
「アパマンショップの退去手続き方法は?」
「退去費用の相場はいくらくらい?」
アパマンショップは取り扱い物件数が豊富です。有名アイドルを起用したCMも流れており入居者が非常に多いことでも知られています。
しかし、アパマンショップの物件に住んだのが初めてで退去連絡の仕方がわからない、退去費用の相場がわからなくてトラブルが起きるかもと不安になる人もいます…。
そこで当記事では、アパマンショップの退去手続きの流れや退去費用の相場を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
アパマンショップの退去手続きの流れ
アパマンショップの退去手続きは、以下の4ステップに沿っておこないます。
②退去の立会い希望時間を調整
③公共料金などの清算・移転手続き
④退去当日の立会い・鍵などの返却
以下で、それぞれのステップを詳しく解説していきます。
①解約期日前までに解約申込をする
アパマンショップの解約申込は、電話かWeb上からの専用フォームで申し込みできます。
その際、物件名・号室・退去予定日・解約理由など細かい情報を聞かれるので、面倒な人はwebからの解約申込がおすすめです。
アパマンショップでは、原則として契約者ご本人からの申し込みしか受け付けていないので、契約者と入居者が違う場合は注意してください。
②退去の立会い希望時間を調整
解約申込後は、アパマンショップもしくは指定の委託会社で退去日と立会い希望時間の調整をおこないます。立会いは、基本的に平日しか受け付けてくれません。
また、退去者が重なる1月~3月は、退去日から数日後に立会いが設定されることがあります。
③公共料金などの清算・移転手続き
電気・ガス・水道などライフラインは、自分で解約手続きを行わなくてはいけません。
ガスは最後に立会いをしなくてはいけませんが、電気や水道はネット上ですぐに解約できるので、退去日の5日前くらいまでに手続きをしておくとラクです。
火災保険に加入している人は、保険の解約手続きも自分でしなければいけません。火災保険会社がわからない場合は、アパマンショップに契約時に申し込みした保険会社を確認しましょう。
そのほか、電話・インターネット・郵便物・保険などの住所変更や解約手続きも忘れずにしてください。
④退去当日の立会い・鍵などの返却
退去日当日は、アパマンショップのスタッフもしくは委託会社のスタッフが来るので、一緒に部屋に汚損がないかチェックしてください。
立会い時に、修繕ヶ所を指摘されますが、納得がいかない場合はその場で交渉しておきましょう。その後は、お部屋の鍵やエアコンのリモコン、各種取扱説明書などを返却して完了です。
退去費用については、約1~2か月後に「解約精算明細書」が郵送されてくるので、納得がいく場合はサインをして精算してください。
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アパマンショップの退去費用の相場や詳細解説
アパマンショップの退去費用は、お部屋ごとに違うため公式サイトにも費用例が掲載されていません。そのため、実際に退去費用が高いのかは不明です。
下記に、修繕費が発生しやすい箇所の目安金額をまとめてみたので、あくまで参考程度にし、おおよその費用を計算してみてください。
修繕費用 | |
---|---|
壁紙の張り替え/㎡ | 750~900円 |
ふすまの張り替え/1枚 | 3,000~4,500円 |
トイレの水垢・カビの清掃 | 5,000~8,000円 |
床材についた汚れ/1ヶ所 | 10,000円 |
サッシのカビの清掃/1ヶ所 | 10,000~20,000円 |
浴室の水垢・カビの清掃 | 10,000〜20,000円 |
キッチンの油汚れの清掃 | 15,000〜25,000円 |
床材の張り替え/1枚 | 8,000~10,000円 |
壁の下地ボードの取り替え | 25,000~60,000円 |
壁紙の張り替え(全面/6畳) | 30,000~40,000円 |
柱の修繕 | 10,000~40,000円 |
カーペットの張り替え | 40,000~60,000円 |
フローリングの張り替え | 80,000~120,000円 |
また、原状回復費用とは別に、ハウスクリーニング代が請求されることが多いです。
一人暮らし向けのワンルーム・1K・1DKの場合、ハウスクリーニング代は約30,000円~約40,000円ほどかかります。
ほかに、消臭代を別途請求されることがありますが、アパマンショップは入居時の消臭も必須としています。
そのため、納得がいかない場合は「入居時と退去時の両方で消臭代を取るうえ、次の入居者も入る前に消臭代請求しますよね?2重徴収になりませんか?」と聞いてみてください。
6年以上住み続けた場合は経年劣化で減額の可能性あり
経年劣化とは「普通に暮らしていれば自然とできるキズや汚れ」のことで、修繕費用を入居者ではなく大家さんや管理会社が負担することになっています。
6年以上住み続けると、経年劣化によって壁紙などの価値がほとんど0円まで下がるので、入居者が負担する割合が減ります。
経年劣化に当てはまるキズや汚れは以下のような箇所です。入居者の不注意でできたキズや汚れは、退去費用として請求されます。
・冷蔵庫、TVによる壁の電気ヤケ
