするかもしれません。

この記事では解約連絡先や違約金の負担を軽減する方法など、解約前に知りたいことをまとめています。おすすめの乗り換え先も紹介しているので、ぜひ参考にしてください！

WiMAXを解約する時に知っておくべきこと

WiMAXを解約するには契約しているプロバイダに連絡して、専用の解約手続きをする必要があります。電話や会員ページから適切に手続きしないと解約ができません。

また、プロバイダによって契約期間や違約金が設定されているので、利用しているプランや利用期間に応じて、違約金や端末代を負担しながら解約する必要があります。

契約期間があるプランで途中解約の場合は解約違約金がかかる

2022年の6月以前にWiMAXを契約した場合は、月額料金が安い代わりに契約期間のあるプランを利用している可能性が高いです。

契約期間が決められているプランは更新月以外に解約すると違約金がかかります。違約金の相場は10,000～20,000円程度です。

そのため、2022年6月以前からWiMAXを利用している人は、更新月や利用期間を確認してから解約するのをおすすめします。更新月なら違約金で余計な支払いを避けられるからです。

2022年7月以降の契約なら違約金が安い

	契約期間	違約金
GMO WiMAX	2年 ※実質契約期間なし	0円
ZEUS WiMAX	3年	3,784円
Broad WiMAX	2年	4,818円
カシモ WiMAX	なし	0円
Vision WiMAX	2年	3,872円
BIGLOBE WiMAX	なし	0円
UQ WiMAX	なし	0円

2022年の7月以降にWiMAXを契約した場合は、違約金を強く意識する必要はありません。現在は違約金がかかっても月額料金と同程度だったり、そもそも契約期間がないプロバイダも多いです。

2022年7月から改正された電気通信事業法が施行されて、高額な違約金を設定できなくなったことに起因します。

これからWiMAXを契約する人も、違約金を気にすることなく気軽に契約ができます。

端末の残債がある場合は一括で支払う必要がある

WiMAXは契約時に端末購入が必要なプロバイダが多いです。分割払いで端末を購入していると、解約時に残っている端末代金を一括で支払う必要があります。

主要なプロバイダの端末代の相場は21,780円です。早期解約の場合は20,000円前後の高額な支払いになることもありえます。

契約期間のないプランでも端末代を支払い終える前に解約する場合は、違約金と似たような形で残債が請求されます。そのため、短期間の解約はおすすめしません。

WiMAX各社の解約連絡先と当月解約の締切日

主要なWiMAX各社の解約方法と当月解約の締切日をまとめました。解約連絡先から手続きができるのでよろしければ活用してください。

電話やマイページなどプロバイダによって手続きの方法が異なります。マイページから手続きをする場合はログイン用のIDとパスワードを準備して手続きを始めましょう。

電話の場合はオペレーターに解約希望を伝えることで手続きに進みます。お客様情報の確認や解約理由のアンケートに時間がかかる場合もあるので、余裕を持って連絡するのが得策です。

解約締切日は、手続きをした月の月末で解約できる日付です。早いところでは20日までに手続きをしないと当月解約扱いになりません。遅れると翌月の料金もかかるので解約の際は早めに連絡しましょう。

違約金なしでWiMAXを解約する方法

契約更新月に解約する

契約期間のあるプランの場合は更新月に解約すれば違約金なしで解約可能です。

2年自動更新タイプなら、利用開始から24～25ヶ月目が更新月に設定されていることが多いです。

注意点として、プロバイダごとに契約更新月の算出方法は異なります。初月を含めるのか含めないのか、更新月の長さなど、勘違いしているとタイミングを逃してしまいます。

解約を検討しているなら、契約更新前の早い段階で更新月を確認しておくようにしましょう。

契約更新月の確認方法

契約更新月は毎月発行される利用明細の他、プロバイダのマイページや電話で問い合わせることで確認できます。

わからない場合は契約しているプロバイダのカスタマーセンターに連絡するのが確実です。家電量販店で契約していた場合は、購入した店舗でも対応してもらえる可能性があります。

