仲介手数料を値切る方法!値引き交渉のタイミングとコツを大公開【賃貸】

最終更新日:2021年10月19日
仲介手数料 値切るのアイキャッチ


賃貸の仲介手数料を値切れるの?そもそも仲介手数料とは?という疑問を解説します!なぜ仲介手数料が必要なのか、不動産屋が交渉に応じるケースも説明します。

また、交渉するときの注意点や、仲介手数料の他にも初期費用を抑える方法を紹介します!

値切るのに最適なタイミングやコツも、売買の仲介手数料についても詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

この記事は、不動産屋「家AGENT」池袋店の阿部さんにも内容を監修してもらいました。

阿部さん

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

仲介手数料は交渉次第で値切れる

仲介手数料は交渉次第で値切れます。法律により上限金額は決められていますが、下限は決まっていないからです。

不動産屋は本来、貸主と借主の両方に仲介手数料を半分ずつ請求できます。

昭和45年建設省告示第1552号に定めがある通り、承諾がない場合は片方に「家賃0.5ヶ月分+消費税」までしか請求できません。

しかし、実際は借主が全額支払っているケースが多いです。貸主が仲介手数料を負担する募集が少なく、半額の報酬のみでは不動産屋の採算がとれないからです。

そもそも仲介手数料とは

仲介手数料とは、賃貸契約や不動産の売買の仲介に入ってくれた不動産屋に報酬として支払うお金のことです。

不動産に関する取引は、物件探しや書類の作成など、自分でおこなうには複雑で手間がかかる手続きが多いです。そういった手続きを代行してくれた報酬として支払います。

賃貸契約の場合、仲介手数料の相場は「家賃1ヶ月分+税」です。上限金額が「家賃1ヶ月分+税」と決められているので、これ以上高くなることはありません。

ちなみに、仲介手数料は成功報酬です。契約に至らなかった場合は発生しないので安心してください。

▶仲介手数料とは?の詳しい解説はこちら

売買でも仲介手数料はかかる

仲介手数料は賃貸契約だけでなく、土地や戸建てなどの不動産売買でも発生します。売買の場合は、家賃ではなく売買価格によって計算されます。

計算方法と上限金額は以下の通りです。

売買契約の場合の上限
200万円以下の部分
⇒対象金額✕5%+税
200万円を超えて400万円以下の部分
⇒対象金額✕4%+税
400万円を超える部分
⇒対象金額✕3%+税
※売主・買主どちらも仲介すると両方に請求できる

売買の仲介手数料は速算式があり、400万円を超える物件なら「対象金額の3%+6万円+税」で簡単に計算できます。「対象金額」の部分は、税抜きの売買価格が入ります。

以下で、売買における仲介手数料の上限額をまとめたので参考にしてください。

売買価格(税抜) 仲介手数料の上限(税込)
200万円 110,000円
400万円 198,000円
600万円 264,000円
800万円 330,000円
1,000万円 396,000円
1,500万円 561,000円
2,000万円 726,000円