・ポスター、カレンダーなどの跡
・画びょう、ピンの穴
・エアコン設置によるビス穴、跡
・自然災害によるガラスの損傷
・耐用年数経過による設備品の故障
・破損や紛失以外の鍵の取り替え
・畳の表替え、裏返し
・フローリングのワックスがけ
・網戸の張り替え
・エアコンの内部洗浄
・台所、トイレの消毒など
退去費用の見積もりで高いと感じた場合は、国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」をネットで調べ、経年劣化に当てはまるか確認しましょう。
納得がいかない場合は、退去書類にサインをする前に不動産屋に相談するべきです。
アパマンショップは退去費用の分割はできない
アパマンショップの場合、退去費用をクレジットカードで支払えないので、カードサービスの「あとから分割」を利用できません。そのため、現金で一括払いするしかないです。
どうしても支払期日までにお金を用意できないという人は、すぐにアパマンショップに相談してみましょう。
期日を伸ばしてくれたり、特例として現金での分割払いに対応してくれる場合があります。
もし、連絡もなしに期日を過ぎた場合は、不動産屋から催促の連絡が入ります。催促に応じなければ家庭裁判所経由で通告書が届き、通告書にも応じなければ、裁判所に出廷になります。
アパマンショップの退去に関するネットの反応
アパマンショップの退去に関するネット上の反応は、入居前に清掃代取られるのに退去時にも清掃代3万円は高い!という声が多かったです。
アパマンショップの退去費用については、札幌の消臭スプレー事件後からずっと清掃代についての疑問がネット上に飛び交っています。
以下、Twitterで「アパマン 退去」「アパマンショップ 退去」と検索して出てきた口コミを紹介します。
アパマン全然役たたんやん(-.-#)
フローリング張り替えに15万とかふざけすぎやろ(`Д´)— ちゅんちゅん (@atsuh1me) 2012年12月28日
アパートを出る際の立ち会いは本当に注意しといたほうがいい
アパマンとかエイブルなどの社員が来て立ち会いするけど、どんどん調子に乗って退去金を増やしてきやがる
俺ん時は日本ハウスやったけど、、理不尽すぎる事を言うから消費者センターに相談するって言うたら折れてくれた!— たなせん@yzf-r25 (@yzfr2561288454) 2019年3月12日
それは酷い話ですね!
私もアパマンでクリーニングしてない物件に入居させられて、退去時はクリーニング代を3万以上取る契約だったのでもめました。
クリーニングも、きちんと収入がある保証人がいるのに母子家庭だからと因縁つけて高い保証会社代を払わされました。— REN 白猫と眺めた月 (@_REN__) 2018年12月21日
アパマンで想い出したが、今のアパート出る際、清掃費として3万取られ、次のアパート入居時には清掃費1万5千払えば清掃する。と言われた。もしかして、『清掃費の2重取り』は業界の慣習化されてないですか。退去時の『畳変え費用』も。
— 徳田新之助 Tokuda (@mars_attacker) 2018年12月19日
アパマン話題だけど、賃貸仲介業者ってそこそこ悪どい事やってたりするよね
以前住んでた所を退去する時に業者に「ウチでは原状回復費用として一律9万(だったかな?)頂いてますんで!」と言われてたまげたことあるまあ「ここ公社物件ですけどね!見積もり送ってね!」ですんなり引き下がったけど
— やんまー (@yam_gbf) 2018年12月19日
退去時のトラブル事例と解決策
アパマンショップの退去費用をめぐって実際に起きたトラブル例と、対処方法を紹介します。
国民生活センターによると、アパマンショップの物件かどうかに関わらず、原状回復をめぐるトラブルは2018年度で12,489件も発生しています。
原状回復費をめぐるトラブルは、管理会社や賃貸物件に関わらず起きやすいので、以下の事例と解決策を読んで適切な対応を取りましょう。

アパマンショップに連絡し、すぐに退去費用の内訳が書かれた明細を送るよう伝えてください。その内容を確認し、納得がいった場合は支払う必要があります。
明らかに入居時に故意につけた傷以外は、入居時に支払った4.5万円で収まるので、納得がいかなかった場合は消費者センターに相談しましょう。

2年以内の退去で、お部屋の中が汚れておらずキレイなのであれば、お部屋のクリーニング代で済むので9万円は高すぎます。
アパマンショップのスタッフに「退去費用の内訳をください。納得がいかない場合は消費者センターに相談します」と伝えましょう。新しい見積書をくれるはずです。
もし、それでも退去費用9万円を支払えと言われた場合は、消費者センターや宅建協会支部などに相談して、妥当性を判断してもらいましょう。

ペットを飼っていた場合、動物の臭いを消すために消臭代は必須です。ただし、敷金2ヶ月分を超える退去費用は高いので、見積もりの隅々を確認しましょう。
少しでも不思議に思う項目があれば、支払いのサインをせずにアパマンショップに確認の電話を入れてください。
どうしても相談に応じてくれない場合は、消費者センターに相談した後、内容証明を利用してアパマンショップに連絡すべきです。
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