最低利用期間プランは一定期間経過後ならいつでも解約可能

自動更新で契約期間が勝手に更新されていくプランの他に、最低利用期間タイプなら一定期間経過後は違約金なしで解約可能です。

例えば、最低利用期間が24ヶ月で設定されているプランなら、24ヶ月経過した後は25ヶ月目以降のどのタイミングでも違約金なしで解約できます。

違約金負担キャンペーンがある回線に乗り換える

タイミングを選ばずに負担なく解約したい場合は違約金負担キャンペーンを開催している回線に乗り換えましょう。

一定の条件を満たした場合に、乗り換え元の解約にかかった費用を補償してくれる特典です。

違約金はもちろん、端末の残債も補償してくれるため、解約の負担を少なくできます。

違約金負担キャンペーンを実施しているおすすめ回線

	補償上限	キャッシュバックの併用
ドコモ光(光回線)	15,000円	○
auひかり(光回線)	最大30,000円	○
ソフトバンク光(光回線)	最大100,000円	○
GMOとくとくBB光(光回線)	最大127,000円	×
GMO WiMAX(WiMAX)	40,000円	◯

違約金負担キャンペーンを実施しているおすすめ回線は上記の通りです。光回線のほうが違約金負担キャンペーンは充実しています。

ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光は通常のキャッシュバックに加えて、違約金の補償を受けられます。

GMOとくとくBB WiMAXは数少ない違約金を補償してくれるWiMAXです。光回線以外で違約金負担キャンペーンを受けたい人におすすめの回線です。

高額キャッシュバックを実施している回線に乗り換える

違約金負担キャンペーンの他に高額なキャッシュバックを実施している回線に乗り換えることで、違約金の負担を軽減できます。

光回線やWiMAXのようなネットの回線契約はキャッシュバックを受け取れることが多いです。中でも違約金を相殺した上で手元に現金が残る回線を選ぶのがおすすめです。

とはいえ、高額過ぎるキャッシュバックは、オプションなどの条件が設定されていて実際には支払い額が多くなることもあります。キャッシュバックの条件も加味して選ぶのが重要です。

当サイトの別の記事でおすすめキャッシュバックキャンペーンについてまとめているので、ぜひそちらも参考にしてください。

プロバイダのサービスで違約金がかからない回線に乗り換える

一部のプロバイダでは、自社で取り扱いのある光回線に違約金なしで乗り換えられるサービスを提供しています。

例えば、GMOとくとくBB WiMAXは専用のページから自社の回線に乗り換えで、違約金が完全に免除されます。

プロバイダによってはさらにキャッシュバックがもらえることもあります。利用中のプロバイダに乗り換えサポートがあるか確認しておくと、お得に乗り換えできるかもしれません。

以下は乗り換えサポートがあるプロバイダの一例です。利用中のプロバイダがある場合は確認してみましょう。

WiMAXから乗り換えにおすすめのネット回線

スマホキャリアに合わせた光回線に乗り換えるのがお得

光回線に乗り換えるなら、スマホのセット割に対応した光回線に乗り換えるのがおすすめです。セット割対応の光回線なら毎月の料金が安くなり通信費を節約できます。

また、光回線はWiMAXよりも回線速度が高速で、安定した通信ができます。安定したネット回線を求めるならWiMAXよりも光回線を契約するほうが得策です。

ドコモユーザーはドコモ光がおすすめ

ドコモのスマホを使っている人はドコモ光がセット割対象の光回線です。毎月のスマホ代が最大1,100円安く利用できます。

また、ドコモ光は窓口をきちんと選べば高額なキャッシュバックを受け取れます。最もおすすめな窓口はGMOとくとくBBです。

無条件で51,000円のキャッシュバックが受け取れるうえ、乗り換えならさらに15,000円キャッシュバックが上乗せされます。

GMOとくとくBBはこちら

au・UQモバイルユーザーはauひかりがおすすめ

auのスマホを使っている人はauひかりがセット割対象の光回線です。毎月のスマホ代が最大1,100円安く利用できます。また、UQモバイルユーザーも安く利用できます。

最もおすすめの窓口はGMOとくとくBBで、最大94,000円のキャッシュバックが受け取れます。さらに、解約費用補償キャンペーンもあり、30,000円まで解約費の負担を抑えられます。