ちなみに売買は、買うときだけでなく売るときにも仲介手数料が発生します。

仲介手数料を値切れるケース

仲介手数料は不動産屋の主な収入源のため、簡単に値下げはできません。ただし、以下の3つのケースでは、不動産屋が交渉に応じてくれる可能性があります。

・仲介手数料の他にも売上があるとき
・利益が少なくなっても契約を結びたいとき
・人気がない物件に入居してもらいたいとき

仲介手数料の他にも売上があるとき

仲介手数料以外に売上があるときは、採算がとれる範囲で値引きしてくれます。例えば、貸主からの仲介手数料や、ADと呼ばれる広告料が出る募集などです。

貸主が報酬を出す物件かどうかは、不動産屋にしか確認できないことが多いです。

値引きができる物件を探してほしいと伝えれば絞って探してくれますが、普通に探すよりも選べる物件は少なくなるので注意しましょう。

利益が少なくなっても契約を結びたいとき

後少しの金額で売上目標に届くときなど、不動産屋が採算がとれなくても話を進めたい場合は値切り交渉に応じてくれることがあります。

月末は、ノルマ達成のために交渉に力を入れている営業マンが多いので狙い目です。

人気がない物件に入居してもらいたいとき

駅から遠くて不便な物件や、空室期間が長く人気がない物件は、入居してもらうために仲介手数料の交渉に応じてくれることがあります。

仲介手数料を負担してでも、継続した家賃収入がほしいと考える大家さんが多いからです。

最初から仲介手数料が0円の場合もある

値切らなくても最初から仲介手数料が0円のケースもあります。

例えば、不動産屋が大家さんを兼ねる「自社物件」や、管理を任されている「管理物件」です。自社物件は家賃収入がメインで、管理物件には管理業務の売上があるためです。

ただし、自社物件や管理物件をメインに扱っている不動産屋だと紹介してもらえる物件が偏る可能性が高いです。

自社物件に入居してもらうために、他の物件は紹介しない営業マンもいるからです。

仲介の不動産屋なら、中立な立場で、幅広い選択肢の中からお部屋を紹介してくれます。

仲介手数料を値切る5つのコツ

仲介手数料を値切るコツを5つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

①仲介手数料が最初から安い不動産屋を選ぶ
②申込書を書くタイミングで交渉する
③契約する意思があることを伝える
④他社の見積もりと比較する
⑤予算が少ないことを素直に言う

①仲介手数料が最初から安い不動産屋を選ぶ

仲介手数料の安さがセールスポイントの店舗なら、交渉しなくても費用が抑えられます。

また、安くできるのは、仲介手数料の他に売上がある証拠です。借り手がつかない物件や、貸主からの報酬が大きい物件は、無料にしてもらえる場合もあります。

大手不動産屋の基本的な仲介手数料を、以下にまとめたので紹介します。

仲介手数料
レオパレス 無料
エイブル 家賃0.5ヶ月分+税
mini mini(ミニミニ) 家賃0.5ヶ月分+税
アパマンショップ 家賃1ヶ月分+税
いい部屋ネット 家賃1ヶ月分+税
ピタットハウス 家賃1ヶ月分+税
ホームメイト 家賃1ヶ月分+税
シャーメゾンショップ 家賃1ヶ月分+税

基本的に、無料~半額にできるのは自社物件か管理物件です。

仲介手数料の安さが売りの会社でも、お部屋によっては家賃1ヶ月分+消費税が必要なので注意しましょう。

②申込書を書くタイミングで交渉する

値切るなら「申込書を書くとき」が良いです。お部屋探しの段階で交渉しても「予算を下げましょう」と言われて、希望と違うお部屋を紹介されてしまいます。

ただし、申込書をすべて書いた後は交渉できません。申し込み後は、仲介手数料の金額などに同意したとみなされます。

不動産屋からの説明が足りなければ、自分からも確認しましょう。後から「聞いていない」と言っても、応じてもらえないケースが多です。

③契約する意思があることを伝える

契約の意思がある人のイラスト

「仲介手数料が割引きなら契約する」と、契約する意思を伝えましょう。値引いてでも契約を優先させたいときは、交渉が通る可能性が高いです。

値引いてもらえなければ、金額に納得して申し込むかどうか、その場で判断しましょう。契約直前に話を蒸し返して、トラブルになることが多いからです。

ちなみに、入居するつもりもないのに値引き交渉するのはマナー違反です。本当に入居したい物件のみ交渉するようにしてください。

④他社の見積もりと比較する

他の不動産屋で同じお部屋の見積もりを出してもらっておくと、金額を比較できるので交渉しやすいです。

「あっちの手数料のほうが安いけど、こちらで契約したい」「見積もりを比較して1番安いところで決めたい」と伝えれば、値引きしてくれる可能性が高くなります。

また「A社は手数料割引のキャンペーンをしていた」「B社の手数料は家賃0.5ヶ月分だった」などの情報を伝えてみるのも手です。

⑤予算が少ないことを素直に言う

予算がない人
見積もりの金額が高いと感じたら、素直に伝えましょう。「思ったより高かったので、お金が少し足りないです」と相談すれば、仲介手数料で調整してくれる可能性があります。