auひかりは独自回線ということもあり、他の光回線よりも回線速度が優秀なことが特徴です。一方で、戸建ては全国対応ではなく、一部エリアで利用できないのが欠点です。

GMOとくとくBBの窓口はこちら

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはソフトバンク光がおすすめ

ソフトバンクのスマホを使っている人はソフトバンク光がセット割対象の光回線です。毎月のスマホ代が最大1,100円安く利用できます。

乗り換えにかかる費用を最大10万円まで補償してくれるキャンペーンを実施しているため、解約費用が高額な人にもおすすめです。

ソフトバンク光の最もおすすめな窓口はGMOとくとくBBです。最大50,000円のキャッシュバックが受け取れ、最短翌月に還元されます。

GMOとくとくBBの窓口はこちら

格安SIMユーザーならGMOとくとくBB光がおすすめ

格安SIMユーザーはセット割が適用されなくても安い光回線を選ぶのが得策です。最もおすすめなのはGMOとくとくBB光です。

他光回線と比較して月額料金が安く、さらに期間限定で乗り換え補償キャンペーンを実施しています。

さらに、光回線を新規で開通する場合でも初期費用を抑えて始められます。新規工事費が無料になる特典や、高性能ルーターの無料レンタルなど、充実したキャンペーンが特徴です。

GMOとくとくBB光の公式サイト

GMOとくとくBB WiMAXは違約金補償キャンペーンを開催中

WiMAX同士で乗り換えるなら、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。違約金補償キャンペーンで最大40,000円のキャッシュバックが受けられます。

通常の15,000円キャッシュバックと併用可能で、単純に違約金の負担をなくせます。WiMAXで最も高額な違約金特典です。

GMOWiMAXの窓口はこちら

WiMAXを解約する前の注意点

キャッシュバックが取り消しになる可能性がある

キャッシュバックを受け取る前はもちろん、受け取った後でも早期解約の場合は、権利の取り消しや返金を要求される可能性があります。

たとえばBIGLOBE WiMAXは、サービス開始月に解約した場合はキャッシュバックキャンペーン対象外になると記述があります。

キャッシュバック特典を取り消されたくない人は、解約前に最低利用条件について確認するようにしましょう。

端末代の割引特典は無効になる

端末代の割引適用中に解約をすると、割引特典が無効になります。本来負担する必要がなかった端末代でも支払いが発生してしまいます。

例えばカシモ WiMAXは、キャンペーンで、毎月の支払いに端末の分割料金と同額の割引が適用されています。途中解約すると割引が受けられなくなり、端末の残債を一括請求されます。

早い段階で解約した場合、10,000円を超える残債を請求される可能性もあります。大きな負担になるため、解約前に残債がいくらなのか把握しておくようにしましょう。

早めに解約手続きをしないと翌月の解約になる

解約手続きは早めに済ませないと翌月分の料金が発生してしまう可能性があります。

プロバイダごとに当月解約の締切日が設定されていて、その日を過ぎると翌月分の料金が丸々かかってしまいます。

利用していた日数分の料金だけで済む「日割り計算」方式を採用しているプロバイダはほとんどありません。

当月解約の締切日一覧

	締切日
GMO WiMAX	20日
ZEUS WiMAX	25日
Broad WiMAX	25日
カシモ WiMAX	20日
Vision WiMAX	当月解約不可 (手続きをした翌月末)
BIGLOBE WiMAX	25日
UQ WiMAX	不明

上表は各プロバイダの当月解約の締切日をまとめたものです。締切日までに解約手続きを済ませると、その月に解約手続きが可能です。

逆に翌月いっぱいは利用したい場合は、この日より後に手続きすると契約を継続できます。

WiMAXの解約に関するよくある質問

光回線	おすすめ理由
ドコモ光	ドコモユーザーにとって最安の光回線 無条件で51,000円還元(当サイト限定) ドコモのセット割に唯一対応している 開通までモバイルWiFiが無料で使える4/21まで限定キャンペーン実施中11月30日まで限定キャンペーン実施中 一番お得なキャンペーン窓口
ソフトバンク光	ソフトバンクなら最安クラスの光回線 最大50,000円キャッシュバック 高性能WiFiルーターが必ずもらえる 他社の乗り換え費用を10万円まで還元 一番お得なキャンペーン窓口
auひかり	auユーザーなら最安クラスの光回線 最大94,000円キャッシュバック 独自回線なので通信品質がとても良い 4/21まで限定キャンペーン実施中一番お得なキャンペーン窓口
とくとくBB光	格安スマホなら最安クラスの光回線 月額基本料が相場より約1,000円安い 高性能WiFiルーターが無料レンタル可能 最大127,000円還元(4/30まで) 一番お得なキャンペーン窓口

光回線を契約するなら使っているスマホキャリアに合わせて選ぶのがおすすめです。

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