不動産屋が「何とかしてあげたい」と思えば、採算のとれるギリギリまでは値引いてくれることがあります。利益が出ない場合は、対応を断られるのが普通です。

交渉が成功しやすいのは4~8月の閑散期

値引き交渉が成功しやすいのは4~8月の閑散期です。引っ越しする人が少なく、貸す側も早く入居者を決めたいと思っているからです。

大家さんも、入居者を決めるために広告料を増やすなどの対策をします。閑散期は募集自体が少ないですが、交渉には適しています。

ただし、ゴールデンウィークやお盆などの長期休暇中は値切り交渉がしにくいので注意してください。不動産屋や管理会社が休んでいることが多いからです。

他にも、鍵がスケジュール通りに受け取れないなどのトラブルも起きやすいです。

1~3月の繁忙期は交渉が通りにくい

引っ越しシーズンの1~3月の繁忙期は、交渉が通らないことがほとんどです。交渉に応じなくても入居希望者が、すぐに見つかるからです。

1~3月はお部屋を探している人が多く、不動産屋は特に何もしなくても申し込みが入ります。一番の稼ぎ時なので、仲介手数料の値切りは嫌がられます。

交渉しすぎると、対応を後回しにされたり断られたりするので、気を付けましょう。

対面での交渉に抵抗がある人におすすめの方法

対面で値引き交渉するのに抵抗がある人は、チャットやLINEでやり取りするネット上の不動産「イエプラ」がおすすめです。

「このお部屋に住みたいんですが、初期費用を値引きしてもらえますか?」など希望を送るだけで、プロのスタッフが交渉や相談に乗ってくれます。

全国の賃貸情報の8割が集約されている業者専用のデータベース「ATBB」を使って物件を探すので、紹介してくれる物件の幅も広いです。

仲介手数料以外の初期費用の交渉経験が豊富なので、費用を抑えたい人は是非使ってみてください。

イエプラボタンバナー

仲介手数料を値引き交渉する際の注意点

値引き交渉するときの注意点を4つ紹介します。ポイントを抑えれば交渉がうまくいく可能性が上がるので、是非参考にしてください。

・高圧的な態度をとらない
・具体的な金額を明示する
・値下げしてくれたら必ず入居する意思を伝える
・引き際を見極める

高圧的な態度をとらない

不動産屋に高圧的な態度をとると、対応を断られます。大家さんや管理会社に、常識のない人を紹介できないからです。

交渉するなら「仲介手数料を◯円ほど値引きしてもらえませんか」のように丁寧にお願いしてみましょう。

仲介手数料は不動産屋の主な収入源で、値引きはダメージが大きいです。利益を減らしてでも「お客様のためなら」と思ってもらえるように話しましょう。

具体的な金額を明示する

いくら下げたら契約できるのか、具体的な金額を伝えましょう。いきなり無料にしてと言ったり、下げたあとに追加で交渉したりするのは、かなり嫌がられます。

「○○円ほど予算オーバーなので安くできませんか?」という伝え方が良いです。どのくらい値引けば良いかわかれば、不動産屋が会社内で検討しやすいからです。

値下げしてくれたら必ず入居する意思を伝える

「仲介手数料を安くしてくれたら絶対に契約します!」という意思を伝えるべきです。

不動産屋は契約しそうにないお客さんの交渉には乗ってくれません。頑張って交渉したのに契約してもらえなかったら、手間や時間が無駄になってしまうからです。

引き際を見極める

不動産屋にどの程度まで交渉して良いのかは、ケースバイケースです。担当者の反応の強さを見ながら判断しましょう。

交渉した途端に嫌な顔をされたり、門前払いされたりすることはありません。コツを押さえて値引き交渉にチャレンジしてみてください。

マル秘イエプラバナー

仲介手数料以外で初期費用を抑える方法

仲介手数料を値引いてもらえなかった、交渉が苦手という人は、以下の方法で初期費用を抑えましょう。

・敷金や礼金がないお部屋を選ぶ
・不動産屋のキャンペーンを狙う
・フリーレント付き物件を選ぶ
・家賃が安いお部屋を選ぶ
・連帯保証人のみで契約できるお部屋を選ぶ

敷金や礼金がないお部屋を選ぶ

敷金礼金がない「ゼロゼロ物件」は、初期費用をかなり抑えられます。例えば家賃が8万円だと、敷金礼金が1ヶ月ずつのお部屋より「16万円」も安いです。

ゼロゼロ物件がなければ、敷金1ヶ月・礼金なしのお部屋をおすすめします。敷金は退去時のお部屋の修繕に充てられるので、1ヶ月分払っても損はしません。

不動産屋のキャンペーンを狙う

キャンペーンの広告

仲介手数料は「半額キャンペーン」「無料キャンペーン」などで、安く募集している場合があります。

ただし、虫駆除サービスなど他の費用で採算をとっている可能性があります。余計な費用があれば、外せないか不動産屋に確認しましょう。

フリーレント付き物件を選ぶ

フリーレントとは、大家さんが決めた一定期間の家賃が無料になることです。無料になる期間は、0.5~1ヶ月が相場です。

1ヶ月フリーレントなら、仲介手数料無料と同じくらい初期費用を抑えられます。

基本的にフリーレントは「短期解約違約金」とセットなので注意しましょう。退去が早いと違約金がとられる仕組みで、1年未満で解約する場合に家賃1ヶ月分が相場です。

ちなみに、フリーレントが付いていなくても交渉で付けてくれることもあるので相談してみてください。

家賃が安いお部屋を選ぶ

初期費用の相場は、敷金礼金や仲介手数料の合計で「家賃4.5~5ヶ月分」です。

家賃をもとに計算する費用が多いので、家賃を下げれば自然と初期費用も抑えられます。

予算が厳しい場合は、仲介手数料を値切る前に、予算に収まるように探し直してもらうのも手です。

連帯保証人のみで契約できるお部屋を選ぶ

連帯保証人を立てることで、家賃保証会社を使わなくて良いお部屋もあります。

保証会社の利用料は家賃の0.5~1ヶ月分が相場です。保証会社を利用しない物件なら、利用料分だけ初期費用を抑えられます。

ただし、連帯保証人のみで契約できる物件は少ないです。選べるお部屋が限られてしまうので注意してください。

▶保証会社が必須のお部屋の説明はこちら

初期費用はトータルで考えるべき

初期費用は、仲介手数料だけにこだわらずに、トータルで考えたほうが良いです。仲介手数料だけ安くても、合計で損をしている場合があるからです。

以下で家賃8万円のお部屋を借りるときの初期費用を「仲介手数料半額で敷金礼金1ヶ月分」と「仲介手数料1ヶ月分と敷金礼金なし」で比べてみました。

仲介手数料半額・敷金礼金1ヶ月 仲介手数料1ヶ月・敷金礼金なし
敷金 80,000円 0円
礼金 80,000円 0円
前家賃
(翌月家賃)
80,000円 80,000円
日割り家賃
(半月分)
40,000円 40,000円
仲介手数料 44,000円 88,000円
火災保険料 16,000円 16,000円
鍵交換費用 22,000円 22,000円
保証会社利用料 40,000円 40,000円
害虫駆除サービス 16,500円 0円
24時間
サポート費用
16,500円 0円
退去時
クリーニング費用
0円 40,000円
初期費用合計 435,000円 326,000円

仲介手数料が半額だとしても、害虫駆除サービスなどのオプションが必須でトータルで見てみると費用が安くなっていないというケースがあります。

反対に仲介手数料が1ヶ月分かかっても、敷金礼金なしの物件や、オプションが外せる物件の方が安く済むこともあります。

見積もりを比べてみると、仲介手数料が満額でもトータルで10.9万円も安くなりました。オプション費用が必須で外せなくても、7.6万円安いです。

同じ家賃でも、条件が変わるだけで差が出ます。仲介手数料の交渉も大切ですが、お部屋選びで工夫すると簡単に費用を抑えられます。

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

わざわざ不動産屋に行かなくても「イエプラ」なら、ちょっとした空き時間にチャットで希望を伝えるだけでお部屋を探せます!

SUUMOやHOMESで見つからない未公開物件も紹介してくれますし、不動産業者だけが有料で使える更新が早い物件情報サイトを、みなさんが無料で見れるように手配してくれます!

遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです!

イエプラボタンバナー

部屋探しのお役立ち情報の記事

  • 一番お得なキャンペーン窓口

    ドコモスマホならスマホ料金も安くなる!GMOとくとくBBからの申し込みが一番お得!

    auスマホならスマホ料金も安くなる!GMOとくとくBBからの申し込みが一番お得!!

    ソフトバンクやワイモバイルのスマホ料金が安くなる!エヌズカンパニーからの申し込みが一番お得!

    人気の光回線6選
    人気の光回線6選

    光回線ごとの記事一覧